♯ヒコさん心の一曲−ニフェーデービル ウチナー(南波照間雅彦)


♪ウチナーの丘にのぼれば
 いつもピカピカに光る海見えるよ
 強い風が心つもったほこり
 吹き飛ばしてくれたよ
 ニフェーデービルウチナー

・中城(なかぐすく)の石垣に登り、中城湾
 そして その先の太平洋を眺望する僕です。
 石垣の一番先に立ち、強く押してくる風に体をたくします。
 体にこびりついた都会の疲れが、薄皮の様に剥がれて 
 吹き飛んでゆくのがわかります。
 ありがとう沖縄さん


♪ウチナーの町を歩けば
 ニコニコおばーが話しかけてくるよ
 とまどいながら答えるぎこちない笑顔で
 不思議なふれあいだよ
 ニフェーデービルウチナー

・孫に会いゆくおばーの袋は、沖縄そばでいっぱいです。
 なかなか来ないバス。バス停は、おばーと僕の二人だけ。
 「どこにね?」から始まった会話は、僕がまるで息子か
 何かように続きます。
 バスがやっと来ました。「持っていきなさい!」と三人分
 くらいの沖縄そばの麺をもらいました。
 ありがとう沖縄さん
 

♪ウチナーの唄を聞けば
 どこまでも人を愛する心伝わるよ
 「生きてりゃいいさ」軽く肩をたたく
 そんなあたたかさだよ
 ニフェーデービルウチナー

・知名 定男さんの歌う「すみなし節」に男の色気を感じます。
 −物思いにふける男に話しかける女。
 「何考えているの?話してちょうだいよ。」
 (『私といっしょにいる時は、私の事だけ考えてちょうだい!』)
 心の中で女は叫びます。

・沖縄民謡には、恋歌、情歌がたくさんあります。
 そして、名曲には必ず目に浮かぶ情景があります。
 そして、名曲には「生きてりゃいいさ」と軽く肩をたたくような
 あたたかさがあります。
 ありがとう沖縄さん


 (410-2005/11/12記)

 *著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
  機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。

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