ラオスからこんにちは2                                    2003年4月22日

サバイディー今、ラオスの首都、ビエンチャンにいます。暑いです。暑さに強いはずの私が、今日はノックアウトされてます。夏ばてばて・・・

きっと、炎天下を自転車で動き回ったせいでしょう。この午後は、もう外に出る勇気がなく、天井で回る扇風機の下から、離れられません。

さて、ラオスに来てしまうと、(特に私の場合は・・・なのですが)テレビもラジオも新聞も見ないので、急に、世の中、イラクのこととか、SARSのこととか、遠ざかってしまいました。

この繰り返しを経てきているので、私は、浦島太郎が累積してて、困ったものです。

借りている家は一応、町中なのですが、がちょう、鶏、犬、牛の鳴き声、そして大家一家の大声が聞こえます。夜は、虫の音と、トゥッケーの声が聞こえます。

隣の大家さんの3羽のがちょうが、いつも仲良く、ガァ〜ガァ〜言って歩いていますが、全然かわいくありません。首を伸ばして、追っかけてきたりすると、猛犬よりも恐ろしいので、なるべく目を合わさないようにしています。このガチョウどもは、相手が自分より弱いとみると、襲うみたいですので、この前、大声出して両手をばたばたさせて威嚇しておきました。

アリンコは一生懸命、せっかく拭いた床の上を、ぞろぞろと歩いています。

お昼に、赤米(本当には白米と、黒米を混ぜたもの)を炊き、夜も食べようと楽しみにしていたら!ふとみると、アリンコがたくさんお鍋についていました。がっかり・・・・・小さい赤ありは痛いし、もう!アリンコにはうんざりです。

さて、あさってから、サムヌアという、ラオスの一番東北にある県のモンの村に行きます。これまた、しばらくメールも通じません。電気もないし、もちろんパソコンなど持っていきません。2年ぶりに訪ねる村なのですが、最後に行った時、だんだん焼畑が禁止になるので、もう、山の中に住んで暮らしていけない・・・・と、村の一部の人々が、低地に降りはじめていました。果たして、どうなっているのでしょう?ちょっと不安です。

サムヌアへは、小さな小型プロペラ機しか飛んでいません。それは、よく落ちるので、手前のシェンクワン県まで、もう少し大きい飛行機で飛んで、そこから陸路を1日かけて行きます。それも山道で、たまに崖から車が落ちます。あ〜〜無事着くことを祈っております。はい!

一緒に行くモンの役人、ソムトンさんに、「大丈夫だよ。めんどくさいから、サムヌアまで飛ぼうよ」と言うと、ソムトンさんは

「だって、これまでだって、何機も落ちただろ。残っている数機が、毎日、一生懸命、あちこちの地方都市に飛んでいるんだぜ。オンボロ飛行機が酷使されているんだから、信用ならない」

と言い、私も、まぁ、確率としては、高いだろうなぁ・・・と思いました。地元の人のいうことは聞くべきですね。では、帰ってきたら、またご報告などしようと思います。

では、また!!     4月22日

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