平成20年1月4日(金)(旧暦11月26日)
鵜渡根 切戸
天気:晴れ、北西の風、波:南西、若潮(干潮8時、満潮13時半)、水温16度
| (執筆:ダルマさん) | |
| 初夢で62cmゲット。 年末押し迫った頃にMasamiさんが42、ミスターkが46を釣り上げ、ほとんどのメンバーが07年に40オーバーを記録していた。 気がつけば私ダルマはここ数年、40オーバーを拝んだことがないことに気がつく。 そのことがよほど悔しかったのか初夢で尾長の62をゲットする夢を見た。 割と簡単にタモ入れすることができて、これはさい先が良いと思っていた新年1月3日夜22時に目が覚めると、 おもむろに伊豆下田フィッシングへ電話を入れてみた。留守電だから時間は関係ない。「明日は鵜渡根方面のみ出船します」。 晴れの一応平日だ。家族会議の結果を受けて、単独釣行故、 忘れ物がないか厳重に確認して翌1時に下田へ向けて出発することができた。もちろん予約はしていない。 初めての鵜渡根単独釣行。 伊豆下田フィッシングに到着。早速受付で親父さんに予約をしていないことを告げる。 「だいじょうぶだよ」とのお言葉。荷物を喜久丸に運び込み船室へ潜り込む。 ラッキーなことにまだ2人しか入っていない。人数はそれなりにいたのだが、半分以上の客が外で座って行くようだ。 鵜渡根に到着すると波も低く風邪も弱い。ここまではオッケー!一人だと一体どこに降ろされるのか心配だったが、 予約無しだったので最後にゆっくりあいているところで・・・と、思っていると(以下、船長とのやりとり) |
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| 船:ダルマさん、いって! ダ:あっ、はい(やば、スパイクも履いてない) 船:6号、8号持ってる? ダ:?????(何のことか理解できない) 船:50以上が喰ってくるからね! ダ:(ハリスのことと理解して)5と手で合図する 船:あげられるかな〜〜。ハリス1ヒロ、誘導1ヒロでいいから。 左(船から見て)の湾のサラシの下に根があるからそこ釣って。 50以上のが見えてるからね。絶対釣れるよ! ダ:ホントですか〜〜。 朝から何とも景気の良い話だ。 ほかの客の前でここまで説明されて釣れないと 何を言われるかわからない。 気合いを入れてがんばるしかないだろう。 |
![]() <すばらしい朝日。切戸からタタミ根、二つ根方面を望む> |
![]() ポイント図 |
ひとまず言われるままに根の上を。 餌屋でコマセを作っている時間がなかったので 久しぶりに磯の上で作業をした。 作業をしながら「なんてしょぼい場所だ〜」 と思ってしまった。 指示の通り右(磯から)の根があると 思われる場所(2)(3)を2ヒロで釣り始めた。 サラシはあまり出ていない。 沖に向かってウキが流されていくので、止めずにいた。 |
| すぐにヒット。クチブト、尾長、クチブト。 足の裏サイズから35cmだがメジナの引きはうれしい。 40オーバーが目的なのでここはすべてリリース。 仕掛けが少し沖(5)に流れていくとイサキも食ってくる。 35cm前後の良型だ。 ゆっく〜りとしたウキの引き込みで、 普通に合わせるとすっぽ抜ける。 ゆっくり食い込ませるのが良いようだ。 これはもちろんキープ。 イナダも喰ってくるが前回とサイズは変わらない。 鵜渡根へはこのサイズが回ってくるのだろう。 ※今日は常時(A)の場所で竿を出した。 無理をすれば(B)にもう一人乗れるくらいの広さしかない。 |
![]() <船長から指示のあった本命ポイント。 サラシの下に根が生えている> |
| ヤツはすぐにやってきた。しばらく船長から話があった右を探っていたが、 左のハエ根からもすばらしいサラシが伸びている(1)。 ここも狙わない手はないとサラシの中、先端、切れ目など仕掛けを流してみた。 イサキやイナダがポツポツと釣れていたその時、 ウキがものすごい勢いで海中へ消えていった。 反射的にアワセを入れる。 「ドスン」とメガデス2.25号の胴に魚が乗った。 ものすごい重さだ! 管理人さんに見せてもらった松田プロのDVDの「10秒耐える」を何度もシミュレーションしていたことが実ったか、 4号道糸と5号ハリス、そして仕掛けを組んだ自分を信じて、 2度3度のつっこみにも弱気にならず、 なにがなんでも竿でためきった。 ついに魚体が海面を割ったそのとき、「ファンファーレ」が私の頭の中で鳴った! |
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| でかい! 茶色い! 今までの経験ではあり得ない大きさだ。 事前にタモ入れする場所もチェックしていたので 「準備バッチリだぜ〜」と騒ぎながら(本当に騒いでいた)、 竿を立てて魚に息を吸わせながら岩を降りていった。 ヤツはもう目の前である。 邪魔なうねりも無い。これくらいなら大丈夫。 そう思っていたのだが、なかなか上手くいかない。 なにしろ魚が「重い」! |
![]() <すばらしい右の根から伸びるサラシ> |
| それでもここまで魚が弱っていれば余裕だろうと思っていた4度目か5度目のタモ入れ。 竿がフッと軽くなった。タモには重みがない。 我が目を疑ったが針も残っている。口切れだ・・・。無意識にタモで海中を探ってしまった。 いるわけがないのに。 60は無いかもしれないが、確実に50はオーバーしていた。 間違いない!今日最後かもしれないチャンスを逃してしまった。 「チクショウ〜〜〜」ほかに誰もいない切戸で40過ぎの男の叫び声が虚しく響いた。 ※このとき、干潮直前と思われる。 まだ運が残っているか?未練がましく、左のサラシを狙い続けたが、そうそう幸運に恵まれるはずがない。 基本に戻って左の根回りを探ることにした。 |
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![]() <ひさびさの40越え。43cmは私のオナガ記録> |
邪魔なイナダの間隙を付いてまた尾長の鋭いアタリ!(2) 「今日はきてるぜ〜」と溜に入るが、魚が左へ横走りする? あっれ〜イナダか?? と思ったが足下でメジナらしい突っ込みを見せる。 先のと比べると悲しいかなちょっと力が弱い。 タモ入れも慎重に行い難なくゲット。 「オナガ〜〜、でっか〜〜い」。 43cm、久々の40オーバー! しかし喜びも今ひとつだったのは先の魚と ミスターKの46cmのせいだろう。 |
| この後も、3度目のドジョウを狙うべく必死に仕掛けを 打ち返すが、イナダが猛烈に沸きだした。 一投一尾で掛かってくる。 合間にイサキも釣れまくる。 2.25号竿でガンガン抜き上げてカツオの一本釣り状態だ。 今回はすべてリリースする。 冗談抜きにクーラー一杯分はリリースしたのではなかろうか。 「目標が違うのだよ、目標が」 リリースした魚を狙ってかしまいには鮫も登場してきた。 4〜5尾の鮫が足下を巡回している。 人間が海に落ちたらどうなってしまうのだろう・・・。 |
![]() <前下がりの足場にこいつが出てくるとなんとも 気分が悪くなる(右下にサメの影)> |
![]() <まだ11時にもなっていないときのクーラー> |
3度目のドジョウはあるか? 1ヒロから竿1本まで棚を探ってみたがイナダばかり。 それでも左のサラシにコマセをバンバン蒔いて、 右の根にはちょこっと蒔く作戦にすると、 いくらかはイナダの猛攻を防ぐことができた。 鮫の姿を見ていると気分が悪いので、 しばらくコマセを蒔くのを中止すればイナダも鮫も いなくなるだろうと30分ほど釣りを中止した。 イナダがいなくなったのか、 日陰に入ったせいもあって海中の様子が分からなくなた。 コマセをまかない作戦が成功したのかと思い釣りを開始する。 |
| 13時になっていた。 もう時間がないな〜と焦ってみても釣れてくるのは相変わらずイナダばかりだ。 それでもコマセの打ち分けもしたので入れ食い状態では無くなった。 船長の言うとおりのタナでがんばった方が良いかと粘るがメジナは掛からない。 13時30分 もう後片付けを始めなければならない。もうちょっと釣らせて・・・。 |
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![]() <切戸を釣り場から眺めてみる> |
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| 最後まで集中することの大切さ、もう時間が無い。 なにげにタナを3ヒロにしてみた。 食った!(3)強烈な引きと言うよりも重い! だが、今日のタックルなら大丈夫そうだ。竿でグッと溜めて、時間をかけて寄せに入る。 海面を割った姿を見て50オーバーかと焦る。 しかし、慎重に空気を吸わせてからタモ入れだ。 海の底の方から大きな魚体がスーッと浮かび上がってきた。 鮫だ。「馬鹿ヤロー、あっち行け〜」気迫で鮫を追いやった。 タモ入れも成功して「やった〜〜〜、今日はこれで終わりだ〜〜〜」叫ぶ! 体高が異様にあるクチブトだ。 重い重い! うきうきしてメジャーで測ると47cm。私にとっては夢のようなサイズだ。 ついでに竿の穂先も折れていることが判明。本当に、これにて終了とした。 ※このとき満潮と思われる。 |
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![]() <最後に食った口太47cm> |
初夢、そして昨日の夜、 神が私を鵜渡根へ呼んだのだろうか。 最後の最後で大逆転といった感じで08年最初の 鵜渡根単独釣行は幕を閉じた。 しかし、なにかしっくりしないものが残る。 忘れ物を捕りに、鵜渡根へ来なければならなくなった。 ※そのチャンスはすぐに来たけどね。 |
| (釣果) クチブト:47cm 他リリース オナガ :43cm 他リリース イサキ :32〜38cm多数リリース イナダ :35〜40cm多数リリース (仕掛け) メガディス2.25号 道糸4号、ハリス5号1ヒロ、ウキ2B、針7号 (エサ)オキアミ12kg、ダイワ浮かせグレ2袋 (料理)クチブトはチゲ鍋で3日目に食したが身が固かった (教訓)タモ入れは堤防のボラで練習せよ |
![]() <たまには魚を持った写真があっても良いじゃないですか!> |