♯ヒコさん心の一曲−海風・灯台・蒼い空(南波照間雅彦)
♪梅雨開けの沖縄は 恐いものなしさ
あの光の便り 届いたら
満員電車乗ってられない
ネクタイなんて締めてられない
あるのは 海風・灯台・蒼い空
モクモクと 湧くよ 入道雲
・海風
今の会社に入社して二年目から東京勤務となりました。
仕事で、友人の結婚式でと、年に何回も沖縄に帰ってきました。
その時には、少し休暇をたして離島めぐりによく行きました。
与那国、波照間、西表、石垣、多良間、宮古、伊平屋、伊是名、津堅、
久米島、渡嘉敷‥‥それぞれの島の思い出が、よみがえってきます。
離島の浜辺や港にたたずみ、海風に吹かれるままにされている自分。
いつも海風は、都会でついたほこりや心のアカを吹き飛ばしてくれ
ました。
『これでまた東京で三ヶ月は頑張れる!』と自分に言い聞かせて、
帰りの飛行機に乗っていました。
♪梅雨開けの沖縄に 帰りたいのさ
あの海にジャンプ 飛び込んで
沖縄そばをツルツルと
グルクン唐揚げバリバリと
あるのは 海風・灯台・蒼い空
生ビール 次は 泡盛
・灯台
今の会社に入社した時の事務所は、那覇港が見渡せるビルの5階
でした。5階の窓から那覇港を見渡した時に一番先に目につくのは、
那覇港の入口に立つ赤い灯台でした。
夏雲の下、蒼い海にポツリと立つ赤い灯台は、昔の郵便ポストのよう
に光って(?)見えました。それはまるで『俺が港の入口を守っている
んだぞ!』と言いながら、体を赤く怒らしているようでした。
離島にも赤い灯台がよくあります。その下で昼寝をした時の事を詩に
したのが、「灯台の下で見た夢は」です。
♪梅雨開けの沖縄に 帰ってきました
渋い課長を 説き伏せて
海にポッカリ一日中
仲間とワイワイ毛遊び
あるのは 海風・灯台・蒼い空
こわばった 心 ほぐれてく
・蒼い空
ウージ畑(サトウキビ畑)の中のドライブ。
視界のすべてに広がる自分の背より高いウージ畑。心がウージの緑に
染まって行くのがわかります。
止めたバイクに寄りかかりながら、目に見えるのは、ウージの光る緑と
突き抜けるようにひろがる蒼い空の二色です。
私には「最高の風景」です。心が浄化されていくのが、わかります。
私は、ストレスがたまりやすい性格なので、月に1〜2回のウージ畑
ドライブは欠かせません。特に東風平(こちんだ)や具志川(ぐしかわ)は、
最高です。
♪ドライブ本島一回り
伊江島 渡嘉敷 久米島と
あるのは 海風・灯台・蒼い空
帰れない もう 楽しくて
(404-2005/10/01記)
*著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。