藪の中の自転車の上
〜13年3月〜

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3月31日


何かすごい久し振りに

一月の間に二回の更新。
タイムスタンプは4/1だけど、そこは気にしてはいけない。

高校野球を見に行ってきた

見に行く予定ではなかったのだけど、職場で「見に行くんでしょ?」と言われ、試合日程を見たら丁度日曜日から準々決勝で、一日二試合開催のために前後でだいぶ時間に余裕ができることが判明。急遽日曜日の予定に組み入れることに。

朝五時半に起床。手早く準備を済ませて出発。バスと電車を乗り継いで甲子園へ。
八時過ぎに甲子園到着。ちょっと肌寒い。曇ってるせいだろうけど、まだ朝だし、日が高くなってきたら暖かくなってくるだろうと思っていたらこれがまた全然そんなことなくて、開門から入場して試合始まって終わるまでずっと寒さに耐えていた感が。
試合の方は、一試合目が9-3、二試合目が10-0という点差だったけど、十分楽しめた。そういえば、春の選抜見に行くのは久し振りだった。

焼き鳥屋で食べて呑んで本読んで

実は当初の日曜日の予定はこれ。
喜志駅近くの一鳥一炭というお店に行って、焼き鳥食べながら呑もう、という計画。
カウンターがあるというので一人で入ってみたんだけど、お酒は我らが新潟県佐渡島の『北雪』という地酒が置いてあるし、鳥は確かに美味しい。でもなんか一人で入って本広げながらゆっくり呑む、という雰囲気ではなかった。時間帯のせいか客の出入りも多かったし、店内に流れてるBGMは本読むのに邪魔だし。
同じ目的だったら、以前行った別の店か、今回の店の途中で見かけた、何てことない普通っぽい焼き鳥屋の方がいいかもしれない。

「Music Unlimited」を始めてみた。

何かというと、月額980円で聴き放題の音楽ストリーム配信サービス。
話に聞いたことはあったのだけど、何かの拍子に思い立って登録。
強いジャンルは洋楽で、邦楽のラインナップはまだまだこれから、という印象。でも、村下孝蔵とか、山本潤子、オフコースが並んでたりして嬉しい。洋楽の方でもMichel CamiloやSimon&Garfunkelが並んでいる。
取り敢えずその辺をマイライブラリーに登録して、いつでも聴ける状態に。
でも、それだとほとんどCD持ってるからわざわざ配信で聴かなくてもいいよなぁ、と思っていて、今後どうやって広げていこうかと画策中。(アニソンや初音ミクが今後配信されるらしいけどそれはひとまず置いておいて)
一つの案として、ブルーノート東京から送られてくるメールマガジンやダイレクトメールから気になったアーティストを拾って検索、その人の楽曲や関連楽曲に手を広げていくのはいいんじゃないだろうか、とか。どっかでMichel Camiloみたいな特別な出会いが待ってるかも知れないし。
それと、PS3で聴ける、という点がポイント高い。PCで何かしながらでも再生できるし、ワイヤレスコントローラーはそのままリモコンになるし。

買っちゃった! その一

靴。
実は以前からずっと(確か五年以上)履いていたスニーカーがかなり前からボロボロで。買い換えなきゃなぁ、と思いつつも放置していた。
その靴が、とうとう先日限界突破。靴底が剥がれ始めて、普通に歩いてるだけで剥がれた靴底が床に引っかかって転びそうになる事案が何度も発生。
状況が切迫してしまったので買ってしまった。物はこれ。カラーリングがどこぞのジャイアンツ仕様だけど、致し方なし。(まあ十年ちょっと前まで巨人ファンだったしさ)
自転車用ではあるけれど、格別快適になるとかいうことは特になく、まあ多少は軽くなったかな、という程度。あ、靴紐がないのは嬉しいかも知れない。

買っちゃった! その二

CDボックス。
『けいおん!』の今まで出たCDを12枚組のボックスにしましたよ、という一品。
資金繰りの目処がついてから、と思っていたのだけど、「買わないんですか?」と職場で言われてつい出来心で発売日に……
うん、いいね! 楽曲は実にいいよ! 資金繰りの方は何とかなったというか何とかした……彼岸は過ぎたけど寒い日が続くよね。

買っちゃった! その三

本。
前から読みたいとは思っていたのだけど、電子にはなってないし、ハードカバーだから値段も高いし、で見送っていた宮部みゆき『ソロモンの偽証』の第1部。
実は、甲子園からの帰り道、Kindleでとある本を読み終えたらバッテリが危険領域に。「でもReaderも持ってきてあるから大丈夫」と出してみたらこっちもバッテリ切れ(ここ十日間ほど開いてなかったからバッテリの残量見てなかったのよね)。
焼き鳥屋で読む本が何もない、という状況に陥ってしまったので、帰りにちょっと寄り道して本屋へ。取り敢えず一周してみたけど他に目につく物もなかったので、購入。
紙媒体のハードカバー単行本は、実は最も手にしたくない体裁だったりするのだけど、宮部みゆきの書籍は電子に一切なってないし、文庫化も当分先だろうし、という言い訳を自分にしつつ。
やっぱり、嵩張るし重いし食事しながらだと読みづらい。読む機会と場所を選ぶなぁ……職場に持って行くかどうか悩む。


3月20日


『AugusticEternal5』のこと

告知も何もしてなかったけど、『大図書館の羊飼い』千莉END後のSS本を携えて参戦。
イベントの最中にヘッドフォンしながら、お隣の織倉さんから借りたPSVITAと3DSで初音ミクのゲームをやるという何ともやる気のないサークルだったというのに、意外なことに新刊既刊とも順調に売れていく不思議。
ありがとうございました。皆様からの売り上げは職場の方へのお土産やゲーセンでの軍資金となりました。多謝。
同じくお隣のやまぐうさんとも久し振りに会って話ができたりと、有意義なイベントだった。

その後のこと

その日のうちに新幹線で名古屋へ帰る亜無さんと連れ立って会場を後にし、東京駅でお別れ。
自分はその足で秋葉原へ。
ラホールでカレー食べたり、ゲーセン行ったり、ちょっとフラフラ歩いたり、ゲーセン行ったり、お土産買ったり、ゲーセン行ったり。
が終わって、織倉さんと合流することに。飲みながら野球の話などしつつ、バスに乗って帰阪。

そして気付く衝撃の事実! Part1

バスに乗って、PHSとスマフォの電源切っとこーねーと鞄から取り出そうと……
PHSがない……鞄の中を引っかき回しまくっても出てこない……
取り敢えずスマフォからかけてみる……着信音は身の回りのどこからも聞こえてこない。飲み屋には忘れ物がないのを確認してるので、バスに乗るまでの道中で落としたらしい。そしてバスは出発する。さよなら東京、それとPHS。

そして気付く衝撃の事実! Part2

PHSを探してる最中に気付いたもう一つの事実。
何と、自転車の鍵もねーぜ!! しかも家の鍵も一緒に付いてるんだZE!!
二つの失せ物に気が気でない状態でもあるにもかかわらず、車内で熟睡。大したもんだ。

帰阪後のわたくし〜その1〜

取り敢えず職場最寄り駅まで移動。
恐らく自転車の鍵はワイヤーロックに刺しっぱなしだろうという推測のもと、確認しに職場駐輪場へ。
結果、推測通りに刺さったまま。無事確保。
ミッション一つクリア。

帰阪後のわたくし〜その2〜

自転車に乗って職場近くの病院へ健診を受けに行く。
何もイベント翌日に健診の予定入れることもなかったんだけど、予定入れた時にはイベント日程がすっかり頭から抜けていてね。
特に何事もなく健診も終了。ミッション二つ目クリア。

帰阪後のわたくし〜その3〜

病院を出て、近くの風呂屋へ。
疲れた体を湯船に沈め、遠征の垢を落としてサッパリ。
で、入浴後そこのロビーにてようやく電話。PHSは、恐らく秋葉原の駅で落としただろうと思って確認したら、やっぱり秋葉原の駅事務所で預かってるとのこと。
「実は大阪なんですよね」という話をすると、「宅配便で送る手配はできるが、それは新大阪の駅で行ってね。今日か明日中に」という素敵な回答。
翌日の出勤前に新大阪寄る案もあったが、まあ早いほうが良かろうということで、新大阪へ。
秋葉原駅と連絡を取ってもらって、宅配便の手続き完了。職場最寄り駅へと引き返す。
ミッション三つ目クリア。
こうして、出勤時間まで意外と忙しく立ち回る羽目に。

PS3『初音ミク -Project DIVA- F』始めました

最近順調にはまってるミクのゲームのPS3版。3/7発売で、DL版を当日に購入。でも、製本やらイベントやらで暇がなく、本格的に触りだしたのはイベント後から。
グラフィックも曲も実に素晴らしくて満足。
一番のお気に入り曲は、本命のミクのじゃなくて、鏡音リンが歌う『メランコリック』。最初に買ったモジュール(衣装)もこれ専用のだったり。あの子供子供した踊り(あえてダンスとは言わない)が何ともいえなく可愛い。歌も可愛くて好き。EASY、NORMAL、HARDとPERFECTでクリア。EXTREMEがEXCELLENT止まり。気合いでPERFECT出す。頑張る。

『カプコン アーケード キャビネット』

カプコンの30周年を記念して、80年代のアーケードゲームをPS3とXbox360に移植するという企画。
配信タイトルを見て「勿論全部買う!」となったのは当然の話で。だってお兄さん、『1942』に『1943』に『ガンスモーク』ですよ! それが箱○で遊べるなんてそれだけで涙が……

カプコンもようやく埋蔵資源に目が行くようになったのかなぁ。この勢いで『19XX』と『プロギアの嵐』もやってくれないかしら。

2/20に配信になったのが、第一弾の『1987パック』。『ブラックドラゴン』、『1943』、『必殺無頼拳』の三作。
で、3/5の『1985−Iパック』(『魔界村』、『セクションZ』、『ガンスモーク』)と、3/19の『1986パック』(『サイドアーム』、『アレスの翼』、『闘いの挽歌』)も購入。
『1943』はゲーセンでもやったことあるし、PS移植版もプレイしてたから慣れてるけど、他はてんでからきし。『ガンスモーク』は楽しいし大好きだけど二面でゲームオーバー。元々苦手なアクション系はそれに輪をかけて駄目。さすがアーケードは難しいねぇ。

実は

AugusticEternal5に持って行って、イベント中は自スペースの机で飾っていて、アフターイベントの景品として出した『FORTUNE ARTERIAL』千堂瑛里華の痛車プラモ。
「これをもらってくれる人が居るのか?」と全米が不安視したほど残念な出来だったのだけど、実はあれって結構手間暇かかってるのよ。と誰にともなく説明してみる。

1.まずキットがちょっとアレ
合いが悪い箇所がいくつかあったり、塗り分け指示が不親切だったり、接着面が極端に狭い部品があったり、説明書のパーツナンバーが間違ってたりと、「フジミさん、勘弁して下さいよ」と作りながら何度か思った。でもまあ、この辺は海外メーカーの作ってたりするとよくあること。でも、経験のある飛行機モデルならともかく、初挑戦のカーモデルでやられると経験値ないから難儀する。

2.塗装は筆塗りです(全部)!
住居でスプレーが吹ける環境じゃないので、本体(しかも隠蔽力低い真っ白!)から、内装までオール筆塗り。無謀なことにマスキングすらしてない。
本体の塗装は溶剤で薄めた塗料を塗って、乾燥を待ってまた塗って、を数回繰り返した上に、2000番と3000番の研磨クロスで表面を磨く。

3.デカールが超難物!
痛車の肝、デカール。これがまた難儀な代物だった。
薄くて発色がいいのはいいんだけど、もろい。過去に貼ったデカールでは経験したことがないほどにもろかった。
ちょっと固くて、段差にフィットしない。デカール軟化剤を塗っても変化無し。それでも軟化剤塗って、慎重に上から抑えると、「パリッ」って本当に音がして割れる。サイド部分は上手い具合にエアロパーツとの段差に沿って割れてくれたからよかったけど、端っこの方とか、気泡を抜こうと綿棒で抑えただけでその部分が割れる始末。
おまけに糊が弱いのか、乾いたら割れた部分が剥がれたり、後述するクリアー吹きの際に吹き飛んだ部分があったり。
飛行機モデルである程度慣れてるつもりだったけど、自信なくなるくらいこのデカールは難儀した。

4.最終仕上げ
カーモデルでは必須ともいえるクリアー研ぎ出しに初挑戦。デカールと本体との段差をなくすのと、デカール保護のためにクリアーを上から吹いて、クロスやコンパウンドで磨いて表面を均一にする処理。
使ったクリアーは、ミスターの水性トップコート(光沢)。「デカールを侵さない」と書いてあったのでこれを選択したんだけど、塗膜が厚くならないから研ぎ出しには向いてない種類らしい。
処理としては、クリアーを吹く、乾燥を待つ、クリアーを吹く、乾燥を待つ、を数回繰り返し、3000番の研磨クロスで磨く。更にクリアー吹いて、磨いて、を二回ほど。
最後に、8000番相当のコンパウンドで磨いて、最終的にワックスも塗布。
それでも思ったほどピカピカにはならなかったなぁ。下地の塗装なのか、クリアーの材質なのか……

とまあ、こんな感じ。本体の塗装に入ってから、塗装、デカール、クリアー研ぎ出し、で二週間はかかったかな。乾燥を待たないと次の作業に移れなかったし。
と、当日モデラーがいなかったのか誰も工程に興味持ってくれなかったのでここに書いておく。書いてる以外にも色々苦労した部分もあるのよ。