藪の中の自転車の上
〜10年9月〜

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9月27日


頒布物確定

『FA』でもう一本書けそうな感じの話があったんだけど、昨日書いたやつと併せるのには向かない内容だし、肝心の話の核になる部分がどうにも面白くないので、今回は見送り。
いつかまた、『FA』で何か書く時まで寝かせておく予定。

というわけで、オーガストオンリー、頒布物が確定しました。

新刊その一

・『八月の歳時記』
過去の本や、他サイトに投稿したもの、それらを集め、焼き直して収録。
書き下ろしも四本あります。
474p、オフセット文庫本。予価500円。

新刊その二

・『三都小夜曲』(スリー・シティ・セレナーデ)
『蓮美小夜曲』(はにはに)、『満弦ヶ崎小夜曲』(明け瑠璃)、『珠津小夜曲』(FA)、の三作を収録。
読んで字のごとく、夜のお話が三つ。
40pくらいかな? 自宅印刷本。予価200円。

新刊その三

・『献灯会』(けんとうえ)
『FA』トゥルーエンド後の話。
15p前後。自宅印刷本。予価100円。

締め

となります。既刊は、全部を『八月の歳時記』に入れたので、持って行きません。どうしても、という方は事前にご連絡下さい。
そういうわけで、『あ09』で、お待ちしてます。
いつもより多めに頑張りました。

9月26日


原稿原稿原稿

土曜の夜にちょっと進めて、寝て起きて二度寝して起きて、そこから昼飯休憩とか夕飯休憩とかを挟みつつずーっと原稿。
おかげで、オーガストオンリーに持って行く新刊の原稿はあらかた終わった。もう一本、書けそうかな、という構想があったりするので、平日を使って書ければいいな、とか。

パリーグ、シーズン終了のお知らせ

ソフトバンクが優勝した。
オリックスの4位以下が確定した。
以上。

塩崎も引退するっていうしなぁ……秋だなぁ……

9月24日


祝、脱稿!!

昨日の夜中、というかもう日付は今朝だったけど、無事、印刷所にオンラインで入稿を済ませた。
ということで、10月のオーガストオンリー新刊一冊目『八月の歳時記』の原稿作業はめでたく完遂。後は印刷所からの不備連絡と請求書に、戦々恐々としながら待つだけ。

悲しくてやりきれない

アリスソフトの原画家、むつみまさと氏がアリスを退職した、というか、もうしてたらしい。
古くは『鬼畜王ランス』のメイン原画を担当した人。それに、『アリスの館456』、『20世紀アリス』、『アリスの館7』、『アリス2010』といったパッケージの原画を担当した、言うなれば看板背負ってた人。
第一報をTwitterで見たのが9/21夜。その時はただ驚いただけだったんだけど、その夜webで本当のことらしいと確認した辺りからこう、胸にぽっかりと喪失感が広がってきた。で、気が付いたらフラフラになるまで飲んでいた。ハイボールを作るためのソーダを寝る間際、布団の上にぶちまけたまま寝ちゃうほどに。
何だかなぁ……色々移り変わるのが世の常だし、変わらなきゃいけないのは理解してるんだけど、何というか、違和感を感じるんだよね、最近のアリス。

9月20日


休出の前に用足し

東急ハンズに寄って、今度の新刊ラッシュのために表紙用紙を購入。\30の紙を5種類20枚。全部使う予定はないけど、今後のためにもと思ってまとめて購入。

紙つながりで

レーザープリンタを導入したので、もうコピー屋を利用することなく、自宅で同人誌作業の全行程を完遂できる環境に。
ということは、本文用紙も備え付けのコピー用紙じゃなく、全部自分で用意しなきゃいけないことに。
で、安いけど薄くて不自然に白いコピー用紙ではなく、裏写りしない厚口のコピー用紙だとかを調達してみようと思ってネットで探していたら、「書籍用紙」っていう、文庫本や何かで使われているちょっとクリームがかった厚めの用紙が個人で買えることを発見。
「これだ!」と思ったので、B5サイズをデフォルトで取り扱っていた宅配紙販売というサイトで購入。
というわけで、次回から「藪の中」のコピー本は、文庫本っぽい紙になりますよ、と。
ついでに取り扱ってる紙をまとめた「サンプル帳」も送ってもらうよう頼んだので、表紙用紙もここで買うかも。

そういえば

今度の新刊で『FA』の話を二つ書く予定だけど、それが『FA』読んでから書く最初のSSってことになるのね。
原稿を書くこと、それ自体は苦しいだろうけれど、出来上がる物に対して自分自身が結構期待している。頑張ろう。

9月19日


原稿やってた

まあ先週もそうなんだけど、ずっと、ず〜っと、原稿やってた。日曜日なのに絶賛肩こり街道爆進中。

そのおかげで

10月のオーガストオンリー合わせのオフセット本、原稿書く作業が終わった。ページ数を決めるための仮編集も終わり。
総集編とはいえ、ページ数は474pという分厚さに。どこに出しても(厚さだけは)恥ずかしくない文庫本になりそう。

インフォメーション

というわけで、オフセット本『八月の歳時記』は、無事完成の見込みです。
ではここで、今回の修正で大きく変わったものがある過去作を、その変更箇所も込みでお知らせ。

『夏、この頃』(『今日のこの日も日常に』に収録)
 エロシーンが追加されました。
『遠い本塁』(web投稿作品)
 修正を施した上、『夏、この頃』の後ろにくっつけました。
『後姿の凛として』
 PS2版にて追加された設定で作品内容自体が嘘になってしまったため、その辺を削って書き直しました。
『花を、一輪』(『きょうこの日』に収録)
 誕生日プレゼントの辺りを書き直しました。
『雪の朝』(『今日のこの日も日常に』に収録)
 ラストに下ネタシーンを追加しました。
『二月になれば彼女は』(無料配布ペーパーに収録)
 シーンを追加しました。

上記の他にも、ほとんどの作品で誤字脱字の修正、句読点や語句の修正を行ってます。
新規の書き下ろしは四編。『春が来る。』、『夏が来る?』、『秋が来る……』、『冬が来る!』となってます。
全作品をもう一度読み直したりなど、結構頑張りました。手にとっていただくと嬉しいです。

9月18日


書きたいことは山ほどある Ver.2

そういえばもっと色々あったよ。

楽しき時間もわずかに寂し シナモンメルツのないマクド

店員さんから直々に予告されていたとおり、シナモンメルツは八月の終わりと共にメニューから消えた。
で、じゃあ代替メニューを何にしようか、という話。やっぱり甘い物が欲しいので、いくつか案を出して実行してみた。
1.マックフルーリーはどうか。
 初めて食べたけど、分かりやすく言うとただのアイス。カップアイスよりやわらかくて、ソフトクリームより固い。
 味はおいしい。が、ホットコーヒーと合わせると温度差の面で相性が悪い。おまけに、エロゲ用ノートの側面からは温風が出る仕様なので、ほっとくと溶ける。だからすぐ食べないといけない。
2.甘いコーヒーとブラックコーヒーという取り合わせはどうか。
 シナモンメルツの消失と時期を同じくして、カフェラテやら、カプチーノやらといったおしゃれなコーヒーがメニューに並んでいたので、その中から「キャラメルラテ」という一番甘そうなのを選んでみた。
 悪くはないんだけど、いかんせん飲み物二つというのはよろしくないことが判明。口を動かしたいね。
3.プチパンケーキという選択
 お子様向けのハッピーセットのメニューにもなっているもの。要はホットケーキのミニバージョン。
 まあそれなりにおいしい。おまけに、短時間で出てくる。フォーク一本で食べられる。エロゲから目線を切る時間が短時間ですむ。という様々な利点が。
 問題は、シナモンメルツより100円安く、一時間程度の長居をするのにちょっと気が引けるのと、幾分量が少ないこと。

他の案も考えてはみたけど、現状もっとも有力なのはプチパンケーキ。量を多く食べたい時はそれを二つ頼んでしまえばいいし、しばらくはこれで行ってみようかな、と。
ちなみにタイトルは自作の都々逸。七七七五で区切って読むのをおすすめ。『さかしき人にみるこころ』の影響。

『さかここ』始めました。終わりました。

『FORTUNE ARTERIAL』も終わったので、次は『さかしき人にみるこころ』を。去年、エロゲ残業を始めたばかりの頃に一度読んだ作品ではあるけれど、『神様のりんご』シリーズをまとめて読みたいので、読み直し。で、つい先日一週終了。二週目はまだエロゲノートに残っていた既読を活かしてスキップ。別バージョンのEDを見て、読み直し終了。
ああ、やっぱり亜利美は可愛いな、と。ああいう頭のいい女の子って好きだなぁ。

『どんちゃんがきゅ〜』始めました。

『さかここ』が終わったので、その流れで開始。
ああこれ、地の文も声優さんが読んでるのね。のんびりしたしゃべり方する娘だし、もしかしたらちょっと時間かかるかもなぁ。

9月12日


書きたいことは山ほどある

とりあえず、書かずに放置していた日記を一挙に放出してみる。

Kindle買いました。

Amazonの電子書籍リーダーね。七月の終わり頃に第三世代が発表になって、デフォルトで日本語表記が可能、ということをニュースで見て即決予約。で、八月末に手元に届いた、と。
届いてからの一週間はほぼ全力でKindleに入れるファイルを自分で用意する手段を覚える、ということに費やした。昼休憩時はろくに食事取らずにPC作業、夜帰ってからも睡眠時間削ってデスクトップで作業、とまさに寝食を惜しんで、何とか手順が分かった。スマートじゃないけど、とりあえず自分がどうしてるか、というのをちょっと書いておく。

1.青空文庫に置いてある作品を読みたい場合。
  非常に簡単。青空キンドルというサイトに、作品(zipファイル)のURLを放り込むだけ。これでKindleで見やすいPDFが掃き出される。縦組みでいい感じだ。

2.web上のSSを読みたい場合。
  SSの本文を範囲選択でコピー。
  テキストエディタ(自分の場合はこの用途でも一太郎を使う)を起動し、『改行記号』を、『<br />+改行記号』に置き換える。
  sigilというツールを使って、『Code View』の、本文部分にコピペ。
  『Meta Editor』で、作品名、作者名、言語を入力→適当なファイル名を付けて保存。
  Calibreというツールを使って、Kindleが扱えるMOBI形式に変換して出力。Kindleに放り込む。

3.自分の作品を読みたい場合。
  これがまだ調整中。
  PDFでいいのであれば、青空キンドル内の別ページにテキストデータを放り込めばよい。
  MOBIにしたい場合は、月曜ジャーナル『Sigilの基本的な使い方』を参考にしつつ、やってみるといいかも。


重さとか、電子ペーパーの画面とか、実機を確認したい人は、イベント会場とかで声をかけてくれれば快くお見せします。
扱ってみての第一印象としては、何時間も片手で持ってろと言われると辛いが、そんなに苦にはならない程度の重さ。電子ペーパーの画面は視野角も広く、長時間見てても疲れない。これは触れ込み通り。バッテリーの保ちが驚異的。バックライトを使わないとこれだけ保つのかと驚く。用がないから無線も切ってるけど、買ってすぐ充電して以降、十日たった今現在、電池メーターはぴくりとも減ってない。マジで一ヶ月保ちそうな雰囲気。
ファイルを自分で用意するのは面倒。早く日本の書籍がKindleStoreに並ばないかな〜

こみトレでした

朝、サークルチケットが余っていたので一緒に行くことにした元木さんと待ち合わせて、元木さんの車でレッツラゴー。
道中はアリスの音楽CDかけながらアリスのことを中心にあれこれお話。人とアリスの話をあれだけしたのは人生初かも。
設営は五秒で終わって、いつものようにのんびりまったりイベントモード。
新刊もないし、一冊でも既刊が出ればいいやと思っていたら、『てとてトライオン!』の本が一冊出てノルマ達成。他は既刊『満弦ヶ崎より』が二冊、だったかな?
紙の本は持ってこなかったので、Kindleを開いてちょっと読書してみたり。
買い物に出て、久しぶりに同人誌を買ってみたり。唯一のPULLTOP系サークルで「トライオンが入ってるの全部」とかいう無茶な注文してみたり。
閉会後は、『一つ曲がり角〜一つ間違えて〜、迷い道くねくね〜♪』しながらも何とか地元に帰り着いて、自分の部屋を見られるという羞恥プレイののち、解散。

詳細はあれこれ省いたけど、楽しい一日だった。でもいやしかし、暑かったなぁ……

原稿モード

こみトレの日の夜から本格的に突入。とりあえず、締切が迫りつつあるオフセット本に着手。
いつもより多めに頑張ってます。