「ヤマノススメ」 ラッピングバス
Wrapping bus of “Yama no Susume” (Encouregement of clime), one of Japanese cool comic and animation

 
 子供の頃、山の頂から見た朝日はステキな思い出…だったのに、ある出来事から高所恐怖症になって、独りインドア趣味にハマってしまった新女子高校生、雪村あおい。しかし、偶然再会した超アウトドア派の幼なじみ、倉上ひなたによって、再び山の世界へ引きずり戻される事に!?それでもあおいは、山に登る楽しさを少しずつ思い出し、覚えていく。天覧山→高尾山→三つ峠とステップアップ、いよいよ富士山の頂へ…と思っていた所に、思わぬアクシデントが?あおいに、ひなたと交わした「約束の朝日」を、もう一度見る日は、いつか訪れるのだろうか?
「ヤマノススメ」は、イラストレーター・しろ原作(月刊アース・スター コミック連載)の「女の子だけのゆるふわアウトドア」コミックで、これが2013(H25)年よりアニメ化されて放映されています。同年1月の第1シリーズ(5分×12話)、2014(H26)年7月の「セカンドシーズン」(15分×24話)、オリジナルストーリーのDVDを挟んで、2018(H30)年7月~9月に「サードシーズン」(15分×13話)が放映されました。監督:山本 裕介(第1シリーズは脚本も)、脚本:ふでやすかずゆき(「セカンドシーズン」から)、アニメ製作:エイトビット。埼玉県飯能市をメインの舞台としていて、劇中にもお馴染みの場所が数多く出てきて、「飯能愛」にあふれた作品です。
「セカンドシーズン」から協賛している国際興業(エンドロールにも名前あり、劇中にも何度かエルガが出てくる)の飯能〔営〕では、2013(H25)年より、「ヤマノススメ」とタイアップしたラッピング車を運行しています。元の国際興業カラーをベースにした1号車に続き、2014(H26)年4月29日より、フルラッピング車2台も追加し、3台体制で飯能駅を中心とした路線網で運行しました。過去には西武バスのファン感謝祭や、横浜市でのイベント(橫浜から飯能へ直通電車が走るようになったから)にゲスト出演した実績もあります。
 初期の3台は2023(R5)年2月までに全て退役したが、2024(R6)年3月より、「Next Summit」(アニメ第4シリーズ)をベースとした新ラッピング車が運行を開始しています。
 ここでは、過去現在合計4台全部の外部ラッピングを、画像大き目の大サービス?でご覧いただきます(これ以上の拡大はしません。ご了承下さい)。
 記載事項は全て、2024(R6)年6月現在。
4号車 所沢200か2697(6955)
(撮影は全て、2024(R6)年5月3日)
「ヤマノススメ」ラッピングバス4号車 正面
「ヤマノススメ」ラッピングバス4号車 公式側
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2・3号車の退役から1年後、飯能ロケーションサービスLLPが主導する協賛活動により、4号車の製作が実現しました。2024(R6)年3月11日より、飯能〔営〕各路線で運行されています。
4号車は、2022(R4)年10月に放映されたTVアニメシリーズ「Next Summit」(第4シーズン)をベースにしています。
ヤマノススメ ラッピング車装飾
ヤマノススメ ラッピング車装飾
ヤマノススメ ラッピング車装飾
ヤマノススメ ラッピング車装飾
ヤマノススメ ラッピング車装飾
ヤマノススメ ラッピング車装飾
ヤマノススメ ラッピング車装飾
2023年1月9日 撮影会
2023年1月9日 撮影会
2号車は2023(R5)年1月8日・3号車は同年2月12日の運行を持って、退役しました。
1月9日には、天覧山の麓に位置する飯能中央公園の駐車場で、展示会が行われています。
1号車は2018(H30)年9月24日の運行を持って、退役しました。最終日には名栗車庫で、折返しの間合いを利用したミニ撮影会も行われています。
西武飯能日高
1号車退役記念カード 表
1号車退役記念カード 裏
「ヤマノススメ」ラッピングバス さわらびの湯
「ヤマノススメ」ラッピングバス 峯(付近)
2号車 所沢200か1495(6183)
(撮影は全て、2018(H30)年7月16日)
「ヤマノススメ」ラッピングバス2号車 公式側
営業デビューに先立つ2024(R6)年2月25日、飯能市内で開催された「国際興業バスまつり2024in飯能」で急遽お披露目されました。内装がまだ整備途上だったので当日は外観のみの披露となったが、同時に公開された、国際興業でレストアされたモノコック車BU04Dとの並びも見られました。
国際興業バスまつり2024in飯能
国際興業バスまつり2024in飯能
3号車 所沢200か1799(6155)
(撮影はキャラクターのアップ2点を除き、2018(H30)年7月16日)
「ヤマノススメ」ラッピングバス3号車 正面
「ヤマノススメ」ラッピングバス3号車 公式側
国際興業では、土休日のみ運用を公表しています。2024(R6)年4月16日以降、現在は次の通り。
 飯12-2 飯能駅6:10 →(こまニュータウン循環)→ 6:36飯能駅
 飯03-2 飯能駅7:00 → 7:59名郷
 飯03   名郷8:04 → 8:58飯能駅
 飯12-2 飯能駅9:16 →(こまニュータウン循環)→ 9:44飯能駅
 飯15   飯能駅10:20 →(双柳循環)→ 10:50飯能駅
 飯03-2 飯能駅12:07 → 13:05名郷
 飯03-2 名郷13:21 → 14:19飯能駅

※ 諸事情により変更、または運用しない場合もあり
平日の運用は固定・公表していないが、飯能〔営〕の路線はほぼ全てが飯能駅起終点なので、動いていれば、補足は容易でしょう。

運賃(参考):飯能駅~こまニュータウン(木綿沢) 270円
        飯能駅~ノーラ名栗・さわらびの湯 670円
        飯能駅~名郷 870円
国際興業はPASMOを導入していて、全国相互利用対象のICカードで乗れます。


運行情報、運賃検索などは
国際興業 公式Web
https://5931bus.com/

アニメそのものや、関連イベント等の情報については
「ヤマノススメ」公式Web
http://www.yamanosusume.com/

原作コミックやアニメDVD、主題歌CDなどの情報は
(原作コミック第1話が無料で読めます)
アース・スター エンターテイメント
https://www.earthstar.jp/

※ 直リンクは(して良いのか否かわからないので)しません。閲覧者の側で直接アクセスしてください。
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主人公の雪村 あおい。
あおいの幼なじみ、倉上 ひなた。
2人の学校の先輩、斎藤 楓(かえで)。
高尾山で出会った中学生、青羽 ここな。
「ヤマノススメ」ラッピングバス1号車 雪村 あおい
「ヤマノススメ」ラッピングバス1号車 倉上 ひなた
「ヤマノススメ」ラッピングバス1号車 斉藤 楓
「ヤマノススメ」ラッピングバス1号車 青羽 ここな
非公式側 Right side
 前後タイヤ間に「Next Summit」主要キャラが並んでいます。左から、「Next Summit」から登場の千手院 小春(CV:岩井 映美)、楓、ひなた、 あおい、ここな、 ほのか。ほのかも、ラッピングバスのシリーズでは初登場になります。
 背景は、天覧山から望む飯能の市街地。
 6955号車は、2010(H22)年式のPKG-LV234N2。
後面 Rear
非公式側 Right side
 TV第1シリーズ12合目(最終回)のラストシーン、4人が飯能河原で星空を見上げるシーンが描かれています。
 6155号車は2005(H17)年式KL-LV280L1、2010(H22)年時点では鳩ヶ谷〔営〕配置でした。
「ヤマノススメ」ラッピングバス1号車 後面
「ヤマノススメ」ラッピングバス1号車 非公式側
「ヤマノススメ」ラッピングバス4号車 後面
「ヤマノススメ」ラッピングバス4号車 非公式側
公式側 Left side
側面も、通常の国際興業バスベース。キャラクターは、原作コミックから描かれています。
6025号車は2002(H14)年式KL-LV280L1、2010(H22)年時点では川口〔営〕配置でした。

公式側 Left side
 主要登場人物が、「ちびキャラ」で描かれています。
西武飯能日高
(2018(H30)年9月17日撮影)
正面 Front
 普通の国際興業バスベースだが、タイトルロゴが描かれていたのは1号車だけ。
「ヤマノススメ」ラッピングバス1号車 公式側
正面 Front
 これだけだと何の変哲もない、普通の国際興業バス。
「ヤマノススメ」ラッピングバス4号車 公式側キャラクター
2023年1月9日 撮影会
退役を記念し、9月中の2回の3連休では、(早朝の便を除き)乗客全員に乗車記念カードがプレゼントされました。表は1号車(6025号車)。
裏面は、当時放送されていた「サードシーズン」のキービジュアルが描かれています。真ん中のカメラを手にする娘は、「セカンドシーズン」の後半、谷川岳で出会った群馬の中学生、黒崎 ほのか(CV:東山 奈央)。
峯(付近)
(2018(H30)年7月16日撮影)
さわらびの湯
(2018(H30)年7月16日撮影)
「ヤマノススメ」ラッピングバス2号車 後面
「ヤマノススメ」ラッピングバス2号車 非公式側
国際興業バスまつり2024in飯能
国際興業バスまつり2024in飯能
正面 Front
 これも、これだけだと何の変哲もない、普通の国際興業バス。6155号車は、名栗車庫ベースの運用(だったかも知れない)。
「ヤマノススメ」ラッピングバス3号車 あおい&ひなた
「ヤマノススメ」ラッピングバス1号車 正面
1号車 所沢200か1475(6025)
(撮影は全て、2018(H30)年9月17日)
非公式側 Right side
 やはり通常の国際興業ベースで、昨今の(他社・他作品の)アニメラッピング車と比較したら、大分控えめに映ります。
 車内もそれほど大がかりな装飾はないが、窓上にはアニメのシーンや、原作コミックも一部掲げられています。

「ヤマノススメ」ラッピングバス4号車 非公式側キャラクター
後面 Rear
後面 Rear
正面 Front
 これだけなら普通の国際興業バス。
公式側 Left side
 2号車のキャラクターも、原作コミックをベースに描かれています。中ドアの前がひなた、後があおい。
 背後に書かれている天覧山と飯能河原は、アニメでも描かれました。天覧山は、初日の出鑑賞の名所でもあります。
 飯能地域を含め、国際興業の埼玉県内路線は、原則中ドアから乗車→前ドアから下車。
 6183号車は2005(H17)年式KL-LV280L1、2010(H22)年時点ではやはり川口〔営〕配置でした。
後面 Rear
非公式側 Right side
こちらも飯能市の名所が描かれています。あけぼの子供の森公園(アニメ「セカンドシーズン」二十合目で描かれていた))のみ、西武池袋線元加治駅から徒歩。他は国際興業バス飯能~名栗・名郷・湯ノ沢路線がアクセスになります。
 車内もタイトルが描かれた座席の地に交換されたりして、より本格的なアニメラッピング車に仕上がっているが、他社・他作品のアニメラッピングバス・列車と比較すると、地元自治体(飯能市)のPR色が濃くなっているように感じられます。

公式側 Left side
 3号車のキャラクターは、アニメがベースになりました。
 中ドアの前の2人は、主人公のあおい(CV:井口 裕香)は右、左はひなた(CV:阿澄 佳奈)。
 中ドアの後の2人は、左が楓(かえで CV:日笠 陽子)、右はここな(CV:小倉 唯)。
「ヤマノススメ」ラッピングバス3号車 後面
「ヤマノススメ」ラッピングバス3号車 非公式側