♯ヒコさん心の一曲−Let it be(ビートルズ)


・今まで何度も'Let it be'の事は書いてきました。
 −私の音楽遍歴(3)<初めて買ったシングル>
 −私の音楽遍歴(31)<僕を育ててくれた音楽(3)−ロック>

・なぜ私が'Let it be'にこだわるのか−その1
 −初めて買ったレコードである為。それは今までの受身の音楽体験
  から、積極的に自分の好む音楽を求めていく姿勢へ変わるきっかけ
  となった曲だからです。
  ?みなさんは初めて買ったレコードやCDを覚えていますか?

・なぜ私が'Let it be'にこだわるのか−その2
 −もう一つは、後世に残る名曲である為。そして、私の弾語りの
  レパートリーのベスト曲として今でも歌い続けている曲だからです。

・'Let it be'を訳すると「なるがままに」という所かと思いますが、
 そこには、「諦め」や「投げやり」な態度も見えてきます。
 曲の作成された時期は、世界一のロックバンドであり、素晴らしい
 チームワークを誇ったビートルズもグループ活動をする上で行き詰
 まり、万策尽きて、へたりこんでいる様な状態の時でした。
 そんな中、見つけた対応方法(?)が「なるがままに」だったの
 ではないかと思っています。

・私は、仕事や人間関係で問題が三つ以上になると少々パニックぎみ
 になる癖があります。そんな時に'Let it be'を歌うと何故かとても
 慰められます。そして歌いながら解決の糸口が見える時さえあります。
 私は、名曲には共通してそんな不思議な力があると信じています。
 
・1970年には、ピアノ伴奏の少々ゴスペル調の2大ヒット曲が生れ
 ました。'Let it be'とサイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」
 です。次回は、「明日に架ける橋」について書きたいと思います。
 *1970年は、泥沼化したベトナム戦争の終わりが見えて来た年でした。
 *ちなみにアポロ11号が月面着陸したのは1969年の7月でした。

 (535-2004/12/05記)

 *著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
  機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。

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