2月27日(金) 気になること

 セビリアにいて気になることがいくつかあります。


「タバコを吸う人の比率が多いこと」
街をくわえタバコで歩く人が多いです。
そして、吸殻を平気で道にポイ捨てしますね。
混雑して肩が触れ合うような場所でも、手にタバコを持ってますので、
他人の肌にタバコの火が触れるのではないかと、
こちらがヒヤヒヤしてしまいます。


「乗り物の中でも平気で携帯で話す人が多いこと」
しかも大声で。着信音も大きな音です。
これは、中国でも韓国でも同じでした。
(それ以外の国は知りませんが)
それと、乗り物の中でよく話をしますね。
スペイン人は、よくあれだけ舌が回ると感心するほど早口ですから、
話すことがたくさんあるか、
あるいは話し好きなんでしょうね
従って、乗り物の中は結構騒音レベルが高いです。


「カフェテリアや1杯飲み屋(バルやセルベセリア)の床が汚いこと」
ピーナツの殻、オリーブのタネ、ピーパ(乾燥ダリアのタネ)の皮、
紙ナプキンなど、やたらと床に捨てるのでゴミ箱状態です。
掃除するのは店の人です。
もう、習慣なので店の人も何とも思っていないようですが。


「駅の表示が不親切なこと」
座席指定券で列車に乗ります。
日本では、何号車がどのあたりに停車するか表示されてますね。
列車によって違うので、時々錯綜して判りにくいこともありますけど。
一方、スペインでは表示がないので、慣れている人は別にして
何号車がどのあたりに停車するかわかりませんから、
みんな予想で適当な場所で待っています。
1号車が前なのか、後ろなのかも判りません。
列車が到着して、みな一斉に自分の号車に走ります。
中には大きな荷物を持った人もいるので、
もう少し何とかならないのかなぁと思いますね。


日本人から見ると、共通しているのは
『人に対する配慮が不足』しているのではないか
ということです。
感性の違いでしょうか?
良し悪しの判断はできないでしょうね。
日本人が重要と考えることでも、
彼らにとっては取るに足らないこと、ということもありますので。

こう挙げてくると、スペインに対する印象が余り良くないですが、
彼らの名誉のために申し添えます。
私は良く道を尋ねますが、
誰に訊いても必ず、親切かつ丁寧に教えてくれます。
それと、必ずお礼をいいます。

日本とスペインは、
東の端と西の端の国どうしですから、
違うのは当たり前。
でも、いつかは訊いて見たいと思っています。
「なぜ、そうなんですか?」と


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