2月19日 食事に招待されました

 アパートの世話をしてくれたラファエルから夕食の招待を受けました。
彼の奥さん、マルセラはマリの妹です。
9時半ということだったので、9時40分頃伺いましたが、
やはり早すぎたようです。
20分ほど待ってやっと始まりました。
まずワインで乾杯。
料理は特に凝ったものというわけではなく、ごく普通のもの。
日本人だから米料理がいいだろうと思ったようで、
チャーハンのようなものがメインでした。

ペペの家での食事はもう全く神経を使いませんが、
初めての家では、神経を使いますね。
ラファはアンダルシア訛り丸出しで、早口でしゃべるので
落ち着いて食べることができません。
マルセと16歳の長女(Auxi[アウシー])は、我々が解らなくなると
片言の英語で話してくれて助かりました。

日本食に興味があるらしく、エル・コルテ・イングレス(デパート)に行って、
日本食の食材を買って、一緒につくって欲しい、
と言うようなことをしきりに言っていました。
        Auxi     マルセ     ラファ

スペイン人が作る米料理で日本人が満足することはまずないでしょうね。
勿論、スペイン人でプロの鮨屋さんがいれば別です。
日本人は米が主食ですから“米”に対するこだりは凄いものがあります。
銘柄、搗き方、研ぎ方、水加減、炊き方、、、など。

こちらは、普通は電気釜がありませんから、ナベで炊きます。
まず、水の量が多すぎますね。
だから炊き上がると、だいたいべちゃべちゃです。
火加減も時間もきちんとしてないので芯があることが多いです。
ペペの家には圧力鍋があったので、これで炊いたほうがいいよと言ったら、
圧力鍋のときは米1に水1、普通のナベのときは米1に水2だそうです。
これではべちゃべちゃになるのは当たり前です。
いつも圧力鍋で炊けばいいのに。

スペインにはパエリャとい有名な米料理がありますが、
日本で食べるほうがはるかにうまいです。

なぜか、
銘柄、搗き方、研ぎ方、水加減、炊き方、すべて日本人好みだからです。
でも、これは味覚の問題です。
スペイン人が、日本人がうまいという米を食べて、
本当にうまいと思うかどうかは、全く別問題です。

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