平成19年9月28日(金)(旧暦8月18日)
式根島 HKD&HTK

大潮(干潮12時、満潮18時、緩やかな上げ潮) 水温??

前回良い思いをしたHKD(平成19年9月18日)、
式根島常連のダルマさんから「歩いていける」との情報。

GTの沖磯デビュー戦を下田沖根1泊2日で組む予定だったが、
事の重要性に鑑みて、東海汽船で式根に変更。

そして式根館には74cmのマダイの魚拓、
釣具屋には64cm・4.8kgの尾長の魚拓、
いずれもHKDだ。

干潮は昼の12時と夜の12時、よって12時間頑張る作戦。
かなりハードな地磯歩き。干潮でなければ泳がなければならない。

M先生が購入した巨大な発砲クーラーは途中で持ち込みを断念。

HKD
前回と違い、潮が定まらない。
フラフラと、右にいったり、左にいったり、とまったり。
ポイントを作った頃に潮が変わる。

サシエはとられたり残ったり、前回以上に魚の活性は低い。
3ヒロのウキ下がどんどん深くなっていく。

シロダイ?
コマセをトレースしてウキを流し込んでいくと、
たまに30cm強の尾長、丸々と太った茶色い魚体。

M先生「チョロマサをすべて持って帰る」と気合を入れていたが、
まったく食ってこない。

GT、M先生の釣座

GTが青物らしきをばらした。
チョロマサか?しかしM先生に食ってきたのはチョロカンパ。
そして同じサイズの尾長がポツポツと。

M先生、カンパチゲット
前回、波を被っていては入れなかったHTKにいけそうだ。
磯の沖を本流がながれていて、いい感じでサラシが出ている。
M先生とちょっとトライしてみた。

HTK
一見理想的な感じなのだが、本流は結構遠くをながれていて、
払い出しも弱く、潮目まで仕掛けを運んでくれない。

前回は本流がもっと近いところを流れていて、
ヒッコンドウは引かれ潮が常に流れていた。
活性が低い原因は、これか。

今日と同じような大潮周りで同じような経験がある。
水道を潮がぶっ飛んでしまい、引かれ潮が発生しない状況だ。

HTKに立つM先生
1時間くらい頑張っていれば釣れるようになりそうだが、
コマセは1人2枚、また足元に根が出ているため、
ここで掛けてもとれないだろうと撤退。

戻ると、GTが仕掛けを作り変えていた。
溝の払い出しを攻め、2匹30cm強の尾長を釣り、
3投目、同じパターンで大型を食わせたようだ。


「片手で竿を支えられませんでした。
両手に持ち替えた瞬間、すごい突っ込みで切られました。
前釣った時にハリスがざらついて変えておけばよかった。」


元の釣場に戻ると、ヒラトコに向かっていい感じの潮。
前回と同じような潮が流れはじめていた。

僕の釣座(HTK)
潮上の磯際にコマセをいれ、磯に沿ってできる潮目を流していく。
さらに磯際から5mくらいまで既に影になっていて、いい感じだ。

そして読みどおりウキが消しこんだ、良いカタのイサキだ。
潮と満潮と夕マズメが重なった、どうやら時合いらしい。

良型イサキ
M先生たちの釣座の前方20cm付近、
僕の釣座から気持ち沖目20mほど流したところか、
ウキがすごいスピードで一気に消しこまれた。

アワセはがっちり入った。
ラインを出さず、巻かずに耐えること5秒たったか、

これは獲れそうだ、とラインを回収にかかった直後、
フッと軽くなった。根ズレでハリスを飛ばされた。

不利な場所で深ダナで食わせた獲物だ、
最初からダメ元で勝負に出ておくべきだった。

GT、初の瞬殺後
僕の隣で竿をだしていたGT、磯際を流していたウキがジワッ〜
と入っていく。20cmくらいはいって一気に消しこんだ。

磯際のエグレへどんどん突っ込んで行く。
本命のようだ、ヒヤヒヤしながら浮かせた。
フエダイだった。

そして日が暮れた。残り6時間、尾長にイサキにマダイ・・・
そんな夢を膨らましながら夜釣りに突入。

大島の夜釣りのようなものを期待していた。
平成16年10月24日11月20日12月11日

しかし、手前はハタンポ、沖はサバ、深ダナはミニキツ。
エサトリ地獄に豹変。

次の干潮は夜中の12時、あと5時間の辛抱は辛い。
早くかえってビールを飲みたい、と英断をした。

タイドプールとはいえ岩の割れ目から時折波が入ってくる。
重たい荷物を抱えて、腰まで海に浸かり・・・。

5本の指に入る過酷な釣行だったし、不発だったが、
GTがアレを経験できたので、まぁ良しとしよう。

本日の釣果

式根館にて

帰りの苦行
(仕掛け)
 制覇2号、道糸2.5号、キザクラカンツキ3B、Jクッション、ヨリモドシの下に3B、ブラックトルネード2.5号2ヒロ、アワセ尾長6号

(エサ)
 オキアミ生2枚

(教訓)
・深ダナでシモリ際で食わせたやつ、溜めずに勝負に出るべきだった
・行きは地磯、帰りは沖磯。「渡船利用が無難」と書いてあるところは渡船を利用したほうがいいらしい。
・ヒッコンドウの足元のオーバーハングは想像以上、釣座左の割れ目のところ、反対側までトンネルに(大型が居ついている?)
・島についたら、とっとと地磯に向かうべし
・地磯はオキアミ2枚が限界
・釣具屋はオキアミ1000円、配合餌各種あり、夕方閉まるので翌日沖磯の場合注意が必要
・鵜渡根に夜釣りしても同じ結果だと思った(この前夜釣りさせたら暮れから宵までサバだったよ。と船長談)
とじる?