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図1:『寛文六年刊・新刻幼幼集』のCD−ROM


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図2:『新刻幼幼集』のサンプル画像(巻一・附本草薬性)の部分

:冒頭には、「附本草薬性」=「ツケタリホンサウヤクセイ」と振り仮名がある。

実際の画像は見開き状態で、上記のようにカットされてはいません。)


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図3:『新刻幼幼集』のサンプル画像(巻三・痢と吐)の部分

:実際の画像は見開き状態で、上記のようにカットされてはいません。)


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図4:『新刻幼幼集』のサンプル画像(巻四・奥附)の部分

:実際の画像は見開き状態で、上記のようにカットされてはいません。

ここに貼り付けた画像は、全てCD−ROMの画像より画素数を落としています。

CD−ROMの画像は、ズームアップしても鮮明です。)



CD-ROM版 新刻幼幼集

収録書籍名:  新刻幼幼集
         状態:4冊を1冊に合本
         明・孟繼孔 著
         明・陳邦泰 校
         刊年 寛文六年 (西暦1666年)

注:題簽が欠けていますので、出版当時、題簽に記載された書籍名は、不明です。目録に『新刻幼幼集』とありましたので、書籍名もそれに準じました。『内閣文庫漢籍分類目録』の212頁に医・304として同書が掲載されています。実見にて、題簽書名は『新刻幼幼集』、四冊に分冊を確認。ただし、第四巻末の奥附(刊記)は一切無し。無刊記本。なお、中医古籍出版社の『全國中醫圖書聯合目録』1991年版の項目07295に『幼幼集』四巻、孟繼孔(春沂)撰なる書籍記載あり。
本和刻本の原本と考えますが、初刊発刊は万暦21年(西暦1593年)となっています。万暦21年初刊本は、中国中医研究院図書館のみ、次の万暦23年(1595年)刊本が(附本草薬性)とあり、中国中医研究院図書館と山東省図書館の2ヶ所に所蔵されているようです。収録した寛文六年刊本には、本草薬性が附されていますので、未見ではありますが、万暦23年(1595年)刊本に基づくものと推察します。
この寛文六年刊本の刊記・書店名は、明らかに入木です。よって、初印本とは考えにくいのですが、それ以前の年号を有する書を各種目録等で調査するも見つからず。寛文六年以前の刊記を有した初印本が存在したか、初印本は無刊記であったか、その辺は不明。大修館書店の『日本漢方典籍辞典』1999年版によれば、この寛文六年刊本は、国会図書館と杏雨書屋の2ヶ所のみ。なお、『本草薬性』部分のみ(第一巻のみ?)が、京都大学富士川文庫に収蔵されているようです。


【注記】
(1)底本のサイズ
   立134mm X 横195mm X 厚み25.5mm
(2)底本の書籍形状と撮影状態
   本書は、明・孟繼孔著、陳邦泰校になる四書の合刻四巻本で、書籍の状態から、出版当時は、四分冊であったと推測できます。現状は、その四冊を合本にした一冊の和綴じ本となっています。和綴じ本の綴糸は解かず、開いた状態にてデジカメ撮影しています。本を開いた際の綴じ糸に近いノドの部分に一部見にくいところがありますが、上記状況にて複写しております為、ご了承願います。
(3)本画像は、当初JPEG方式で高画素デジカメ撮影しました。本CD-ROMは、JPEG写真原版とPDFファイルの2つのフォルダーに分けて、双方を収録しております。通常は、PDFファイルでご覧下さい。連続して見られます。PDFファイルは、次のように4つのフォルダーに分けてあります。
1.表紙・序・目録・巻一
2.巻二
3.巻三
4.巻四・奥附・裏表紙
(4)本収録書籍は、中国・明時代の校正本に基づく江戸時代前期の和刻本です。
(5)本収録書籍は医学書(小児科の方書)ですが、医療的責任は、一切負えません。

【動作環境】
(1)このCD−ROMは、Windows専用です。
(2)このCD−ROM所載の画像は、JPEG方式とPDF方式で収録されています。
本所載のPDFファイルをご覧になるには、Adobe Acrobat Reader 4.0以上が必要です。


企画・発行元:鈴琳舎優游文庫 (りんりんしゃゆうゆうぶんこ)


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