2007年07月27日
2007年08月03日

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適当RPG【3rd edition】リプレイ




【第2部】 心優しき迷宮


第6話 VSエドガァーラ・ン・ポゥ

  ――会いたくて会えないあの家鴨(ひと)






カイマ : フェニックスはまだ辛いと思うの。

 そこで提案されたのが、心優しき迷宮4層のスパークのアヒルに会い、あるアイテムを購入すること。

アリス : アヒル様に会ってゴムのアヒルを、だっけ。
ゼファー : 何の効果があるんでしたっけ?

ゴムのアヒル:火属性ダメージ半減(端数切り上げ、1セッションに3回まで)。ターン開始時に消費すると、その戦闘の間パーティ全員の火属性ダメージ半減。

 このアイテムがあれば、心優しき迷宮の最後のボス、フェニックスの火属性攻撃に対して、かなり有利に戦うことができる。

カイマ : いざ、アヒル祭りへ!

 そうして潜った4層。しかしやっぱり……
 上手く行かぬは我らが定めか。






今回の参加メンバー


アリス
戦士/レベル6
HP32 MP0 TP7

クレース
僧侶/レベル6
HP32 MP23 TP7

ニイ
野伏/レベル6
HP27 MP17 TP7


ゼファー
吟遊詩人/レベル6
HP20 MP23 TP7

ロウニン
戦士/レベル4
HP19 MP0 TP5

カイマ
魔法使い/レベル6
HP17 MP31 TP7






ポンペイ
カイマの使い魔
   



◆出発前◆ ロウニン再び

カイマ : ロウニン久しぶりぃー
クレース : オークロード以来?
ロウニン : ですな。



 今日は久しぶりにロウニンが参加です。


ロウニン : 確かまだレベル4くらいだったはず。
GM : やっぱり差がついてるなぁ(笑)

 そしてロウニンが旅立ちの準備を整えている間、カイマが何やら計算しています。


カイマ : 「俺、今日もファミリア、Cコインが手放せないんだぜ! もう少しで大魔導師の杖に手が届きそうだからな」
ニイ : 「カイマ、いくら欲しい?」
カイマ : あと2000Gで買える。
アリス : 2000程度なら……(にやり)
ニイ : なら、 つ2000G
アリス : あ、普通にニイが貸しちゃったのね。チッ。
カイマ : 「お、サンキュー。ニイ!」 おし! 閃きの短剣を売って大魔導師の杖を購入!
ゼファー : 仲良しだなあ(笑)
アリス : むしろラブ臭がするわ!(何)
カイマ : 「そんなんじゃねえですようアリス様」
ニイ : 「そんな臭いは知らない…」

ロウニン : 「む。俺が来ていない間にカイマが下郎くさくなっている」
ゼファー : 「ゲロ?」


ニイ : 「……戦士に持ってもらった方がいいから」 私の持ってるHPポーションを3個ロウニンさんに渡す。
ロウニン : 「人の恩が身に沁みるねえ……ありがとうよ、嬢ちゃん(がしがしと撫でる)」
カイマ : 「ぬがっ!」
アリス : ……ラブ臭(ぴきーん☆)
ニイ : それは身を縮めて一瞬後にするっと避ける。
ロウニン : (手をわしわしとさせながら)「逃げるなよ……おっさんはな、寂しいと死ぬんだぞ。うそだが」
ポンペイ : 「きゅう?」
ニイ : 「……うさぎが寂しいと死ぬって、うそだから」
カイマ : 「えええー!?」
アリス : 「むしろうさぎは寂しいと騎士の喉を食い破ります
ゼファー : 「うぇ、マジ!?」
ニイ : 「愛情表現……?」
ポンペイ : 「きゅー!?」(首、ぶんぶん)



◆玄室A◆ ウサギ祭り
ニイ : 「ところで今日は、アヒルが何か…?」
カイマ : 「アヒル様の新商品を買いに行くんだよ」
クレース : 「ファの迷宮、4層……」
カイマ : 「いざ、アヒル祭りへ!」

 さて、ゴムのアヒルを求めて意気揚々にダンジョンに潜った一行の、本日最初のイベントは……?



アリス : (コロコロ)……ごめんなさい。(汗)
GM : ついにルール改訂後初後悔の…トラップ&モンスターでやんす(笑)
ロウニン : 後悔かよ(笑)
カイマ : いや、二回目だ! 全開俺が出した! 土下座と共に(どーん)
ニイ : 後悔だったり全開だったり…でもあまり間違った気がしない。
カイマ : しくしくしくしく。
GM : 罠はクロスボウの矢で、敵はボーパルバニーが5体。

ボーパルバニー ZL6 MR14 《狙撃》


アリス : ほ、本当にボーパルバニーがでるとわ(笑)
ゼファー : 首に気をつけろー(笑)
ニイ : 騎士はいないから大丈夫……?

 トラップ&モンスターでは、第1ターンに罠の解除をしないと罠が発動してしまいます。ニイは罠の解除へ回ります。


ニイ : ……ボーパルバニーなら、眠らせるとかで《狙撃》無力化できない?
カイマ : 「《灰塵化》でいけねえか?」 ……あ、目標MR14か。ごめん無理(汗)
GM : カイマは何かとっても大事なことを、忘れている気がする。
ゼファー : 「新しい杖って、魔法の威力あがるのか?」
カイマ : 「――!?」 ……あれ?(汗)
GM : つーか、お前何のために大魔導師の杖買ったんだ?(笑)
ロウニン : 「まったくだ」
カイマ : 「……おー」 出るな、14。
ニイ : 「………」
アリス : 「………」
ニイ : 「ただの飾りを、買ったのね…」
アリス : 「辛辣ですねー」
GM : ざくり。ニイの言葉の刃は、カイマの心の傷を開いてえぐった。グリグリと(笑)
カイマ : 「飾りじゃない! ちょ、ちょっと慣れてないだけだ!」
ロウニン : 「……年長者から一言言うが、あーゆー連れ合い選ぶと一生苦労するぞ、ニイ」
ニイ : 「……その心配は、多分いらない」
ロウニン : 「そうかそうか。それは良かった」
アリス : ああっ、ラブ臭が薄れていく!?(笑)
クレース : 「……ところで。ウサギは普通に倒していくのか?」
カイマ : 「アレは俺に任せろ! まかせてクレー!?」 《灰燼化》撃ちます。
GM : ここで《灰燼化》の判定も失敗したら最高だね(笑)
ロウニン : こけたら笑ってやる。
カイマ : (コロコロ)達成値20! 「滅せよ。汝ら、灰より再び生まれ、粉と塵へと還るべし――灰燼化」
GM : ウサギは全部灰になった(笑)
ゼファー : 「げげ、何だ? いきなりウサギが灰になった!?」
ゼファー : ポンペイの目の前で、ウサギを灰にする男(笑)
ニイ : カイマを見もしないで罠解除に没頭中。

ロウニン : 「これが《灰は灰に》という魔法でな」
アリス : それなんてT&T?(何)
ロウニン : スゲェ早いツッコミありがとう(笑)





◆玄室A◆ チェインメイル祭り

 罠の解除も無事終わり、宝物タイムです。


カイマ : 「……(遠い目)」
カイマ : 「その、すまんかった…浮かれすぎてた。ニイに金借りてまで買った杖を忘却していた…とは」
ロウニン : 「謝るのはニイに対してが最初なのか。ほぉーう」
アリス : 「ラブよ、ラブ」(何)

 しかしそのニイは気にもしないで宝物判定に没頭していたり(笑)


ニイ : 罠解除のボーナスは(コロコロ)……2−4−で……
ニイ : ……チェイン・メイル。今日はダイス目が酷い……

クレース : ♪あの野伏のダイス目いつも1
ニイ : あの歌のせいだーーーー!!(違)
GM : カイマが歌ったあの歌のせいか(笑)


ニイ : (コロコロ)ボーパルバニーの宝物判定が15だったから、今度こそボーナスにかけてみる。
ニイ : (コロコロ)4−4−2で……
ニイ : ……チェイン・メイル(爆)
GM : ニイはそんなにチェインメイルに思い入れがあるのかね(笑)
ニイ : orz



◆玄室B◆ ウサギ大祭

 楽しい?宝物判定タイムも終わり、ダンジョン探索の再開です。


ゼファー : 俺だっけ? (コロコロ)イエーイ。2だぜ。今日の俺は一味違う(笑) そしてイベントは5(爆)
ニイ : …………
アリス : …………
ゼファー : アリス姉ちゃんの動きをトレースしたようだ(笑)
アリス : 完全に一緒過ぎる(笑)

 全く同じ展開で、トラップ&モンスター。しかしてイベントは……


GM : おや? マジックドレインの罠で…またウサギが6匹(爆)
カイマ : また俺の出番のようだな(笑)
GM : あと、ついでに。
ロウニン : ついでに?
GM : ファズボールが(笑)
カイマ : おーい?(笑)
GM : 6体出現。アリスの装備している「妖精ファの瞳」の効果で、3体が消滅した。
GM : という訳で、敵はマジックドレインの罠、ボーパルバニー×6、ファズボール×3!
カイマ : ニイにもらった杖。今度こそ最初から本領発揮してやるぜ!
ニイ : でもニイはカイマの方を見もしないで罠解除に集中(笑)
GM : それなんてツンデレ。
カイマ : 《灰塵化》(コロコロ)17で消した! 見たかニ……(見てない)
アリス : ああ、もうラブ臭が匂わない(笑)
クレース : フラグは消え去ったのか。
カイマ : (部屋の隅に移動してのの字を書いている)

 あっさり戦闘は終了しました。そして……


GM : めざせチェインメイル3着目(笑)
ニイ : ボーパルバニーの分…(コロコロ)1・1……
GM : ニイ…その目はファンブル(笑)
ニイ : 宝物判定でもファンブるのね…(遠い目)
ニイ : (コロコロ)ファズボールも14で何もなし………………………
ニイ : 今日は…、もう…もう〜〜〜!orz
GM : 悲惨じゃのう(笑)

ロウニン : じゃ、次逝ってみようー。



 次のダンジョンダイス。クレースが振った出目。それは、1−6コンボでした(笑)


クレース : 行き止まり。アヒルにたどり着けない。
GM : しかもバンシー6体、グレムリン5体が、全部奇襲!
ニイ : 全部!(笑)
カイマ : ありえねえ(笑)
ロウニン : ありえなくはない、というか今がそうじゃねえか(笑)
カイマ : しかもファズボールも来るだろ。これ。
アリス : 来ますねえ……
GM : ファズボールは3体(笑)
ゼファー : 待ち伏せだー!!!(笑)



◆玄室C◆ 奇襲祭り

バンシー ZL5 MR14 【不死の力】【魔法障壁】【吸精2】
グレムリン ZL3 MR8 【妖魔の力】《魔弾》
ファズボール ZL1 MR1 【魔法に弱い】【身代わり】【仲間を呼ぶ】



GM : という訳で敵はバンシー×6、グレムリン×5、ファズボール×3です。
アリス : 神はこう仰っています。マヂヤバいから逃げれ、と(何)
クレース : 《魔弾》が5発飛ぶ。
ロウニン : 《魔弾》が集中すると下手すると落ちるぞ。主に俺とかが(笑)
ニイ : 前みたく、ゼファーと私がダブルで《囮の達人》を?
ゼファー : それだな。ZL3×5体だから、グレムリンは達成値15で全部防げる。
GM : ちちぃ(笑)
アリス : バンシーの方がどうか、ですね。
ゼファー : バンシーはZL5×6体だから、結構減るだろう。

アリス : ええい、お留守番していればいいものを……!(何)
ロウニン : お留守バンシーが分かるのは俺の中の人くらいじゃね?(笑)



 はい。わかりません(笑)


ニイ : ゼファーとの絶妙なコンビネーションで《囮の達人》を。
カイマ : ぜつみょうなこんびねーしょん…
GM : カイマはフラれたのか、早くも(笑)
カイマ : そんなんじゃないやーい(涙)
アリス : はっ、これはゼファー×ニイの新たなカップリング!?

ロウニン : ええい、腐女子か貴様は(笑)
アリス : うん、もうこっち方向で行こうか(何)


ゼファー : 「囮は、速さが命ッ!」(コロコロ)達成値22だから、バンシーを4体引き付けた。
ニイ : 「前にも2人でやったから呼吸は合わせられる」とニイはあくまで気にしない(笑)
ニイ : 《囮の達人》。(コロコロ)達成値31とか出たので。
GM : グレムリンも全部気を削がれたなぁ(笑)
GM : いちおうバンシー×2で白兵を挑むが…
アリス : (コロコロ)廻れ廻れ風車、狂る狂る狂る狂る狂る舞われ……

 もちろんパーティの守りを抜けることはできないのでした。
 そして2ターン目には――


ゼファー : TP1点入れて、《灰燼化》 「めっせよ。なんじら、はいよりふたたびうまれ…、えーっと、以下略――灰燼化」
GM : グレムリンは灰になった(笑)
カイマ : 「略されたよおい」
クレース : 「略して平気なのか」(汗)
ロウニン : 「つーかなんだ今のアンチョコ見ながらの詠唱」(笑)
ゼファー : 「うるせえ。カイマの発音が悪いんだ」(笑)
カイマ : 「んだとお…てめぇ、古代語魔法の基礎を叩き込んでやる!」
ゼファー : 「人に文句言ってる暇があったら、自分の仕事をしやがれ!」
ロウニン : 「はいはーい。今は前見てお仕事しようぜ」
カイマ : TP3点入れてファズボールに《火球爆発》。(コロコロ)22発。
GM : ちっ(笑) 3体とも燃え尽きてしまった。
クレース : (コロコロ)で、《邪霊退散》は31。
バンシー@GM : 「ひいいいいっ」
GM : バンシーは全部逃げた(笑)

 魔法3発で決着がついたのでした。


アリス : ふう……

 ちなみに今回のニイの宝物判定は……


ニイ : …グレムリン1、ファズボール1、やる。(コロコロ)4個振って2・1・1・1って……
ニイ : グレムリンは12で魔族の翼。ファズボールはファンブル(爆)
GM : ファンブル多いね(笑)

 こんなでした(笑) 哀れあの野伏のダイス目……


ゼファー : グレートアックス拾った。「ぐ、重いなこれ」
アリス : 「そうですか?」(笑)
ゼファー : 「おぉ、さすがはアリス姉ちゃん。しかし、どうやって持ってんだ?」
カイマ : 「でかっ!? そして軽々と持ち上げるアリス様すごっ」

GM : さて…ここで行き止まりだっけ?(笑)



 一本道は1−6コンボで行き止まりました。下に降りるしか道はなく、下に降りればエルダーエントの層。目的のスパークのアヒルのもとには着けません。
 結局、何も得られるものはなく、帰還することとなったのでした。


カイマ : 「助かったぜニイ。《灰塵化》って始めて使ったけど、杖のおかげですげえ安定してた」
ニイ : 「……そう。よかったね」(見てないから適当にあいづち)
アリス : ああっ、ラブ臭がどんどん薄らいでっ(笑)
カイマ : 「今度、ちゃんと見せるからっ。なっ」
アリス : カイマ必死だなwwwwwwww



◆間奏◆ 再結集

 さて後日、今度こそアヒルを目指すためにパーティは再び集まりました。


今回の参加メンバー


ナギ
妖騎士/レベル4
HP43 MP14 TP5


アリス
戦士/レベル6
HP32 MP0 TP7


クレース
僧侶/レベル6
HP32 MP23 TP7

ゼファー
吟遊詩人/レベル6
HP20 MP23 TP7

カイマ
魔法使い/レベル6
HP17 MP31 TP7






ポンペイ
カイマの使い魔



GM : 前回のあらすじ:カイマがふられた!(笑)
クレース : まだひきずりますか(笑)
ゼファー : うわ! そんな切ない話だったのか(笑)
アリス : まああまりいじめすぎない(笑)
GM : その証拠に今日はニイがいない!(笑)
カイマ : 「ぎゃあああああ!!」
クレース : なるほど!!!
アリス : ひどい理由だ(笑)

 今回は、ニイがいません。ロウニンもいません。代わりにナギが加わります。ナギは転職し、妖騎士4レベルになっています。


ナギ@GM : 「お久しぶりであります! 戦士あらため妖騎士となりましたナギであります!」
ナギ@GM : 「とりあえず獲物は、こないだ手に入れた業物の槍、ルナスレイヤーであります!」
カイマ : 「立派になったのー」
ナギ@GM : 「ちなみに女性の妖騎士はヴァルキュリアというそうでありますが、精霊魔法しか使えないので使い魔持てないんであります」(笑)
カイマ : 「俺は相変わらずCコインなんだぜ…」

 さらに……


GM : 皆様、あと何点で7レベルですか?

カイマ : あと9点です。
ゼファー : 12点かな。
クレース : おなじく12点。
アリス : 60点。


GM : 意外と稼いでますね(笑) ゴムのアヒル奪取に動けば、ほとんどの方はレベルアップするのでは。

 そう。7レベルになれば、他の皆も転職ができるのです。


GM : ゴムのアヒル奪取に動けば、ほとんどの方はレベルアップするのでは。
カイマ : 3人は1層に潜ってもレベルアップできるぞおい(笑)
アリス : アリスのレベルが上がんない。あと60点かぁ…(汗)
クレース : 60点は今までもらったことないですね(笑)
ゼファー : アリス姉ちゃんにゲームマスターしてもらうと、一回で済むかも?(笑)
アリス : 待てやコラ(笑)

 GMをやると、GM経験値として通常の2倍の経験値が入ります。今回ナギが妖騎士4レベルになっているのもそのため。


カイマ : ボスは暴走したアリスさんでOKですしー(笑)
アリス : ほー。それでいいのね? 暴走したらアレよ、食うわよ(何を)
クレース : エヴァ!?
GM : シンクロ率が400%(笑)
カイマ : 取り込まれるー!?
アリス : S2機関持ちだったのかカイマ(笑)
カイマ : じゃあ、次回のセッションは「暴走したアリスとレベルの下がった一同」でFAで。サブタイトルは「アリス様が睨んでる」(笑)

クレース : 墓穴色々、掘って、ない…?(笑)
ゼファー : さようなら、カイマ(笑)
カイマ : これはカイマじゃなくて中の人の発言だから…! ら!


アリス : (カイマの頬を両手で挟んで)「あなた、首が曲がっていてよ」(ゴキッ)
カイマ : 「ぐがあぁぁぁ!?」

クレース : あ。ポンペイが。
カイマ : ポンペイの首もぐるっと…
GM : ひさんな(笑)


カイマ : (えびぞり)「じゃあ、きょうは、アヒル様に、あう、んだ…な」
アリス : 「雉も鳴かずば打たれまいに……」(笑)



◆玄室A〜C◆ 罠祭り

 こんなドタバタを繰り広げながら今日も心優しき迷宮の4層に入ります。


ナギ@GM : 「今度こそアヒル殿に会えるといいですなぁ」(笑)
アリス : 「んー、ニイがいないと罠が怖いのよね」
ナギ@GM : 「盗賊がいないのは厳しいでありますなあ」(笑)
ゼファー : そうですねえ(笑)
クレース : 肯定せんでもっ!?(爆笑)。
カイマ : ゼファーも一応技能モチでしょう(笑)

 そしてこんな日に限ってダンジョンは……




【玄室A】
GM : スタナーの罠です。
カイマ : ……先生! ニイが居ません!(涙)
ゼファー : 「任せとけ。手順はニイのを見て覚えた」(笑)
カイマ : 「不安すぎるー!?」
ゼファー : (コロコロ)32といって、華麗に解除(笑)
スタナー@GM : 「…く、屈辱だ…!」(死亡)
カイマ : 「罠がしゃべった! 罠が死んだよ!?」



【玄室B】
GM : クロスボウの矢の罠ですね。
カイマ : ニイが、いないんです……
ゼファー : (コロコロ)20で解除。「よーい…、ドン!……解除完了〜」
クロスボウ@GM : 「無念じゃ…」(ばた)
カイマ : 「だから、誰が死んでるんだ!?」
ナギ@GM : 「罠ではないですか?」(笑)



【玄室C】
GM : またスタナーの罠ですよ(笑)
ゼファー : (コロコロ)15で解除〜
スタナー@GM : 「ひ…ひでぶっ!?」(死亡)
カイマ : 「…ゼファーがニイと同じ動きしてやがる……なんなんだあいつは、何がしたいんだったく」
クレース : 「…騎士になるのが勿体無いと思ってこなくもないな」
ゼファー : 「結構体に染み付いちまってるもんだな…」



 とはいえ、前回の苦労が嘘のようにあっさりアヒルに到着したのでした。





◆玄室D◆ ついに、アヒル祭り
スパークのアヒル@GM : 「クワック! クワック! ダンダンダダン♪」
スパークのアヒル@GM : 「クワック! クワック! ダンダンダダダダン♪ スクランブル〜〜〜〜〜エエッグ!!」
カイマ : 「スクランブルしなくていいから! 神にも悪魔にもならなくていいから!」
クレース : 「いきなりクライマックスで実に楽しそうだな、このアヒルは」
アリス : 「私はいつでもクライマックスですが」
スパークのアヒル@GM : 「♪俺は〜お箸が持てない〜クワワワッ!…と。で、今日は何か用ですグァ?
カイマ : 「Jrをくれ」
ゼファー : 「エリクシルと、ゴムのアヒルをもらいに来たんだっけか?」
カイマ : 「前者は違う前者は(ビシィ)」
クレース : 「ゴムのアヒルを購入しに来たんだが…」
スパークのアヒル@GM : 「ガァー! わたしの愛しいベイビーちゃんはただで譲るわけにはいきませんガァー!
スパークのアヒル@GM : 「大事な一人息子を里子に出すのです…それなりの支度金をいただかないと!」
カイマ : 「奉公かよ!?(ビシィ)」
クレース : 「一人なのか」
スパークのアヒル@GM : 「一人ですグァ? まあ、双子って設定にしてもいいですガァ」(笑)
GM : ゴムのアヒルを買うなら、1個5000Gですよ?
カイマ : 俺に金は無い!(どーん)
クレース : こっちでひとつ買える。
ゼファー : 俺も買えるくらいは持ってる(笑)
GM : いつの間にか稼いでるな(笑)

 結局クレースがゴムのアヒルをひとつ、購入したのでした。


アリス : 次に来たらまた増えてるんですよきっと(何)

ゴムのアヒル 火属性ダメージ半減(端数切り上げ、1セッションに3回まで)。ターン開始時に消費すると、その戦闘の間パーティ全員の火属性ダメージ半減。



カイマ : 今後、お世話になりそうだな。アヒル隊長。
GM : アヒル軍曹?(笑)
アヒル軍曹@ゼファー : 「城塞を征服するであります!」(笑)
アリス : けろろ?


註 タイトルにある「エドガァーラ・ン・ポゥ」はスパークのアヒルの名前です。いちおー。




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