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【ダンジョン日報2】 第20号 06年08月08日
本編中には語られぬことだが、実は今回が《闇討ち》最大の見せ場である。
1ターン隠れることで白兵の攻撃力が2倍になる盗賊の技《闇討ち》。盗賊上がりの侍トリガによって、その暴力的なまでの強さを実証させすぎてしまったため、この後封印指定されたのだ。
今、君はすべてのものを軽く超越した最強最後の《闇討ち》を目の当たりにする!
しかし盗賊の技《闇討ち》そのものは消えたわけではない。そう、いつの日か、再び……。
今回のトピック 『哭きのブロッブ』キルケ : 「…なんか、実験の失敗作で変なブロッブが出たって聞いたけど、何ともなかったの?」(笑)
リコル : 「心理的にイヤなのが出たけど」
ジン : 「心意気の良いブロッブでした。抹茶色の」
トリガ : 「タック君に人生を説いてくれる、紳士でしたよ」w
タック : 「人生を語られたよー。ちょっと馬鹿にもされたけど」
キルケ : 「どこの世界のブロッブが人の道説いたりするんだか…」
ジン : 「渋い方でした…」
ブロッブの生き様に漢を見よ!
◆ドルアーガの酒場◆ あなたの心です
GM : えーと、やっぱりクレぽんは要るんですか?w
トリガ : 「要ります」
リコル : 「……盗賊いませんから」
ジン : 「もはやレギュラーですね」w
クレスポ@GM : 「ふっふっふ…えっと、クラスチェンジしない方がいいんスかね?」
リコル : 「できるなら、した方が強くなれると思うけど…どっちになるの?」
クレスポ@GM : 「やはり、クレスポ・ザ・サードらしくここは…怪盗ッスよ!
あの娘の心を盗むッス!」
ヒー・ヘイト・ミー : 「いや無理だから」
ジン : 「ルパンダイバー、着そうですね…」
タック : 「しかも似合いそう」(笑)
トリガ : 「もう、光景がありありと浮かびますね」w
クレスポ@GM : 「1レベルになっちゃうけどいいんスか?」
タック : 「そんなに罠ばっか出ないと信じて!」
クレスポ@GM : 「じゃ、男クレスポ、覚悟を決めるッス! 怪盗になってアルセーヌ・クレスポと名乗るッスよー!!」
ヒー・ヘイト・ミー : 「へいっ! だから無理だって」
GM : では、クレスポはヒーの制止も聞かず、1000Gはたいて怪盗になった。
ヒー・ヘイト・ミー : 「無理なことを無理だといっただけだぜ、へいっ!」
タック : 「今日潜る候補は、どこになるかな? 表だと8階で、裏だと4階くらい?」
リコル : 「裏4くらいならいけるかなあ?」
タック : 「あ、ジンさん、裏4のボスってアレ持ってるよ! チョコレート。ケーキの材料」(笑)
ジン : 「う、うわ、そんな私は皆を裏切るわ、わけに、は」
◆玄室A◆ ジンのダイス事故
キルケ@GM : 「あら、いらっしゃい。今日はB4ね?」(ぽーん)
潜る先が決まるなり、すかさずダンジョンに放り込むキルケ。
そして最初のダイス。
ジン : (コロコロ)…
1(汗)
GM : お。
ジンが
いきなり行き止まりを出した。怪盗アルセーヌ・クレスポまだ1レベル。罠解除のスキルも低いというのに。
タック : 5階ならバニーがいるね(笑)
リコル : そうだねーウサギ狩りができるねーw
と、それでも能天気な一行。しかし振られたイベントダイスは。
ジン : (コロコロ)イベントは2です(汗)
いきなりトラップだった(笑)
GM : ジンのダイスは…パーティを破滅に導く…(何)
ジン : じ、事故だったんですよ!
* おおっと ばくだん *
……罠解除はあっさり失敗。全員2D6+4の物理ダメージを食らったのだった。
◆玄室C◆ 不死の大群
4層でさえ罠解除に失敗したというのに、懲りることなく5層に降りる一行。それでも能天気に意気揚々と進んで行く。
タック : 「気をとりなおしてれっつごー! バニーでろー。バニーでろー」
ヒー・ヘイト・ミー : 「うむ。兎が無限に出てくるアミュレット……欲しい。欲しすぎる」
そう、5層に出現するのはボーパルバニー。
ファミリア、ボーパルバニー召喚が安くなる触媒『兎の足』がほしくてたまらないヒーであった。
が。
GM :
グレイブミストが14体出た。
ヒー・ヘイト・ミー : 「あー……用事を思い出したから帰るわ俺様。あとは皆様がんばってくれなさい」
タック : 「し、ししょー!!」
ジン : 「帰っちゃダメです。げし」(踏)
ヒー・ヘイト・ミー : 「げふ」
GM : 正確には9+5匹。2グループです。
モンスター&モンスターのおかげで、信じられない数のグレイブミストに取り囲まれることに!
◆玄室C◆ 魔法大作戦
(中略)
GM : では、吹っ飛ばした。
総勢14体のモンスター。あまりの数に、苦戦は必至に思われたが。
とにかく攻撃魔法を繰り出して、白兵戦までに数を減らす作戦に出る。
リコルがドラグニルを持ったおかげで攻撃魔法が使えるのは3人。しかもグレイブミストは【不死の力】持ちのため、神聖魔法《破邪の光》のダメージが倍になるのだ。
ヒーが《破邪の光》で3体。タックが《爆裂究極》で3体。トリガが《狙撃》で1体仕留める。リコルが《邪霊退散》で4体を逃亡させ、残り3体となったグレイブミストを危なげなく倒したのだった。
◆玄室E◆ イリーナを呼べ
次の部屋のスタナーのトラップは
順調に解除失敗し、そしてボスの部屋である。
ジン : 「ブロッブですね」
トリガ : 「どうしますか?」
ヒー・ヘイト・ミー : 「あー……とりあえず【麻痺】治しとけ」
タック : 「地味にイヤな敵。だけど倒せない敵じゃないと思う」
ヒー・ヘイト・ミー : 「しまった……
イリーナを呼んでこなければ!」
先ほどから、発言が『ヒー』ではなく『ヒース』になっているヒー・ヘイト・ミーであった。
……マントにでかでかと『ス』と書いてあるとか何とか。
リコル : ブロッブは……【魔法障壁】と……。
リコル : 【消化強酸】。ターン最後に宣言。白兵戦に参加したメンバー全員に目標値18の抵抗判定ダイスを行わせる。失敗したメンバーは、1D6+11の貫通ダメージを受ける。抵抗に成功すればダメージは半減する。
タック : 「やってみよう! 多分行ける! 根拠ないけど!」
タック : ばーん!(開けちゃった)
GM : では、入ると…流動状の生物とそれに付き従う6体の煙。
タック : 「さすがにここのボスはしゃべりそうにない…かな?」
トリガ : 「外見で差別してはいけませんよ」w
ブロッブ@GM : 「……………………来るがいい。そして己の愚かさを胸に抱いて朽ち果てろ」
リコル : 「ぶっ!?」
ヒー・ヘイト・ミー :
「イリーナのことかあああぁぁぁぁぁっ!」
リコル : 「って、ブロッブがかっこよくしゃべらんでください!!」
ジン : 「どこで喋ってるんでしょうか。
にょろにょろって言うのを期待していたのに…」
ブロッブ@GM : 「お前らの期待に添えるほど、俺は人間ができちゃいないんでな…その場その場の運命に流されるだけの、風来坊さ…」
ヒー・ヘイト・ミー : 「お前、人間なのかっ!?」
タック : 「確かに、人間できてない(爆) 流動状だし」
ジン :
「流動系風来坊!?」
GM : 敵は妙にニヒルなブロッブ、グレイブミスト×6。
ブロッブ BL11 BP11 MR30 HP180
特殊能力
【再生15】 毎ターン終了後、HPを15点回復する
【魔法障壁】 バリアを持つ。あらゆる魔法ダメージを半減(端数切り上げ)する。
【消化強酸】 ターン最後に宣言。白兵戦に参加したメンバー全員に目標値18の抵抗判定ダイスを行わせる。失敗したメンバーは、1D6+11の貫通ダメージを受ける。抵抗に成功すればダメージは半減する。
【親衛隊】 常にグレイブミストを(パーティの人数)体連れている。
グレイブミスト ZL6 MR15 【不死の力】【幽体】【麻痺】
◆第1ターン◆ 僕らの夢は絶対無敵
タック : 「流動状の生き物見てると、なんだか歯痛で流動食しか食べられない怒りがふつふつと…。
ぶち倒−す!」(八つ当たり)
ジン : 「は、タック君に何かが乗り移った」
タックの中の人は、親知らずが痛かった……。
それはさておき戦闘開始。早々にクレスポが《間一髪》。
クレスポ@GM : 「今の俺は無敵ッス!
無敵ソードに無敵アーマー、無敵シューズを装備ッスよ!」
ジン : 「それ、弱いです…」<無敵装備
トリガ : 「“無敵”は別に強い必要はないですよw」
トリガ : 「では、敵に掛ける魔法をお願いします」
ヒー・ヘイト・ミー : 「いくぜ俺様自信回復! 《破邪の光》TP2+トゥルーワード!」
ヒー・ヘイト・ミー : (コロコロ)ちょうど30の倍、60で4つ沈めた。
グレイブミスト@GM : 「もやーもやーもやーもやー」(4体死亡)
タック : 「すご。さすがししょー。なんか、楽勝ムードの可能性も?」
ブロッブ@GM : 「そいつはどうかな、お坊ちゃん…勝負は最後まで、分からねえもんだぜ?」(にやり)
ジン : 「……せっとくりょくが、ない」
リコル : 「私が《破邪の光》やる必要がないような気もしてきたり」
タック : 《破邪の光》はミストにしかダメージ2倍になんないから、やっちゃってもいいと思うけど?
リコル : 素直に《破邪の光》がいいかー。(コロコロ)28、で56…
GM : グレイブミスト全滅。
ブロッブ@GM : 「へっ…面白くなってきやがったぜ」
ジン : 粘液なのに渋い。きっと
抹茶色なのだろう。
タック : 渋い色、なんだ……
リコル : 抹茶色っていうとバブルスライムっぽいよね。
タック : じゃあ、僕の《爆裂究極》を……TP3点入れてみよう。(コロコロ)41の倍にして82の半分にして41(笑)
ブロッブ@GM : 「……なかなか、やるじゃねえか。ミルクの似合いそうな坊やにしちゃあ、いい一撃だ」
タック : 「むー。馬鹿にすんなー! 流動食のくせにー!」(違)
ジン : 「あのー、私《戦姫の槍》撃ってもいいですか?」
リコル :
「ぜひ」
ジン : 「リコルさん、あの、掴まないで」(笑)
タック : 「り、リコルさーん、おちついてー!」
ジン : 「よろしいなら撃ちます。《戦姫の槍》……我に全てを貫く力をっ、TP2点。(コロコロ)32発です」
リコル : 「貫く力を…ちから……」v
GM : 合計で73ダメージ。
タック : 「よし、魔法でかなり削ってる!」
ヒー・ヘイト・ミー : 「……まだ100以上残ってるのかー。しかも回復するぽっちゃりスタンプで」
タック : 「ぽっちゃりスタンプって回復アイテムだったんだ」
トリガ : 「その後の味方に掛けるタイミングで、《闇討ち》を使用します」
タック : 「はっ?! トリガさんが消えた?」
ジン : 「カーテン開けちゃだめですよ、タックさん」
GM : では白兵。クレスポ1人。適当に振るw
GM : 16対30で14アップ。でも《間一髪》。クレスポには効かなかった! 続く【消化強酸】もクレスポには効かなかった!
クレスポ@GM : 「今のわたくし、絶対無敵」
ブロッブ(ヒー・ヘイト・ミー) : 「私にだけ絶対無敵ですよっ!?」>クレスポ
リコル : (さっきからエイプリルのイメージとゼラチナスマターのイメージが交錯してもうなんか頭がw)
GM : (それが狙い・爆)
◆第2ターン◆ そして でんせつは ぬりかえられた !
GM : 次のターンです。ブロッブは【再生15】でHPが15点回復w
リコル : ……地味に嫌…
ジン : 増殖してます。
ブロッブ@GM : 「まだ…俺は倒れちゃいけねえと…散っていったダチが背中を押しやがる…」
ジン : 「ダチというのは…
先ほど吹っ飛ばした細胞達なのでしょうか」
タック : 「多分そうだよね…あのあっちこっちに飛び散ってる破片だよね…」
ジン :
気で消滅させないと、またくっつきそうです(何)
タック : ターン開始時ー。リコルさん《神の衣》やる? 念のため?
リコル : やる。うう…MPの減りが尋常じゃない…
ヒー・ヘイト・ミー : ではこのターンも俺様から。「いくぜ《爆裂究極》! 俺様の単位のために!」
イリーナ@GM : (まだ単位もらえてなかったんですかヒー●兄さん)
ヒー・ヘイト・ミー : 最後のトゥルーワード入れるー。(コロコロ)結局回らない(泣)。23。
ブロッブ@GM : 「あんた、背中が煤けてるぜ…」
ジン : 1の出ない…呪い?
ヒー・ヘイト・ミー : まて、TP1つ使って振りなおす! 抵抗されると面白くないからな。(コロコロ)1つ回って29までアップ。
GM : 29か…微妙だなぁ。BP2点使おう。(コロコロ)抵抗、ちょうど29…って同点はダメじゃん!(爆)
ヒー・ヘイト・ミー : 「29! 29点ダメージだ! 俺を褒め称えてクレー!」
タック : じゃ、今度は僕の《爆裂究極》行くよー。(コロコロ)22しか行かなかった。
GM : よし、23で抵抗。11ダメージで累計98。
タック : 「渋いこと言うだけのことはある…かな。やるじゃん」
リコル : まだ半分しか削っていないこの現状。
ブロッブ@GM : 「右も左も分からねえ、そんなあやふやな存在にゃ、なりたくねえもんだな」
ヒー・ヘイト・ミー : 「手遅れだ(きぱ)」
タック : 白兵で200くらい出せば倒せるよね(何)
トリガ : まあ、このパーティーは白兵戦力が売りですからw
GM : では、白兵に行く前に味方にかける魔法は?
トリガ : 自分に《精神高揚》です。
ジン : で、なんかもうお決まり。私が《超高揚》。皆さん血湧き肉踊ってくださいー。
GM : では白兵に突入です。敵はブロッブのみ。
ジン : TP3点入れます。(コロコロ)46発。
GM : クレスポは《不意打ち》使用。(コロコロ)う、調子出ないッス22。
リコル : TP2、入れよう。(コロコロ)31、少ないなあー
トリガ : 《不意打ち》+TP3点使用で
19D+9で振ってきますw
タック :
19D…って。
トリガ : んー、ちょっと《フェイク》で振りなおしてみますw
GM : そこまでするかw
ジン : うわ、凄い回ってます。
リコル : うん…爽快。
ジン : 軽く突破しました。いろんなものを。
タック : ぼけたーん。。。。すごー。。。。
GM :
3人で99のところを…w
トリガ :
本日の市場。152でストップですw
GM : 251対30。BP入れてもムダだな。死んだw
ジン :
そして でんせつは ぬりかえられた !
リコル : 「おめでとう」
ヒー・ヘイト・ミー : 「ありがとう」
ジン : 「お前ではない」
ブロッブ@GM : 「ああ、畜生…俺は所詮、軟弱者って事なんだな…へっ」
ジン : 「……いや、その、これはもう仕方ないかと」
リコル : 「なんか、うん、仕方ないと思う。色々」
トリガ : 「ふー。気持ち良いですね〜」w
◆帰還後◆ 失敗しちゃった?
キルケ@GM : 「…なんか、実験の失敗作で変なブロッブが出たって聞いたけど、何ともなかったの?」(笑)
リコル : 「
心理的にイヤなのが出たけど」
ジン : 「
心意気の良いブロッブでした。
抹茶色の」
トリガ : 「タック君に人生を説いてくれる、紳士でしたよ」w
タック : 「人生を語られたよー。ちょっと馬鹿にもされたけど」
キルケ@GM : 「どこの世界のブロッブが人の道説いたりするんだか…」
ジン : 「渋い方でした…」
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