イギリス滞在記 第2章〜生活編
19. 紅茶 〜 ケトルの石灰石


イギリス滞在以来、紅茶を飲むようになりました。イギリスで飲んだ紅茶の美味しさが忘れられないせいでしょうか?
イギリスで飲んでいたのはごく普通に売っているお徳用パックだったのですが、日本で紅茶を淹れると、結構いい紅茶を使ってみてもあのときのような美味しさが再現できないような気がします。
おいしさの違いはなんだろうと考えると思い当たるのはひとつだけ・・・「水」です。

                    

そういえばフラットで使っていたケトル(ヤカン)の底には白くて硬い膜がこびりついていて、一度掃除したのですが、とても硬くて厚いところでは2o位はありました、そうやってせっかくきれいに剥がしても、しばらく使うとすぐに膜が出来てしまいます。
それからバスタブを洗ってよく水を流したつもりでも、乾いたあとで表面をスーッと手でこるすと白い粉が手に付いてきたりもします。
また、水道水を飲むとなんとなくセメントのような匂いがしていました。

たぶん石灰分だと思うんですが、それにしてもその含有率はかなりのもので、こういった硬質な水がきっと紅茶に適してるのかなと勝手に想像しているわけです。

そうすると逆に「水道管がすぐに詰まってしまわないか?」とか「これって身体にとってはどうなんだろう?」とかもちょっと気になりますね。(素人考えですが腎臓結石になりやすいとか)

イギリス人の皆さーん、放って置くと大変なことになりますよー!

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