| イギリス滞在記 第2章〜生活編 | ||
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| 16. パブ〜味見もせずに塩少々 | ||
イギリスは食べ物がまずいとよく言いますが、確かにそうで、それは薄味のせいなんだと思います。 会社での昼食はごくたまにチャイニーズや普通のレストランにも行きますが、ほとんどは近くにあるスーパー(MARKS & SPENSER)でサンドイッチを買うか、オフィスの向かいのパブで食べていました。 サンドイッチは種類が豊富でボリュームもあり味もそこそこ、値段も安いのですが、さすがに毎日では飽きるのでそんなときはパブへ行きます。 ![]() パブといえば夜の居酒屋というイメージでしたが、昼間はちゃんと食事も出来ます、もちろん昼間でもアルコールは出していて、食事しながらラガーを飲んでいるイギリス人を良く見ますが、日本人には昼休みに酒を飲むのはちょっと抵抗があって、まちがってもそんまなねは出来ませんが。(だいいち飲んじゃうと午後から眠たくて仕事にならないのは明白です。) パブの料理は決まったメニューがあるのではなく、大きなガラスケースに並んだ料理(ローストビーフだとかラザニアみたいなひき肉料理だとか鯖の燻製だとか)がその日によって料理の種類が違っていて、その中から「あれと、これと、それ」みたいに選んでひとつの皿に盛ってもらい、代金を払ってから受け取ります。でも日替わりといっても何日か通っているうちにだいたい種類と味がわかってきます。 そのうち「この料理だと塩かける」、「これは塩なしでOK」みたいに、味見をしなくても塩加減がわかってきます。 もっとも店のテーブルには塩とコショウしか置いてないのですが、やっぱり醤油くらいは置いて欲しいですね。(日本人としては) |
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