♯ヒコさん心の一曲−夜風の中から(中島みゆき)
・音楽の出来の判断基準に「聞いて絵が見えるか?」が、
あると思います。
それは人によって違い、必ずしもヒット曲とは限らず、
アルバムの穴埋め曲だったりもします。
絵も、人生の多くを過ごした場所ではなく、かいま見た
風景の場合もあります。
要は、その人の感性をカスったから、絵が見えたのです。
・私の『夜風の中から』の絵は、沖縄のオデン屋街です。
オデン屋の名前は「東大(とうだい)」です。
店は、三人の元々々お姉様の無口な接待と、飲み食い
夢中の最中でも「おあいそ」を気にしない!格安が
魅力でした。
壁にはヌード写真ならぬ、古いヌード絵が貼ってあり、
ずーーとハジが剥がれたままでした。
・オデン種は、卵、じゃがいも、コンニャク、昆布 等の
定番がありますが。沖縄では、てびち(豚足)、レタス
もオデン種に入ります。レタスは、注文後 ちょっと
煮る程度なので、シャキシャキ感がありおいしいです。
サイドオーダーですが「マメ」(豚の心臓細切り)、
「ミミガー」(豚の耳細切り)もおいしいです。
沖縄では「豚は鳴き声以外は食べれる」と言います。
・「♪朝までやってる店があるぜ」は、「東大」では
ありません。元々々お姉様の美貌キープの為か?
「東大」は、12時過ぎると店閉いなのです。
はしご先は、バス通りを渡って二階のスナックです。
ホステスさん(?)のサービスは、期待できないので、
男三人、ひたすらノドが枯れるまでカラオケ三昧です。
カラオケに『夜風の中から』は無いので「悪女」を
「悪男」の私が、ぶちまけ熱唱です。
・「うらぶれ通り 酔っ払い三人衆」の図。
とても名画とはいえませんが、懐かしさ満杯です。
オデンをほうばるアイツ、カラオケ熱唱のアイツ。
アイツらどうしているかな?
死んでなんか、いないよ〜な〜〜?。
五十の声を聞くと心配する内容が変わってきます。
(808-2008/4/26記)
*著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。