♯ヒコさん心の一曲−時の流れに(ポール・サイモン)


・イントロのエレピが流れるだけで初めて聞いた時の気分が
 よみがえってくる曲。それがポール・サイモンの『時の
 流れに』です。英語の原題は『Still Crazy After All
 These Years』。

・サイモンとガーファンクル解散後、ポール・サイモンのソロ・
 アルバム4枚目(?)のタイトル曲であり、1曲目の『時の
 流れに』。さだ まさしも大好きな曲のベストに上げており
 ました。

♪「昨日の晩、街角で昔の恋人と偶然再会した。
  俺が笑いかけたら、彼女も嬉しそうだった。
  近くのバーでビールを飲んだ。
  話は、昔の楽しい思い出話に飛び‥‥
  俺は『Still Crazy After All These Years』と呟いた。

・『Still Crazy After All These Years』
 「別れた今でも君に夢中なんだ」⇒実際は、「別れた時から
  ずーっと君のことが忘れられないんだ」というニュアンス
 かもしれません。

♪そんなニューヨークの街角のでき事を想像しながら聞いていると、
 「明け方の四時。アクビ一つ。人生なんて早く終わってしまえ
  ばいい。どうせすべてフェード・アウトしていくのだから」と
 続きます。四十も半ばも過ぎた私には、身にしみてしまう歌詞
 ですが、私のかみさんをはじめ、全員が全員そういう思いでは
 ありません。確かに。
 
♪「今は窓際に座り、通り過ぎる車を見る。ある晴れた日、俺も
  交通事故か何んかで怪我をするかもしれない。」
 「でも、俺は陪審員なんかにはごまかされないぞ!」何故なら
 『Still Crazy After All These Years』だから‥‥

・英語の歌詞の意味の深さ(?)この「Still Crazy ‥‥」は、
 本来の意味の Crazyなのでしょうか?
 ポール・サイモンさんに聞きたいところです。心底に。

 (618-2005/12/17記)

 *著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
  機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。

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