♯ヒコさん心の一曲−ユアー・シクッスティーン(リンゴ・スター)


・リンゴ・スター
 ビートルズ=Apple社⇒Apple=りんご⇒リンゴ・スター

・リンゴ・スター
 微笑をたやさない男というイメージ。
 ビートルズのなかの最年長者。
 音楽的リードより、ビートルズ四人の間のクッション役(?)
 (個性の強い三人ですから内心は苦労も多かったと思います。)

・映画「ヘルプ」、「マジカル・ミステリー・ツアー」。そして
 「イエロー・サブマリン」でも主役というか、ストーリーの
 中心人物の設定でした。まるで、「それを自分の役廻り」と肝に
 銘じていたかのようです。
 
・ジョン・レノン − ラブ アンド ピース
 ポール・マッカートニー − ロック アンド ポップス
 ジョージ・ハリスン − 求道者
 リンゴ・スター − 中道者(ちゅうどうしゃ)
 こじつけのような並列ですが、中道者−人生を中道に生きる事は、
 簡単な様で難しいことだと私は思います。

・リンゴ・スターは、ビートルズ時代から「アメリカのカントリー・
 ミュージックが好きだ。」と言っており、何曲か録音もしております。
 ソロになって最初のアルバムが超スタンダードな「センティメンタル
 ・ジャーニー」。そして、これまたプラターズの「オンリー・ユー」
 のカバー。そして、「ユアー・シクッスティーン」と続きます。
 (オリジナル曲にもおもしろ曲はありますが‥‥)

・「ユアー・シクッスティーン」のミュージック・ビデオが好きです。
 あの当時としては、金をかけたのかもしれません。アニメとぎこち
 ない動画でリンゴと16歳役(?)の女の子とのツーショットです。
 ある意味「単純で楽しめる曲」−これがリンゴ・スターの音楽志向
 と言えるのかもしれません。そして、それをよく現したのがこの
 ビデオだと私には思えます。

・ビートルズの音楽は、スタジオにこもる様になってから複雑化の一途
 をたどりました。そんな中「音楽は楽しいのが一番!」という姿勢を
 通した人。それがリンゴ・スターかもしれません。

 (539-2005/12/11記)

 *著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
  機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。

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