平成20年1月7日(月)(旧暦11月29日)
神津島恩馳 大根の先端

水温15.4度


(執筆:やまちゃん)
釣り日記に同じ大根先端のレポートがあるのでとても恥ずかしいのですが・・・。
「皆さん釣ってるだろうナァ〜、早く初釣りしたい・・・。」と思っているところで、1月7日にやっと決定。
もちろん鵜渡根で!と思っていたが出船しないとの連絡。

相方と「ど〜する〜、半島回りにする?」なんて話をしていたが、相方が行ったことのない神津島に決定。

AM5時過ぎに下田港出船。いったん神津の港に入り、AM7時に再出航。
船はオンバセに向かっている。私はオンバセは初めてなので、
どこにいけるかドキドキしていると「準備して〜」と1番に呼ばれる。

どこの磯かわからず(笑)、私と友人、あとベテランのNさんの3人が渡礁。
恥を捨ててNさんに「なんて磯ですか?」とたずねると「大根の先端だよ」と教えてくれた。

まさか大根?しかも先端??名前だけなら私も知っているA級磯であった。
この時点で私の満足度はほぼピークに達し、おなかいっぱい状態(笑。
Nさんは渡礁早々「潮が右から左に緩くだからあの辺とあの辺で・・・」とアドバイスしてくれる。

が、正直私にはどっちに潮が流れているかさっぱりわからなかった(苦笑。
コマセを少し入れてみると、確かにそう流れているが、ほんとに緩くなのに、どうしてわかるんだろう。
Nさんが長根向かい、友人が船付きあたり、私はサラシの横に陣取る(図)。

バケツで水を汲み、中の水温計をのぞくと「14」とでている!
嫌な予感・・・。
私がせっせと準備していると、早くも友人は竿を出している。
と思ったらもう竿を曲げている!
ブチ抜いたのは35cmクラスのオナガ。

「お〜これは幸先がいいナァ」なんて思いながら準備を急ぐ。
私もやっと準備を終えて釣り開始。

足元より攻めるも潮がほとんど動かなく、
またきれいに澄んでいる。

メジナはもちろんエサトリすら下のほうまで
まったく見えない。

少しずつ沖目に仕掛けを投げると、
沖はやや潮が動いている感じ。

横を見ると友人もNさんもアタリもない様子。
開始から1時間くらい、
お約束の「釣れる気がしないモード」に突入。

AM8時頃、私にやっとヒット!
びみょ〜な重量感が伝わってくるが、デカくはない。
特になんてことなく上がってきたのは友人が釣ったのと同サイズ、35cmクラス。
よし!続けて!!なんて思うも単発。

その後Nさんは釣り座を北側の長根向かいに移し、こっちは二人に。
私と友人も釣座をかわるがわる攻めるも、上がってくるのは30cm前後のオナガのみ。

このころから雨が降り出す。
予報では昼過ぎからだったので、釣況とあいまってさらにテンションが下がる。

AM10時ごろ、船長が見回りに。
大きく「バツ」をだすも、「そこがイチバンいいところだから頑張って!!」とのお言葉。

早い話他もダメということらしい。
特に潮が動くわけでもなく、向きが替わるわけでもなく、ただ時間だけが過ぎて行き、
たまに思い出したように30〜35cmクラスが単発でかかってくる。

Nさんも帰ってきたので様子を聞くと、イナダや巨大イスズミをあげたそうだが、
いまだにメジナは・・・という話であった。

前回の明神下のレポート後、管理人さんから頂いたアドバイスを思い出し、
ハリスを「思い切って」3号まで下げる。
皆さんには普通なのかもしれないが、神子元でも3号の私にとっては離島の3号は「ありえない」号数である。
でも、状況はかわらなかった・・・。

自分なりにあれこれやってみたが、もう引き出しがない。
ただぼけ〜っと釣っていると、ラインにやや張りがでる。
「アタリか?」と思い軽くあわせると手ごたえあり。

今度の魚は良く暴れ元気はいいが、やはりデカくはない・・・。
タモにはいった魚は40cmオーバーに見える・・・(汗。
「大きく見える病」、釣れないときに良くかかる病気である。

(今回の仕掛け)
竿   :マスタードライ2−53
リール:ダイワ3000LBCD
道糸 :ナイロン4号
ハリス:5号⇒3号
ハリ  :7〜9号
ウキ: :天狗ウキ各種

(コマセ)
オキアミ12kg、配合3袋
とじる?