♯ヒコさん心の一曲−ミスター・グーダ(カーペンターズ)
・この『ミスター・グーダ』こと「グーダ氏」とは、
どんな人の事を歌っているのでしょうか?
「企業戦士」志願兵、「燃え尽き症候群」予備軍。
トイレに座っていても、手帳を開きギッチリ埋まった
スケジュールを確認する人?
バブル崩壊以前、「趣味はなんですか?」の問いに
「仕事です!」と答える人は、どこか自慢げでした。
いいか悪いかは別として、今、そう回答する人は、
メッキリ減ったと、私は思います。
・「分単位のスケジュールをこなすAさん」と、政治家や
タレントの忙しさを表す言葉に対して、
「スゴイ」と思う人、「頑張ってや(何故か?大阪弁)」
という人と、「体、大丈夫?」と一応心配する人と
いろいろいますが、「忙しくしてないと、何か不安で
しょうがない」としたらワーカー・ホリック(仕事中毒)
症状の一つとも考えられます。
♪グーダーさん グーダーさん
ちょっと 話を聞いてちょうだい
‥‥
*残念ながら『ミスター・グーダ』の歌詞が手元にない
ので「出だし」しかわかりません。
・『ミスター・グーダ』は、コンピュータ先進国アメリカで
生まれた歌です。
私は、初めて聞いた時からサビに出てくる「コンピュータ
のような生活」という言葉が強く印象に残っています。
「グーダ氏」は、コンピュータさながらに汗水たらして
ガンバっているが、何故かミスが多い、そこで上司は、
「コンピュータは、人間よりも正確に速く仕事をこなす。
この仕事は『ミスター・グーダ』でなく、コンピュータに
やらせよう!奴はクビだ!」と言ったとか?
・確かに、コンピュータは正確に速く仕事をこなします。
しかし、それは、人間が正しい処理手順を指示すればです。
1箇所でも間違っていると、とんでもない答えを出してくる
場合もあります。「税額に誤りがありました!」、「利息
を多く取り過ぎた!」等の事件で、悪いのはコンピュータ
ではなく、誤った処理手順を指示した人間がほとんどです。
良くも悪くもコンピュータは、人間の指示通りにしか動か
ない堅物です。この「グーダ氏」のように?
(706-2007/11/24記)
*著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。