2007年06月16日

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適当RPG【3rd edition】リプレイ




【幕間】 アリスとイリス ポンペイを愛でる





 それは、深い層に潜ってしまい、散々な冒険になってしまった日の出来事――――。






今回の参加メンバー


アリス
戦士

ニイ
野伏


イリス
骨董屋の娘

ゼファー
吟遊詩人

カイマ
魔法使い






ポンペイ
カイマの使い魔



◆Scene01◆ イリスとうさぎ

 それは、深い層に潜ってしまい、散々な冒険になってしまった日の出来事。
 ロウニンが一足先に一杯ひっかけに消え、残ったメンバーで今日のダンジョンについて話していた矢先でした。


ポンペイ : 「キュッキュ」
カイマ : ウサギはキュッキュってかわいらしく鳴くんだい!(妄想)
ニイ : また耳で持ち上げてる。
カイマ : ぎゃああす!?

 むしろ、ウサギで遊んでました。


カイマ : 「イタイイタイイタイニイさんイタイさっきよりイタイ!(涙)」
ポンペイ : 「きゅーぅ。きゅーぅ」
クレース? : 「でも…可愛いわよね」(笑)
ニイ : 「……?? ……クレース、さん?」(耳持ったまま(何))

 それは、確かにクレースでした。さっきまで「クレース」としてそこにいた人物に違いはありません。けれども、何か様子が違います。


クレース? : 「私も触りたい…というか抱かせて欲しいけど……」
ゼファー : 「あ、イリス姉ちゃん」
ニイ : 「……誰!?」(ウサギを放してはっしと身構える)
クレース?=イリス : 「なんだか…その子に嫌われてないかしら…」(笑)
GM : うさぎはそのへんに転がってピクピクしている(笑)
カイマ : 「ゴフあっ!?」
ポンペイ : 「きゅー」(ピクピクしてる)
カイマ : 「お嬢さんですか……俺のウサギさんでよろしければご存分に……ぐふぅ」
イリス : 「……大丈夫かしら…死にかけてない?」(汗)
ニイ : 「……うさぎなら、触れる…」(ぴくぴくしたウサギを拾って差し出す。すっごく無造作に)
ニイ : クレースはかなり変な人って認識だけど、普通に少女然とされたらもう、余計に警戒(笑)
イリス : そんな雰囲気に気づいてない。気づくわけがない。受け取ってだっこしますが。
ポンペイ : 「キュー」
イリス : 「なんだかさっきからウサギさんが動いてないのだけど…」
ニイ : 「…だったら《治癒》、すればいい」 ウサギを渡したらさっとクレース?さんから離れる。
アリス : 「……どなた?」(ニイにこっそりと聞く)
ニイ : 「…クレース、さん? ううん。知らない人」
アリス : 「……ですよね。クレースとは雰囲気も違いますし……生き別れの妹さん?」(何)
ゼファー : 「生き別れもなにも、さっきから目の前にいたじゃん」
アリス : 「いえ、ですが……クレースではないでしょう、この人。余りにも違いすぎます」
カイマ : 「(説明する生命力ナッシング)」 うさの背中なでられるなら、顔はもへーっとしてますが(笑)

GM : * カイマはもはや カドルトをつかわねばならない *
イリス : それは、ロストフラグです。





◆Scene02◆ イリスとクレース
ゼファー : 「こっちがホントの状態だよ。いつものオッサンが特別なんだ」
アリス : 「え?」
ニイ : 「…は?(ニイらしくもなく点目)」
ゼファー : 「つまり、クレースのオッサンがイリス姉ちゃんに憑りついてんだよ」 何かニュアンスが違うような気がするが、気にしない(笑)
アリス : 「……悪霊さん?」
ゼファー : 「まあ、そんなもん」(何)
ニイ : 「…………」
ニイ : * ニイは かなり困惑している *
アリス : 「……悪霊、退散?」
イリス : 「今…『お前ら悪霊はないだろう』って、クレースが」(笑)
カイマ : 「クーレスの本体は、あの腕輪らしいのな」 ←ようやく復活した
カイマ : 「普段俺らといるクレースは、あのお嬢さんの体を乗っ取ってるらしい」
カイマ : 「まあ、お嬢さん了解済みらしいが。お嬢さんにとって、クレースは必要。なんだろ?」
イリス : 「ええ…私一人では、何も出来ないから…」



◆Scene03◆ クレースとうさぎ
カイマ : 「……例えば、俺のウサギに腕輪をはめると。ウサギクレースになるわけか?(笑)」

 突如、カイマが自分で自分の首を締めました(笑)


ゼファー : 「うわ、だっせ。…やってみるのも面白いか?」(笑)
イリス : すごい、ややこしい(笑)
アリス : 「……むしろ、カイマにつけた方が色々と……有用かも」(何)
カイマ : 「いや、実際やると俺が感覚も共有してすごく変になりそうだから冗談にしておくれないさい」(笑)
ゼファー : 「男が一度言い出した事だ。責任は持て」(何)
イリス : 「…『勝手にしろ』って」 チャレンジャーだな(笑)
ニイ : 「……」
カイマ : 「……はあ! オッサン、まさかウサギを通じて俺を乗っ取る気じゃあ…」(汗)
ニイ : ウサギから電波を受信して操られるカイマ。
カイマ : 「ポンペイにげろおおおお!?」(汗)
イリス : 装備…させてみる?(笑)
ニイ : ニイは傍観。
アリス : 同じく傍観。
カイマ : 現在。ウサギさんはイリスちゃんの腕の中。うさぎはじたばたしている。しかし所詮ウサギ。
イリス : じゃあ、装備させてみよう。(せっかくだから俺はこの面白いほうの選択を選ぶぜ!)(笑)

ゼファー : ウサギにどうやって腕輪を装備させたんだろう?
カイマ : 頭にはめた?(笑)


カイマ : …どうなるんスか?
イリス : ん、ウサギの感覚がクレースに一方通行になるだけ。
ニイ : んー? つまり、どゆこと?
イリス : ウサギに、眠ってるように言ってもわかんないから、操れない(笑)
カイマ : 肉球ぷにぷに。腹をわしゃわしゃ。
イリス : 一方通行です(笑)
カイマ : 「……よかった、操られない」(ため息)
カイマ : 「へえ、動物には特に変化無いのな…」
アリス : 「単なる優先順位の問題では……?」
イリス : …というところで、外してみます。
カイマ : 「うん、面白かった。ありがとうお嬢さん」
イリス : 「いいえ、どういたしまして」
ゼファー : 「うえ。気色わる。さっきから何でお前はイリス姉ちゃんと話す時だけ、口調が変なんだ?」
カイマ : 「わりぃか(汗) お前な……俺だって一応、お嬢さんに対する礼儀っつーもんは…」
ゼファー : 「ニイとかアリス姉ちゃんはお嬢さんじゃないのか?」
カイマ : 「仲間だろ? 仲間に対していちいち緊張してどーすんだよ」



◆Scene04◆ アリスとうさぎ
カイマ : 「まあ、いいや。とりあえず和んだし」
イリス : じゃ、また自分で装備しなおします(笑)
ニイ : 「クレース……イリス、さん。……不思議な人」
アリス : 「私はあまり和んでませんが……」(ウサギをちろっと見て)
ポンペイ : 「きゅ?」
ニイ : 「カイマが言ってた。それは美味しそうでも、食べたらダメなんだって……」
アリス : 「……」
カイマ : 「駄目! ノー! 食べたらアカン!」
イリス : 「美味しそう…かしら(汗)」
アリス : 「ウサギは美味しいですよ?」
カイマ : 「イヤアア!?」
イリス : お、思わずぎゅっと!
カイマ : 「ゴフアア!?(ガクン)」
イリス : 「あ、ごめんなさい!」
ニイ : 「カイマ……不憫」
ゼファー : 「使い魔って、役に立たねえな」
ゼファー : 「こんなんじゃ、日常生活だって、送れそうにねえし…」
カイマ : 「……うう、普通は使い魔はこんなにいたぶられマセン」
イリス : 「ゼファーは持たないの? 可愛いのに」
ゼファー : 「…別に。そんなの持って喜ぶのは女子供だけだ」
カイマ : 「な、なんだとー!?」
ニイ : 「……別に私は喜ばないけど」
アリス : 「……」(じーっとポンペイを見る)
カイマ : 「た、食べ物じゃ、アリマセン!」
アリス : (がーん)「……私は、ウサギを、可愛がってはいけないのでしょうか……」(しょぼん)

ゼファー : 実はアリス姉ちゃん、持ちたくてうずうずしてるのか(笑)
アリス : そう(笑)


イリス : 「た、食べないでね…」(アリスにパス)
カイマ : 「食われるー!?」
アリス : 「食べませんっ」(ぎゅ)胸に抱きしめる(笑)
アリス : 「やーん、ふかふかもふもふかわいー」(だきだきっ)
ゼファー : 「なるほど。カイマの狙いはこれだったのか…」(笑)
ポンペイ : 「きゅー! きゅー! きゅー!」

ニイ :  ( 窒 息 )
アリス : 三桁のバストの谷間に挟まれれば……そうなる(笑)


カイマ : 「……っ(ばたり)」
アリス : 「……あら?」
アリス : 「あのー、ウサギさんが動かなくなってしまいました?」
ニイ : 「カイマも、動かなくなってる……」
ゼファー : 「オッサンに回復してもらえば?」(嘆息)
イリス : 「…『ばかばかしい』って回復する気はないみたいだけど」
カイマ : 孔明の罠だ。
カイマ : 使い魔初日のため、操りやすいように繋がりを深くしていたカイマは、そうして見事意識を失ったのでした。

カイマ : 今回のアリス伝説が決まりましたね。
アリス : ……はっ!? 今日は伝説無しのつもりだったのに!?(爆)
アリス : わ、罠ですっ、これは罠っ!(何)
ニイ : 毎回伝説(笑)



 アリス伝説……それは……。
 この辺を参照にしてください(笑)
 アリス伝説1【mixi】
 アリス伝説2【mixi】



アリス : 何が何やら……何故こうまで伝説が。どこのはなわですか(何)
カイマ : 伝説のアリスー!伝説のアリスー!
アリス : おやすみなさい(カイマをぶん殴りながら)
カイマ : ぎゃああす!?






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