♯ヒコさん心の一曲−オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ(ビートルズ)


・『オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ』 by ビートルズ
 「ビビディ・バビディー・ブー」  by ディズニー映画
 「ララルー・ララルー」      by ディズニー映画
 「アブラ・カタブラ」       by ディズニー映画(?)
 「ケ・セラ・セラ」        by ドリス・デイ
 「ビリ・ビリ・ビッケンブン」   by 歌「私はお医者さん」
 「アンドレ・カンドレ」      by 井上 陽水

・「おもしろい響き」だけど「意味はな〜い」のオンパレード。
 「歌を盛り上げたい!」、「神秘性(?)を持たせたい!」
 とアーティストの苦心作ばかりです。
 注1:「ビビディ・バビディー・ブー」「アブラ・カタブラ」
    オマジナイの言葉として登場しています。  
 注2:「ケ・セラ・セラ」は、「明日の事はわからない」とか
   「何とかなるさ」の意味で使われる場合がよくあります。

♪デズモンドは、市場の屋台売りで
 モリーは バンドの歌姫さ
 デズモンドは、「君の顔 素敵だね」というと
 モリーは 彼の手をとって歌いだした

 オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ
 人生は まだまだ続くのよ
 オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ
 人生は まだまだこれからよ

 ‥‥

 数年が立ち 二人はスイートホームを持った
 庭では 二人の子供がはしゃぎまわっている
 もちろんデズモンドとモリーの子供さ 

・ビルに突っ込む飛行機の映像を、今でも鮮明に思い出す
 アメリカの9・11同時多発テロ。その後、アメリカ国内での
 放送自粛歌名リストが発表されました。
 ジョン・レノン「イマジン」、サイモン&ガーファンクル
 「明日に架ける橋」そして、この『オブ・ラ・ディ、オブ・
 ラ・ダ』等、数十曲です。

・「放送自粛歌としての明日に架ける橋」を取り上げたテレビ
 番組で、アメリカの音楽関係者は、この曲の三番の歌詞
 「Sail on Sliver Girl」が、「ビルに突っ込む飛行機を思
 わせるからではないか?」と語っていました。
 当然、1960年代に作られたこの歌に、そんな意味やイメージ
 がある訳もありませんが「アメリカは、それほど神経過敏に
 なっていた」と、テレビ番組はアメリカを擁護していました。

・「なぜ『オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ』が、放送自粛歌に
 選ばれたのか?」は、その番組では語られてはいませんでした。
 この曲は、歌い方も含め、始めから終わりまで馬鹿馬鹿しい
 くらいハッピーです。曲全体に盛り込まれた笑い声等の効果音
 も、「ハッピーのそのもの」という感じです。
 皆目、私にも検討がつきませんが、「楽しすぎて 今の気分に
 アンアンマッチ」(?)だったからなのでしょうか?
 
・アメリカで発表されてから四半世紀〜半世紀近くたっている曲
 を「放送自粛歌」にするという事は⇒今でもよくこれらの曲が、
 放送されるという事を意味しています。つまり、当時大ヒット
 した上に、その後もずーっと聞き続けられている。
 これは、曲にとっても、アーティストにとっても、とても名誉
 な事であり、このリストには「発表以来、いろいろな意味で
 アメリカの人々の心を揺り動かしてきたという名曲の証」が、
 記されていたと、私は思いました。
 
 (519-2007/03/10記)

 *著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
  機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。

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