♯ヒコさん心の一曲−スーパースター(カーペンターズ)


・「渋い歌声の歌手」といえば‥、
 映画「愛と青春の旅立」のテーマソングを歌ったジョー・
 コッカー、「セイリング」のロッド・スチュワート、
 「雪が降る」でおなじみフランスのアダモ。
 日本では「ダンシング・オールナイト」のもんたさん、
 演歌界では、森進一さん、そして
 原曲『スーパースター』を歌ったレオン・ラッセル等が
 います。

・アダモは、歌好きの少年で、朝から晩まで歌っていた
 そうです。青年になったアダモは「歌手になりたい」
 と父に言いましたが「そのしわがれ声では無理だ」と
 反対されたそうです。
 アダモの声が生来「しわがれ声」だったのか?歌いすぎて
 なったのかはわかりませんが、「雪が降る」は、世界的
 大ヒットとなりました。アダモの場合、あの「しわがれ声」
 が大ヒットの理由の一つと言われています。
 歌声は「キレイ」もいいですが、それ以上に「個性」が
 大事なのですね。

♪昔 ずっと昔
 セカンドステージの始まる前
 私はあなたと恋に落ちた
 あなたのギターは
 甘く クリアーに鳴り響いた
 けど それは本物のあなたでなく
 ラジオの音だったわ 
 
 ‥‥

 「君を愛している」と言ったでしょう
 「必ず戻って来る」と言ったでしょう
 今でもあなたを心から愛しているのよ
 本当に

・『スーパースター』という邦題は、原題「SUPERSTAR」を
 カタカナにしただけです。しかし、歌詞の中に「SUPERSTAR」
 という言葉は出てきません。解説には、「スーパースターと
 愛し合った熱烈なファンの女の子を歌っている」とあります。
 私の場合、これで題名と歌詞の繋がりが、30年の時を経て
 やっと結びつきました。

・30年前、何の疑問も持たず存在を信じた『スーパースター』
 みなさんそれぞれの『スーパースター』をお持ちかと思います。
 カーペンターズも『スーパースター』まで昇りつめたグループ
 です。しかし、カレンの「拒食症」による死で、現役の幕は
 閉じられました。
 しかし、私達の心の中の『スーパースター』は、死にません。
 私達の心の中にその時の思い出と共に生きていて、人生に迷っ
 たり、疲れたりした時に、生き抜く為の勇気をくれる
 「ありがた〜い存在」ですね。

 (708-2007/12/08記)

 *著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
  機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。

BACK  INDEX  NEXT