藪の中の自転車の上
〜13年9月〜

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9月15日


ちょっと間が空いて

何か八月は長く感じるなーと思いながら九月が来て、気が付いたらもう半月経ってるとか。やっぱはえーよ、月日の流れ……
で、間が空いた間のあれこれとか、最近思ってることとかを一気に。

劇場版『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』

9/1にシネ・リーブル梅田で観てきた。
よかったねー。一言で言うとTV版の総集編なんだけど、TV版を観た人のための「思い出してもう一度泣こうね」という感じ。よって、初見の人には勧められない総集編。
これはBD出たら買おう。

トラベリング・オーガスト行ってきた。

これも9/1の話。
エロゲメーカーであるオーガストの単独コンサートをちゃんとしたホールで、しかも弦を入れてやるという、夢物語が現実になった、いわゆる1/144デンドロビウム的イベント。
これもまた実によかった。ゲームのムービーやCGを背景に奏でられる生演奏と、熱の入った歌唱。ホントに素敵な一時だった。
残念だったのは、『クリスタライズ』が聴けなかったこと。オーガストのボーカル曲ではあれが一番好きなのになー。残念。

ケーブルを買ったらゲームがついてきた

正確には違うんだけど、感覚的にはそんな感じ。
この前買ったバカ高いヘッドフォンケーブル。あれはジョーシンのオンラインストアで注文したんだけど、その際にポイントがいっぱいついた。五千くらい。で、それを使ってゲーム買いましたよ、ということ。
買ったのは、『戦場のヴァルキュリア』。目下プレイ中。久し振りにシミュレーションやるなぁ。面白くて、用事のない日曜日は結構な時間をこれに使ってる。

広がるウォークマンワールド

買った当時から「いつ聴くんだ」疑惑をはらんでいたウォークマンだけど、いざ手元に来ると色々活用して聴いてたりする。
職場からの帰り道、スピーカーにつないで聴いてるし、部屋にいてもドックスピーカーでちょっとした時間に鳴らしてみたり、外出中にバスや電車の中で聴いてみたり。
そして、いい影響として、帰り道に聴いてた曲を今度は帰ってからCDプレイヤーとヘッドフォンで聴こう、みたいな欲求も起きて、自然と音楽聴く時間が増えてる。以前は「携帯音楽プレイヤーなんていらねーや」て思ってたけど、その時の自分を全力で説得に行きたい。

それと、外出先でウォークマン持っててよかったな、という場面として、この間出かけた際、バッグに折りたたみ傘を入れていったんだけど、このシチュエーションは初音ミク『メルト』(そういう歌詞がある)だろうと、バスの中で鳴らしてみたり、映画の開演待ちの間、外を眺めて珈琲飲んでたんだけど、雨が降っていて、「何か雨の曲……」と思い出して何曲か聴いてみたりとか。そういう選曲が出来るのっていいなぁと、持ってみて感じた。

そして気が付いたら、bluetoothを使ってワイヤレス接続が出来るポータブルスピーカーを衝動買いしてしまったり。ウォークマンワールドが止まらない……

電子書籍のこととか

かねてから、「全部の書籍は取り敢えず電子にしてくれ」と思っていて、実際欲しい本で電子化されている物は全部電子で買っている。以前は「それでも漫画は紙で読みたい」と思っていたのだけど、最近は漫画も電子で買ってる。(かさばるのよ……)

でも、音楽は絶対にCDで買うんだよね。ウォークマンにも、moraだとかいう専用のオンラインストアがあるし、AmazonにもMP3ストアがあって、ONKYOはCDよりも高音質なデータを提供してる。でも、音楽はCD。
何でなんだろうと考えてみたりする。
ジャケットが欲しいとか、歌詞カードを見たいとか、そういう理由もあるし、PCや携帯プレイヤーでなく、CDプレイヤーからヘッドフォンアンプを通して聴きたい、という環境面の理由もある。でも、最大の理由は、CDをプレイヤーのトレイにセットして、中に入っていく時の「さあ、どんな音楽が入ってるんだろう」という高揚感。あれなんだと思う。ウォークマン導入後も、初めて聴くCDはCDプレイヤーを通して聴いてるし。そしてそれは、レコードに針を落とす瞬間も同じで、しかもレコードの方が高揚感が強い。だから、CD持っててもレコードがあったらそっちも買う、というのにつながってるんじゃないかな。
つまり、自分にとって音楽を聴くっていうのが、ジャケットや歌詞カードやオーディオ機器、そして高揚感もひっくるめて、特別な至高の時間なんだろう。
で、きっと、読書がそれって言う人も居るんだと思う。装丁や手触り、読む環境やページを開く時の高揚感。だから、自分は電子書籍大好きだけど紙の本なくなれ、とは思ったりしない。それは読む側が「これがいい」と思って決めることだから。
だからね、本は出版時に電子とハードカバーと文庫本と三種類同時に出して欲しかったりする。ゲームはDL版とパッケージ版と同時に出ることが多くなってきてるし、本もそれに追随して欲しいのよね。