2007年08月10日
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適当RPG【3rd edition】リプレイ
【第2部】 心優しき迷宮
第8話 VS謎のお侍さん?
ゼファー株 上がったり下がったり
さて、今日もクラシカルダンジョンに挑むサードパーティ。しかし今日はちょっと様子が違う。GMをやるのはカイマのプレイヤー。
普通にダンジョンに潜るだけと思っていたら、何やら今後に絡むイベントを引き起こす気満々のようで……?
そして出てきた謎の侍。あれは一体誰なのか。全プレイヤーがよく知るあいつは誰なのか(笑)
今回の参加メンバー
ナギ 妖騎士/レベル4 HP43 MP14 TP5
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クレース 魔導師/レベル1 HP33 MP24 TP2
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アリス 戦士/レベル6 HP32 MP0 TP7 |
ニイ 野伏/レベル6 HP27 MP17 TP7
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ゼファー 聖騎士/レベル1 HP21 MP30 TP2
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◆出発前◆ 魔法バカ一代
今日は
カイマのプレイヤーがGMのため、カイマは登場しません。
GM : ちなみにカイマは
「漢を磨くために山にこもってくる」と置手紙を残して姿を消しています。
なにかショックなことがあったようだ。
アリス :
……片眉を剃り落としておくと効果的(何)
クレース :
片眉ってなんだー!?
GM :
また眉毛が生えてくるまで、恥ずかしくて里に帰れないと言う(笑)
クレース :
そういう理由!?(笑)
アリス : そういう理由です(笑) 空手バカ一代ですよー。
◆玄室B◆ 5連鎖が決まらない
今回潜ったのは、クラシカルダンジョンの2層です。
低層のため、罠の部屋は難なく突破。しばらく進むと手ごたえのありそうな「モンスター&モンスター」に当たりました。
GM : バーグラーとウィッチが、
5体ずつデス。ウィッチが【奇襲】。
ウィッチ@GM : 「おいっす!」
バーグラー ZL4 MR14 《狙撃》【強奪】
ウィッチ ZL3 MR10 【妖魔の力】《雷撃》
ニイ : 「多いね……」
アリス : ウイッチごとき……
階段積み五連鎖で瞬殺……(何)
ナギ : そっちかい(笑)
GM : 全員《雷撃》しかけてこようとしますが。
ナギ : やっぱり《囮の達人》?
ニイ : もちろん。《雷撃》怖いし。ウィッチに《囮の達人》。(コロコロ)
達成値は13で。
GM : 1匹残りましたか(笑)
ニイ :
……4連鎖で止まった。
ゼファー : じゃあ、続けて俺が《囮の達人》。(コロコロ)達成値は7。
GM : では、ウィッチの【奇襲】は全て失敗ですね。
次のターン。奇襲が全て防がれたため、奇襲ターンそのものが消失し、次のターンが1ターン目と数えられます。つまり、1ターン目にしかできない《狙撃》がこのターンにもできるのです。
GM : ウィッチは全員《雷撃》準備。バグちゃんは一人が【強奪】で、残りは《狙撃》です。
ウィッチ@GM : 「貴方の白い服が欲しいですわ!」
ニイ : 「私は狙われてないみたい。白い服、着てないから…」
ゼファー : 「やべえ、俺の服は白い。服というか鎧?」(笑)
ウィッチ@GM : 「ほしいですわ〜」
ナギ : 早いトコ眠らせれ(笑)
クレース : ウィッチに《眠りの雲》。(コロコロ)惜しい。
達成値14。
ナギ : 4体寝たか…
ニイ : 《狙撃》目標は残ったウィッチで。(コロコロ)37ダメージ出してウィッチを飛ばした。
ゼファー : 「助かる!」
ウィッチ@GM : 「あーれー(笑)」
ナギ : ええと。【強奪】使いは無視してもいいんでありますか? それなら小官、エルブンフォース+《静寂》で、バーグラーの《狙撃》封じ込めにかかるであります。
ナギ : (コロコロ)あ、
達成値8しかない(笑)
GM : バーグラーちゃん2匹黙りましたね。
ナギ : 《狙撃》の2体を封じ込めるであります。【強奪】は抵抗すればいいだけでありますし。
GM : では残ったバグちゃんズが……。ナギに【強奪】、クレースとニイに《狙撃》が飛びます。
バーグラー@GM : 「世界に一つしかないバトルアックスは、我等ヒゲヒゲ団が頂く!」
アリス :
ひげそりに使うんでしょうか(笑)
クレース :
そったら「ヒゲヒゲ団」じゃなくなるぞ(笑)
ナギ : (コロコロ)魔封じの首飾りは伊達じゃない!(笑) 23で抵抗であります!
戦闘隊長@GM : 「駄目でした! 奪えませんでした!」
GM : 《狙撃》のダメージは、ニイに16点、クレースに11点。
ニイ : くっ…
ゼファー : ニイに《カバーリング》。
ナギ : おおっ(笑)
バーグラー@GM :
「ヒゲヒゲ!?」
ニイ : 「ゼファー……!」
ニイ : 私の分は《魔法の盾》と防具分引いて11ダメージだけど…
ゼファー : それを鎧と《魔法の盾》で10点防ぐから、
1点ダメージ(笑)
ナギ : 「な、なんかゼファー殿が頼れるナイスガイであります!?」(笑)
ゼファー : 「この程度なら、いくらでも来い!」
アリス : 「……(ぽっ)」(何
バーグラー@GM : 「小癪なァ!」
ナギ : 「こうしてまたカイマ殿、ゼファー殿に一歩リードされた形となったのでありますなぁ…」(しみじみ)
ニイ :
こんな時にカイマがいない(笑)
GM :
そのとき、山奥で誰かが泣いた。
ナギ :
しかも片眉なし(笑)
クレースも少しのダメージで済み、白兵戦に移行します。
ゼファー : バーグラー5体と、寝てるウィッチ4体で、敵合計MR90(笑)
ナギ : 小官、エルブンフォースを使ったから現在達成値が半減するでありますよー(笑)
アリス : 90……くう。
GM : いえ、バーグラーの1人【強奪】だったので、白兵戦には参加できない。
ゼファー : それならMR76か…、まだなんとかなるかな。
アリス : いけなくもない?
戦闘隊長@GM : 「ヒゲヒゲ団、突撃ィー!」
アリス : TP3点入れてしまいましょう。これで7D+12。(コロコロ)
アリス : ……えーっと。
アリス :
64(笑)
ナギ :
アリス様がー!??(爆)
もちろん、他の白兵戦参加者のダイスを加え、簡単に勝利を収めたことは言うまでもありません(笑)
ウィッチ@GM : 「だーめだこりゃ」
GM :
瞬殺☆
ナギ :
じゅうぶんにつよい!(笑)
◆玄室D前◆ その侍ジンにつき
残りの部屋も問題なく突破しました。そして今、彼らは最後の扉の前にいます。
GM : 皆さんが開ける前に、ドアがギィっと開きます。
???@GM : 「………」
GM : ドアから出てきたのはサムライ姿の男が一人。どうやら、先客のようです。ニイは、見覚えがあるかもしれない。
ナギ :
「オー! トーヨーノシンピ!!」(笑)
ニイ : 「………!」(驚愕の表情を浮かべ、硬直)
ゼファー : 「こんちわ。珍しいね、こんなところでまともそうな人に会うなんて」
???@GM : 「………」
ニイ :
「……そんな…ここにいる…なんて」(ぼそ)
クレース : 「……ニイ、あの侍を知っているのか」
ナギ : 「……誰であります?」
ニイ : 「………」(無言)
GM : しかし、男は硬直したニイにも、話しかけたゼファーにも反応を示さず、そのまま立ち去ろうとする。
ゼファー : 「……って、シカトかよ」
ゼファー : 「挨拶は人間関係の基本だぞ。これが出来ない奴は、イリス姉ちゃんに飯を抜かれんだぞ」と前に立ちはだかってみる(笑)
GM : 立ちはだかるようならば……。男は刀に手をかけます。
ナギ : 「む? いきなり敵対行動でありますか!?」
クレース : 「様子がおかしい。…ゼファー!」
???@GM : 「……どけ。命令なく、戦いたくは、ない」
ニイ : ……一瞬逡巡した後に。こちらも《狙撃》動作に入る。
アリス : グレートアックスを肩に担ぐ(何)
ゼファー : 「っと、気に障ったんなら謝るから、そんな物騒な事すんなよ」と、間合いを取る。
GM : 道を譲るなら、侍はそのまま歩き去ります。そして部屋を出る前。ぽつり、と一言呟いた。
???@GM :
「……カイ、マ」
GM : そして、姿を消した。
クレース : 「…カイマの名を…?」
アリス : 「……同名?」
ナギ : 「…いったい何者なんでありますか?」
ニイ : 「………」(無言でロングボウを降ろす)
ニイ : 思いつめた表情をしてる。知ってるか?との問いには答えない。
クレース : 「外見を覚えておこう、カイマに会ったときに聞いてみる」
ゼファー : 背中にアカンベーをしていたので、聞き逃した(笑)
その侍の名は、ジン。
かつて「セカンドパーティ」の一員だった男で、クウジという偽名を使ったカイマの「師匠」でもあります。ニイも彼には会ったことがあり……その時のことは、いずれ語られることもあるでしょう。
ただ、ニイが口を閉ざし、カイマがいない今。彼の正体について語る者はこの場に誰もいないのでした。
◆玄室D◆ 4体でもドラゴンパピー
ナギ : それはそうと、ひょっとしてここのボス倒されちゃってるであります?(笑)
ゼファー : 「まいっか。さっきの部屋に行ってみようぜ」
ナギ : 「なんかいやーな予感がするでありますなぁ…」(ドア開ける)
ゼファー :
「ギャー!」 ナギの後ろから脅かすように(笑)
ナギ :
「なんか出たであります!? きゃあああああ!?」 槍をメチャクチャに振り回す。
ゼファー :
「お、が、ごっ」 槍に叩かれてる(笑)
クレース : 「まったくお前は緊張感があるんだかないんだか」
GM : ボスの部屋からは、血の匂いと、多数の気配。そして、何かの鳴き声。
GM : どうやら先客の冒険者らしい死体がいくつか。そして、それに群がる幼竜。
クレース : 「……あまり気分のいいものではないな」
ナギ : ど、ドラゴンパピー!?(笑)
GM : 敵は、ドラゴンパピーが4体です。
ナギ : ガスドラゴンはー!? ドラゴンフライはー!?
GM : 出しますか?(笑)
ゼファー :
エビフリャーはー?(笑)
GM :
食べたいですか?(笑)
ドラゴンパピー ZL7 MR20 【竜の力】【火に強い】【火の息】
ゼファー : 「あれがドラゴンか…、思ってたのよりなんかちっさいな…」
ゼファー : 「そこのチビゴンども! そこまでだ!」
ドラゴンパピー@GM : 「ギャッ、ギャア」
GM : ちなみに、死体に見えた冒険者達ですが。実はかろうじて息がある。
ナギ :
食われてるのにカー(笑)
GM :
現在進行形で食われてるので、早めに助けないと死ぬけれど(笑)
どういう状況ですか(苦笑)
ナギ : 相手がドラゴンパピーだけなら、《眠りの雲》を死ぬ気でかければ何とかなるんでは?
ニイ : 2つ眠らせて1つ《狙撃》で落とせば、何とかなる…と。
ナギ : 火の息は全部にかかるんだけど(笑)
ニイ : なら、3つ眠らせて1つ《狙撃》で落とせば…(笑)
クレース : まず、《眠りの雲》をかけよう。TP2点入れて。(コロコロ)
達成値18。
GM : 2体寝たかな。
ニイ : 寝てないのに《狙撃》。TP2点入れる。(コロコロ)39ダメージで落とした。
ナギ : 小官はTP2点入れて《疾風の刃》。(コロコロ)達成値21! 残りの1体を潰したであります。もちろんエルブンフォース使用であります(笑)
GM : なんだってー!?
ニイ : もう何も問題ない。
GM :
誰もブレス吐けないではないですか。誰か応答を。
アリス : いつも通り斧を担ぐしか能がない私。
ゼファー : じゃあ、《魔力付与》をアリス姉ちゃんに(笑)
アリス :
(ずももも)
GM :
誰か応答をー!
白兵ダイスが、振られました。
ドラゴンパピーは、
MRの4倍以上のオーバーキルで、全滅しました。
GM : …終わっちゃった(笑)
ナギ : 「びくとりぃ! でありますよ!」
ゼファー : 「意外にあっけなかったな」(笑)
◆玄室D◆ 盗賊不在の冒険者
GM : 倒れている冒険者はどうしますか?
ニイ : とどめを…
ナギ : とどめを刺す?(笑)
ナギ :
「とどめいるかー?」「とどめたのむー」(何)
ゼファー : それはダメだー。もちろん助ける!(笑)
クレース : 気絶状態なら、《意識回復》を。
ナギ : パーティの構成は?
GM : 3人です。戦士と魔法使いと僧侶。
ナギ :
盗賊がいないであります……
ニイ : 無謀な……
GM : 盗賊は貴重なんですよ…
クレース : 僧侶を先に治す。今二人までしか治せないからな。
クレースが2人を回復し、意識を取り戻した僧侶が残る1人を回復させ、3人全員意識を取り戻しました。
ニイ :
たべかられかけのままいしきだけかいふく……とても嫌な想像力が働いてしまった…(笑)
アリス : どんな拷問……
MPポーションを使いつつ、回復魔法を使っていきます。それを見て覚えたゼファーも回復要員に加わります。
魔法使い@GM : 「え、もしかしてあたし等練習? 練習台ナノ?」
ゼファー : 問題なく呪文使用中。ただし、回復エネルギー源は不明(笑)
魔法使い@GM : 「エネルギーってナニ!」
ゼファー : 「俺に聞くなよ」(笑)
そんなこんなで3人は元気になりました。
僧侶@GM : 「いやぁ、助かった。ありがとう」
ナギ : 「というか…なんでやられたんでありますか?」
僧侶@GM : 「ガスドラゴンを倒したまではよかったんだがな。その後、幼竜を連れた侍に襲われて……」
ニイ : 「あの侍が……」
戦士@GM : 「ともかく、君たちのおかげでエサにならずにすんだ。礼を言うよ」
ゼファー : 「騎士は弱き者を守るのが務めだからな。気にすんな」(笑)
戦士@GM : 「礼代わり、といっては何だが。俺たちがガスドラゴンから得た宝物を、受け取ってもらえないか?」
ナギ : 「お、おお! よろしいんでありますか?」
GM : ガスドラゴンの宝物判定を譲られました。判定をどうぞ。
そういうわけで、2層にしては上々の宝物を手に入れて、パーティは帰還したのでした。
ニイ : 「……あいつが、生きてた。しかも、ここにいたなんて……」
ナギ : 「だから、誰?」(笑)
◆帰還後◆ カイマ 山から帰る
探索を終えて戻ってきたというのに、ニイは浮かない様子です。頭から離れないのは、あの侍の存在……。
ニイ : 「……ナギさん」
ナギ : 「…どうしたでありますか?」
ニイ : 「ここを抜け出すには、全てのダンジョンを踏破するしか…ない?」
ナギ : 「んー。具体的にはブリス女王陛下に聞かなければ分からないでありますが…『迷宮化』をやらかした張本人を倒せばいい、らしいのであります」
ニイ : 「……そう」(何か考え込んでる)
カイマ : (ドアばーん)
「うっしゃー! 地獄の夏ゼミから帰ってきたぞー!」
ニイ : 「……カイマ?」
クレース : 「……ちょうどいいところに来たな」
ゼファー : 「お、帰ってきたな片眉毛〜」
ニイ : 「……片眉?」
カイマ : 「は?」
ゼファー : 「さっきアリス姉ちゃんか誰かが、言ってなかったか? 山篭りする時の礼儀作法だって…」
カイマ : 「そんなことより……ニイ!」
ニイ : 「……私?」
ナギ :
「すでにゼファールートに突入しまくりでありますよ!」(笑)
カイマ : 「これから、時間、あるか!?」
ニイ : 「……? うん。いい、けど」
カイマ : 「ちょっと、付き合ってくれないか?」
ナギ : 「な。ななななっ…いきなり
ストレートに愛の告白でありますかっ!? カイマ殿…意外と大胆なっ…!」(真っ赤に頬を染めている)
ゼファー : 「おぉ!? これは…ひょっとしてひょっとるすかも…」
クレース→イリス : 「……」 今日のことを聞く流れでないのでイリスに戻った。
ニイ : 「それで……どこに?」
カイマ : 「どこでも、いいんだけどっ」
ナギ : 「あ。違った」(トーン下がる)
アリス : 「残念だけど、
ラブ臭は感じないわ……ほら、減点一」
ニイ : 「……? かまわないけど」
カイマ : 「……じゃあ、行こう(連れ出す)」
ニイ : なんとなく連れてかれる。
ゼファー : 「ふーん…」 その辺にある、看板とか鉢植えとかを引っ張ってる(笑)
カイマ : 途中、振り返って怪しい看板に《雷撃》。
ゼファー : えーっと、これは…
*ゼファーは《雷撃》を覚えた*(笑)
カイマ : まさにラーニング(笑)
ゼファー : さっき引っ張った植木を皆に渡して尾行(笑)
そう。ダンジョンは終わりましたが、今回のエピソードはまだ終わっていないのです。ここからは、例えばこんな変なシチュエーションをお楽しみください。
◆街角◆ カイマの贈り物
ニイ : 「……どこまで行くの?」(いいかげん移動してから)
カイマ : 「……ニイ、今日は、渡したいものがあって、だな」
ニイ : 「……?」
カイマ : 「ポンペイを探してもらった礼を、まだしてなかったから」
ニイ : 「別にお礼を言われることは、してない」
カイマ : 「……ずっと何にしようか考えてたんだが、こないだナギが服買ってるのを見て……考えた」
イリス :
「よく聞こえないわね…」(ごそごそっと)
ゼファー :
「少しはラブ臭してきた?」(こそこそ)
アリス :
「まだまだ薄いわね……」(ぼそぼそ)
カイマ : (服の入った袋を渡して)「……礼って言うか、俺の気持ちだ。よかったら着てくれ」
ニイ : 「………」 何も言わず、袋を見つめている。
カイマ : 「………似合うと、思うんだ」
ニイ : 「……」 黙って受け取る。で、取り出してみる。
ナギ : どんなセンスの服なんだろう(笑)
イリス : カイマだからハズレはないはず(笑)
ゼファー :
背中にNINJAって、入ってるんだ。リバーシブルで反対側は野伏になってる(笑)
ナギ : (爆笑)
註:ちゃんと、
こんなデザインの服でした(笑)
ニイ : 「……わからない」
ニイ : 「どうして、カイマが…いつも私に……」
カイマ : 「……笑って欲しい、からかな」
ゼファー :
「唇を読んだら、会話がわかんねえかな?」
アリス :
「えーっと『かゆ…うま…』?」(何)
ナギ :
「なになに…『なにこの服。あんたのセンスがわからない』『みんなに笑われてほしいんだ』…わけわからんであります」(爆)
ゼファー :
「えと…、カイマはいつも私を…? で、かまって欲しい…?」(こそこそ)
イリス :
「そう…カイマさん、ニイさんにかまってもらえないのね」(合ってなくもない)
読唇がばらばらです(笑)
ニイ : 「………笑って欲しい…私に? 何故?」
カイマ : 「俺は、その……お前に、いろいろ助けてもらって嬉しかったし、一緒にいれて、うれしかったし……」
カイマ : 「……俺も、お前に何かしたくて」
ニイ : 「………」 黙って路地陰に隠れる。
ゼファー :
「かまって欲しいハゲ?……いろいろいじめてもらって嬉しかったし、痛いのいれてくれて、うれしかったし…」
ゼファー :
「カイマの言動はよく分からねえなあ」
イリス :
「あ、行っちゃった?」
ニイ : そして、女の子らしからぬ大雑把な着替えをする。
カイマ : 「!?(後ろ向く)」
ニイ : とても雑に服着て出てくる。
カイマ : 「………あ」
ニイ : 「……私には、よく、わからないけど」
ニイ : 「服、ありがとう……でも、笑うのは多分、無理だから……」で、沈黙。
カイマ : 「………」
カイマ : 黙って近づいて、襟とか直す。
カイマ : 「……うん。似合う、すげぇ、似合うわ」
ゼファー :
「でも、多分、無理…。かな?カイマがふられた?」
ナギ :
「とりあえずゼファー殿は役立たずだということが判明したであります」(何)
ゼファー :
「しょうがねえじゃん。今日始めてやったんだから…」
イリス :
「カイマのカバンにクレース忍ばせればよかったかしら(ぼそ)」
カイマ : 「俺、諦めねぇから。……だから、これからも、仲間でいような」
カイマ : 「助け合うのが仲間。なんだからさ」
ニイ : (裾とか直されながら)「……今は同じパーティにいるけど、私はあなたとはとても離れた世界に生きてる」
カイマ : 「……え? それって、どういう意味だ?」
ニイ : 「……わからなくて、いい」
ニイ : 「ただ…今、私はここを抜け出したい。できればすぐにでも」
カイマ : 「……抜けて、どうするんだ」
ニイ : 「……知らない。ただ…ここは私にとって安全な場所ではなくなったから……」と、ニイらしくなく言い過ぎたことに気づく。あの侍、ジンがいたということは、追っ手もここに入り込めるということ。
カイマ : 「……ニイ」
カイマ : 「たとえ、世界が違っても、今俺とニイが見てる空は同じ色だ。今俺たちは一緒の世界に居る。だから――俺も、お前と戦う」
ニイ : 「………」 黙って見上げる。
ゼファー :
「なんか深刻そうな感じになってきたな…」
ナギ : 「…青春でありますなぁ」(笑)
ニイ :
「!?」 ようやく気配に気づいた。
カイマ : 「……、て?」
ゼファー : 「やべっ!」(変なポーズで植木のフリ)
ニイ : ……《狙撃》。
カイマ : ……《爆裂究極》。
ナギ : 誰を狙う?(笑)
カイマ :
ゼファー。
ニイ :
ゼファー。
ナギ :
一致した(笑)
ゼファー :
ぎゃー(笑)
ニイ : 侍の一件があって敏感になってたので、ゼファーと思わず狙撃した感じで。
カイマ : こっちは逆上の示すままに
ゼファーと確信した後で(何)
ニイ : (コロコロ)大丈夫。
ダメージは19点で止まったから(何)
カイマ :
振ってるー!?
カイマ : (コロコロ)こっちも。
34点で止まったから(笑)
ニイ : ……それは死んでるのでは。
ナギ : TPで復活するしかない(笑)
ゼファー : 演出的に、自前の《爆裂究極》で相殺しておこう。というか、
お前も道連れじゃあ(笑)
カイマ : 「……あ」
ナギ : 「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んでしまうのであります」
ゼファーに《沈黙》(笑)
イリス : 「ねえゼファー、
『お前で《復活》を実践してやろうか?』ってどういう意味だと思う?」
ゼファー : 「そんなの知らっ…」(吹っ飛ばされた(笑))
ニイ : 「……あ」(ようやくゼファーと気づいた)
カイマ : 「ぜーはー、てめぇら……いつから(汗)」
イリス : 「最初から(笑) でも、ほとんどわからなかったし…(笑)」
ナギ : ゼファー殿のお株が、今日だけであっけなく大暴落でありますなぁ…(笑)
ゼファー : 返事はない。ただのダウン野郎のようだ(笑)
ゼファー : 《間一髪》がありゃあなあ(笑)
カイマ : 覚えてなかったんだ…
ゼファー : 《間一髪》も《目眩まし》も
見たこと無い(笑)
ニイ : 私、まだ使えないから(笑)
←まだ1レベル足りない
ナギ : 《間一髪》も《目眩まし》も…(笑)
ゼファー : ラーニングの弊害がこんなところで出てくるとは(笑)
カイマ :
へいがいだ!
イリス : 「あるのに」って思ってたけど、そうだったね(笑)
ナギ : つまり、
このパーティ使えないんだな(笑)
イリス : *ゼファーを回復させないとイリスが自力で引っ張っていこうとするので、このあと無事に《復活》はかけられました*
◆おまけ◆
ニイ : ジン、実は出番はこれっきりだったりして。……ニイは逃亡中に、
ジンに助けられた後、刺して逃亡してます。ひど(笑)
ナギ : 「結局誰なんでありましょうなぁ…あの侍」
カイマ : カイマが知ってるのはクウジ(ジンの偽名)という、気弱でマヌケな精霊使いの師匠だけ(笑)
ナギ : 話がかみあわんのか(笑)
ニイ : じゃあ、
謎っぱなしに(笑)
ナギ : 「誰も何も教えてくれないであります…」
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