【ダンジョン日報2】 第06号 06年05月16日

『無謀と慢心のパーティ』



 パーティバランスを考える。
 その1。ファーストパーティの場合。 侍、騎士、忍者。
 その2。セカンドパーティの場合。 魔法使い、精霊使い、僧侶。
 前衛ばかりと後衛ばかり。どちらも明らかにバランスが悪いが、果たしてどちらを選ぶのか。
 そして選ばれたセカンドパーティは、パーティバランスを省みず、より深い層へと潜って行くのだった……。




今回のトピック 『チャンプサムライに願いを』

 暗く静かなダンジョンに、挑むは無謀な冒険者。
 潜る階層地下3層、延びる階段さらに下。
 それでも進む無謀な4人、待ち受けるボスはチャンプサムライ。

タック : 「サムライさんなら、ママのこと知ってるかもしれないし。もしチャンプサムライが女だったら、ママかもしれない」

 果たしてタックは無事にチャンプサムライから、母の行方を聞き出すことができるのだろうか。







◆プレイ前の風景◆ 本日のおすすめメニュー
GM : とりあえず提案ですが…「適当のセカンドやる」「ファーストやる」「なんかギャグやる」「シリアスやる」などのメニューがあります(意味不明すぎ)
セニア : なんかギャグって(笑)
タック : 適当のどっちかでなんかギャグやろ。これで4つのうち2つが昇華できるよー。
GM : じゃ、ファーストとセカンドどちらにします?
タック : 僕がギャグやりやすいのはタックの方かなー?
タック : とりあえず、職業を振り返ってみよ。ファーストだと、侍、忍者、騎士?
テオ : 前衛ばっかです。
タック : セカンドだと、魔法使いと、精霊使いと…
テオ : セカンドはーそれにプラスで僧侶。
セニア : 後衛ばっか!?
テオ : さあどうする(笑)
タック : 偏ってるよ?! どっちも。
GM : 前者にはシーマが、後者にはクレスポがついてきますw
セニア : 1クレスポさんが(笑)
タック : そうなるとバランスはファーストの方がいいよね?(笑)
セニア : がぜん、安全性高いですね(笑)
タック : でも、ギャグにバランスを考えてはいけないのかも! ここはあえてセカンドを選ぶのがギャグの心意気!?
テオ : ボロボロになって帰っても、それはそれでオイシイということですか!?
タック : ダイス1個を武器に魔法使いも白兵に参加〜!(爆)
GM : 1振ったらファンブルだよ?w
タック : それでこそ漢だよ! …って、好き勝手なこと言ってるけど、ホント、どーしよー、みんな。
テオ : あ、ヒーのレベル5に少しでも追いついておくのもいいかも。
GM : んじゃ、セカンドで参りましょう。

 だいたい、いつもこんなノリである。





◆ドルアーガの酒場◆ チャンプサムライに会いたい!
タック : 「こんばんはー! 久しぶりみんなー!」
ジン : 「どうも、こんばんは」
リコル : 「ひっさしぶり」
クレスポ@GM : 「おっねーさーん!」(ルパンダイブ)
リコル : 「とりあえずそれって私!?」
クレスポ@GM : 「初めましてッス。時におねーさんのスリーサイズを教えて欲しいッス」(笑)
リコル : 「今もっている得物のプロポーションなら体で教えてあげてもいいけど…。メイスだけど」(ぼそ)
クレスポ@GM : 「麺棒の次はメイスッスかー!?」(泣)


GM : ダンジョンレベルいくつにしますか?
タック : 「ダンジョンレベルはー、2か3かな? どっちがいいと思う?」
クレスポ@GM : 「俺はどっちでもいいッスよ。あと6点で次のレベルに上がるッス」
タック : 「あ、僕4点! 僕4点で次のレベル!! …あ、今日はヒー師匠いないんだー」
ジン : 「よ、よし、タック君を汚染区域から連れ戻すチャンスですよ!」
リコル : 「そう、それよ!」
ジン : 「がんばりましょう!」
タック : 「そんなことより早く潜ろうよー、行っちゃうよー?」(3レベルの入口に立ちながら)
ジン : 「次はガスドラゴンですか…」
タック : 「ううん、せっかくだから4行こう! 4!!」
クレスポ@GM : 「一応、このダンジョンは階層のボスを1回は倒さないと、下へは行けないようになってるッス」
タック : 「そっかー。4のサムライさんなら、ママのこと知ってるかもしれないって思ったんだけどなー」
リコル : 「3は倒してないはず…だけどこのメンバーで勝てる相手じゃないよね…」
クレスポ@GM : 「上手く行けば、攻撃魔法の嵐や《狙撃》だけでガスドラゴンも潰せるかもしれないッスね」
タック : 「行ってみればいいよ。やってみればいいよ。ガスドラゴンくらい何とかなるって!」
ジン : 「…タックさんのこのポジティブシンキングは、アヤツの影響でしょうか…(汗)」
リコル : 「多分ー。突き進むのは嫌いじゃないけど、今回のは相手が悪すぎるよー」
GM : そんな訳で、ネタのためには命も張ると評判のセカンドパーティ、これからダンジョンレベル3に挑みますw



◆玄室B◆ やっぱりチャンプサムライに会いたい!
タック : 「あ、じゃあヒー師匠、《飛行》をいつもみたく…って、いないよー!あうー、僕、まだ覚えてないー」
クレスポ@GM : 「あ。飛行石買い忘れたッス」
ジン : 「諦めましょう。正直、指輪とポーションでカツカツです」
タック : (コロコロ)とりあえず、5を振って右に曲がったよ?
GM : ジンの番。
ジン : (コロコロ)1ですね(笑)
タック : 「あれー? いきどまりー?」
クレスポ@GM : 「ちょwwwそれやばwww」
ジン : 「あははは、面目ない」
タック : ボス倒さないと下の階段出ないって言ってたっけ。じゃあ、おしまい?
GM : あ、いや、こういう場合は下に潜れるよ。要するに、ボスを倒してない場合は、いきなりその階層からチャレンジできないってだけw
タック : 「あ、じゃあサムライさんにママのこと聞けるかも?
ジン : 「…いや、それは危険」
タック : 「けど、もしチャンプサムライが女だったら、ママかもしれないし…」
リコル : 「タックのままのイメージって、何!?」
タック : 「え? だって、ダンジョン日報で『侍に転職した』って書いてあったから…」
リコル : 「してるけど、してるけどー。ダンジョンに陣取ってボスとかしてないはず…」



◆玄室B◆ それでもチャンプサムライに会いたい!

 玄室のイベントはトラップ。爆弾の罠だった。クレスポが難なく解除。そして紅蓮のローブを手に入れた。


ジン : 「お、それは欲しいところです」
タック : 「わーかっこいー! 『紅蓮の魔術師』って感じだね!」
リコル : (聖剣3…w>紅蓮の魔術師)
クレスポ@GM : 「誰が着るッスか?」
ジン : 「…タック君。じゃんけんして決めましょうか?」
タック : 「じゃんけん? いいよ? 負けないよー」
ジン : (正確には、1D振って高いほうが勝ちってことで)
タック : 「いい? じゃーんけーん…ぐー!」 (コロコロ)6!
ジン : (コロコロ)6。「あ、あいこですね。あいこでー」
タック : 「あいこーでーぱー!」 (コロコロ)…4!
ジン : (コロコロ)「ぐー。お、タック君の勝ちになりますね」
タック : 「わーい! もらったー!」
ジン : 「紅蓮の魔術師の称号をどうぞ、カッコイイですよ」
タック : 「じゃあ、今度から僕が紅蓮の魔術師だね」(笑)


GM : で…下に降りる階段がw
クレスポ@GM : 「引き返しもアリだと思うッスけどね」
タック : 「えー? 行かないのー? 4階ってウサギさんとかいるって聞いたよ? かわいいんだよねー?」
ジン : 「……引き返してまた3階ってのは?」
リコル : 「ちょっとぐらい降りても大丈夫、多分ね。トラップ解除が厳しくないならGOよ」
ジン : 「い、いや、危ないとおもうなぁー…」
タック : 「はい、降りちゃった!」(笑)
ジン : 「サムライには勝てないとおもうから、まだガスドラを狙ったほうがって……降りてるしー!?」
クレスポ@GM : 「ネタに命張るパーティって噂本当かもしんないッスね…」
GM : ダンジョンレベル4にご案内ーw
タック : 「サムライさんにピンポンダッシュして帰るとか、おもしろいかなー?」



◆玄室C◆ ハイウェイマンに会っちゃった
リコル : えーっと、じゃあ雑魚に一回当たったら帰るつもりで。(コロコロ)ダンジョンは2で、イベント5…。6じゃなくてよかったというべき?←トラップ&モンスター
GM : えー。マジックドレインの罠です。
ジン : 「クレスポさん、信じてますよぉ?」
クレスポ@GM : 「えーと、失敗したんでTP1点使って振りなおして成功ッス」
ジン : 「なんとか助かりましたね」
タック : 「さすがクレスピさん、すごいなー」
リコル : 「く…くれすぴ…」(笑)
タック : 「あ…あれ?」(爆)
クレスポ@GM : 「ポッスから」(憮然と)
タック : 「えーっと、クレス・ポッスさん?」
ジン : (…ポッスさん?)
GM : んで、出現モンスターはハイウェイマン×4です。
ハイウェイマン@GM : 「ぷりーず」「ぷりーず」「ぎぶみー」「まね〜♪」

ハイウェイマン ZL4 MR11 《狙撃》


ジン : 「さて、殺りますか?」
リコル : 「もちろんよ! 《狙撃》が怖いから《加護》!」
GM : 戦闘開始なら、ハイウェイマン達は全員《狙撃》(笑)
クレスポ@GM : 「そんなの飛んできたら死ねるッス」
ジン : 《狙撃》って《静寂》通じますっけ?
GM : 通じますよ。「敵にかける魔法」扱いなので。
タック : 「え、えっと、こういう時には、うーんと…眠らせちゃうのがいいかな」
ジン : 《眠りの雲》で防げるなら、そちらのほうが省エネですね。
タック : ZL以上? ってことは、4で一体寝るんだね。4体で目標16くらいなら…TP1入れて!
ジン : 「あ、いや、撃ちもらしたら私やりますから(笑)半分残っても、《疾風の槍》なら潰せるでしょう。TPは温存したほうが」
タック: (コロコロ)
ジン : 「聞いてネェ!?」(汗)
タック: 「《眠りの雲》!!」 22だったよー!
GM : 全部寝たw
タック : 「やっぱり、得意な魔法かも」
クレスポ@GM : 「お。これは《狙撃》しなくても勝てそう?」
リコル : 「勝てる勝てる! 今MR半減して24でしょ?」
ジン : 「普通に殴りでいけそうですね…」
GM : では、白兵戦。

ジン : (コロコロ)11です。
クレスポ@GM : (コロコロ)11ッス。
リコル : (コロコロ)12。勝ったね。


GM : 34対24で吹っ飛ばした。
タック : みんなすごーい。これなら4階も怖くないね。



◆玄室K◆ チャンプサムライに会いたかった

タック : さ、次いこー!



 長い長い通路の先にあった次の部屋のトラップはクレスポが楽々解除した。その部屋が行き止まりだったので引き返し、今、彼らはボスの部屋の前にいた。


タック : わかれ道までもどってはんたいに行くと、いかにもボスの部屋のまえらしい、とびらのまえにつきました、まる。…かな?
タック : 「ここにサムライさんがいるんだよね?」
リコル : 「いるけど、ボスだよ?」
クレスポ@GM : 「戦士もいないのに勝てないと思うッス」
ジン : 「勝ち目無いですね…」
GM : どーしますか? 個人的に帰った方がいいと思うw
タック : 「あ、みんな帰っちゃうの? ちょっと待ってて」(かきかき)
ジン : 「何を?」
タック : 『僕のママを知りませんか タック』 とドアにかきおき(笑)
GM : 「うちのタマ知りませんか?」のノリだなぁ(笑)
ジン : (ほほえましいなぁ…)「ママの名前は書かなくてもいいんですか?」
タック : あ、そうだった。『ママの名前はジーナです』 …あ、ドアにはみだしちゃった。まーいっか。
リコル : ピンポンダッシュより嫌がらせよね、これって(笑)
タック : うん、じゃ、帰ろー。

リコル : (うわーファーストで潜りたいなー。で、ジーナが見つけるw)





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