ぎづぎづもろがま(宮古島わらべうた)


♪ぎづぎづ もろがま
 おそろてなかこび
 やんざふさき
 ふさむるてぃすん
 とんがいつんが
 ひゅるがまがやい
 なかやぬぱずら
 とんずぅとす ぱんずぱーず
 あかふなり まりく
 よんふぁふ まりく
 あぎやま ちゅん

♪あまりに古い歌なので、意味不明だそうです。
 宮古方言がわかる方なら、部分的にわかるかもしれません。

・遊び方は、子供たちが円座して、足を前に投げ出します。
 一人の子供が、歌に合わせて足を数えてゆき「♪ちゅん」に
 当たった子は負け、最後まで残った子が勝ちとなります。
 円座以外に、手を使ったりするパターンもあります。

・まるで呪文のような『ぎづぎづもろがま』ですが、歌詞は
 「♪まりく」以外は、同じ言葉が出てこない優れものです。
 もしこれが暗号文だとしたら、何時間かけても解読できない、
 「優秀な暗号文」になるのではないか?と思います。

・わらべうたは、子供たちが楽しむ為に生まれてきた歌です。
 もっと楽しむ為に、自由に歌詞やメロディーを変えてゆきます。
 沖縄では、民謡や古典音楽に昇格したわらべうたもあります。
 作者不詳、歌い継がれようが消滅しようが、欲のない歌なのです。

 (924-2009/3/14記)

 *わらべうた、子守唄の歌詞は、地域で若干違う場合もあります。
 *著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
  機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。

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