2007年05月19日

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適当RPG【3rd edition】リプレイ




【第1部】 亜人の迷宮


第2話 VSコボルドキング

  アリス 不敵な笑みを浮かべる






 目標、亜人の迷宮第1層踏破。打倒、コボルドキング!
 集まったメンバーは、新キャラクター2人を加えてなんと7人。しかし敵も負けてはいない。次から次へと繰り出されるモンスター軍団。その数総勢52体!
 テレビシリーズ全話分の怪人に匹敵しそうな敵を前に、パーティはコボルドキングに到達できるのか?
 え?……無傷で……倒した?




◆出発前◆ 新たなる新兵が新たに新規参入
ナギ@GM : 「今回は新たなる新兵にお越しいただきました!」
戦士A : とりあえず色物ファイター爆誕してます(何)
クレース : どんな色物かたいそう楽しみです(笑)
ニイ : 楽しみですね(笑)
カイマ : 全員イロモノじゃないかYO(笑)

ブリス@GM : 「『新たなる新兵』って言葉に、誰もツッコミはないのかしらね」(嘆息)
ニイ : 「…突っ込むところ、だったの?」(素)
戦士B : 「新兵っつーのは段階のことだから、あながち間違いでもないがな。まぁ、どうでもいいが」



 この日はゼファーが来ていないかわりに、新しく2人多く来ています。ここから加わる2人です。まずはそんな2人の紹介から始めましょう。




■キャラクター紹介 アリスの場合
ニイ : 「……初めて見る顔が、いる」
戦士A : 「はじめましてー」
ニイ : 「……はじめまして」
戦士A→アリス : 「わたくし、アリス=ナインと申します。えーっと、斧使いの戦士、ですねー。新参者ではありますが、よろしくお願いいたしますー」

      【アリス】
アリス : ちなみにB102 W62 H97ぐらいというなんかすごいの(笑)
ニイ : ニイは体型の差でまじまじと見つめてしまいそうです(笑)
アリス : あと、色々いらん設定があります。ウシチチとか言われるとキレるとか(何)
戦士B : お前はどこのアゼルだ(笑)
アリス : 実はちょっとだけ二重人格とかも考えた、と言うか……折角「ナイン」なので九人の人格とかも考えたけど死ぬのでボツ(笑)
GM : 1番、ファースト、アリス。2番、センター、アリス。3番、キャッチャー、アリス…(何)


■キャラクター紹介 ロウニンの場合

     【ロウニン】
戦士B→ロウニン : 「某……もとい、俺はロウニンだ。見てのとおりのしがない足軽だが、まぁよろしく頼む」 槍を両手で担いでやる気なさげに片手を挙げて挨拶。
ロウニン : ざんばら髪というやつだな。伸ばしてる、というか伸びている(笑) 目にかかって面倒だから後ろで適当に括っているのだが。
カイマ : 「おお! 格好からして同郷か」
ニイ : 「東の、人……」(あからさまに東な格好だー)
ロウニン : 「同郷か。そうともいえるし、そうでないともいえるな」
ニイ : 「……? 東方人じゃ、ない?」
カイマ : 「……そういえば耳が普通だな。妖怪島のほうか」
ロウニン : 「面倒だが、まぁいい。話すか。ご先祖は南の端っこにある、辛うじて東方に引っかかる小島が所領の領主でなあ」
ロウニン : 「ま、でかいところに乗っ取られて落ち延びたのが俺から数えて4代前、だから曾爺様の頃か。それ以来東と西の境で捲土重来してた家だから、もうほとんど西方人だな」
ニイ : 「……そう」(微妙な警戒瞳)
ブリス@GM : 「…では皆様、我が『城塞』に忠誠を誓い、我らと我らの国民のため、一刻も早く我らの生存圏の獲得を」

カイマ : 「で、新平さんはどっちだ?」



 ……新兵です。





今回の参加メンバー


アリス
戦士/レベル1
HP5 MP0 TP2

ロウニン
戦士/レベル1
HP7 MP0 TP2

ナギ
戦士/レベル2
HP9 MP0 TP3

クレース
僧侶/レベル2
HP8 MP10 TP3

カイマ
魔法使い/レベル2
HP5 MP11 TP3

ゼファー
吟遊詩人/レベル2
HP6 MP7 TP3

ニイ
野伏/レベル2
HP10 MP7 TP3

   



◆準備編◆ 迷宮の7人

 潜る前には忘れずに。まずは前回の戦利品と持ち物のチェックです。


ナギ@GM : 「前回の戦利品のチェインメイルは、防御が薄そうなアリス新兵どのに持たせるべきと提案するのであります」(笑)
アリス : 「では、お借りします」
ニイ : 「…サイズ、合う?」
ナギ@GM : 「フリーサイズでありますから!」

クレース : どんなフリーサイズだ(笑)


アリス : 「……んー。少し、胸がキツいです」(何)
ナギ@GM : 「あんまり大きすぎると、戦士として動き回るの大変でありますよ。ダイエットした方がいいんでは?」(笑)
アリス : 「ちゃんとダイエットしているんですけれど……全然、減らないんです」(胸をゆさゆさ)
ロウニン : (一瞥して)「邪魔なら切り落とせ」
アリス : 「神から賜った身体を自ら傷つけるなど、許されることではありません」
ニイ : 「………」(じー……)
カイマ : 「お、お前はお前でいいと思うぞ! うん!」
ニイ : 「………」(カイマに、もっと微妙なジト視線)
ロウニン : 「(やる気なさげに)それは『好意がある』と勘繰られても仕方ないぞ若いの。まぁ、本気でどうでもいいんだが」

 これで準備は整いました。このままダンジョンに入るかと思われたのですが……。


ナギ@GM : 「今日は吟遊詩人の方がいらっしゃらないようでありますな! まあ、あの歌声正直、小官あんまり聴きたくないであります!」(笑)
カイマ : 「正直。前回はゼファーの歌声に全滅寸前だったしな」
ニイ : 「……ひどかった」
クレース : 「噂をすれば……来たな」

 良いタイミングでゼファー登場です。


ゼファー : 「なんか見ない顔の姉ちゃんと兄ちゃんがいるけど、誰だ?」
カイマ : 「シンペーさんらしいな。お前、演奏するなよ、逃げるから」
ゼファー : 「演奏…ね」(ニヤリ)
クレース : 「いちいちあの演奏を聴かされてはこっちの身が持たんと言っている」
ニイ : 「……慣れれば、なんとか…なる、かも」
クレース : 「慣れるものならな」
ナギ@GM : 「小官はすでに、耳栓を実戦装備であります! 備えあればウレシイナという奴でありますよ!」(笑)
ゼファー : 「ま、いつまでも足踏みしてる俺じゃないぜ」(笑)
アリス : 「ところで、このパーティのリーダーはどなたなのでしょうか?」
ニイ : 「知らない。……決まってない」
ナギ@GM : 「司令官は小官ではないのであります!」
ゼファー : 「もちろん俺?」
ナギ@GM : 「これにて我がパーティの命運は尽きたといっても過言ではないのであります」(笑)
カイマ : 「年の功で、オッサン?」
クレース : 「……じゃあそれで」(笑)

 はい。適当に、決まりました。



GM : ……ん? 7人パーティー?(笑)
カイマ : 多いな(笑)
ナギ@GM : 「7人パーティはまずいでありますなぁ。加速度的に敵の数が多くなるらしいのであります」





◆玄室A◆ 部屋は大きな貯金箱?
GM : 亜人の迷宮・地下1階です。


 ダンジョンに突入します。そしていきなり入った部屋には


GM : えー。爆弾の罠です。んで、敵は…クリーピングコインが22体(爆)
カイマ : は?
アリス : ……
ニイ : …多い。
GM : モンスターの数で最大目が出た。ついでに言うと、クリーピングコインは【軍団】で出現数2倍だ(笑)
ナギ@GM : 「22匹×MR5って…MPが合計で110もあるでありますなぁ…」
ニイ : 皆がクリーピングコインをけん制している間に、罠を解除するわ。
GM : 目標値は9。

 まず罠はニイの手によって解除されます。しかし問題はあまりに多いクリーピングコインの大軍団。


カイマ : 「師匠が言ってたな。コインに出会ったら逃げろと」
ロウニン : 《眠りの雲》で……目標値22か?
ゼファー : 《眠りの雲》は効かない(笑)
ナギ@GM : 「魔法生物は眠らないのであります!」(笑)
ロウニン : 「面倒だ面倒だ。ああ、面倒だ」
ナギ@GM : 「《眠りの雲》も《混乱》も効かない。って、ヤバイでありますなぁ…」
ナギ@GM : 「倒せば、間違いなく新兵のレベルアップに繋がるのでありますが…」
ナギ@GM : 「集団攻撃呪文、あったっけ?」(笑)
カイマ : 「無い!」
ゼファー : 「集団攻撃呪文…ってなんだ?」(笑)
クレース : 「次のレベルまで待て」(笑)
ゼファー : 《魔弾》と《狙撃》で3体は減らせるかな?
ナギ@GM : 「生き残れるでありましょうか…」
アリス : 君は、生き残ることが出来るか(何)

カイマ : 全力でこいつ倒して帰るか(笑)
クレース : それでもいいな…(笑)





◆玄室A◆ 空前絶後の大規模白兵戦

 GMの戦闘開始の宣言とともに、22体のクリーピングコインとの戦いが始まりました。



クリーピングコイン ZL1 MR5 【魔法に弱い】【軍団】


カイマ : どーするよ俺。《魔弾》?
クレース : コイン一体潰してもMR5だからな、《魔力付与》の方がいい気がする。
ゼファー : 《魔力付与》を使って、全員白兵参加(笑)
ロウニン : 「まぁ、四の五の考えるよりは面倒じゃあないな」
カイマ : よし、ナギに《魔力付与》。
ナギ@GM : 「白兵のダイスが2個増えるでありますな。小官、少しでも打撃を上げるべく、バトルアックスに持ち替えるであります!」
ゼファー : (あれが、《魔力付与》か…)
ゼファー : 「じゃあ、俺はロウニンに“まりょくふよ”だ」
カイマ : 「なんで片言」(笑)
ニイ : 「……そんなので、使えるの?」
ゼファー : 「大丈夫!」
ロウニン : 「感謝するぜ戦友……候補」(何)
ニイ : 「なら私も…《精神高揚》を。…アリスさんに」
アリス : 「ありがとうございます」
クレース : 「…ナギに《聖なる刃》も追加だ」
ナギ@GM : 「この一撃にすべてを賭けるのでありますよ!」
ナギ@GM : 「6D6+6、しかも強打になったであります!」
カイマ : 2レベルとは思えない(笑)
ロウニン : 「ま、面倒くせえがやるか」
GM : では、コイン22体と血みどろバトルスタート! 敵のMR合計は110!

ナギ@GM : (コロコロ)むー。37であります。
アリス : (コロコロ)28……微妙すぎ。
クレース : (コロコロ)TP1入れて19
カイマ : (コロコロ)だ。
ゼファー : (コロコロ)勝った。13(笑)
ニイ : (コロコロ)17。……1D6+3なのに。


カイマ : 「すげえ身のこなしだな、ニイ」
ニイ : 「それほどでも…ないわ」
ゼファー : TP入れて低レベルの争いをしてる横で、普通に小僧二人より高いニイ(笑)
ナギ@GM : ここまでで104でありますな。んで、ロウニンのを入れれば勝てるでありますが?(笑)

ロウニン : (コロコロ)32点。無駄に。


GM : 吹っ飛ばした(笑)
ナギ@GM : 「ビクトリー! であります!」
ゼファー : 22体。1人当たり3回の宝物判定だっ!(笑)

 とても長い宝物判定タイムが続いたのは言うまでもありません。



ニイ : ナギさん…記録係、お疲れ様。





◆玄室B◆ 練習の成果?

 次の部屋ではローグ(追いはぎ)が11人たむろしてました。



ローグ ZL1 MR7


GM : さっきからモンスターの出現数が…(笑)
ニイ : …また、多い。
カイマ : えらく人口密度の高い部屋になってしまったな。
ロウニン : 今度こそ《眠りの雲》か《混乱》を頼まぁ。
ゼファー : 混乱!(キラリ)
クレース : 「言ってはいけないことを…」
ナギ@GM : 「対騒音防御用意!」(笑)
ニイ : (耳ふさぐ)
アリス : (きゅぽ)
クレース : (しゃがんで耳ふさぎ)
ロウニン : 「……(手拭を耳に突っ込む)」
カイマ : (耳栓を探している)
ゼファー : パン・フルート使う。「良し、練習の成果を見せてやる」
クレース : 「練習…したのか」
ナギ@GM : 「一体どんな練習でありましょうや…」

ニイ : 格好の練習(何)
アリス : この角度なら決まるよな!とかそんなの(何)
ロウニン : 何その「甲子園で逆転勝ちした時のガッツポーズの練習」みたいなの(笑)


ゼファー : TPはいらないな。普通にゴー(笑)
カイマ : 「ちょ、ま、俺まだ耳栓が……(がさごそ)」
ゼファー : (スー)『パオ〜ンニャオ〜ンガオ〜ン♪♪』
ローグ@GM : 「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア」(爆死)
カイマ : 「よし、やっと見つけ………ぎゃあああす!?
ゼファー : ローグのMRが8下がった(笑)
GM : MR0じゃねーか(笑)
ゼファー : 「ヨシッ! カンペキ!」(笑)
カイマ : ……カイマはピクピクしている。
ゼファー : 「失礼な奴だなあ、皆がうるさいから、ちゃんとした音色が出るように練習したのに…」(笑)
カイマ : 「音がでかすぎるんだよ……おとが」
ニイ : 「……カイマのMRも下がってる」



ナギ@GM : 「えーと、誰が戦うでありますか?」(笑)
ロウニン : 「……槍で撫でれば倒せそうだな」
アリス : 「では……」(斧を振りかぶって)
アリス : 「トマホォォォォクッ、ブゥゥゥゥメランッッ!」(何故か神谷明ボイス)
ロウニン : 「……嬢ちゃん。今、声が……いや、まぁどーでもいいや」

 てきとうにたたきつぶしておわりました。





◆玄室C◆ 期待を裏切らない男
ナギ@GM : 「気を取り直して次の部屋へGOであります」(笑)

 しかし次の部屋もモンスター過多だったのです。オークの団体さん。その数またもや11体!



オーク ZL3 MR10 豚鼻の妖魔


オーク@GM : 「ガキはヒドラのエサだオ〜ク!」「メスはヤってからエサだオ〜ク!」
アリス : 数が多い……(笑)
カイマ : ぶただらけ
ロウニン : 「耳栓用ォー意」
カイマ : 「応!」
クレース : 「仕方ないな…」
ナギ@GM : 「またでありますかー(笑)」
アリス : (きゅぽ)
ゼファー : 恒例、パン・フルートの時間だ!(笑)
ゼファー : 『NNNNNNNNNN♪』(形容しがたい音)(笑)
ナギ@GM : 「おりょ? いつもより騒音が少ない…」
ゼファー : 「失敗した…」(笑)←ダイスがファンブルだった
クレース : 「気にするな。お前のは常に失敗している

クレース : 期 待 を 裏 切 ら な い な
アリス : 期待通りにも程が(笑)


オーク@GM : 「大した事ないぞオ〜ク!」「オークロード様のイビキに比べれば、これしきの音ォ!」(爆)

 しかしまだ、カイマの《眠りの雲》が控えています。6体のオークが眠り、1体がニイの《狙撃》に倒れ――――白兵戦で、オークはあっさり蹴散らされたのでした。


オーク@GM : 「ブヒー!」(死亡)

GM : というか、前回も言ったが、《眠りの雲》撃ってから《混乱》使えよ…(笑)
クレース : 「何故、奴のフルートが常に一発目にくるんだろう…」(笑)
ゼファー : 「立ち止まってちゃあ、前には進めないからだ」(笑)





◆玄室D◆ コボルドキング、怒る

 オークたちのすぐ次の部屋がコボルドキングの居室でした。こんなところまで、オークは何しに来てたんでしょう。


GM : コボルドキングの部屋ですね。「ゴブリンを絶滅させよう」という標語が扉に貼ってある(笑)
クレース : ゴブリンが嫌いなのか(笑)
カイマ : 「種族間抗争があるようだな。攻略に役立てられると良いが」
ニイ : 「そういえば、3つ巴、って言ってた…ね」
ゼファー : 「コボルドも全滅させようって、書き加えとくか」(カキカキ)
GM : キュピーン
コボルドキング@GM : 「なにをしとんのじゃワリャアアアアア!?」(笑)
ゼファー : 「うわ!カミナリ爺さんだ!」(笑)
カイマ : 「ラクガキなんかするから、中の人怒ってるじゃないか(笑)」
ゼファー : 「いや、きっとお前の顔が気に入らなかったんだ」
カイマ : 「なんだと。男前の分からんやつらだな」
コボルドキング@GM : 「なんじゃあこりゃあ! おめえら、ダチコー連れていてこましたれえ!」
コボルド@GM : 「おう!!」
GM : という訳で、交渉の余地もなくコボルドキングはいきなり敵対モードです(笑)
アリス : 「誰かさんの所為ですね」(何)
ゼファー : 「交渉する気があったの? アリス姉ちゃん」
アリス : 「……んー、どうでしょう?」(にこ)
ゼファー : 「うわ、怖ええ」
ロウニン : 「(ぼそりと)ありゃ、いわゆる殺る笑みだな……」



◆玄室D◆ 音の暴力&数の暴力
GM : 敵はコボルドキング、コボルド×7!

コボルドキング BL(ボスレベル)5 BP(ブットビポイント)5 MR40 HP40
【再生5】【親衛隊】

コボルド ZL2 MR8 犬顔の妖魔



クレース : 「さて、MR40に親衛隊MR8×7匹だが」
カイマ : 「……クリーピングコインよりましな気がするのはなぜだ」
クレース : 「白兵で負ける気がしない…」(笑)
ニイ : 「……敵は、潰せばいいだけ」

 結局、今度こそ《眠りの雲》→《混乱》のコンボでくことになりました。


カイマ : 「じゃ、寝とけ」
ロウニン : 「おう、行け行け」(面倒くさげに手をぱたぱたと)

 カイマが達成値9で4体寝かしてMRを半減し――


カイマ : 「くそう。悔しいが、今回俺様調子悪い」
ゼファー : 「やっぱり、俺のフルートがいるんじゃないか」(笑)
カイマ : 「頼んだぜゼファー(ガクガク)」
ゼファー : じゃあ、気合入れていくぜ。TP1点使用(笑)
ゼファー : 『じ〜ご〜く〜に〜お〜ち〜ろ〜♪
ゼファー : (コロコロ)MR13点ダウン(笑)

アリス : 凄っ
ニイ : 耳ふさいでても、聞こえた…



 ゼファーの《混乱》で全てのコボルドが無力化されました。


GM : うーむ、《眠りの雲》いらんかったような…結果論だが(笑)
カイマ : 「俺たちを落とす気かー!?しかし、でかしたー!」(杖すぱーん)
ゼファー : 「ッテ! やる気かこの!」(ペチペチ)
カイマ : 「てめえ、やりやがって!」(バシバシ)
ナギ@GM : 「じゃれあってる場合ではないでありますよ。楽勝ムードとはいえ、油断は禁物なのであります!」
ゼファー : 「おっとそうだった。今日はこの辺で勘弁してやる」(笑)
ゼファー : 「あと、じゃれてねえ!」
カイマ : 「まったくだ! どこがじゃれとんのだ」

 どう見てもじゃれてます(笑)


アリス : 「白兵戦だけでケリ付きそうですね」
ロウニン : 「……ああ、何と言うか見るだけでもうヒト撫で、レベルまで弱るのが分かるというのもある意味眼福というか目に毒というかな」
ロウニン : 「さて、いっちょやろうかい。面倒だから片付けて飲むぞ」
クレース : 「…ナギに《聖なる刃》…っげほごほ」(積み重なる音の暴力でむせてる)
ナギ@GM : 「小官、バトルアックス+TP1点使用であります!」
ニイ : 「…《精神高揚》を、アリスさんに」
アリス : 「ふふ、うふふふふふふふふふふふ」(斧ジャキン)

 単体のコボルドキングでは、もう勝ち目はなく、一瞬で勝負はついたのでした。


アリス : 数の暴力……(笑)
ゼファー : 「よっしゃー。勝ち〜」(笑)
アリス : これで第一層は制覇、と言うことでしょうか。

 さて、宝物判定です。ニイがコボルドキングから奇妙な紋章を手に入れます。また、プレートメイルも手に入れました。このレベルで手に入るのは、かなりうれしい防具です。


ナギ@GM : 「な、なんと!」(笑)
ゼファー : 「やったな!」
ロウニン : 「ほほう」
ニイ : 「……フル装備で入店禁止、らしい」
ナギ@GM : 「古の伝説の戦士の伝説でありますな」(笑)
ロウニン : 「ああ……踏み込み一発民家の床を打ち抜いたっていう伝説の女戦士か?」
ニイ : 「そうなの?よく、知らないけれど…。戦士の人が、使えばいいわ」
ニイ : 奇妙な紋章は、後々、コボルドを倒した証になるかもしれない?
GM : なお、基本的に迷宮で手に入る宝物は、装身具として装備できます。特に何か指定がない限り、装備しても何の効果もないけど(笑)
ゼファー : 「じゃあ、奇妙な紋章をカイマに装備させると、変な格好になるんだな」(笑)
カイマ : 「変な格好にするな」(笑)
ゼファー : 「元から変だから、問題ないって」(笑)
GM : 英語名が「ウィアードエンブレム」なので、奇妙というより不気味(笑)
ロウニン : 「仲いいな。衆道はほどほどにしとけよ? 人間歪むからなありゃ」(さばさばと)
ニイ : 「……なるほど。衆道、ね…」(ボソ)
ゼファー : 「しゅうどう? 俺は神様なんて信じてないぞ?」
ロウニン : 「衆道分からんようだな。まぁ、いい。(突然ニヤリと)ニイに聞け」
カイマ : 「……ナニ?」>ニイ
ゼファー : 「なんだ?」>ニイ
ニイ : 「……知らない」
カイマ : 「ニイ、なんか不機嫌だな」
ゼファー : 「なんだよ。分からず終いか…、まいっか、宝宝と」
ロウニン : 「(さらっと)マァ要するに、男同士が好き合うことだがな」
ロウニン : 「戦場じゃ女ッ気が無いんでな。珍しいことでもない。マァ、俺は趣味じゃないが……」
ゼファー : 「コボルドの骨ゲット〜(すでに聞いてない)」



◆帰還後◆ 超レベルアップ

 さて、帰還したならまずは経験値の算出です。今回は多い。何しろ倒した敵の数が尋常じゃないのですから。


GM : 一人あたま34点(爆)

 ……普通、初期レベルで手に入る経験値じゃありません(笑)


ロウニン : 一気に3レベルですよ?!
ロウニン : さーてレベルアップだ。「♪レベルアップレベルアップレベルアップおめでとーう」
ロウニン : 「……(不審な顔で)こちらでは歌を歌うと聞いたが、違うのか?」(何)
ニイ : 「歌わないと、思う…」
ロウニン : 「何!?」
ロウニン : 「しまった決まりだというから面倒だと思いつつも歌ったのだが……おのれクソ爺め。墓の下だからどうしようもないが」
カイマ : 「爺さん、おちゃめだな」
ゼファー : じゃあ、レベルアップ作業だ! 今度こそHPでカイマに差を付ける(何)

カイマ : あかん、HP14だったわ。
クレース : …いきなりHP21に…
カイマ : …オッサンに負けてる
ゼファー : カイマにHP負けたorz
ゼファー : 「くっそ〜、ロウニンなんか背が伸びる方法を教えろ!」
カイマ : 「背なのかよ」(笑)
ゼファー : 背が伸びれば、HPも増えるのだ(笑)



 わいわいとレベルアップにいそしみながら、会話はいつしか雑談になり――――この日の冒険も、終わったのでした。






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