♯ヒコさん心の一曲−こーじゃー馬ぐゎー(沖縄本島わらべうた)


♪こーじゃー馬ぐゎー  <コージャー ンマグヮー>
 潟原かいどう  <カタバルカイドウ>
 馬ぬ鞍 負ーしてぃ  <ンマヌクラ ウーシティ>  

 ジャンジャン馬ぐゎー 潟原かいどう
 ちんし けー打ち割てぃ  <チンシ ケーウチワティ>
 ミ−ハッハ ミ−ハッハ
 ハイ ハイ ハイ

♪こうじ色の小さい馬が 塩田の潟原を行くよ
 鞍に塩を乗せてね

 ジャンジャン(鈴の音)子馬が 潟原を行くよ
 膝ぼんぼん けがしたのかな
 ミ−ハッハ ミ−ハッハ
 ハイ ハイ ハイ 

・ジャンジャンと鈴を鳴らし『こーじゃー馬ぐゎー』が行きます。
 出来立ての塩を鞍に積んで、おじさんに引っ張られて行きます。
 子供たちの目は、鈴の音が聞こえてきた時から馬に釘付けです。
 働く馬は、子供たちの目にはどう映っているのでしょうか。

・「あれ?」と子供たちは、膝の傷に気付きます。
 馬は、ビッコはひいていないので、古傷でしょうか? 
 「痛くないのかな?」と子供たちは、心配そうに膝の傷を見ます。
 馬は、子供たちなど眼中に無いというように前を向いて進みます。

・塩田作りの潟原から、できた塩を運ぶ『こーじゃー馬ぐゎー』。
 こうじ色、鈴の音、塩の荷、膝をけがした『こーじゃー馬ぐゎー』。
 塩作りの季節、子供たちには顔なじみの『こーじゃー馬ぐゎー』。
 『こーじゃー馬ぐゎー』も、子供たちを覚えているかもしれません。

 (906-2008/11/8記)

 *わらべうた、子守唄の歌詞は、地域で若干違う場合もあります。
 *著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
  機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。

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