平成19年9月1日(土)(旧暦7月20日)
神子元島 沖青根

中潮(満潮8時、干潮13時半、上り潮) 水温27℃くらい

金曜の夜10時頃、くらさんからハイテンションな電話。
「明日いくよ明日、三軒家ね!11時ごろむかえにいくから!!」

つい5日ほど前に「もう疲れた、しばらく伊豆いくのやめた」と、弱音を吐いてらっしゃった気がしますが・・・。
青根、沖青根と聞いて、心ときめくも、どうしても都合がつかず僕は断念しました。
M先生も、一瞬悩んだものの、来週後半からの沖縄は久米島遠征?を控えているため、断念しました。

1年前の4月(平成18年4月14日)にみこもと丸の船長から聞いた話、
「沖青根の本島向いの足元と、青根の本島向きの足元、60cm級のメジナが居付いてるよ。」
「それ釣ったら、好きにその磯の名前を変えさせてあげるよ。」
「流すなら沖青から100m以上流したところに根があって、そこでも食ってくるかもしれないなぁ。ちょっと深いよ。」と。
なんでも、潜って確認したそうです。

それから1年半、ずっとイメージを膨らませてきましたが、ぼくもM先生も神子元島の神様には見放されているらしく、
何度もトライをしたものの、毎回海の状況が悪く、渡ることができていません。
今回、その思いの丈と聞いた限りの情報をクラさん、ダルマさんに託し、お二人がチャレンジされてきました。

果たして結果は?
以下、クラさんのレポートです。
だるまさんと沖青根に行ってきました。
夜釣りに続き、2週連続の神子元島です。

あれだけ沢山の化け物達の姿を見て、
なんとかリベンジをと思ったわけです。

「今回は2.5号でぶちきられる覚悟です」
(ダルマ談:ただし松田の競技SPは強い!)

今日の客は3人組一組、2人組二組、1人3組と合計10人。
4時出船と聞いて、4時前に準備し終わるも出船は4時18分。
(日の出が5時過ぎだから当然でしょう。)

まず、青根に到着。なんと降りたのは一人。
だるまさんと目配せし、どうする、どうする、やっぱ沖青でしょう!
ってことで沖青根に渡礁。降りたのは、1人二組と我々の4人。

沖青根からカリトの鼻を望む
沖青根で朝日が見られるとは思わなかった
早速船つきからせっせこカリト側に荷物を運び、私が沖向き、
だるまさんが本島向きで釣り開始。

前回青根(平成19年7月27日)に乗った際、
下り潮がガンガンだったこと、先週夜釣り(平成19年8月25日
で管理人さんから本場は一晩中下りガンガンでしたとのことで、
イメージは下り潮。

沖側にて、コマセを撒くと・・・ぜんぜん下ってないじゃん。
管理人さんからもらった情報を生かすためにも下り潮は必須。
というか、上りなんて想定外だよ~。

嬉しくてたまらないクラさん
手を上げている方向に下り潮が流れているはずだったのだが
車中DVDで本流のイメージトレーニングをしていたから
落胆もひとしおです。

磯際は、すごい数の蝶々魚。
よって20mくらい沖目に流していると、ガン!とあたり、
でも、イサキでした。

当たりのあとのがんばりのなさは、もうだめです。
そうそう、今日ここに来たのは、見えるあいつらを狙うため。
イサキは もう十分。とにかくあいつらを!

という意気込みでコマセを撒くもぜんぜん現れず。
仕掛けは、まずあいつらをかけるために、1.75号の竿に、
道糸2.5号、ハリスは2号(すぐに1.75号に変更。)
という仕掛け。とにかくかけるぞー。

先端は潮をかぶっていたので今回はパス
でも出てきません。

あいつらが顔を見せたのは結局11時過ぎでした。
見えるあいつらはやはり口を使わず、さらしを求め、
本場側でさらしの中を5Bの重さ、 ウキ下一ヒロで狙う。
しかしあえなく、26cmのオナガ一匹となりました。

天気はくずれず、暑くなく、寒くなく、
風は若干強いもなんとかなるという状態で、
唯一足りないのは下り潮だけだったんですけどねえ。

しかし、昼釣りは、夜釣りに比べて
時間短すぎ。疲れもほどほどで余裕の釣行でした。
もっとつりたい・・・。

私は管理人さんの助言を信じて内向きのポイント。
足場は最高。終盤、左のさらしにメジナの群れが・・・

本日の釣果
オナガ少々+イサキ少々+バリ・ナイスサイズ少々
+ブダイ・ナイスサイズ少々+イス・ちっちゃい!
つまりアボ~ン

ダルマさんは足下でバリとブダイの引きを楽しみました。
(エサ)オキアミ12kg(黒いやつ!)+予備2人で1枚+配合各自1袋

(仕掛け:クラさん)
 竿シエラ1.75号、道糸2.5号、ハリス2号

(仕掛け:ダルマさん)
 竿シデンメガディス2.25号、道糸4号・ハリス4~2.5号、針6号

(教訓)
 ・名礁も潮がきかなきゃただの岩
 ・撤収は余裕を持って!
 ・あいつらは朝寝坊。狙うなら夕まずめ!
とじる?