クリスマスに奇跡を!  選択肢〜白を基調にした本屋さん〜



そこは、空から降りてきた妖精たちと同じ
なにもににも染まらない、白が基調の本屋さんだった。
なんだか専門書が多い、小さな本屋さん。
さっきまで駅前の大通りを歩いていたはずなのに、
どうして急にこんなところに来たんだろう・・。

私はなぜかそのお店の中に・・すでに立っていた。
お店の中は、清潔感だだよう真っ白な世界。
さまざまな本たちが、その白の世界に色を落とし、
とても鮮やかに見える。でも決して派手ではない。
沢山の蔵書がありながら、ここはとても広い空間に感じる。
決して大きなお店ではないのに・・・とても不思議。
それに、広く感じているのにこのお店はとても暖かかった。

そう・・まるであの人のような店。

優雅なように見えて・・その懐はとても暖かくて・・
沢山の記憶を持っていて、私よりずっと大人なのに、
人柄は、とても親しみやすくて暖かかった。
そう・・それはこの沢山の本たちのように・・・
広くて暖かい空間を持った・・

そんな人だった。
大人で・・優しくて暖かくもある人で・・
なにより・・私を大切にしてくれる人・・。

どうしてこんなに気づかなかったんだろう・・
あんなに大切な人・・ほかにいる訳ないのに・・。


私は知らず知らずのうちに、
一番近くにあった書棚から1冊の本に触れていた。


その本は・・・


『仕事の探し方』なんて書いてあるハードカバーの本


雅なイラストが描かれている恋愛物の文庫本


簡単だと思うので選択肢はノーヒントです(^^)


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