【ダンジョン日報2】 第15号 06年06月26日

『ファミリア』



 魔術師がよく連れている小動物は、ただのペットではない。
 それは『ファミリア』。
 額に埋め込まれたモンスター・クリスタルの力によって、特殊な力でパーティを護ってくれるのだ。力強い味方なのである。
 しかし、クリスタルは高かった……。

リコル : 「ファミリアー…スモッグビーストぐらいは欲しいよね…」
スモッグビースト : 「フフフ…やっと俺さまの魅力に気づいたようだな!」
ジン : 「スモッグビーストはその扱いでいいんですかね…満足なんですかね…」

 しかし、スモッグビーストは呼ばれなかった。




今回のトピック 『クリティカルは続くよどこまでも』

アンホーリーテラー : 「みん…………こ…………ろ……し…………あぁぁぁぁあアアアアアアっッ!!!!」

 尋常ではない不気味な幽霊を前に、ゴーストバスターを構えジンが突進する。6D+6の【強打】攻撃。クリティカル、クリティカル、クリティカル、クリティカル……

 おいおい、一体いつまで回るんだ!?







◆ドルアーガの酒場◆ 第一回盗賊会議
ジン : 第一回、盗賊会議ですねい。
GM : さて、リコルが魔法剣士に、トリガが侍にチェンジした訳ですがw
ジン : 「クレスポを鍛えるか、ザフィルさんが居ない時は潜らないにするか、誰かを生贄にするかの三択ですね…」
リコル : 私のほうは、ミクシィにあるとおり、盗賊系で忍者も悪くないと思っていますけどw
GM : いやもう、魔法剣士でしょ?w
リコル : そう、なってしまった(笑)
リコル : 「魔法剣士はこのパーティで必要ない…っていうか、本来の使い方よりも僧侶呪文ばっかり使ってそうだなーみたいに思うんだよね、タックも魔法使い&精霊使いの魔導師予定だから」
ジン : 《究極爆裂》2発以上は強いですけどね…
リコル : 魔法剣士になっても、1ターン目は何らかの防御呪文ありき、でどっちになっても《狙撃》も《爆裂》もできない(笑)
ジン : 「さよならそげきんぐ…」
トリガ : 「クレスポを鍛えた方が早い気はしますね」
クレスポ@GM : 「どうしたんスか。また俺が重要って話っスかね」w
ジン : 「ちょっとレベルアップしにいきませんか?(笑)」
クレスポ@GM : 「やぶさかじゃないッスけどねー。そーいや、ファミリアのルール決まったみたいッスね。でも、1パーティに1匹」(笑)
トリガ : 「このメンバーだと、誰もファミリアを持てませんけどね」w
ジン : 現ルールなら、リコルさんが魔法剣士維持なら使えるのでは?
GM : あー。そうですねえ。でも1レベルだからゾンビしか使えないw
トリガ : 「では、ちょちょっと潜りますか?」
クレスポ@GM : 「じゃ、どこに潜るッスか?」
ジン : 裏はどう?
GM : 裏B2あたりかな?
トリガ : 「そのくらいが良いと思いますよ」
リコル : 「それぞれのクラスはこのままでいい? クレスポに頼る編成?」
トリガ : 「その通りです」w
クレスポ@GM : 「ふっふっふ、俺の本当の力を見せる時が来たッス!」
トリガ : 「クレスポさんカッコイイ。」(棒読み)


◆ダンジョン入口◆ ゾンビ・クリスタル

 さて、ダンジョンの入口には、すでにフレイムが待っていた。


フレイム : 「というわけで最近地が出てきて、『もう自分を飾らなくていいでしょうか』と心の中の神に語り掛けそうになる私ですこんばんは」
ジン : 「せめて転職まで待ちませんか?」(笑)
フレイム : 「お心遣いもありましたので、パーティーの状態がどー転ぼうが、私は戦士一本に絞らせていただくことにしました」
ジン : 信念を貫くんですねー。
フレイム : 「分かりやすく言うと、あと2290点ということですね」(爽)(経験点が)←戦士にはレベル10にならないと装備できない武器があるのだ。
GM : さーて、今回は転職者が続出したため、経験値稼ぎにまた裏面に潜ろうという魂胆だ。
GM : ちなみに今回から実験的に「ファミリア」のルールも導入しようと思ってるけど、リコルさんは使い魔作る?w
リコル : せっかくだから、テストしてみる。ゾンビか…《精神高揚》かければ強いよねー。
GM : オッケー。では、ゾンビのクリスタルを動物に埋め込んだ!
ゾンビ@GM : 「ご指名ありがとうございます」
ゾンビ@GM : 「わたくしは、一回だけダメージを肩代わりする能力を持っています。料金は100Gです」
リコル : 100Gなんだ。もうちょっと高くてもいいよーな気もするけど、初期パーティの事を考えるとそうもいかないね。
リコル : 「じゃあ、名前は『フライングマン』でねv」>ゾンビ
フレイム : 「一回だけかばう」だなw スケープドールとも言うが。
GM : 実際には、連れてるのはゾンビじゃないんだけどね(笑)
リコル : マジカントに墓もつくってあげよう。動物はそれぞれの趣味でいいのかな(笑)
GM : はい。何でもいいです。くらげでもヘラクレスオオカブトでも

 結局リコルがゾンビ・クリスタルを埋め込んだファミリアが何だったのかは謎なままなのであった。
 ……くらげ?




◆ダンジョン入口◆ タック、魔導師になる

 さあ、いよいよダンジョンに潜る時。


リコル : 「しまったあああ古代語魔法使いがレベル1の私一人だけしかいないーーー!!!!」

 とリコルが叫んだ瞬間にタック登場。


ジン : きたw
リコル : あ。きた。
タック : 「こんばんはー! 盗賊問題は全部解決?」
リコル : 「えーと、クレスポに頼るってことになりました!」
タック : 「それじゃ僕、魔導師に転職しても問題ないのかな? ないよね? してもいいね? しちゃうよ?」
GM : んじゃ、タックは晴れて魔導師だね。
タック : 「やったーー!!」
GM : タックはスペルエキスパートのスキルを覚えた!
タック : 「じゃあ、転職してきまーす」 ジンさんが100Gくれたけど、残金があと26Gだ(笑)
フレイム : 3人も一気にクラスチェンジしたんですか。今、地力に欠ける状態ですね。
GM : なので、裏B2あたりが適当なんではないかとw
キルケ@GM : 「えーと、裏B2でいいのかしら?」
リコル : 「いいよー」

ジン : 「あー、またセニアが通うダンジョンにやってきたー」w
フレイム : 「ストーカーチックな発言はお控え下さい」
ジン : 「そこまでいってますか!?」
フレイム : 「……(ぽむ)そういえばチック、でなく、ストーカーそのものでしたね。失礼しました」




◆玄室A〜B◆ 裏2層は王家の陵墓
GM : では、キルケの魔力によって裏B2に入りました。ジン→トリガ→リコル→フレイム→タックの順でダイスをどうぞ。
ジン : (コロコロ)3で、イベントも3ですな。
GM : ドア2つの玄室で、モンスター出現…マミーが6体出た。
マミー@GM : 「わーれーらーの眠りを妨げる者は誰だ…」
リコル : マミーっていうと【不死】かー。
フレイム : 火に弱そうですね。

マミー ZL4 MR13 【不死の力】【吸精1】【病気】



 この時はまだ裏のダンジョンについてのデータは公開されておらず、裏ダンジョンのみ登場のモンスターの能力は謎のままである。


フレイム : 敵に掛ける魔法タイミングで相手は何か行動しますか?
GM : 特に何もしない。みんな殴ろうとしてるだけ。
フレイム : ターン開始時に加護。
リコル : 殴ってくるだけなら《加護》のままでよさそうだね。
フレイム : タック君は《爆裂究極》を。
タック : よし、初《爆裂究極》! (コロコロ)1レベルだから、11の、倍にして22だけ(苦笑)
GM : 1体吹っ飛んだ。マミーのMRは13だと判明w
クレスポ@GM : 「《狙撃》やっとくッス」
クレスポ@GM : (コロコロ)10発。まあ、さっきダメージ与えた奴に撃ったから仕留めたッス。
GM : マミーは残り4体。
トリガ : 後は、白兵で良いんじゃないですか?
ジン : ゴーストバスターに持ち替えますー。
フレイム : 同じく、ゴーストバスターに持ち替え。

 そして白兵戦。ジンが精霊使い→侍に、リコルが僧侶→魔法剣士に、そしてトリガが盗賊→侍に転職したため、いきなり白兵戦力大幅増強である。



ジン : (コロコロ)えげ、低い。15発。
GM : (コロコロ)素で振って25ッス!
フレイム : (コロコロ)不死に強打だから一個回って……25発。
トリガ : (コロコロ)回らずに19でした。
リコル : (コロコロ)14。


GM : 98対52か。ここでマミーは【吸精1】を発動w
フレイム : やっぱりあったか隠し技。
ジン : こないだアブドゥールさんにもらった『退魔の虹水晶』で【吸精】を1つ打ち消します。
GM : (コロコロ)84対66か。ダメだ、吹っ飛ばされたw


ジン : 「便利だなぁ、退魔の虹水晶」w
タック : 「持ってるだけですごく便利だ」
リコル : 「アブドゥールって聞くほど悪い人じゃないねー」
ジン : 「とてもいい人でしたよ」
フレイム : 「いい人に見せる人間は、大抵悪人なのですよ」
タック : 「そういえばジンさん、よく一人でダンジョンに潜ったよね。意外と度胸あるんだね」
リコル : 「度胸じゃなくて執念」
ジン : 「執念ではないです、愛です。ちょっとロマンを追いかけたくて…」(苦笑)
タック : 「ロマンかー。そうだね。男はやっぱりロマンを求めなきゃだよね。例えるなら空をかける一筋の……一筋の……あばれ星?
ジン : 「ながれ星」(笑)
フレイム : 「どこのあばれはっちゃくですか」
タック : 「あう」

【装飾品と、王家の財宝×3を手に入れた!】



 次の玄室は行き止まり、出現したモンスターはやはりマミー。しかも、今度は1体増えて7体である。
 今度はタックの《爆裂究極》が快調で3体を撃破。《狙撃》でさらに1体を潰し、白兵戦に移行するときには、先ほどより1体減っていた。そして一斉にダイスが振られ……。


GM : うわ、どう足掻いても勝てない(爆) ぶちのめしましたw
クレスポ@GM : 「これがアルゼンチンの英雄クレスポ様の実力ッス!」
フレイム : 混じってる混じってる。微妙にサッカー混じってる。

【装飾品と、王家の財宝×2を手に入れた!】



フレイム : 「ここまでで既に王家の財宝5つですか」
タック : 「いったいここに、いくつの王家があったんだろ」(笑)




◆玄室D◆ 《大地震》空中殺法

 知らないモンスターのオンパレード。次に登場したのは、ドラゴンフライが5体である。



ドラゴンフライ ZL3 MR9 【竜の力】【火に強い】【火の息】


フレイム : 「トンボ?」(笑)
ジン : 「大きそうですね…」
GM : ハエのようなドラゴンです。トンボとはスペルが違ったはずw

リコル : ミルメコレオの成体w
フレイム : リコルの言ってることが分からない私です。
ジン : 大丈夫、私も分からない。
GM : カルドセプトのネタだからねw
タック : ミコミコなんとかの生態?


フレイム : ドラゴンフライか……《猛吹雪》を試してみましょう。ターン開始時、《神の衣》。
タック : 「《猛吹雪》でいいの?《爆裂》じゃなくって」
フレイム : 「相手は多分【火に強い】でしょうし」
GM : えーでは、戦闘開始。ちなみに敵は全員【火の息】の予定w
リコル : 「《神の衣》かけたからね」
タック : 「じゃあ、《猛吹雪》」
GM : ふむ。じゃあ【強打】が発生する。
タック : 「スペルエキスパートが発動したけど22で止まっちゃった」
GM : 2体吹っ飛ばした。敵のMRは9しかないw
ジン : 低っ。魔法で潰したほうがいいのかもしれない。
フレイム : 「残り3体ですか。では、ジンに頼みましょう。《大地震》で」
タック : 「飛んでるよ?」(笑) ゲーム的な処理はわかんないけど。
ジン : 「な、何か飛んでいくんですよきっと」(汗)<地震
フレイム : 適当RPGですから、その辺はどーとでもなるでしょう(何)
GM : 《大地震》効くんで、しっかりw

リコル : 下から岩がせりあがって串刺しになったりするイメージ映像で補完しよう。
タック : 大地震とともにオルクスの土の錐みたいなのがどがーっと(笑)
フレイム : スレイヤーズのディルブランド(地裂陣)かな。
タック : みんなイメージ補完は自然と一致っぽい(笑)


ジン : (コロコロ)21発です。どかどかどかどかっ
GM : 2体吹っ飛んだな。
クレスポ@GM : 「《狙撃》でトドメっすね」
フレイム : だね。


◆玄室E◆ これが陵墓の主?

 そして今日も順調にボスの部屋の前。いつもと違い、何が出るのかわからないのはちょっとした緊張である。


GM : えー、準備できましたら、扉開けますか?w
タック : 開けるよ、開けよう、ばーんと!
GM : では、扉の奥にいたのは、不気味な雰囲気を漂わせる幽霊。6体のマミーを従えています。
アンホーリーテラー@GM : 「…………………………ろし………………やる……」
タック : 「女っぽい幽霊だ」
ジン : 「…ロシア?」
アンホーリーテラー@GM : 「みん…………こ…………ろ……し…………あぁぁぁぁあアアアアアアっッ!!!!」
タック : 「やっぱりロシア?」

リコル : 「季節の風物詩っぽいよねえ………タックー、カメラー」(笑)
タック : 「えーっと、射影機どこだっけ」(何)
トリガ : 「携帯電話にセットされていますよ」(笑)
タック : 「携帯でもできるんだっけ、そういえば」(笑)


フレイム : 「馬鹿言ってないで殺りますよ」
ジン : 「もう亡くなられているのでは?」
GM : 奇怪な金切り声を上げ、汚らわしい幽霊は襲い掛かってきた! 敵はアンホーリーテラー、マミー×6。
リコル : 「アンデッドはもっぺん死ね!!」

 リコルの《加護》を皮切りに、戦闘は開始された。


GM : 特に敵は何もしてこない。全員白兵戦の構えだね。
リコル : 「え、向こうは白兵オンリーなんだ」
ジン : 【幽体】で白兵は半減されるでしょうしねぇ。ダイスの神様次第ですね。
フレイム : 「タックは《爆裂究極》を」
タック : ん。じゃあ、TP1点入れて《爆裂究極》。(コロコロ)29まで行った! 倍にして、58!!
GM : やっぱ強いな、スペルエキスパートは(汗)…4体吹っ飛んだ。
ジン : すばらしー!
タック : 発動するのとしないので段違いだけどね(笑) 低いか、とても高いか。
リコル : 低さに自信があるときは賢者になればいいのです。
タック : あはは(笑)
クレスポ@GM : 「えーと、《狙撃》でいいッスか?」(コロコロ)18ダメージでさらに1体吹っ飛ばしたッス!

フレイム : じゃあ……トリガが封印解除して《狙撃》。できたっけ?
トリガ : 封印解除も何も1D6+4くらいの《狙撃》で何を倒すんですか?
タック : 残りHPが一桁で残ってた時用の切り札だね。
ジン : ですね。痒いところに手が届く。
フレイム : 仕方ない。敵に掛ける魔法終わり。




◆玄室E◆ ジンのダイスが炸裂究極
アンホーリーテラー@GM : 「……憎い……殺す……みんな……死ねばいい……」
GM : では、味方にかける魔法は…なし?
リコル : 「《精神高揚》ちょーだいw」
フレイム : 「吸精ダメージが集中すると下手すると死ぬが?」
リコル : 「私にはフライングマン(仮名)がいる!」
GM : ゾンビ・クリスタルかw

 今回から導入されたファミリア。ゾンビ・クリスタルは一度だけダメージを肩代わりしてくれるのだ。


フレイム : 「しのがれるとヤバイという話でもあるが……よいでしょう」
ジン : 「では、リコルさんに《精神高揚》をかけましょう。もにょもにょ」
GM : クレスポは白兵戦時に《不意打ち》を宣言予定。ついでにTPも2点使ってみるッス!
フレイム : 私は2点使用します。
ジン : 2点使用します。
トリガ : 私も《不意打ち》します。
タック : セカンド、ホントにうってかわって白兵パーティになったねー(笑)
GM : では白兵。敵はアンホーリーテラー、マミー×1。
フレイム : じゃ、白兵ごー。
GM : アンホーリーテラーはBPを1点使用。敵は合計61だね、現時点では。

 そして、各自ダイスを振っていく。



GM : (コロコロ)ギャアアアア…ダイスの波が去ったッス…16(爆死)
リコル : (コロコロ)さっきより低い…36
フレイム : (コロコロ)2個回って2個回って47発。
トリガ : (コロコロ)全然回らず15点。

 と、ジンの結果がなかなか出ない。ダイスチャットの出目を覗いてみると……。


リコル : じ。ジンが人間業じゃない何かを出している。
タック : もう充分な気がする。
リコル : うわああああ!? 更新したら画面がァァァーーー!!
タック : ジンさんがすごすぎ。
ジン : え、ええと…
トリガ : ダイス目がおかしい〜(笑)
タック : おかしすぎー(笑)
GM : おい、ふざけんな(爆)
フレイム : ……あれか。「1Dで延々とクリティカル」の伝説再来かw
トリガ : 1Dで10回も回してますよw
黒崎亮治(フレイム) : 「そりゃーすげぇ。俺だって7回か8回だってのに」(誰)
タック : 「すごい! すごいやジンさん!」(大興奮)
リコル : 3…3桁いった3桁。

 どれほどすごい連続クリティカルだったのかは、ダイスチャットから拾ってきた以下の記録参照。



ジン6D6 → 5 + 6 + 6 + 6 + 2 + 1 + (6) = 32
ジン4D6 → 5 + 2 + 6 + 5 + (32) = 50
ジン3D6 → 4 + 4 + 6 + (50) = 64
ジン1D6 → 6 + (64) = 70
ジン1D6 → 5 + (70) = 75
ジン1D6 → 6 + (75) = 81
ジン1D6 → 6 + (81) = 87
ジン1D6 → 5 + (87) = 92
ジン1D6 → 6 + (92) = 98
ジン1D6 → 6 + (98) = 104
ジン1D6 → 6 + (104) = 110
ジン1D6 → 6 + (110) = 116
ジン1D6 → 5 + (116) = 121
ジン1D6 → 2 + (121) = 123


ジン : 123ダメージです……。最後、2が出てちょっとほっとしました…
GM : 114に…はぁ!?
GM : 237対61…くそう、【幽体】が発動!
ジン : 「どーやら私は、精神的に追い詰められると力を発揮するタイプのようですね…」(遠い目)
GM : 119対61、んでもって、マミーの【吸精1】、アンホーリーテラーの【吸精3】が発動。マミーは「退魔の虹水晶」で打ち消されるが…
GM : 112対68…えーと、そちらの44アップ。
GM : マミーが吹っ飛んで、アンホーリーテラーに44ダメージ。
フレイム : 「まぁ、その、なんだ。こういうのはある種の事故だよな」(殊勲とは決して言わない)
ジン : 「まだ生きてますかね」


アンホーリーテラー@GM : 「…………殺す、殺す、殺す…………お前ら…………ゆ、ゆるゆるゆるさななななな」
ジン : 「お、おちついてー?」


◆玄室E◆ パーティのダイスが炸裂究極
GM : アンホーリーテラーはまだ生きてます。次のラウンド。
フレイム : ボスって魔法じゃ死なないってルール、継続してんだっけ?
GM : 裏面のボスだけ死なない仕様ディスw
タック : 「つまり僕はダメージ魔法よりも《弱体化》か《魔力付与》の方がいいってことかな? どうしよ、フレイムさん」
フレイム : ああ、《弱体化》がいいな。いや待て。レベル修正が下がってる今、《魔力付与》の方が効率いいか。
タック : そう思うよ。
フレイム : じゃ、ジンに掛けて。
タック : おっけ。ジンさんに《魔力付与》、いったよー! 白兵ダイスに+1D。侍魂あるから+2Dだね。
ジン : ありがとうー。
トリガ : 《超高揚》を使いましょうw
フレイム : じゃあ、TP使える人はつぎ込んで、《超高揚》で駄目を押します。
ジン : 了解。《超高揚》飛びました。皆さん血湧き肉踊ってください。
リコル : これで7D。「あーーーっはっはっはアンデッドはもっぺん死ね!!」
トリガ : 白兵で《不意打ち》+TP1点+侍魂発動。
フレイム : 私は《超高揚》で+1個、TP3消費で計+4個の合計8D+8です。【強打】付き。
ジン : TP1点入れますー。これで魂あわせて8D。一応、私もバスターもちっぱで強打です(笑)
GM : クレスポは《不意打ち》+TP1点ー。んで《超高揚》でさらに+1Dか。
アンホーリーテラー@GM : 「呪われろ……呪われろ……この世のすべて、絶望……破滅……朽ち果てろ……」
GM : じゃ、白兵でいいですか?
フレイム : 白兵ごー。

 そして魔法とTPと【強打】で強化されまくったダイスが一斉に振られる。


GM : (コロコロ)34ッス。
トリガ : (コロコロ)1回まわって、48点でした。
リコル : (コロコロ)こっちも48。
フレイム : (コロコロ)4個回って3個回って2個回って1個回って……えーと。84発でした。
ジン : (コロコロ)59発ですー。普通ですねー。


リコル : あんまり普通じゃないよ。
トリガ : 今日はみんなダイス目が変ですw
GM : 合計で273発(爆)
タック : 「みんな、どうしちゃったの? 血湧き肉踊ってる? みんなが怖いよー」(ガクガクブルブル)
ジン : 「血湧き肉踊ってます……はーっははははは」
タック : 「助けてアンホーリー! みんなが怖いのー!」(笑)
フレイム : 「……いや、私は平静ですから。むしろ君が惑乱しています。ちょっと綺麗に、生涯最高の一撃が出ただけです」(爽)
ジン : 「ああ、ごめんなさい、嘘です。わ、笑ったりなんかしてないよ?」(汗)
GM : 【幽体】で半減して137対43。【吸精】で7点吸っても130対50。80ダメージ与えて吹っ飛ばした(笑)
アンホーリーテラー@GM : 「……あああああああああああああああああ……」(消滅)
GM : すげえ。【幽体】のボス相手に力技で勝った(爆)
タック : 「あ、あうー、ふはー」(何とか落ち着いた)

GM : ちょっと待て、ひょっとして新記録と違う?w
リコル : そう? ジーナがいっぱい回ったときのはいくつだっけ?
タック : あれ? いくつだっけ。でもジーナの場合、さっきのジンさんより低かったような。
リコル : (ログを確認)13D+18。で111発の全員で198発だった。
トリガ : じゃあ、新記録ですねw




◆ドルアーガの酒場◆ 今日の戦果
キルケ@GM : 「なかなか素敵な戦いっぷりだったわね…フフ」
キルケ@GM : 「マピロマハマディロマト!」

 こうして一行は帰還した。今回戦ったボスのデータは以下の通りであった。



アンホーリーテラー BL:8 BP:8 MR:40 HP:80
特殊能力
 【不死の力】 アンデッド。《魅了》無効
 【幽体】 実体がない。パーティ全員の白兵戦の達成値を半減(端数切り上げ)する
 【吸精3】 ドレイン能力。白兵戦の間に限り、3D6だけ戦闘判定の達成値を奪い、自分のMRに加える事ができる。またこの白兵戦でのダメージは貫通ダメージとして扱う
 【親衛隊】 常にマミーを(パーティの人数)体連れている



GM : 【幽体】のボス相手に、2回連続で白兵戦に勝つとは…信じられんパーティだな(汗)
トリガ : 何故かみなさんゴーストバスターを持ってらっしゃいましたから。
フレイム : こないだたくさん出たから(笑)
フレイム : 「白兵で吹っ飛ばしたのは、久々かもしれませんねぇ」
ジン : 「ですね。《爆裂究極》頼みでしたから。今まで」

 そして今回は転職後のメンバーが多かったこともあり、軒並みレベルアップである。


ジン : 「遠いと思っていたセニア……もといファーストメンバーが近くに感じるようになってきましたね…」
テオ(リコル) : 「もう勝てる気がしねえよw」
ブレイズ(フレイム) : 「もう一回り遠いがな。」
ジン : 「は、セニアじゃなくて危ない格好の人が妄想の中に」(汗)
ブレイズ(フレイム) : 「クックック!」(どこへともなく去る)


ジン : あのー、ゴーストバスターと転移の指輪売れば、カシナートが買えそうなんですが…(笑)
リコル : 買っちゃえ。そして融合。
ジン : カシナートもバスターも変わりませんよね。少し足りなかったんで万能薬も一個売って、ギリだ。
フレイム : 元MR40以上の敵はまだそうそう出てこないけど。せいぜいボスくらい。
ジン : って、合成費用の500Gが足りない!
リコル : 貸すよー。今使いみちないし
ジン : ああ、アリガトウゴザイマスー(汗)
GM : 合成費用は、500Gじゃないよ? カシナート+ウサギの牙×4だから、2500G要る。
ジン : にせんごひゃく…
リコル : 大丈夫、あるから
ジン : 合成場所って、mixiの奇跡の工房でいいですか?
GM : いいよ。

ボーパルソード info:ウサギはライオンを倒す時でも全力を尽くすのだ!


リコル : 1D+6で強打かあ。>ボーパル
ジン : 少し潜るだけの予定だったのにw
リコル : 最初はたしか、クレスポを鍛えよう!だったんだよね。
ジン : 鍛えられなかったw

 クレスポは、あと6点でレベルアップしなかったのだった。





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