日々棒組み  050〜090

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090

帰りの電車にノッポとデブの二人組のサラリーマンが乗っていて、会社の同僚の話をしていた。

デブ「Aさんて、飲み会とか、あんまり来ませんよねえ」
ノッポ「あの人、肝臓悪いんだよ」
デ「Bさんも飲み会で見たことありませんよね」
ノ「あの人はまっすぐ帰る派だな。変なとこに住んでんだよ」

ノッポのほうが会社に長いようで、デブの疑問に答えている。
少し酔っているようで声がでかい。

デ「Cさんは飲みに行くと仕切りますよねえ」
ノ「元ホストだからな」

元ホストかぁ、そりゃ仕切りそうだな。

「Dさんは酒強いですよねぇ」
「飲むよなぁ。あの人、前は先物取り引きの会社にいたんだって」
「うちの会社って、多いですよね、元サキモノの人」
「多い多い」
「たしかEさんも前は…」
「サキモノ」
「Fさんも」
「サキモノ」
「Gさん」
「サキモノ」
「Hさん」
「サキモノ」

以下このくり返し。Mさんくらいまで行ってた。
名前を出す前に「サキモノ」って言っちゃいそうな勢いだった。

結局彼らの会話からは何をやっている会社かはわからなかったのだが、どんな職場だ。元サキモノだらけ(ひとり元ホスト)の会社。

いや、私はどんな職業にも偏見は無い。どんな仕事でも、法律に触れたり、人を騙したりするものでなければ、それで生活の糧を得るというのは立派なことである。
しかし。
一体どんな職場だなんだ。元サキモノだらけ、ひとり元ホスト、ひとりデブ、ひとりノッポ。
あと、肝臓悪いのと変なとこに住んでるやつ。そーっと覗いて見てみたい。

2003.3.6


089

赤ん坊が泣いた時に初めに疑われるのが「ミルク」、そして「オムツ」。

テレビドラマなどを見ていても、赤ん坊が泣いた時のセリフは大抵、
「あら、ミルクかしら?オムツかしら?」だ。
まるで赤ん坊はその二つだけで生きているかのように。
しかし、ミルクもあげたばかりだし、オムツも代えたばかりだしでも赤ん坊は泣く。
テレビドラマでは、どちらかで済んでいることが多いが、現実はそんなに単純ではない。

ドラマで赤ん坊が泣くのは、大人の側の受け止め方をストーリーのアクセントや、調味料的に使ったりするためなので、情けないくらいリアルさに欠けるのだが、現実はそんなにシンプルではない。

赤ん坊の面倒を見ていて、泣いた時に、まず「ミルク」と「オムツ」を疑うのはいいだろう。
しかし、その二つ以外に理由を推測できないのは、親としてどうだろう?

ミルクとオムツしか理由を思いつかないというのは怠慢ではないだろうか?親として。
それは思考停止と言うものではないだろうか?

そこで私は考えた。「ミルク」と「オムツ」以外に赤ん坊が泣く理由を。
そして考えついたのが。

「どこかがかゆい」

どう?
どうかしら?
いいんじゃない?

そして私は実行に移した。
ミルクもあげたばかり、オムツも代えたばかり、なのにアヤが泣いている時に。

肩甲骨のあたりを掻いてあげる。

泣き止まない。

お尻と背中の境い目あたりを掻いてあげる。
泣き止まない。

脇腹のあたりをかいてあげる。泣き止まない。

思いつく限りかゆくなりそうなところを掻いてあげる。

泣き止まなかった。

でも。でもでも。
だからといって私の説が間違っているとは言い切れないはずだ。
赤ん坊が泣いている時の何回かに一回、もしくは何十回に一回、いや、もっとゆずって何百回、何千回に一回、どこかがかゆくて泣いている可能性は否定できないはずだ。なんびとたりとも。

そういえば昔「宇津救命丸」ていう薬があって、夜泣きに効くって話だったけど、あれはどういう状態を想定して処方されてたんだろう?

っていうか今でもあるのかな?宇津救命丸。

2003.3.3


088

今まで秘密にしてきたが、私の小指には秘密がある。
誰かの小指を噛んだり、噛まれたりしたことはないが(って、それは「小指の思い出」だ)、秘密がある。

私の両手の小指は、手の平を、こう、開いてみると、第一関節が内側(薬指の方)に少し曲がっているのだ。
見てすぐにわかるくらい曲がっている。
って、それじゃ秘密じゃないじゃん、と思うかもしれないが、実はそれだけじゃなくて、小指の関節がさらに内側に曲がるのだ。少しだけど。
普通の方向にも曲がるのだが、少し押すと内側にも曲がるのだ。
痛くもかゆくもないのだが曲がるのだ(かゆかったらちょっとおかしいけど)。

なんだろう?
これってなんだろう?
何かのしるしなのだろうか?
そう言えば、アメリカのテレビドラマ「インベーダー」では、侵略者の宇宙人は、人間そっくりなのだが小指が曲がらないという特徴を持っていた。

それか?そういうのか?
私はインベーダーだったのか?
指令はまだか?地球侵略の指令は。

待っていても地球攻撃命令は来そうにないので、小指の謎を解明するために、小指が内側に曲がる人を大募集したい。
今まで虐げられてきた小指曲がり族よ、今こそ立ち上がるのだ!

なんつって、私の父も、ショウヘーも曲がってるんだよね、小指。
アヤはまだ手が小さくてよくわからないけど、そこはかとなく曲がっているようにも見える。

小指曲がり族大募集とか言って、集まったのがみんな親戚だったらどうしよう。

2003.2.23


087

楳図かずおのマンガ「わたしは真悟」を読んでいたら、「子供の遺伝子コード」というものが出てきた。
それが無くなると「子供」が終るというのだ。
「子供」は「終る」のだ。「子供の遺伝子コード」が無くなるとともに。

そんなものあるのだろうか?
マンガを読んだ時はそう思った。いや。
そんなもんねぇだろう、と。

試しにGoogleで検索しても「子供の遺伝子コードに該当するページが見つかりませんでした。」という答えが返ってくる。
そんなもの無いのだ。
と思っていた。

しかし。

そんなものあったのだ。
いや、そんなものを見たような気がする。今日。

朝、家でテレビを見ていた。
画面に映っていたのは国連安保理の様子である。
イラク問題に関する報道番組である。
イラク問題に関しては言いたいことは山ほどあるが、今は「子供の遺伝子コード」の話である。

各国の代表が深刻な顔で議論している。
私もこの問題の行方は心配なので、じっと見ていた。

アメリカ代表、フランス代表、ドイツ代表、イギリス代表、順番に映されていく。
一緒に見ていた11才の息子がぽつりとつぶやいた。

「こいつらバレンタインのチョコもらったのかなぁ…」

「子供の遺伝子コード」はある。確かにあるのだ。
そして「子供」は終るのだ。「子供の遺伝子コード」が無くなるのと同時に。

私にはもう「子供の遺伝子コード」は残っていないのだと思う。いっこも。
そしてそれでいいのだとも思う。
ただ、息子にはそれを大事にしてほしいと願うばかりだ。

2003.2.17


086

今では「神」とまで呼ばれているアントニオ猪木がかつてこんな発言をしている。

同じ技をかけているのにギブアップを奪える時とそうでない時があるのはなぜか?という質問に対しての答えである。
「同じ技を同じようにかけているように見えても、微妙にポイントがずれる時がある。ほんの何ミリかでもずれたら技は効かないのだ。そんな時はギブアップを奪えないのだ。そしてそれは闘っている者同士にしかわからないのだ」
と。

「神」の発言である。

私は常々、携帯電話で会話をしていて、相手の言葉が聞き取りにくいと感じていた。
なんだかんだとえらそーにしている携帯電話であるが、そんなものか、と。
有線の電話と比べたら基本的な機能、「快適に会話をする」という点ではまだまだじゃないかと、そう思っていた。
しかし。

二日ほど前にふと思いついて携帯電話の耳に当てる場所を少しだけ上にずらしてみた。ほんの何ミリか。
すると。
聞こえる聞こえる。快適に会話できるできる。

今まで、自分がしゃべる口元に合わせた位置で携帯電話を持っていたのだ。そのために耳の位置がずれていたのだ。

そう。ほんの何ミリかポイントがずれていたのだ。それに気付かなかっただけなのだ。

私が一歩、神に近づいた出来事であった。

って。

ひょっとしたら、携帯電話の設計をしている人が想定している人間の頭のサイズよりも、私の頭がでかかったってことか?そうなのか?

2003.2.16


085

「オトーラの書」を始めたときに、見に来てくれる人ができるだけ見てまわりやすいようにいろいろ考えた。
文章は長めだし、絵や写真のページは重いし、なので、他の負担はできるだけ軽くしたかったのだ。
たとえば、「絵の書」の目次や各ページから「文書の書」や「写真の書」に直接行けるようにしたり、トップページからすべてのファイルに飛べるような目次を付けていた時もあった。
しかし、ページがどんどん増えていって、かえってわかりにくくなってしまったので、今のような状態に落ち着いたのだが、とりあえずこの形でいいかな、と思っている。

その考えでいくと、この「日々棒組み」は、ちょっと不親切かもしれない。
下のほうの文章を読もうとしたらずーっとスクロールしなければならないではないか。
変な位置にある文章から他へ移ろうとしたらまたスクロールするか、ブラウザの「戻る」を使うしかない。
不親切。

まぁ、「日々」の「棒組み」だから日々読んでね。過去は振り返らないでね。という願いと、できるだけシンプルにしたいという希望があってこうなってるんだけどね。

文章の区切りのところからページのトップに戻れるようにするくらいいいかな、と思う時もある。
反面、そんなに甘やかしてもいいのかな、という思いもある。

え?甘やかす?誰を?
今これを読んでいるあなたを、ですよ。

あ、今読んでいる人は日々読んでくれている可能性が高いからいいのか。


「文章の千本ノック」として始めたコーナーなのだ。
修行の場なのだ。ここは。
読む人にとっても修行の場と心得ていただきたい。
神聖な場なのだ。私語はつつしみたまえ。

ということでこのまま続行することに決定。

っていうかめんどくさいんだけどね。

2003.2.15


084

前にもここで書いたけど、日曜日に放送している所ジョージのリフォームの番組が、今週も「9坪」の家のリフォームだった。
前回ほど「9坪の狭さ」に触れていなかったので、「9坪の家」に住む我が家でも、心穏やかに視聴できた。
しかしひょっとして、変形している土地はともかく、9坪より狭いと6坪、とかになっちゃうんだろうか?よくわからない。
確実に言えるのは我が家が9坪で、9坪は4人で住むには狭い、ということだ。

そんな狭い家ではあるが、娘の初節句のために、お雛様がやって来た。
妻が子供のころに実家で飾っていたものだというから、かなり古い。
遠目で見るとそうでもないが、近くで見ると、お雛様の御髪がやや乱れていたりする。
顔は優雅な表情なので余計に痛々しい感じだ。生活に疲れているみたいだ。

本当は6段だか7段あるらしいが、9坪の家にはそんな贅沢は許されず、ご夫婦さまのみ、テレビの上にご招待、ということになっている。
日本の住宅事情はお雛様の家来たちの居場所も奪ってしまったのだ。

それはいいとして。
お雛様と一緒に、妻が生まれたころのアルバムもやって来た。
この、昔のものが一緒に現れるところが生活感あふれていて楽しいが、写真を見てびっくりした。 
妻が生まれたころというのが、今のアヤにそっくりなのだ。
いや、アヤが母親そっくりと言うのが正しい表現か。

ここをこまめに読んでくれている人はすでにお気づきだろうが、ショウヘーが生まれたころと、アヤはそっくりなのだ。
つまり、アヤ、ショウヘー、オカーは生まれた時はそっくりだったということだ。

私だけ仲間はずれだ。
ちょっと寂しい。
ちょっと寂しいが、私までそっくりだったらちょっと怖い。
クローンか、俺たち。
オトー家クローン疑惑。
手元に私の写真が無いので確かめようもないが、実家に帰っても怖くて見られないかもしれない。
なんつって、今度しっかり確かめてまたネタにするつもりだけど。
でも生まれた時の写真なんてあったかなぁ。見た記憶ないなぁ。

まぁ、とにかく、アヤはオカーのように美人になるぞ。

とでも書いとくか。

家庭の平和のために。

2003.2.13


083

昨晩、オカーと二人でショウへーが生まれたころのアルバムを見た。
あまりにアヤとそっくりで笑ってしまったよ。
年の離れた双子みたいだ。
そんなにまで似ているのに、ショウヘーにだけチンチンが付いているのがなんだかおかしい。

アヤは、泣いている時以外はまだほとんど表情がないが、ショウヘーの写真を順番に見ていったら、生後1ヶ月あたりから、爆笑しているとしか思えない写真が何枚も出てきた。
赤ちゃんてこんなに笑うんだっけ?ってくらい大口開けて笑っている。声が聞こえてきそうだ。
アヤも、もう2週間もしたらこんなふうに笑うのだろうか?それともショウヘーが特別笑う赤ちゃんだったのだろうか?

そりゃそうと、この前ここで「本なんかできなくても人が死ぬわけじゃねーよ」と書いたが、どうやら訂正しなければならないようだ。
4月刊行予定の大きな仕事がちょと大変なことになっていて、その編集者と話していた時、私が「索引の校正も大変ですよねぇ」と言ったら、その人は「ええ、もう命がけですよ」だってさ。

いるんだ。
死んじゃう人。
ここにお詫びして訂正いたします。
本ができないと死んじゃう人いるみたいです。

なんていうか、もう。

ごくろうさま。

2003.2.6


082

というわけで今年は2月3日が節分だそうだ。
日本各地で豆まきが行われるのであろう。
特に子供のいる家庭では、父親が鬼のお面などを付けて「鬼は外、鬼は外」と、笑いながらマメをまく子供たちに追い立てられる光景が見られるのであろう。
それが日本の風物詩というものであろう。

しかし。
オカーがどこからか聞いてきたところによると、豆まきをするのは「年男」「年女」、及びその年「厄年」の者、というのが正式なのだそうだ。

だそうだ。

今年生まれたアヤはもちろん「年女」。
アヤのひと回り上の兄、ショウヘーもひつじ年で「年男」。
そして、『オトーラの書』を注意深く読んでくれている方はすでにお気付きであろうが、あえてもう一度書くが、私は今年、厄年なのだ。
セリを食えない厄年の男なのだ。

さて。

鬼は誰だ?って話。

四人家族の三人までが正式に豆まき戦闘員とされた我が家で、鬼は誰なんだ?

2003.2.3


081

常日頃「落ち着いている人」と見られることが多い私であるが、それは外見だけで、中身はおたおたしていることがよくある。
このところ急ぎの仕事が続いたり、子供が生まれたりで、中身はかなり波立っていた。
波といっても、「海の波」みたいのじゃなくて、水をいっぱいに入れた水槽のヘリをドンドン叩いたときに起こる感じの、せわしない波だ。
時々ビシャっと外に水がはね飛ぶ感じ。
場合によっては金魚がベチャっと飛び出す感じ。
床でピチャピチャピチャッと跳ねてる感じ。
ピチャピチャピチャッが、やがてピターン  ピターンになってゆき。
エラがフカー    フカー  となり、そして息絶える。
そんな感じ。
どんな感じ?

そんなわけで、ここんとこ、外見はともかく、中身はざわざわしていた。
頭が混乱した感じで落ち着きがなかった。
こないだなんか、会社のエレベーターの前でぜんぜん知らない人にあいさつしてしまったりした。
「あ、おはようございます」だって。
悪いことしたわけじゃないけど、きょとんとしてたよ。その人。

年末から続いていた見通しの立ちにくい仕事の連発がやっと片付いて来たので少しは平常心に戻れそうだ。
先の見えない仕事を忙しくバタバタやっている時はいやでいやでしょうがないが、先が見え始めると忙しくても快感になってくる。何かがまとまって、形が見えてくる快感。
次は年度末の大津波が2月の下旬からやって来るかな。

まぁ、20年近く印刷会社の営業をやっていて、確実に言えることは「終らない仕事は無い」ってことだな。

それともうひとつ。
「本なんかできなくたって人が死ぬわけじゃねーよ」

って、これは問題発言かな。

2003.1.31


080

3年ほど前、「オトーラの書」を始めてから何ヵ月かたったころ、「MACPOWER」という雑誌の「あなたのホームページにオジャマします」というコーナーで紹介してもらったことがある。
自分で「紹介してね」というメールを出して載せてもらうのだが、その時、担当の人が「親バカ系ページにありがちな押し付けがましさを感じない」というようなことを好意的に書いてくれた。
その頃、長男はもう小学生で、そもそも親バカではなかったので親バカっぽいページは作ろうにも作りようが無かったのだが。

しかしそれも娘が生まれるまでの話である。

うちの子はなぜこんなにもかわいいんだろう。

手足が小さくてかわいい。
つぶらな瞳がかわいい。
泣き声がかわいい。
下ぶくれの顔がかわいい。
ウンチが臭くてかわいい。
眠い時に白目を剥くのが怖くてかわいい。

「綾」という字を町で見かけるだけで胸のまん中がフニャっとなる。
私は仕事で毎日地下鉄の千代田線に乗っているが、行先表示の「綾瀬行き」というのを見るたびに「フニャ」だ。
「松戸行き」だの「柏行き」なんてつまらない電車は目に入らない。

名前を決めるのにずいぶん迷ったけど、綾にしてよかった。
「まつど」とか「かしわ」にしなくてホントによかった。

2003.1.26


079

 今日新聞を見ていたら、禁煙用のパイプの広告が載っていた。
ニコチンとタールをカットする4種類のパイプを使って、段階的にニコチン依存を減らして行くというものだ。
初めはニコチンとタールを25パーセントカットするパイプ。
次に50パーセントカットするパイプ。
次に70パーセントカットのパイプ。
最後に90パーセントカットするパイプ。
それぞれ一定期間使って、最後にはタバコがやめられるということらしい。

主旨はわかるが、これを使ってタバコをやめられる人はこれを使わなくてもタバコをやめられるんじゃないか?
本数減らせばいいだけじゃないか?
っていうか、こんなパイプ使ってたら本数が増えるだけじゃないか?
例えば一日20本吸っていた人は、初めのパイプを使っている間は25パーセント増の25本。
次に50パーセント増の30本。
次は34本。
最後は90パーセント増しの38本。

やめられないじゃん。
しかし広告主はちゃんと手を打っていたのだ。
この禁煙ステップの説明の下に、小さな字でこう書いてあったのだ。

「ステップ終了後はタバコをやめてください」

さらにその下に

「これで禁煙成功です」

あー、これでタバコがやめられる。

と思うか?

ダイエット用の器具の説明に、「使用中は痩せてください」って書いてあるようなもんだな。
メガネの広告に「かけている間は見えてください」とか。
風邪薬に「飲んだら治ってください」とか。
ディズニーランドの広告に「入園したら『ミッキーちゃん、ミッキーちゃん、うひゃら〜』と馬鹿みたいに楽しんでください」って書いてあったりな。

話がどんどんそれてくな。

でもこの禁煙パイプの一番信用できないところは、「禁煙パイプ4点セット」を2セット売りしてるところだったりして。     

2003.1.25


078

 といったわけで、今日(1月21日)、オカーと赤ちゃんが退院して来ました。
市役所に出生届も出して、育児手当てだの、医療手当てだのの手続きをして、記念の「みかんの苗木」をもらってきました。
名前はこの前書いたとおり変更無く、「綾(あや)」で届け出て、無事受理されました。
これで正式に「綾」です。

昼間は寝てばかりだったのに、夜になったら起きがちなのはなぜでしょう?
病院では夜になると新生児室へまとめて入れられてしまうので、オカーも、夜を一緒に過ごすのは今夜が初めてなのです。

というわけで長い夜になるかもしれないからもう寝よっと。      

2003.1.21


077

(承前)
というわけでいろいろどたばたしたが、やっと娘の名前が決定したのでついにめでたく発表のはこびとなった。

名前は「綾」

どう?
「綾」と書いて「あや」

え?
ひらがなで書いたら3文字じゃなかったのかって?
そう言うあなたはきのうの日記を読んだ方ですね。

そう。あれからまた変更になりました。変更になりましたともさ。
一日たてば状況も変わるさ。
24時間あればジェット機だって直せる、と言ったのはルパン3世でしたっけ?
あれ?12時間あれば、だっけ?
とにかく変更になりました。

きのうの日記をアップした後、病院の妻から電話があって、
「やっぱりさぁ…」
だって。
顔見てたら「綾」って感じがしたんだって。
私もそんな気がしてきたので「綾」に決めました。
決めましたとも。
決めたもん。もう決めたんだもん。

出生届は、退院の日に出しに行く予定です。
あと二日。

二日あればジェット機なら何機直せるだろう?
(もし、また変更になったらこの日記は削除。077は永久欠番)        

2003.1.19


076

というわけで1月16日に無事娘が生まれた。
当日のことはまた詳しく書くとして、今日も病院へ行ってきた。
今日から昼間だけは母親と同室なので、じっくり見てきた。
手も足もちっこいぞ。
爪もちっこいぞ。そうだ。この爪を切ったりするんだよな、これから。

家族四人そろったところで緊急名前会議。
あーでもないこーでもないと話し合い、いろいろな名前で本人に呼びかけてみたりした。
本人はどの名前でも反応が無くて、参考にならなかった。つーかほとんど眠ってた。

会議は紛糾した。つかみあいの言い争いになった(うそだ)。
そしてついに名前が決定した。

「ひらがな三文字」とかさんざん書いていた。
あれは忘れてくれ。
「ひらがなで書いたら三文字」
ということにしてくれ。

私が「発表しちゃおーっと」と言うと、オカーが「ハンドルネームはみんなカタカナにしてるのにいいの?」と訊いた。
確かにそうだ。
確かにオカーの言う通りであるが、ハンドルネームや娘のための新しい「書」の名前はともかく、これだけ名前ネタで引っぱってきたのに発表しなかったら詐欺みたいなもんだ。
そんなことをしてしまったら人間失格だ。ゴミクズ野郎だ。
というわけで、私の一存で発表することにした。

つづく(うぷぷっ)         

2003.1.18


075

WEB RINGというものに登録してみました(現在は仮登録)。
実は前からいいRINGがないか、ゆるやかに探していたのですが、何か特定のテーマ(何かの映像作品のファンだとか、趣味が同じ、とか)のWEB RINGはたくさんあったのですが、「オトーラの書」にあてはまるようなものがなかなか無かったので今まで見送っていたのでした。
今回、「何でも自分で創作したものがある」という規定の「Rafsketch」というところを見つけたので登録をお願いしました。

WEB RINGは、登録するのは初めてですが、特定のテーマでぐるぐる回ってみると面白かったりするので、たまに使っていたのでした。
「STAR TREK」サイトのWEB RINGなんかも、たまに回っていますが、かっこいいサイトが多くて(?なところもありますが)、自分でも無理矢理スタートレック関係のコンテンツを作って登録しちゃおうかと思ってしまいます。
オレも仲間に入れてくれって感じです。
ある日突然「スタートレックの書」なんてのが現れたら、そういう目的だと思って間違いないでしょう。

WEB RINGに参加することで新しい展開があれば、と思っています。

実は「ゴブダシャ」のほうでも別のWEB RINGに登録を進めています。
あちらは常々、トップページにバナー類をペタペタ貼ってにぎやかにしたいと考えていたので、そういう理由もあるのですが。「オトーラの書」は、あんまりペタペタしたくないけど。

WEB RINGの他にも「同盟」と呼ばれる何かのファンのサイトの集まりがあったりしますが、「ゴブダシャ」にあてはまるようなものがあったら教えてもらえるとうれしいです。まぁ、ペタペタ貼りたいだけなんですけどね。
あ、自分で作ればいいのか。同盟。
なんだ?おっさんサイト同盟。
おっさんが作ってるか、おっさんを理解するサイトの同盟。
集まり悪そー。

ともあれ、今年は個人的に「WEB RING元年」ということでひとつ。

2003.1.13


074

ある日オカーが言った。
「で、オトーはいつ帰国できるの?」
大長編になってしまった「オトーくん、海を渡る」の話である。
ホント、いつ帰国できるのだろうか。

「読み物」であるのと同時に自分の記録としても書いているので、つい細かいことまで書いてしまい、結果的にこんなに長くなってしまった。
初めは実際に帰国してから一か月くらいで終るだろうと漠然と考えていた。
それが「年内には終るだろう」になり、「正月休み中にフランスまではたどり着きたい」になりと、どんどん延びて行き、やっと今ベルリンの二日めが終ったところである。旅行日程の3分の2だ。

いいかげんにしろと言いたい。
自分自身に対して。

でもまだフランス編が残っているのだ。
今の目標は
「子供が生まれるまでには終らせたい」だ。

しかし予定日まで三週間を切っていることを考えるとそれも微妙だ。
しかもオカーは来週にも産むつもりでいる。カレンダーを見ながら自分に言い聞かせている。

見通しは暗い。しかしとにかく書くのだ。そして終らせるのだ。
そして心置きなく次の大ネタ、「赤ちゃん誕生」にとりかかるのだ。

ネタかよ、おい。

2003.1.11


073

きのう、映画「ゴジラ対メカゴジラ」を観に行って来た。
身重の妻と二人で。
胎教に悪いような気もしたが、「とっとこハム太郎」も一緒だったから、きっとバランスがとれただろう。

「ゴジラ対メカゴジラ」は、面白かった。でも展開が早くてあっさりした印象だった。正月だからあれでいいんだろう。
釈由美子は、目つきは怖かったが声は軽かった。
戦闘機はペーパークラフトみたいだった。
ガイラとモスラをもっと見たかった。
でもメカゴジラはホントにかっこよかった。思わず応援してしまった(心の中で)。
超合金メカゴジラほしーなー。

個人的にはメカゴジラの暴走よりも客席の子供たちの暴走を止めてほしかった。

明日から仕事かぁ。
さすがに9日も休むと仕事が恋しくなってくるなぁ。ガッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ。

ウソに決まってんじゃん。

2003.1.5


072

一富士ニ鷹三なすび。
初夢で縁起がいいとされるベストスリー。
じゃ、これは何位だろう?私が見た初夢。

ミラーマン。

何位?ねぇ、何位なのさ、ミラーマン。

なんだか知り合い大勢でおもちゃ屋に来ている。
誰かがミラーマンの人形を探していて、みんなで手伝っている。
目の前に大きな箱がいくつもあって、半透明のビニール袋に入った大きな人形が詰め込まれている。
それをいちいち箱から引っぱり出してミラーマンを探すのだが、見つからない。
ウルトラマンや、ウルトラセブン、ファイヤーマンや、ジャンボーグAといった、若干マイナーな物まであるのに、ミラーマンだけがない。

結局見つからないまま夢は終ってしまった。
あ、ミラーマン出てこねぇじゃん。そうか。出て来ないんだ。ミラーマン。

じゃ、何位なんだ?ファイヤーマン。

2003.1.3


071

年の初めらしく抱負を語っとこうかな。
「オトーラの書」をどうしたいんだろう、と。考えてみた。
どういうサイトにしたいんだろうと。
で、思いついたのが、
「温泉みたいなサイト」
どう?

こう、入った時に「あー」っていう感じ。
この「あー」が文字にすると伝わりにくそうだけど、熱い温泉に入った時のあの「あー」ね。
ほぐれるような、疲れが流れ出すようなあの感じ。しばらく難しいことは考えなくていいんだぞ、っていうあの雰囲気。
で、しかも、なんだか効能があるぞ、と。
腰痛とか肩こりによさそうだぞ、と。
ウソでもそういう気持ちになれたらいいな。ウソでも。

まぁ、温泉っていうと奥が深そうで恐れ多い気もするから、どうだろ、「健康ランドみたいなサイト」ってのは。
普通の風呂、薬の風呂、檜風呂、いろいろあんの。
泡が出る風呂、露天風呂、サウナ、水風呂。入りたいのや、入りたくないのや、とりあえず揃ってると。
で、風呂から上がったらビール飲んでごろごろしたり、子供とゲームしたり、力ぬいて好きにしてればいいところ。
100円入れてマッサージ椅子使ったりして。
映画見たりね。たいてい「釣りバカ日誌」なんだけど。
あと、名前も知らない演歌歌手とか来てたりしてね。
やることなくて、血圧や骨密度はかったりして。100円入れて。
なんかみんなポワーンと過ごしてるの。ポワーンと。

そんなサイトに私はなりたい。

2003.1.3


070

さて、新しい年を迎え、恒例の「初日の出暴走」も無事済ませ(うそ)、のんびり元旦を過ごしました。
新年二日めの今日は電車で初詣に行って来ました。

寒かったです。新年早々死ぬかと思いました。

それはともかく、去年のお札を燃やすところに行ったら、お札やら絵馬やらと一緒にたくさんのだるまが、燃やされるのを待っていました。
だるまって、最後はあそこで燃やされちゃうんですね。知らなかった。
「えー!だるまって燃やしちゃうんだぁ。最後は燃やしちゃうんだぁ」
と驚いていると、妻に、そんなことも知らなかったのかとあきれられました。
毎年初詣に行って見ていた光景だったのに。
去年までは、「だるま」というものが視界に入ってなかったんでしょうねぇ。

とりあえず今年もだるまに冒険してもらうつもりですが…。

そうかぁ…だるまって最後は燃えてしまうのかぁ…燃え尽きてしまうのかぁ…。

2003.1.2


069

さて。
大掃除もちょっとずるしたけど終り、年賀状も「来たものだけ出す」という新システムの導入により来年へ持ち越し、あとはソバ食って酒飲んで、「イノキボンバイエ」見て、除夜の鐘聞いて、今年も終り、というところまでこぎつけました。

黒部で歌う中島みゆきも気になりますが、あの歌は別に好きでもないので、やはり我が家は「イノキボンバイエ」です。
絶対あり得ないけど、中島みゆきが、年越しにちなんで「蕎麦屋」を歌うってんなら話はまったく変わってきますが。
えぬえいちけいですからねー。「ラジオは知ったかぶりの大相撲中継」なんて歌ったら面白いと思うけどなー。誰も面白いなんて求めてないか。

そんなことはどうでもいいのですが。
今年も「オトーラの書」に来てくれた皆様。
たいへんありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

尚。

新年は元旦より平常営業となっております。皆様のお越しを心からお待ち申し上げております。
よいお年を。

2002.12.31


068

あー、ダメだダメ。全然ダメ。
ムリムリムリムリ。
「オトーくん海を渡る」のドイツ編を年内に終らせるなんて絶対無理。
だってもう明日しかないじゃん。

ダメです。できません。参りました。降参ですっ。身の程知らずでしたっ。

休みが続いてる時って、夜になるとたいてい飲んでるでしょ?ね。
できることって限られちゃうんだよね。
ここは書けるけどね。行き当たりばったりだから。

それでも勤勉な私はヤスジロー23話の絵だけは完成させたよ。
あしたがんばればアップできるよ。

がんばればね。

でも、ヤスジローの話って、年末年始の浮かれムードには似合わないよねー。どうにも。

実は年賀状も出してないんだよね。来たら出せばいいかってことにしちゃったんだよね。今年は。
っていうか「今年から」。でへへ。

2002.12.30


067

うひゃらっほほほ〜い(奇声)。
今年の会社の仕事がすべて終了いたしました。きもちいー。

あとは家で、網戸を洗って、年賀状を書いて(結局まだ出してない)、「オトーくん、海を渡る」をせめてドイツ編までは終わらせて、「さすらいロボ・ヤスジロー第23話」をアップさせて、新年用のトップページの画像を作れば年内にやるべきことはすべて終わりだぁー。

すべて終わりだぁー。

…けっこうやることあるじゃん。

ああ、「ゴジラ対メカゴジラ」も見に行きたいなぁ。

2002.12.27


066

今まで何も考えずにやっていたことにふと疑問を感じることは誰にでもあるはず。

今日、仕事中に地下鉄千代田線に乗っていて、赤坂駅を過ぎたあたりでふと思った。
「ケータイのストラップって、いらないんじゃないの?」

今までどこかでもらったストラップを何も考えずに付けていたが、あれは何かの役に立っているのだろうか?
ストラップを持ってぶらぶらさせたりするだろうか?しない。
ケータイを使っていて落としそうになり、ストラップをつかんで危機一髪落とさずに済んだ、なんてことがあっただろうか?なかった。

じゃまくさいだけじゃん。

というわけでストラップをはずしてみた。
すっきり。

ストラップをはずしたケータイはすっきりさっぱりして清清しい。
思わず見つめてしまう。

アンテナもじゃまくせぇな。
はずせないのかな、これ。

はずせなかった。

っていうか、ケータイそのものがじゃまくさいような気もするんだけどさ。

2002.12.26


065

みなさんご存知でしたでしょうか。
小学校は明日から冬休みだそうです。

いいな。

私はあと3回会社に行きます。

ちょっとつまり気味の3回だけど、まぁあと3回だから我慢して行くか。
3回で終るよな。

終らなかったらやだな。
だいじょぶかな。

大掃除できるかな。会社の。
すげーんだよな。俺の周り。
毎年大掃除してみてびっくり。
ゴミだらけ。
東京都推奨のでかい半透明ゴミ袋にみっつくらい出るからな。

ゴミの中で仕事する男。
それは俺。

ゴミ問題を身近に感じる男。
それは俺。

子供の頃おふくろに「机の上を片づけなさい」と言われ続けた男。
それは俺。

今では同じことを常務に言われている男。
それは俺。

俺、俺、お〜れ〜な〜の〜だぁ〜♪

頭がちょっと年末モードだな。

あ、そうそうメリークリスマス。

2002.12.24


064

そりゃそうと。
っていう書き出しが多いような気がするが、ここではふと思いついたことを書いているので、自分としては「そりゃそうと」とか「そういえば」から入るのが気分に合っているのだ。

人間て常にクルクルいろんなこと考えてるでしょ?仕事のことやら、食べ物のことやら、昔あったいやなことやら、クルクルクルクル。
で、クルっとなった時に「これ書いとこうかな」ってことを思いつく。
だから、「そりゃそうと」みたいな書き出しで、「これから書くけど、その前にも色々考えてんだよね」ってのが自分の気分にあってるんだと思う。

読む人には関係ないのかもしれないけど。
いきなり「そりゃそうと」とか「そういえば」で始められてもねぇ。
そのうち「ところで」とか「それがさぁ」とか「一方その頃」とかで始まる日がやって来るかもしれない。
ひょっとしたら1回くらいそんな書き出しをしているかもしれない。

そりゃそうと、子供の名前シリーズをしばらくやっていて、まだ完結しないけれど、新しく家族が増えるというのは名前以外にもいろいろ準備が必要だ。
ベビーベッドやら哺乳ビンやらの道具類から心の準備まで。

うちはついこの間まで、この先もずっと三人家族だと信じて来た。
トロイカ体制でやっていくのだと。
どんななんだろ。四人家族って。
女の子の父親になるってどんななんだろ。
とりあえず風呂上がりに裸でうろうろしちゃいけないんだろうな。

息子も多少は「お兄ちゃん」になるということを考えているようで、少し前の話だけど、
「俺、妹に『あにじゃ』って呼ばせようかな」
とか言っていた。

一応説明すると、日曜の朝に放送している「忍風戦隊ハリケンジャー」という番組に出てくる兄弟忍者の弟が、兄をこう呼ぶのだ。

しかし息子よ。妹がしゃべりはじめる頃にはハリケンジャーはとっくに終って、別の戦隊が地球の平和を守っていると思うぞ。

もうすぐ四人めがやって来る。ちょっと間抜けな兄ちゃんもいるが、というか、間抜けな兄ちゃんもいるだけに、きっと楽しくなるだろう。

2002.12.20


063

朝起きてふと気づいた。
「ちひろって、『千と千尋』じゃん」
朝飯を食いながら妻にそのことを話すと、
「そーだよー、今はそーだよー」
というわけで却下。

しかしこんな消去法でやってていいのだろうか。
息子のクラスにいるからだめ。
近所にいるからだめ。
仕事先にいるからだめ。
友達の昔の彼女の名前だからだめ。
だめ、だめ、だめ!

ああ、どこかにカチっとくる名前がないものだろうか。この果てしない大空の下のどこかに。広い大地のその上に。

ショウへーの時はカチっといったよなあ。
四年生の時の学校の宿題で、「自分の名前はどんな理由で付けられて、どんな願いが込められているか調べましょう」というのがあって、やつはちゃんと書いてたよ。
「父がプロレスが好きで、ジャイアント馬場さん(馬場正平)からとった。
大きくて強い人間になってほしかったから」って。

うれしかったので「よく書いた」とほめたら「しょうがないから書いたよ」だってさ。

ああ、そうか。名前のほうじゃなくて「願い」のほうからアプローチするって方法もあるな。
えーと。
どんな子になってほしいか。
えーと。

親を見捨てない子。

「おみす」

いや、「おみす」じゃ親を見捨てる子もそうじゃん。どっちだ。どっちになるんだ!「おみす」!お前はそんな子だったのか!親を見捨てるのか!後足で砂をかけるのか、「おみす」よぉっ!

えーと…

「夜泣きしない子」
よ、よな…しな…よ…よなきしな。
だめじゃん。

こりゃ当分決まらねぇな。日暮れて道遠しだな

2002.12.17


062

そんなことはともかく。
名前がまだ決まらない。
まだその話題で引っ張るのかとお思いでしょうが、決まらないんだからここはこらえてほしい。

なにかのはずみで予定より早く生まれてしまったらと思うと心配で会社の仕事にも身が入らない。華麗な営業トークにもいつもの冴えが見られない。

女の子だからひらがな三文字なんていいんじゃないかってところまではこぎつけたが、まだ決定にはいたらない。

候補はいくつか上がってるんだけど。
たとえば、「すみれちゃん」
どう?われわれの時代の美少女の代名詞。
パーマン3号の正体、星野スミレ。あるいはサリーちゃんに出てくるすみれちゃん。
しかし、美少女じゃないとどうにもこうにもなので躊躇している。

または「みなみちゃん」
『タッチ』の「みなみ」かと思いきや、我が家的には『ウルトラマンA』の南隊員だったりする。
ところが南隊員は「南夕子」って名前なのだ。「みなみ」は名字だったのだ。ちっ。
というわけで却下。

今年はスネークセンターに行ったので思い切って「まむしちゃん」ていうのはいかがでしょう。
「まあ〜かわいい赤ちゃん、お名前は何て言うの〜?」
「まむしです」

相手の驚いた顔が目に浮かぶぜ。
その「あいた口がふさがらない」顔を心ゆくまで堪能してやるぜ。

まむしちゃんにした場合、やっぱり「ま〜むちゃん」て呼ぶのだろうか?
「ま〜むちゃん」
「はーあーい」
じじいばばあの扱いがうまくなりそうだぜ。

こういうくだらないことばかり考えてるからいつまでも決まらないんだと思ったあなた。その通りです。

でも本当はひとつだけちょっといいかなってのがあるんだよね。
それは「ちひろちゃん」
出所は秘密。


じゃ、ヒント。
手塚治虫。

あ〜っわかっちゃったかな〜(>_<)

2002.12.17


061

なんつって、一番恥ずかしいのは感情的な自分の日記だったりして。
でも、こういう「恥ずかしい」はよしとするか。
小さなことでも「書いてスッキリ」って効果もあったりするし、「とりあえず1回は突っ込んどくか」って気持ちもあったりする。

ただ、文章上、読みやすく書こうとして選んだ言葉に引っ張られて、ホントに「言いたいこと」からずれて行ってしまうことがある。書いてるうちに自分で書いた言葉で感情的に盛り上がってきたりして。
「軽く突っ込んどくか」が「怒り心頭」みたいになっちゃったりして。

人と話をしていてもそういうことはあって、相手と言葉をやりとりしている間に自分の言葉に整合性を持たせようとしていると思わぬ方向に行ってしまうことがある。
それは「ウソ」とか「ごまかし」という種類のことではなくて、正しかったり、普段思ってることだったりしても「今話すことじゃないだろ」って方向にそれてしまうことがある。

っていうかつい最近あった。
まあ「口は災いの元」ってことですかね。うへへ。気をつけよっと。

それにも「言ってスッキリ」っていう効果はあったりするけど。

2002.12.15


060

ぃやー、もうバカみたいに寒いよなぁー。
いいのかよこれで。日本の経済は。

いいのかよって言えば、いのかよ日本のテレビは。これで。
みんな感じてると思うけど、あの、いーところでコマーシャルに行くあの構成はいいのかよ。
コマーシャルの後に、切ったその少し前のところから始めるあの構成はいいのかよ。あんなの。
スカスカじゃん。作ってるものが。

いいの?
がんばってガーっと盛り上げたものをCMでガツンとぶった斬ってそれでいいの?
CMの後で、もいっかい感情をリセットして見ろっていうの?
演出ってそういうの?CMを見せる技術が「演出」なの?
違うよね。

え!?
そうなの?CMを見せる技術が「演出」なの?

あえて言うよ。
ダメ。
ものを作る姿勢としてダメ。
CMが無ければテレビ番組が成り立たないのはわかるけど、でもダメ。
見ててダメ。恥ずかしくねーのかよって思っちゃう。

チャンネルを変えられないために興味をひくところで切ってるんだろうけど、でも、見てるほうは感情を持って、感情が動くものを面白いと思って見てるんだから、それをぶった斬っちゃ「ダメ」でしょ。

テレビって、私がずっと見てきたものとは違うものになってしまったんだろうか?

なんて話を誰に向けて書いてるんだろ。

多分自分に向かってるんだな。
恥ずかしいものは公開するなよ、って、自分に言ってるんだろうな。
恥ずかしいものは公開しないよ。
少なくとも今のテレビみたいに恥ずかしいものはな。

2002.12.14


059

きょうはみんなにちょっとふしぎなお話をしてあげようね。

あれは一週間ほど前のこと。
会社の近くの自動販売機でタバコを買おうとして千円札を入れた。
250円のタバコを2個買ったのでお釣りは500円。ガチャンガチャンと100円玉が5個出てきた。
私はそれを取ろうとして、ひとつ落としてしまった。
あららら、と思っているうちに100円玉は販売機の下のすき間に転がり込んでしまった。
いい勢いで転がって行ったので、もう取れないことは明らかだった。急いでいたこともあって、「ちっ」と舌打ちしてその場を去った。

ほとんどの自動販売機の下にあるあのすき間。あれはきっと販売機設置会社の陰謀なんだ。
やつらは後であの下をさらって、きょうは120円拾っただの、360円拾っただのやってるんだ。日々。
という話をここで書こうかと思ったが、忙しくて書けないでいた。
どうせくだらない話だし、いいや、と思っていた。

しかし今日。
同じ販売機で同じように千円入れて250円のタバコを2個買った。
お釣りがガチャンガチャンと出てくる。また100円玉だよ。
今日は落とさないようにしようと、慎重に取り出したら、「あれ?」。

600円あった。

これでプラスマイナスゼロ。

凡人ならこれでこの話は終わりだろう。
しかし俺様は違う。
ここには深い意味があるのだ。
これは私への支払いが始まったということなのだ。世の中とか、社会からの。
払い戻しといってもいい。
恩返しといってもいいかな。

つまり私が今まで世のため人のために尽くしてきたことに対してキャッシュバックが始まったのだ。

今年から来年にかけてそれは行われるであろう。
楽しみ。
今、ざっと計算しただけでも、2億8千万円ほど「貸し」がある。世間に対して。
楽しみ。

2億8千万円かぁ。
何買おうかな?
えっくすぼっくすひゃっことかかっちゃおうかな。意味も無く。

三万円くらいでもいいから返ってこないかな…

2002.12.12


058

今週は仕事を家に持ち帰ってしまった。
17年のサラリーマン生活で初めてかもしれない。
休日出勤はしたことあるけど家で仕事をした記憶は無い。
営業だから家でやる仕事なんて無いんだけど。
それにしてもここんとこ追い詰められてるなあ。
でも終わんないよ。これ。
身重の妻にも手伝わせてしまった。
でも終わんないよ。

どこかへ逃げたい。
南の島へ行きたい。
仕事の無い国へ行きたい。

っていっても経済が破たんして失業率50パーセントの国とかはいやだ。

しょうがねぇ。がんばってみるか。多分終らないけど。

ここでなぞなぞ。
やってもやっても終らないものなーんだ?

答えは「事典の索引チェック」である。

2002.12.7


057

 わけあって12月1日の日記3本目。

 ほんでもって、夕方ナンシー関の本を読んでいたら(現在我が家でブーム)、「今年一番笑った仕事の依頼」という話があって、1989年の文章なんだけど、編集者から「誰々の似顔絵を」と、電話で依頼されることが多いけれど、その「誰々」の部分で笑ってしまう時がある、と。なぜ今この人?みたいな感じで。
 場合によっては「誰々がこういうことをしているところ」という依頼もあるそうで、さらに笑っちゃう確率が高まるそうだ。
で、その1989年に一番笑った依頼と言うのが「甲斐よしひろの福笑い」。

だそうだ。

なるほど。これがオチだったわけだ。
この12月1日日記三部作の。
誓って言うが、まったくの偶然だ。

 その仕事を受けたかどうかははっきり書いて無かったけど、あの面白がり方から考えて受けた可能性は高いだろう。
実在するならひと目見たいぞ「甲斐よしひろの福笑い」。
文中には手がかりすら無かったけど、13年前に甲斐よしひろを話題にしようとしたのは誰(もしくはどこ)だろう?しかも「福笑い」。
1989年といえば甲斐バンドが解散した前後じゃないだろうか?それで話題になっていたのだろうか。でも福笑い。面白すぎ。
あ、今調べたら1986年だって、甲斐バンドの解散。うーむ。

しかし、もうこのオチのための我が家のナンシーブームとしか思えなくなってきた。
まったく惜しい人を亡くしたものだ。
俺同い年なんだよね。ナンシー関と。
俺も気をつけよ。健康とか。

2002.12.1


056

 何もかもうまくいくような気持ちになるのは単に酔っぱらってるからだと思うな。
と、夕べの自分の日記にツッコミを入れといて。

さあ!みなさん、今日から12月です。
だからどうした、という方も、そうなんだヨ12月なんだよ、という方もいらっしゃると思いますが、誰にも公平に等しく12月がやって来ました。
私はというと、これから会社の仕事が忙しくなることが容易に想像つくので、12月なんかとっとと過ぎ去って、大みそかにコタツで酔っぱらって「イノキボンバイエ」でも見たいです。

あ!年賀状作んなきゃ!
去年は年賀状出したの年末の休みに入ってからだったからなあ。

あ!10000HIT記念の福沢諭吉描かなきゃ!

旅行記も早く進めなきゃ!いつまでたっても終わんねーよ。

日記なんか書いてないで順番に片付けろよって話ですが。
わかってるんですが。
なんでこんなことつらつら書いているかというと、きのうの日記を後ろに流してしまいたいからなんですね。視界の外へ。

だって何か変なんだもん。最後なんか誰に向かって言ってんだろ。
あ、日記だからいいのか。自分に言ってるのか。
あ、ここは日記じゃないとかさんざん言ってたじゃん、俺。

まぁ、きのうのは「日記」だったと。たまたま。
って、誰に言い訳してんだ?

クリスマスが近づいたら「冬のザックリスマスセール」をやりまーす。
これは皆さんへの呼びかけ。まだちょっと先の話だけど。

そういえば「秋にはザッ栗ヒロイセールをやりまーす」とか言ってて結局やらなかったな。
いいかげんなやつなんだな、俺って。きのうの日記きのうの日記って書いてるけど、今見たら日付、今日じゃん。一日ニ回も日記書いちゃったよ。
これは独り言。

2002.12.1


055

 ここで言っとかないとなかなか言う機会がないかもしんないから言っておこうかな。
俺はもうずっと甲斐よしひろが好きで、好きでって言うのはもちろんホモ的に好きってわけじゃなくて、歌が好きで、にじゅう、えーと、にじゅう何年か好きなんだよね。
なんでこんなこと書いてるかっていうと、ただ好きだって言っときたかっただけなんだけどさ。ここで。高らかに。
高らかったこたねえか。おおげさか。

でもなぜだろう。
酔っぱらって甲斐の歌を聞くと何もかもうまくいくような気持ちになるのはなぜだろう。
若い頃から何かを好きだったってのはこいうことなのかな、と思う。
今思い出すと恥ずかしいような「好き」な状態を持っていたか持っていなかったか、っていうのは年をくってから大きな差を生むのかもしれないな。
って思うんだけど、生まない人もいるかもしれないな。

でも、さ、でもそれが錯覚でも単純な思い込みでも、たとえ一時的なものであっても、それで「いい方」に少しでも向かえばいいよね。
だから。
好きなものは好きと言っとけ。
あ、
言わなくてもいいや。バカにするやつもいるだろうから、いちいちそういうやつらの相手するのもかったりーから、そういうやつはてきとーに相手しとけ。
でも。
好きなものは好きでいろ。
誰にも遠慮するな。それだけは。

2002.12.1


054

  日曜日の夜に放送している所ジョージのリフォームの番組でこの前やってたのが、「三角形の土地で広さは九坪、さあどうする」というやつだった。
で、所やナレーターがしつこいほど言うのだ。
(所)「こんな形で、しかも九坪だよ」
(ナレーターのサザエさん)「なんということでしょう。九坪しかないのです。」
そのたび我が家では「だからどうした!」「九坪のどこが悪い!」と怒号が飛び交った。
なぜか?
我が家も九坪しかないからだ。
狭いったらない。バンガローみたいだ。
しかも敵は老夫婦二人の家なのに対して、我が家は三人だ。もうすぐ四人だ。
さらにあっちはもういくらも住みゃしないのに、こっちはこれから生まれて来るのまでいる始末。
どう、この勝負。
勝負か?

 まぁ、九坪問題は目をつぶってやるとして、見ていると、「狭くて急な階段」とか言って、ばあさんがえっちら階段を登っている映像が流れたりしている。急なのは確かだが、その階段にはすべての段に箱やら袋やらが置きっぱなしになっているのだ。
そこでまた我が家では怒号が飛び交うことになる。
「物を置くなよ!」「整理整とんしろよ!」

 この回に限らず、この番組を見ている我が家では怒号が飛び交う確率が多い。よくあるのが、
「住む前に気付けよ!」
である。
どう考えても不便な家に10年も20年も住んでるんだ、やつら。

 しかし、リフォームして見た目きれいになるのは確かなんだけど、そこに住むとなったらどうなんだろ?
「床下にこんなに広い収納スペースが」って、年寄りには使いづらいんじゃないだろうか?腰、痛めるぞ。
古い表札を引っ張り出して来て、その場だけの感動を誘うより、この後長く住み続ける者の身になってやれよ。

「ビフォー・アフター」って番組なんだけど、俺がホントに見たいのは、アフターのさらにアフターだ。
「匠」とかぬかす連中に生活臭のかけらも無いようにデザインされた家に生活臭が戻って来る場面を是非見たい。
狭い階段に物を置きっぱなしにするやつが、きれいな家をどうやって使うか見てみたい。
そしてそれを見た時の「匠」のナマの表情もセットで見てみたい。
できれば「匠」の耳を引っ張って「生活するってのはこういうことなんだよ」と言ってやりたい。

 なーんて突っ込みを入れながら毎週見てるってのは、作り手の思う壷なんだろうな。俺もまだまだだな。

 ちなみに息子はその時間は別の部屋で「笑う犬のなんとか」を見ている。やつもまだまだだな。別の意味で。

2002.11.15



053

 引き続き名前の話。

 長男は、ジャイアント馬場さん(あえて「さん」付け)の本名を漢字だけ変えてみたらけっこうしっくりきたので、男の子ならこれ、と早めに決まっていた。

 「鬼太郎」にすれば私が「鬼太郎のおやじ」と呼ばれてちょっとうれしいかも、とか、平成三年生まれだから「三平」、という案もあったが、まぁ、やめておいた。
「三平」にしておけば、今ならあのギャグ(っていうか自己紹介)ができて面白かったかもしれないが、いじめに会っていたかもしれない。名前って大事だ。

 その路線では「サリー」というのが候補に挙がっていて、そうなれば私は「サリーちゃんのパパ」だ。髪型変えちゃう、ヒゲ伸ばしちゃう、マント着ちゃう。

 長男の路線でプロレスラーの名前、という手もある。
アジャコング。本名シシドエリカ。
かわいい。でも付けない。
えーと、あとは、と。あれ、出てこないよ。
検索してみようかな。
「全日本女子」。よし。やっぱり老舗からだな。
あれ、あんまり選手いないんだな。これで全部?ふーん。堀田祐美子かぁ。ちょっと懐かしい名前。
吉本女子プロレス、何だこりゃ。
ザ・ブラディー、ファング鈴木、おばっち飯塚、うーん。
JWP女子プロレス。コマンドボリショイ!あはは。面白れーな。
渋谷系女子プロレス。ほえーん。え?こいつらプロレスやるの?え?ドラマ?え?放送は終了しました?なんてこった!見ればよかった!え?ビデオあるの?

買わねーよ。






名前考えなきゃ。

2002.11.12



052
 そりゃそうと、子供の名前を考えなきゃ、ってことになってて、ここんとこテレビや新聞を見ていても人の名前ばかりに目がいってしまう。
目に付いた名前があると、名字とくっつけて声に出してみたり。

 ふと、「たみちゃん」(女の子なんです)ていう呼び方はかわいいかな、と思ったが、名字が「寺田」なので、「てらだたみ」になってしまう。てら「だたみ」。いくら私が元柔道部とはいえ、ちょっとかわいそうか。

 土曜日に「クレヨンしんちゃん」を見ていたら、妻が「ひまわりにしない?」と言い出した。
私も「ひまわり」ってすごくいい名前で、しんちゃんたちが「ひまひま」って、呼ぶのが好きなので、「思い切ってひまわりにしちゃう?」って答えたら「冗談だよ」だって。
「でも、ひまわりみたいな子だったらいいなぁ」とは言っていた。同感。

 妻が言うには「可愛いし、使えるし、ひまわりみたいな子がいいなぁ。タラちゃんより使えるよねぇ」だと。
タラちゃん使えないでちゅか。そう言えばそうだな。イクラも使えないな。

アニメキャラ相手に何言ってんだか。
昔、大学の先輩が「メーテルはマブい」って言ってたのを思い出したよ。

「メーテルはマブい。タラ、イクラは使えない」

覚えとこう。

そりゃそうと名前考えなきゃ。

2002.11.10



051
 芸能ニュースは自分のネタではないということは重々承知しているが、これだけは書いておかねばなるまいパート2。
「W・ライダーさん、有罪が確定」
ダブルライダーさん、有罪。
あの本郷猛が!一文字隼人が!
そんなわけない。

 念のために書いておくと、女優のウィノナ・ライダーが万引きした事件で、彼女の有罪が確定しましたっていうニュースなんだけど、ネットでこの見出しを目にした時、「ダブルライダー」としか読めなかった。
「・」とか、「さん」とかは目に入っていなかった。
一瞬、1号ライダー(もちろん仮面ライダーね)と2号ライダーが背中合わせで戦闘ポーズをとっている画像が頭に閃いた。
重症だ。40にもなって「W・ライダー」という言葉にこういう反応をするなんて。
脳の奥深いところに刷り込まれているに違いない、ダブルライダーが。
いや、息子の様子を見る限り、DNAに刻み込まれている可能性もある。
ダブルライダーが。
DNAに。

うれしいじゃん。

 そして、ニュースの本文を読むまでは「ひょっとしたら『アギト』あたりの役者が何かやっちゃったのかと少しだけ思っていたことを正直に付け加えておこう。

2002.11.7



050
 会社で使っているノートパソコンがようやくネットにつながるようになった。
しかし、会社にいる時間は仕事のための時間なので、私のようにまじめな人間は、私用でネットを使うことを自らに強く強く戒めている。

 私用で使ってはいかん!と思っている。これは仕事のための設備なのだ。と。
たとえば、会社で掲示板をチェックしたりする。
いかん!
会社で「オトーラの書」用の文章を打って、メールを使って自宅で受け取る。
いかんいかん!
「ゴブダシャ」はブラウザからアップロードできるので会社で更新作業をする。
いかんいかんいかんったらいかん!そんなこと考えてもいかん!汚らわしい!悪魔よ去れ!聖水ピュッピュッ!

仕事だ!仕事で使うことを考えるのだ!

えーと…

えーと…

とにかく。これは仕事をするための道具なのだぞ。

え?
「これは」?

2002.11.6