2月26日 木曜フラメンコ

 Gerardo Nunez[ヘラルド・ヌニェス]のコンサートに行ってきました。
「Gibraltar」(ヒブラルタール/ジブラルタル)
という名が付いています。
これは7人のグループにつけた名称でしょう。

ギター:ヘラルド・ヌニェス
2ndギター:マヌエル・バレンシア
ベース:パブロ・マルティン
カンテ[唄]:グアディアーナ/
ラファエル・デ・ウトレーラ
カホン[箱/パーカッション]:セピーリョ
バイレ[踊り]:カルメン・コルテス

【演 目】
・Tangos(タンゴ)
・Solea(ソレア)
・Solea por buleria(ソレア・ポル・ブレリアス)
・Alegria(アレグリアス)
・Habanera(アバネーラ)
・Rondena/Solea(ロンデーニャ/ソレア)
・Martinete(マルティネーテ)


会場は2階席まで含めて、300人ほどの小さなホールです。
ヘラルド・ヌニェスというギタリストは超絶テクニックの持ち主で、
以前から、かなり前衛的な取り組みをしています。
例えば、ジャズミュージシャンと競演したり。

今日のコンサートはとても楽しめました。
7人が独自の持ち味を出していて、
それぞれが素晴らしいエンターテイナーでした。
席は7列目なのでほとんど目の前で演奏しているわけです。

ただ、音響が良くなかったですね。
ギターの音が一音一音、はっきりと聴こえませんでした。
ヘラルド・ヌニェスのギターを聴きに行ったのに、
もっとも肝心なギターの音が篭っていました。
これは、マイクのセッティングと、
音響装置の性能に原因があると思います。

それでも、プロのテクニックの凄さを目の当たりにして充分満足しました。
それにしても、彼の右手の動きは全く無駄がなく、
動きが小さく、それでいて大きな音が出る。
やはり違うなぁーと口を空けて見入ってしまいました。


コンサートが行われた、ホアキン・トゥーリナ・ホール
市のほぼ中心にあります。

チケット

プログラム


真ん中のギターがヘラルド・ヌニェス


演奏終了