| イギリス滞在記 第1章〜渡航編 | ||
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7. 北極越えの寒さ? |
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約1時間の給油の後、飛行機はアンカレッジを飛び立ちました。ところが、またすぐに暗くなってきて、やがて外はなにも見えなくなりました。それでも「オーロラでも見えないかなあ」と、わずかな期待をもって窓から暗闇を見ていましたが、明るい星がぽつんと同じ位置にみえるだけです。 そして2度目の機内食、食べ終わったら少し眠くなってきたものの、今度はやけに冷え込んできました。 そろそろ飛行機は北極上空を飛んでいるあたりで、席が窓側のせいか足元の寒さがけっこう堪えます。毛布を借りたかったのですが、そんなときに限ってスチュワーデスは来ず、まして呼ぶ勇気もなく (まだこの時は毛布の英語も知りませんでしたし、頼みの英会話ブックは箱崎で預けたトランクの中!) ひたすら寒さに耐えていました。 結局この寒さで鼻かぜをひいたらしくて、その後3ヶ月ほど鼻ズルズルの状態でした。 |
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