★ 些細な疑問

 土大蛇の翼って何のためについているんだろうか…?

(6/26/04)

【追記】
 土大蛇は地面からはなれると力を失ってしまい、無力な小さい蛇と化してしまう。つまり、彼の翼は飛ぶためのものではない。しかし、彼は大魔法使いの伝令として、カーカバード中に悪名を振りまいている……。要するに飛行できないが、移動速度は速いということだ。

 地面を高速で走る彼が持つ翼。その役目は空気抵抗を抑えるエアロパーツに他なるまい。空気抵抗を制御して地面に身体を押し付けることで、スピードを得ると共に、万が一にも地面から浮いてしまうことを防いでいるのだと思われる。

 考えてみれば至極当然のことであった。何で気が付かなかったんだろう……(汗

(4/3/10)

★ 七匹の大蛇

 今回は発売日になっても、仕事の都合で本屋へ行くことができずにもやもやしていたのですが、とある方のご好意で譲っていただけることになり、大変ラッキーな私でございます。この場をもってお礼申し上げます。ありがとうございます。さて、6/3に本は無事、私の手に届いておりました。なのにこの記は26日。あぁぁ。

 まずは表紙。英国復刻版と同じく七匹の大蛇がモチーフとなっております。さらヴぁフェネストラ。まぁ日本向けフェネストラが表紙だった場合、本文イラストとのギャップが激しすぎて同一人物だと思われない恐れがありますな。ところで

風大蛇日輪大蛇土大蛇
月大蛇
水大蛇時大蛇火炎大蛇

 だとおもうのだがどうか? 時と月は微妙なところだが、月大蛇は光を反射させてとの記述が本文にあるので、紫より白のほうがそれっぽいかなぁと。
 ところでカバーをとってみると、風大蛇が仲間はずれにされているのが哀れ。

 本文もすっかり浅羽訳になれたせいか何の違和感もない。大蛇の名称に関してはちょっと予測してなかったところを攻められた感じで面白かった。

(6/26/04)

★ 角蛙の生態

 創土訳を見ていて印象深かったことの一つに、創元訳にはなかった独特の言い回しがある。現在はまだ最終巻がでていないので、まだ見ぬ掘り出し物があるかもしれないが、今のところ次の二つが自分の心にクリーンヒットだ。
 藤壺野郎。角蛙野郎。
 いやー、なかなか凄いセンスだ。前者はカレーの赤目。そして後者はセスターの隊商の黒エルフの発言である。港町の住人が藤壺呼わばりで人を罵るのはなかなか説得力がある。となると、角蛙というのはバク地方にすむ害獣なのだろうか? 

 ここからが今回の本題である。

 残念なことに作中で角蛙なる生き物との遭遇はないので、これがどのような生き物なのかはわからない。口ばかり達者で商人などといっておきながら何も出さない輩がその名で罵倒されるのだから、案外ジブ・ジブのような鳴き声ばかりが立派な蛙の一種なのかもしれぬ。
 『タイタン』の記述から、バク地方の川はとても普通の生き物は住めそうにないことがわかるので、水が無くても生きていけるタイプの生き物かも知れぬ。だがこうなると蛙というよりは蜥蜴っぽいイメージになってしまう。そもそも本当に蛙ならば、両生類なのでこの想像は間違っている可能性が高い。となると、イルクララ湖やジャバジ河などのバク地方に隣接した水場に生息しているのではないだろうか。セスター隊商の行動範囲がいかなものかはわからないが、バク地方とカレーの周辺であることは間違いないと思われる。あの馬車では、ザメンの高地を越える事は不可能だからだ。カレーの南、シャムタンティは商業的に旨みがあるとも思えない。

 結局想像するしかできなのだが、一つだけ確実と思われることがある。この生き物には、きっと角が生えているであろう。…そう信じたい。

(12/10/04)

【追記】
 ちなみにこれらの暴言は、原文から存在している。地域色を色濃く映す文化を感じさせる描写は、カーカバードが生き生きとしていると感じる由縁の一つであることは間違いがない。

(1/15/13)

【追追記】
 このツノガエル、なんと『真・モンスター事典』に項目を持つ存在であった!
 それによると技術点9、体力点9というなかなかの強敵。大ツノガエルと呼ばれることもあり、ガマガエルに似た太った体躯は最大2メートル以上。大きな手足には鉤爪を備え、口には歯がいっぱいに並んでいる。背には二本の湾曲する角が生えていて、旧世界全域で悪名を馳せる存在とのことだ。ボールウェポンを使いこなすこともでき、こいつはカエルちゃんなんて可愛らしい生き物では断じてない。黒エルフの言葉は嘲りというより、本格的な罵倒だったようだ。ダドゥー・ヤドゥにはツノガエル最大の集団が住み着いているなんて記載もあり、セスターキャラバンが実際に対峙してひどい目にあったこともある、なんてのもあり得る話だったらしい。

(12/23/23)

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