♯ヒコさん心の一曲−春なのに(中島みゆき)


・保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、定年退職、
 そして人生卒業。人生には、随分たくさんの卒業があります。
 本人にそして周囲に、節目をつける行事。
 日本人が、好きな行事の一つかもしれません。

・涙する人も、感謝する人も、時に怒る(?)人もいます。
 本人にそして周囲にも、いろいろな想いがこみ上げます。
 「仰げば尊し」「卒業写真」「卒業」「いちご白書を
  もう一度」『春なのに』‥ それらの歌もあります。
 
・『春なのに』は、卒業を機会に白黒つけたかった女の子の
 黒星の歌です。相撲で言えば「はたき落とし」でしょうか。
 「想いを続けたい女」と「想いを切りたい男」。
 立ち会う前から、勝負はついていたのです。

♪卒業だけが 理由でしょうか
 「深く考えるのはやめましょう。」とアドバイスしたいけど、
 本人にとっては一世一代の大問題です。
 二人の今までの場面が、心をいっぱいにしています。

♪春なのに お別れですか
 「春だから お別れなのです。」とアドバイスしたいけど、
 今のあなたには聞こえないでしょう。
 涙が枯れるまで泣くしかないのですから。

♪ため息 またひとつ
 「それだけの男だったんだよ。」とアドバイスしたいけど、
 今のあなたには見えないでしょう。 
 次のステップで出会えるもっと素晴らしい男性が。

 (829-2008/9/20記)

 *著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
  機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。

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