藪の中の自転車の上
〜12年2月〜

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2月18日


20代最後の夜

2月19日は、東儀白ちゃんの誕生日のついでのついでのついでのついでのついでくらいに、自分の誕生日。で、実はその日を迎えるととうとう三十歳。
というわけで、(これ書いてる時点で日付は変わってしまってはいるが)今夜は20代最後の夜。さよなら20代。

そんな夜に

{Re:「電子書籍DLに関すること・追記」}

 「ひとつのページ内に複数のボタンを設置する(オプション)」という記述がありますが、これでもダメっていうことでしょうか。だとするとちょっと困るかも知れない。

うわっちゃー! ヘルプ見てませんでした。お恥ずかしい……
当たり前のようにヘルプに書いてあったみたいで、それを見ながらポチポチ修正(してる間にオフィシャルの人に「ここがおかしいみたいですよ」とツッコミをもらいつつw)して、何とかこうにか当初の想定通りのDLページになったかな。
そんなことをしながら、わたくし、三十歳になりました。


2月17日


電子書籍DLに関すること・追記

{「藪の中、冬のepub祭り」を見ながら思うこと。}を見ながら思うことと言うかw 電子書籍に関することへの追記。

 これDLページが一緒くたになってたら、Grow!のボタン押した人の方から申告してこない限り「何に対してボタンが押されたのか」判別つかないんじゃないの、

ということは確かに自分でも思っているんだけど、このGrow!ボタンの仕様として、1つのhtmlファイル内に複数個のボタンを設置出来ないみたい。自分がやってみた時は駄目だった。
なので、「何を読んだかでも」という文言を付けた次第。フレームで分けて、作品一覧と各作品単独表示と作ればいけそうだけど、DLするのに煩わしいかなぁとも。あと、作るのめんどくさい。

電子書籍ファイルそのものに関してだけど、PDFで出すことも考えた。けど、読む側がPCの画面で読む人、タブレットPCで読む人、電子書籍端末で読む人、スマートフォンで読む人、と(自分の本を読む人間がそんなにいるとは思えないけど、それはさておき)、それぞれ大きさの違う画面で読む際に、一ページ当たりの行数と文字数を決めて出力するPDFより、その辺を定めないepubの方が読みやすいんじゃなかろうかと。

他にも何か書いときたいことがあった気もするけど、とりあえずこの辺で。


2月16日


藪の中、冬のepub祭り

というわけで、月曜から四日間、帰宅してからの時間のことごとくを割り振った結果、過去の同人誌のほとんどをepubに変換出来た。
既刊情報のページをいじって、ファイルへのリンクを張ってるので、興味がある人はこちらからどうぞ。予告したとおり、『Grow!」ボタンも設置してあるので、アカウント持ってて、「気に入った」と思った方は是非。

で、このepubファイルは、全て『一太郎2012 承』にて作成。これを使うと何がいいかというと、epub3.0で出力出来るというのが第一。縦書きやルビなど、日本語表記に対応したバージョン。なんだけど、Readerも含め、あまり3.0に対応してる端末やビューワがないのが現状。まあそれでも、横書き表記で表示が出来るのでそう大きな問題はないかと。残念ではあるけれど。
あと、作品名、著者名が入れやすくなったのも大きい。出力する際に毎回聞いてくるし、過去に入力した履歴も出るので、著者名はプルダウンメニューから選択するだけ。数作る時はこれが実にありがたかった。

で、今後のこと。
次回以降、藪の中の同人誌は基本、紙媒体と電子媒体が同時に出ます。電子版は無料。紙版は、紙代として今まで通り100円程度頂きます。電子媒体で読みたい、イベント行くのめんどくさい、という方は電子版をDLするだけでOKです。


2月12日


電子書籍、始めました

「始めました」と言える程本格的にスタートしてはいないんだけど、「同人誌を電子書籍として配信する」計画、始動しました。
まずは手始めに、こみトレ19で出した『花の髪飾り』(『穢翼のユースティア』SS本)の電子版を作りました。
DLは、こちら

本当は、紙で出したのと同じ体裁(表紙とか、扉とか)を保ったまま電子書籍ファイルにしようと思ったんだけど、どうにも思ったようにいかず、とりあえずファイルを作って公開するということを最優先。表紙や後書き、奥付等々を取っ払い、改ページは数行開けと罫線にて表現することに。そうして、ほぼ本文のみの簡素な電子書籍版『花の髪飾り』が出来上がった次第。

それを作る過程で問題になったのは、数作をまとめて一冊にした本をどうするか、だったんだけど、これは一作ずつ切り出して、上記のようなファイルにしようかと。
で、電子書籍ファイルがある程度の数出来たら、専用のページを作ろうかと。
そうそう、DLするのは無料だけど、気に入ったら龍之介に送金(ポイントを介して)出来るシステムも導入する予定。「Grow!」というサービスを利用するので、コンテンツページを作った際に龍之介に幾ばくかのお金を払おうかと思っている方がいらしたら、サービスに登録しておくのもいいかと。勿論、Grow!を利用している他の方へポイント上げるのにも使えるので、そっち目的でも。
あ、龍之介自身でもポイント購入してるので、これ見てる同人界隈の人で無料コンテンツをwebに上げてる人とかいたら、是非導入して欲しいなぁ。いい作品や、ブログの記事なんかでも、面白いなぁ、よく調べたなぁ、とか思ったらポイントを送ってみたいので。
ちなみに、このサービスを知ったのは織倉さんの日記から。多謝!!

映画を二本

テアトル梅田で見てきた。

一本目は『ひまわり』
1970年公開の名作をデジタルリマスターしたもの。
といっても、やっぱりちょっと劣化をカバーし切れてない部分があった。けどまあそれは気にならない。
冒頭から、邦題にもなったひまわり畑に圧倒される。それと、劇中で何度もアレンジを変えて流されるメインテーマが実にいい。肝心のストーリーも、切ないというか、辛い話だよねぇ……。

二本目は『灼熱の魂』
「衝撃的な結末」という文句に惹かれて。
一人の女性が亡くなり、彼女の子供である双子の姉弟に謎めいた遺言が提示される、というところから始まる話。構成はミステリー仕立てだけど、内容は架空の国での宗教対立から起こる内戦を描いていてなかなか壮絶。
そして、文句の通り、「衝撃的な結末」だった。ネタバレ回避のために多くは言わないけど、母は強いねぇ……

2月11日


新刊予告

えー、次のイベント(受かってたらですが)Comic1での新刊はもう決まってます。
その名も、『バレス・クエスト マリウス』

『ランス・クエスト』にバレスを出すお話、アールコートを添えて

といった内容で行こうかと。
『戦国ランス』の時と同様、やっぱりバレスは出てこなかったので、自分で書きます。で、今回はゲーム中にアールコートという懐かしい顔が出てきたので、彼女も絡めてみようかと。個人戦闘がメインの中での軍資の役割だとか、リーザス軍の次代を担うであろうアールコートと、その次代に何かを伝えていかなくてはいけない年になったバレス、その辺で話を作っていきたいなぁと。
気合い入れて書きます。ご興味がおありの方は是非。

昨日見た夢

実は昨日ではないんだけど、そこはほれ、タイトル元ネタ(オフコースの曲)準拠ってことで。あ、実はほんとに昨日見た夢はとても嬉しくて、でも覚めたら切なくて……
それはさておき、一昨日の夢。

出勤前に映画館へ行っていた。
で、そこに至る道中でカップヌードルやどん兵衛が一つ百円を切るという価格で売られていた。「あ、箱で買って帰ればしばらく食費が楽になるんじゃないか」と考えるも、リュックにはエロゲノートが入ってるし、そもそも空だったとしても箱は入らないし、自転車で来てるから持って帰られないし、ということで断念して映画館へ。
そこに向かってる途中で、何を観るかまだ決めていなかったことに気付く。そして時刻を確認すると、映画一本観て職場に行くと一時間の遅刻が確定していた。でも、一時間くらいの短編なら可能じゃないかと考えたり、遅れるので、あの仕事をあの人にやってもらってって連絡入れたら大丈夫か、いや、曜日的にあの人が休みだから頼むとしたらあの人で、うわ、そりゃ無理だわぁ。とか考えたり。

てな内容だったんだが、いろいろな所で現実にリンクしていて、目が覚めて苦笑した。

2月5日


『無言歌』観てきた

名古屋に出向いて観てきた映画は、『無言歌』という作品。中国の映画。
言論弾圧というか、思想犯として捕らえられた人達が「労働改造」という名目でゴビ砂漠を耕すために働いたり、生活したりする姿を描いたもの。

これがまあ凄まじい作品で。
全体的に言葉少ななのが非常に効果的で、過酷さがひしひしと伝わってきた。「衣食足りて礼節を知る」という言葉があるけれど、衣食が不自由な状態で、それでも人間たらんとする者、礼節を失った者、様々な姿が描かれていた。
明確に言葉として心に落ちてくる物はまだないけれど、記憶に残る重い映画だった。しばらく無言になるわなぁ……

で、その後

事前に打診はしていたのだけれど、愛知県民である亜無さんを誘って食事&飲み。
「手羽先食べたいです」というリクエストを聞いてもらって、「風来坊」というお店へ。
その手羽先を含めてあれやこれやと喋りながら食べて飲んで、最後に味噌カツも食べて(食べ切られなかったのが無念)、近鉄名古屋駅でお別れ。
いやあ、手羽先美味かったし、人と話ながらの食事は楽しいし、いい時間だった。

道中

たまにしか行かないけれど、名古屋に行く時は大抵JR(しかも新幹線)だったんだけど、今回は安く抑えようという試みで、全行程で近鉄を使ってみた。
喜志−古市−橿原神宮前−大和八木−伊勢中川−名古屋
と、乗り継ぎはややこしかったけど、家の最寄り駅から名古屋まで2300円は安いよなぁ。とはいえ、途中、乗るべき急行をスルーして各駅に乗ってしまって、その遅れを取り戻すために特急使ったり、帰りも大和八木まで特急使ったりしちゃったけど。それでも、往復で新幹線片道程度だからなぁ。
ちなみに、往路で読んでたのは米澤穂信『さよなら妖精』。復路は半分寝てた。

2月3日


なので私は名古屋へゆくの

日記タイトルの元ネタは、『なのにあなたは京都へゆくの』チェリッシュ。書いておかないと分かってくれる人が居そうにないのでw
それはさておき。

見たい映画があってね。
それを上映している映画館のツイッターから、いい映画だというツイートが発信されたのが、確か今年の初め。で、見たい見たいと思いつつも、原稿で日曜日を潰したり、休出で祝日が潰れたり、こみトレで日曜日が埋まったり、父の一周忌で実家に帰って日曜日が消え失せたり、そんなことを繰り返している内に、とうとう関西圏で上映打ち切りという事態に。
そこまでくると意地でも見てやろうという気になって、公式サイトでこれから上映している劇場を探す。で、見つかったのが名古屋の映画館。
と、いうわけで……今週末は名古屋の空の下。映画一本見るために。我ながら何やってるんだ感が……