♯ヒコさん心の一曲−涙そうそう(夏川りみ)
♪晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔
想い出遠くあせても おもかげ探して
よみがえる日は 涙そうそう
・ラーメン屋のおばさんが歌っています。
『涙そうそう』が全国的にブレイクする前に、
沖縄ではこのサビの部分が、CMに使われており
ラーメン屋のおばさんは、知らず知らずに口ず
さんでいたのでした。私も一発で「いい曲だなー」
という印象を持ちました。
・これも全国的にブレイクする前のことですが、
沖縄のサンエーという大型スーパーに「夏川りみ
来る」というので息子といっしょに見に行った事
がありました。夏川りみの顔は、『涙そうそう』
のジャケットの横顔しか知りませんでした。
小さなステージに立った夏川りみは、沖縄のどこ
にでもいるようなちょっとポッチャめのウチナー
娘に見えました。化粧気もあまり感じられず、
「元気ねー」と聞いたら、すぐに答えてくれそう
でとても好感がもてました。
・ステージが始まる前『涙そうそう』で音合わせ
です。歌いだすと、素直でのびのある声、やはり
夏川りみです。ステージが始まり、歌の間の話は
友達感覚のウチナー訛りで、これまた好感がもて
ました。「生れ故郷の沖縄でのステージなので、
ついつい地元の言葉になってしまう。」と本人も
言っていました。
・『涙そうそう』の作詞は日本のジョーン・バエズ
森山良子、作曲はビギンです。最初『涙そうそう』
は、恋愛の歌かと思っていましたが、森山良子が、
若くして亡くなったお兄さんの事を歌っていると
後から知りました。森山良子のお兄さんは、亡く
なった後でも、彼女を見守り、こんな素晴らしい
仕事をさせてくれたのですね。
・中年オヤジの悲哀を強く感じる今日この頃です。
寝酒の泡盛が、かかせなくなっているのは、余計な
事を考えずに眠りたい為です。男の更年期障害という
言葉もありますが、「ヒコさんちょっとヘンよ?」
の今日この頃です。そんな中、久々に聞いた『涙
そうそう』に不覚にも涙をこぼしてしまいました。
(1023-2005/06/25記)
*敬称は略してあります。
*著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。