♯ヒコさん心の一曲−寺ぬ あんかんぼうじゃー(沖縄本島わらべうた)


♪寺ぬ あんかんぼうじゃー  <ティラヌ>
 夜や ゆうぐすまーてぃ  <ユルヤ> 
 昼や ひるぐすまーてぃ  <ヒルヤ>
 あんまぁにん
 やっけぇ さってい
 ちゃーちゃーにん
 やっけぇ さってい
 ちゃー やっけぇ やっけぇ

♪寺ぬ 甘ったれ坊やは
 夜は 夜ぐそをして
 昼は 昼ぐそをして
 お母さんにも
 厄介かけて
 お父さんにも
 厄介かけて
 いつも 厄介 厄介

・『寺ぬ あんかんぼうじゃー』は違うぞ!と子供たち。
 「わったーあんまー(母)は、あんなにやさしくないぞ!」
 「わったーすー(父)は、メーゴーサ(拳骨)ばかりだぞ!」
 「なんでアイツだけ?甘ったれ野郎め!」

・寺の一人息子、跡取りなのか?しかも、寺が裕福なのか?
 現代日本の小子化、過保護、子供ペット化のハシリ(?)
 でも、昔の子供たちは、それが気に食わない。
 夜ぐそ野郎!昼ぐそ野郎!と寺中に響き渡る大声で歌います。

・でも考えてみれば、自分たちも、夜ぐそも昼ぐそもします。
 でも、自分でフール(便所)に行き、自分で始末します。
 そのたびに、あんまーや、すーを呼んだりしません。
 やはりアイツは、夜ぐそ野郎だ!昼ぐそ野郎だ!

〆〜 〜 〜
×クスかじゃーすっさー(ウXコの臭いがただよってきました〜)
 
 (904-2008/10/25記)

 *わらべうた、子守唄の歌詞は、地域で若干違う場合もあります。
 *著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
  機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。

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