♯ヒコさん心の一曲−かたみ節(かたみぶし)(沖縄民謡)


♪さてぃむ目出度や 比ぬ御代に <さてぃむメデタや クぬミユに> 
 サー祝いぬ 限りねさみ <サーイワいぬ カジりねさみ>
 (ハヤシ)遊ぶ楽しむ にスリ <アシぶタヌしむ ネースリ>
  我や固みくぃら 千年迄ん <ワンやカタミみくぃら チトシマディん>

○とても目出度い この世の中に
 サー祝いの(種は) 限りなくありますよ
 (ハヤシ)遊びましょう 楽しまいしょう はい!
  私は決めました! 千年先まで

♪無蔵とぅ我んとぅや 元ゆりぬ <ンゾウとぅワんとぅや元ゆりぬ> 
 サー契りぬ 深さあたん <サーチジりぬ フカさあたん>
 (ハヤシの繰り返し)

○お前と俺とは 生まれついての縁
 サー契りあおう もっと深く
 (ハヤシの繰り返し) 

・次に、私がサンシン教室で習った曲は『かたみ節(固み節)』でした。
 『かたみ節』は「今までのめでたい唄と一味違う」と、私は思います。
 それは「めでたい人生、幸福な人生は、自分の力でGetしよう!」
 という主体的な歌詞と、メロディーの力強さにあると思います。

・「めでたい人生、幸福な人生は、自分の力でGetしよう!」という姿勢。
 「沖縄民謡では異色な硬派に属する唄」と言ったら、言い過ぎでしょうか。
 「♪無蔵とぅ我んとぅや 元ゆりぬ」「♪サー契りぬ 深さあたん」
 女をグイグイ引っ張ってゆく男の姿、旧型かもしれませんが硬派ですね。

・「俺は、曲がった事が大嫌いだ!」タイプの硬派が、私の友人にいます。
 友人・上司区別なく、オブラートに包まない発言は、評価の分かれる所です。
 「馬鹿上司の胸ぐらをつかんで、言ってやったぜ!」も、最近の話です。
 学生時代はともかく、社会に出てからの硬派は、風当りが強いようです。

・人生の3分程度の時間を使って、好きな曲を思いっきり歌う時‥‥
 「花鳥風月」に心癒され、「人生応援歌」に明日のパワーをもらう。
 歌は「あなたの個性のみで色どられた貴重な時間」を、与えてくれます。
 それは、うまいヘタを通り越した「人生プチ再セット」時間となります。

 (1105-2009/10/17記)

 *著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
  機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。

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