♯ヒコさん心の一曲−三良うんちゅう(沖縄本島わらべうた)


♪三良うんちゅう  <サンラーウンチュウ>
 尻から うぇんちゅぬ  <チビカラ> 
 とぅんじてぃ
 まやーが うちくゎてぃ
 ピヤカヤ ピヤカヤ 

♪三良おじさんの
 お尻から ねずみが 
 飛び出して
 猫が ぱくついて
 ピヤカヤ ピヤカヤ

・「太郎」⇒「たらー」ですから「三良」⇒三郎さんでしょうか?
 「スクープ!三郎さんのお尻から鼠飛び出す!」と、いうより
 「うんちゅう(おじさん)」と「うぇんちゅ(鼠)」の響きの
 言葉遊びから、この曲が生まれてきたと、私は思います。

・「うぇんちゅ(鼠)」が出てくれば「トムとジェリー」の世界。
 「まやー(猫)」が、出てきて「仲良くケンカしな?」です。
 「♪ピヤカヤ」は、その様子を表すハヤシですが、何か「家中を
 追いかけっこしている。」というイメージの音ですね。 

・「まやー(猫)」と「うぇんちゅ(鼠)」で、有名と言えば、
 与那国島民謡の「与那国ぬ猫小(まやぐゎ)」でしょう。
 首里王府に鼠取り上手の猫を献上した飼い主が、役人に取り立て
 られたという伝説を歌った民謡です。(いい猫だな〜〜) 

・「昔、猫好きの人がいました。」と言っても、猫を食べる事です。
 隣の猫まで食べ、隣の猫探しを何食わぬ顔で手伝ったそうです。
 猫を食べ続けていると、変な視線が気になるようになりました。
 それは、町中の猫が男を睨みつけている視線だったのです。(コゎ〜) 

 (916-2009/1/17記)

 *わらべうた、子守唄の歌詞は、地域で若干違う場合もあります。
 *著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
  機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。

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