神子元島

横  根

神子元島

マダイ4.3キロ

サバフグ

2006年9月10日手石港、君丸

私たちのフィールドで、近場でのA級ポイントのナンバーワンは、やはり神子元島、カンパチ、ヒラマサ20キロオーバー、ブリ、シマアジの10キロオーバーが、このフィールドで過去何本か仕留められている、8月の状況は、ルアーでカンパチ6キロ、ブリ7.5キロ、泳がせで20キロオーバーのカンパチが仕留められている、9月に入り台風12号の影響で、島周りにいたカンパチ、ヒラマサ、ブリの姿が見受けられなくなったと、ダイバーたちの話、状況は悪い、9月10日AM5:40出船、港を出ると沖には鳥山、青物がだめでも、カツオ類なら行けそうな気がする、はじめは、横根周辺のポイントへ向かう、魚探の反応はよくない、それでもベイトの反応がある所をたたいて行く、魚からのアタリはない、神子元島へ移動、南沖のポイントから攻める、このポイントは非常に根が荒く、40〜60mと水深も浅い、黒潮の影響で潮がかなり速く、うまくボトムを取らないと、ジグを根に持っていかれる、このポイントでも、魚のアタリはない、島のポイントを次から次へとたたいて行くが、アカハタが1本のみ、今日の潮は見る限りでは、濁っているように見えるが、上潮は澄んでいる、底潮が暗い潮、おまけに二枚潮、上潮はかなり速く、底は動いていない、最悪、船長、沖の神子元西はどう、そうだな潮の向きがよくないが、言ってみるか、島周りをあきらめ、沖の神子元西のポイントへ、このポイントは2つの大きな根がある、まず沖の根、水深75m底に青物らしき反応が出ている、ルアーを投げ込む、ボトムを取り、ワンピッチショートジャークで、ボトムから20mぐらいを探るが、アタリがない、もう一度同じポイントを流す、師匠にヒット、ロットは根元から曲がり、間違いない青物だ、やり取りを拝見、うん〜3、4キロかな、あれマダイだ、4.3キロゲット、これから、これから、でも続かない、瀬には鳥が回っている、カツオ類でもと思い、40グラムのジグを投げては、カウントダウンで沈め、ベベルジャークで探る、ほかにミノーを引っ張るがあたりはない、もうひとつの根へ移動、水深45mボトムから上まで探る、何か小さなアタリがひんぱんにあるが、なんだろう、その正体はサバフグ、まずいラインが切られる移動、水深のあるポイントでメダイでもどうでしょう、水深90m、ボトムから30mぐらいを探る、ボトムから10mぐらいのところでヒット、ロットがガツンと食い込んだ、合わせを入れるが、残念抜けてしまった、めちゃくちゃ悔しい、メダイにしゃぶられたのみ、ポイントをあきらめ、島周辺へ移動、船の無線の会話だと、エサ釣りも苦戦、潮が速くで全然だめだな、銭州船でも、昨日まで食っていたカンパチも渋いと言う話、少しほっとした気分、刻々と時間は流れ、終了となる。