3月16日(月) リベラ・デル・ドゥエロ 先日行った北の街、ビーゴでのこと、 ワインの専門店に入り、いろいろ見ていると、 “何をお探しですか?”という感じで店員さんが来ました。 たまたま見ていたのが「リベイロ・ド・ドゥーロ」 という銘柄のワインで、 店員さんに“このワインはおいしいですよ”と薦められ、 ホテルで飲むつもりで1本買いました。 12.9ユーロでした。 夜ホテルで、さあ、さっきのワインを飲もうと、 ビンの口の封をはがして、初めて気付きました。 コルク抜きが、ない! まさか、ホテルに「コルク抜き」を貸してとも言えないので、 結局お預けになってしまいました。 今後は旅のお供に、コルク抜きは必須アイテムです。 次の日、アストルガを経由しレオンで一泊、 その後マドリード、セビリアと、 とても重いお土産になってしまいました。 結局家で飲むことになったのですが、 このワインが、実に美味かったのです。 今まで「リベイロ・ド・ドゥーロ」という銘柄は知りませんでしたが、 いっぺんにファンになってしまいました。 残念ながら、ワインの名前は忘れてしまいましたが。 たまたま、ビーゴで買ったので、ガリシア語?で 「リベイロ・ド・ドゥーロ」 となっていましたが、カスティーリャ語では 「リベラ・デル・ドゥエロ」です。 いつも行っているスーパーにも、 「リベラ・デル・ドゥエロ」はたくさん置いてありました。 3ユーロくらいからあります。 その後、ワインはすべてこの銘柄を買っています。 人に訊くと「リベラ・デル・ドゥエロ」がいいと言う人と、 「リオハ」だ、と言う人に分かれますね。 先日、ブリヒーダから「リベラ・デル・ドゥエロ」は フランスから、カベルネ・ソービニオン種を 移入したものだ、ということを教えてもらいました。 |
![]() 「Ribera del Duero」 コンデ・ディエゴ ![]() |
リオハワインは、Rioja(リオハ)と、Navarra(ナバラ) でできるワインで、中心はログローニョです。 一方、リベラ・デル・ドゥエロは、もう少し南西のドゥエロ川に沿った地域、 Zamora(サモーラ)、Valladolid(バジャドリード)、 Segovia(セゴビア)、Burgos(ブルゴス)、Soria(ソリア) で作られるワインです。 「リベラ・デル・ドゥエロ」のワインには、 必ず、このような地図が貼られています。 |
さて、今日は「インディアス古文書館」に行ってみました。 カテドラルの隣にあります。 この頃は地図を見て、自由自在に行きたいところへ バスと徒歩で行けます。 ここには、新大陸発見や征服に関する、 貴重な文書が保管されています。 |
![]() インディアス古文書館 |
このような文書が展示されています。 勿論すべて手書き文書です。 詳細な図入りで、とても几帳面に書かれたものが多いです。 私の接しているスペイン人とは、大分違うと思いました。 |
![]() ![]() ![]() このような文書棚がたくさんあります (ここは監視が厳しくてあまり写真撮影できませんでした) コロンブスがカリブの島に到達した時の記録への 自筆サインの文書 (1,505年2月5日) マゼランがモルッカ諸島に到達して、 世界一周を達成した記録への 自筆サインの文書 (1,518年10月24日) を見ることができました。 |