2007年08月12日

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適当RPG【3rd edition】リプレイ




【第2部】 心優しき迷宮


第9話 VSフェニックス

  妖精ファの微笑






 彼らは戻ってきた。心優しき迷宮へ。
 迷宮最後のボス、フェニックスと戦うため。妖精ファを開放するために。

ナギ : 「アリス様が失踪してしまっているのであります」

 最大攻撃力、アリス様が抜けた状態で、どこまで戦うことができるのか。
 いや、それよりも……

ナギ : 「妖精ファの瞳を持っているアリス様が!」
カイマ : 「マテ」

 イベント必須アイテムが、ない?!






今回の参加メンバー


ナギ
妖騎士/レベル5
HP44 MP22 TP6


クレース
魔導師/レベル3
HP35 MP26 TP4

ニイ
野伏/レベル6
HP27 MP17 TP7

ゼファー
聖騎士/レベル3
HP23 MP33 TP4

カイマ
魔導師/レベル3
HP20 MP35 TP4






ポンペイ
カイマの使い魔



◆出発前◆ アリス様失踪事件

 3人の転職後、フェニックスと戦うには強さが足りないということでクラシカルダンジョンに挑んで力を蓄えていたサードパーティですが、いよいよ心優しき迷宮のクリアに動き出しました。
 心配はありますが、もうすぐニイが転職レベルに達します。ニイが転職してしまうと、盗賊技能が足りなくなってしまうため、深い層への挑戦がしばらくできなくなる恐れがあるためです。

 しかし。


ナギ@GM : 「アリス様が失踪してしまっているのであります」
カイマ : 「…アリス様が?」
ゼファー : 「げげっ! とすると、今回はアリス姉ちゃん抜きか…、厳しいかもな」
ナギ@GM : 「妖精ファの瞳を持っているアリス様が!」
カイマ : 「マテ」
カイマ : あの瞳が無い以上。トゥルーエンドも無いのでは…(汗)
ナギ@GM : 「さすがにそれではゲームにならないので、借りてあるでありますよ」(笑)
カイマ : 『殺してでも奪い取られる』ぞ、そのうち。

 ニイが「妖精ファの瞳」を装備します。
 もちろんフェニックスと戦うこの時のために苦労して手に入れた「ゴムのアヒル」も忘れてはいけません。ゼファーがしっかり装備しています。





◆玄室A&B◆ ニイ 心の壁の向こうに
GM : ダンジョンダイスはゼファー→クレース→ニイ→カイマの順で。
ゼファー : なんて危険な配置だ(笑)

 ゼファーとクレースには、1で行き止まりになりがちらしいです(笑)
 サードパーティになってからは、この2人に限らず皆さん一様に1を出しているはずなのですが……固定されたイメージって怖いですね(苦笑)



ゼファー : (コロコロ)セーフ、3が出た。イベントは5でトラップ&モンスター(笑)
クレース : …オチはつくんだな…
GM : テレポーターの罠で、クーフーリンが4体出た。
カイマ : 気をつけろ、アレは……地獄だ!(何)
ニイ : 「……解除さえできれば、どんな罠だろうと関係ない」(コロコロ)16で無事に解除できた……。

 その間にクーフーリンの《火球爆発》を防ぐため、全てを眠らせます。白兵戦で決着はつきました。


ゼファー : 「どうしたニイ? なんか悩み事でもあるのか?」
ニイ : 「……う、ううん。何もない…よ」

 今回、ずっと浮かない様子のニイです。前回のあの侍の存在が、心に引っかかっています。


カイマ : 「気にするなよ、罠解除したんだから」
ゼファー : 「そっか…、じゃあ気を取り直していこうぜ」
ニイ : 「……うん」
カイマ : 「……も、もっていかれた…(苦悶)」
ゼファー : 「おーいカイマ、早くしろよー」
カイマ : 「畜生ー。覚えてロー」

 ……次のクレースは、1を振って行き止まりを出しました。お約束お約束(笑)


GM : おや。スパイクピットの罠(笑)
カイマ : ふよふよふよ。
GM : ち。《飛行》であっさり突破だね。誰かボーナス振って。
ニイ : 「あ。また罠だっけ……」(何故か解除に向かおうとしてる)
カイマ : 「ニイ、落ち着けよ」
ニイ : 「……あ、そっか…」
カイマ : 「……ゼファーも言ってたけど、なんかあったか?」
カイマ : 「いや、なんかあった。な」

 カイマは、前回のニイの話を直接聞き、深刻な様子は感じ取っていますが、理由までは知りません。ニイにとって「敵」であったジン。城塞内までは誰も来られないと思っていた「関係者」に出現したことが、彼女に暗い影を落としているのです。


カイマ : 「……ニイ。理由は聞かないけど、少しは頼れよ」
ニイ : 「ん……大丈夫だから」
カイマ : 「なら、いいが……」
ゼファー : 「大丈夫なんなら、そんなつらそうな顔すんなよ」
ニイ : 「……う、うん」
ゼファー : 「こう、口の端吊り上げて、ニッて笑ってろ。笑ってりゃあ、大概のことはオールオッケー、万々歳だ」
ニイ : 「……うん」(でも笑ってない)



◆玄室D◆ フェニックスと5人の怒れるクーフーリンたち

 続いてフェアリーが出現しますが軽くかわします。次の部屋が目的地、フェニックスが待ち受けるはずですが、行き止まりを引いてしまっていたため……。


GM : さて。下に降りる階段が無情にもあるのですが(笑) どうやら、ダンジョンレベルを上げろと神様がおっしゃっているようです(笑)

 迷宮最下層で行き止った場合、下の層に降りても待ち受けるボスは変わらないのです。ただ、ダンジョンレベルだけが1層、深くなります。


カイマ : 前回以降増築したらしい(笑)
ナギ@GM : 「最終決戦でありますなぁ…」
GM : 降りるとすぐにボス部屋です。扉には「あっついぜ〜 あつくて死ぬぜ〜」とあります。
ニイ : 「……そんなに暑い?」
カイマ : 「開けたら暑いんだろ……」
クレース : 「このボスは、以前火事場泥棒したっきりだったと思うのだが…」
ゼファー : 「ん? ………あーあーあー。そういえばそんなことしたっけな」

 クーフーリンが「まいっちんぐ」と言ってました(笑)


カイマ : 「怒ってるかな」
クレース : 「だろうな…」
GM : ドアが赤熱して消失した!
カイマ : 「うお!?」
フェニックス@GM : 「ラララ…お前たちはいつぞやの…臆病者ではないか」
ゼファー : 「今回はリングに立ちに来たぜ…」
フェニックス@GM : 「逃げぬのかぁ? 焼き殺されたくはあるまぁい?」
ニイ : 「……逃げない」
カイマ : 「逃げん。戦う。……進むためにな」
ゼファー : 「逃げ帰るのも、お前に好き放題されるのも、もうごめんだ。だから、今日は突き抜けさせてもらう!」
フェニックス@GM : 「…ラララ! お前達ごときにファは渡さぬ! 奴にはもっともっと我らのために働いてもらわねばなァ!」
GM : 敵はフェニックス、クーフーリン×5! さらにファズボールが…1体しかいねえや(笑)

 第2部の最後を締める決戦の時が、来ました。戦闘開始です!



フェニックス BL10 BP10 MR50 HP130
【神々の力】 神族。1ターンの間に敵にかける魔法と白兵戦を行える。魔術判定は3D6+BLで計算する。また、全ての判定ダイスが「強打」扱いとなる。
【炎の息】 敵にかける魔法扱い。2D6+BLの魔法ダメージ(火属性)をパーティ全員に与える。目標値17の抵抗判定ダイスに成功すれば、ダメージは半減する。
【火に強い】 火の精霊力が強い。火属性ダメージを半減し(端数切り上げ)、氷属性ダメージはダイス2個追加で受ける。
【親衛隊】 常にクーフーリンをパーティの人数体連れている。

クーフーリン ZL7 MR24 【妖魔の力】《火球爆発》





◆第1ターン◆ フェニックスの炎
GM : クーフーリンは5体のうち、4体が《火球爆発》の構え。フェニックスは【炎の息】を使う予定。
ゼファー : ゴムのアヒル使うか?
カイマ : 消費アイテムとして?
GM : 消費する場合、ターン開始時に使用するアイテム扱いです。
ゼファー : クーフーリン5体にファズボール付だと潰しきれない事ないか?
ニイ : ……潰しきれないと思う。使った方が良さそう。
ゼファー : 良し! じゃあ、ゴムのアヒルをターン開始時に消費使用。これで、パーティー全体が炎ダメージ半減だな
GM : では「クワック! ご奉公終了です」という声が聞こえてゴムのアヒルは消滅する(笑) この戦闘に限り、火属性の実ダメージが全員半減します。
クレース : ゼファー、思い切ったな。私は同じくターン開始時に《神の衣》を使う。これで全員の抵抗判定ダイスにダイス1個追加だ。
ニイ : これで炎のダメージはかなり防げる。

 ターン開始時の準備は万全。敵にかける魔法のターンに入ります。


カイマ : ファズボールに《狙撃》ってどうかな?
クレース : ああ、それがいいな。
ニイ : なら、魔法より先に《狙撃》でファズボールを潰す。(コロコロ)20で潰した。
GM : ファズボールは屋根まで飛んで 壊れて消えた(何)
ニイ : ……屋根?
カイマ : シャボン玉!?

 これで邪魔は入らなくなりました。カイマとナギが全力で魔法を叩き込みます。


カイマ : 「此処に刻みし最後の朱、黄昏に染まりし汝が躯。永劫の炎を眼に刻め!――爆裂究極っ!」
カイマ : (コロコロ)33。倍にして66発ダメージ。2体いったか?
GM : 2体潰れたねー(笑)
ナギ@GM : 「小官、1体確実に潰すために《戦姫の槍》使うであります」
GM : (コロコロ)18×2=36ダメージで潰したであります!

 クーフーリンの3体が潰されました。そして敵の攻撃。残る2体のクーフーリンのうちの1体が《火球爆発》を、フェニックスが【火の息】で攻撃してきます。


GM : (コロコロ)クーフーリンが白兵参加者に《火球爆発》。達成値14しかないな(笑) 白兵参加予定者は何人いる?
ゼファー : 俺、ナギ、ニイ、クレースだから、4人だな
GM : 4人で割ると4、4、3、3ダメージしかねえ(笑)
ゼファー : 抵抗してダメージを半減したら、《魔法の盾》で弾けるな(笑)

 全員が抵抗に成功、ダメージは通りません。


フェニックス@GM : 「…安心するのはまだ早いぞ。受けよ、我が不滅なる浄化の炎を!」
クレース : 「次が、本番だな」
GM : フェニックスはBP4点つぎ込んで【炎の息】! 抵抗の目標値は17。6D+10の火属性魔法ダメージがパーティ全員に。
カイマ : ヒィィ(コロコロ)1たりねぇぇwwww
ニイ : (コロコロ)21で抵抗には成功。
GM : (コロコロ)やけに高くて31で抵抗(笑)
カイマ : ナギ、6いっこくれ(笑)
ゼファー : (コロコロ)ダメだ、抵抗できなかった。こっちはあえてダメージ食らう。
クレース : (コロコロ)抵抗失敗。ここはTPで振りなおす。33で抵抗。
GM : ダメージは各自で振ってね(笑)

 各自のダメージ算出で上がる悲鳴。


ナギ@GM : …ダメージロールがorz

 抵抗には成功したもののダメージロールでほぼMAXダメージのナギ、痛がってます。炎ダメージ半減のゴムのアヒルを使っていなかったらかなり危険だったことでしょう。



ゼファー : 16ダメージ来たか。
ナギ@GM : 10ダメージであります。
ニイ : 9点のダメージをもらった。
カイマ : 8ダメージ来た……まだいける。
クレース : 4ダメージ。アヒル使っててよかったなあ。


クレース : まずい、全治療が次の炎に間に合いそうにない。
ゼファー : なんとかなるだろう。とりあえずは白兵を乗り切ろうぜ。
ニイ : なら、ここを乗り切るために、TP3点+《不意打ち》で。

 そして白兵の結果は……


GM : 97vs98で、敵が1点上回った。ダメージはないけどクーフーリン×2が生き残った(笑)
カイマ : 残ったかーかー…
クレース : 非常にまずい状況(苦笑)



◆第2ターン◆ ナギ 小宇宙を燃やす

 雑魚2体を残したまま、第2ターンに突入します。


GM : さすがに効果がないと分かった以上、クーフーリンらはフツーに白兵の構えだが(笑)
クレース : ならカイマに一体でも多く潰してもらおう。
ニイ : 《先手必勝》。TP2点入れてハイHPポーションを使う。ゼファーに。(コロコロ)12点回復。
ゼファー : 助かる。
クレース : 余裕があったらナギには魔石を使って欲しい。対象はゼファーで。
ナギ@GM : 「ん、それではそうするであります」 ゼファーに魔石使用。
ゼファー : 「恩に着るぜ」
ニイ : 「あとはカイマがクーフーリンを潰してくれれば……」

GM : 実のところ…戦術的にもったいないミスがあるが(笑)
クレース : えー、なんだろう(笑)
ニイ : あ。こんな時に。こういう時に限ってターン最後の《死毒の刃》忘れる。
ニイ : せっかく効く敵だったのにー。皮肉なことに、効かない敵の時には覚えてる(爆)
クレース : あれは、あれは忘れるものだ!



 忘れたものは取り戻せません。カイマの《爆裂究極》が飛びます。


カイマ : (コロコロ)達成値14。ものすごくしょぼい。
GM : クーフーリン残り1体。
カイマ : 「……俺、駄目かも」
ゼファー : 「自分で自分のことを、ダメだなんて言うやつは、ほんとにそうなるぞ!『苦しい時こそニヤリと笑え』だ」
カイマ : 「おめー気楽だな…」
ゼファー : 「ピンチなんだ。気ぐらいは楽にしてろよ」(笑)

 そしてフェニックス2度目の【炎の息】もなんとか切り抜け、白兵戦へ。


GM : では白兵。敵はフェニックス、クーフーリン×1。
カイマ : お前ら生き残れよ!



ニイ : 《不意打ち》使用で。(コロコロ)……23
クレース : (コロコロ)…振りなおしも出来ない状態でこれは(笑)
ゼファー : 最後の《不意打ち》とTP1点使う。(コロコロ)27だ。
ナギ@GM : 「遠慮は無用ってことで、TP3点入れてみるであります」
ナギ@GM : (コロコロ)「小官の中に眠る小宇宙が目覚めたっぽいであります!?」 達成値61(笑)


GM : 119対74。45アップで、フェニックスに45ダメージ! クーフーリンは吹っ飛んだ(笑)
カイマ : すげー(笑)
ニイ : あとは炎に耐えながら削っていけば…
フェニックス@GM : 「…ラギギギ! 貴様らのどこにそんな力が…!」
ゼファー : 「お前の炎より熱い心からだ!!」(笑)
フェニックス@GM : 「く…くっさー!?」(爆)



◆第3ターン◆ ゼファー 《カバーリング》を使う
ゼファー : まだ、100点くらいHPあるから、もう1ターンみといたほうが良い。

 3ターン目。もはや1体だけとなったフェニックスにカイマの《猛吹雪》が飛びますが、その程度では倒れません。


クレース : これはTPを使用した復活も見込まないとな。
ニイ : フェニックスはBPがない。次はもう、【炎の息】は今まで程の威力はない…はず。

 ニイの見込んだとおりでした。ダメージを6D+10から2D+10に減らしたフェニックスの炎はほとんど通用しません。


GM : ナギは5ダメージ。
カイマ : 2ダメージ。
ゼファー : 3点ダメージだな
ニイ : 3点だけ。
クレース : ダメージロールの時に高い(笑) 8ダメージ。
ゼファー : そのダメージをカバーリング(笑)>クレース
クレース : 「ゼファー…お前」 意外だった、かなり(笑)
ゼファー : 「勘違いするな。イリス姉ちゃんの体にあんまり傷が付くのが困るだけだ…」

ニイ : 一気に平気になった。
GM : もう、蚊が刺したほどにも感じないな(笑)



 そのムードに乗ったまま白兵戦です。


フェニックス@GM : 「すべての鳥の頂点に立つ偉大にして不死なる我が貴様らごときにィ…!」
ナギ@GM : 「これで…決めるッ!」
カイマ : 「勝てよ…」

 ダイスが、振られました。
 達成値合計が、フェニックスを75点凌駕しました。
 フェニックスの残りHPは60点でした。
 フェニックスのHPは、0点になりました。


フェニックス@GM : 「ギャアアアアアアアアアア! ディドロさまァァァァァ!?」(消滅)
ゼファー : 「………よっしゃー!」
ナギ@GM : 「とうとうフェニックスを倒したのでありますな!」
ニイ : 「勝てた……」
カイマ : 「おう、勝てたな……仲間ってやつは、強いな」
ニイ : 「……仲間……」
カイマ : 「手を携え、力を束ね、庇いあう。一人じゃけしてできないことをなしてのける」
ニイ : 「……うん。私だけじゃ、ここに着くこともできなかった…」
カイマ : 「一人じゃないってのは、こういうことじゃねぇのかな」

GM : 仲間というよりもゴムのアヒルが強かったような…(笑)



 はい。まったくその通りでありました(笑)





◆玄室D◆ 妖精ファの微笑み
ニイ : 「……あ」
カイマ : 「どうした?」
GM : フェニックスを倒したキミ達の前に、妖精ファが姿を現す。
ゼファー : 「辿り付いて見せたぜ?」(笑)
ニイ : 妖精ファの瞳を取り出す。
妖精ファ@GM : 「ありがとう…この迷宮…これからはわたし、涙を流さなくて済むかもしれない…」
カイマ : 「……あのフェニ公になんかされてたのか?」
妖精ファ@GM : 「わたし達や…スパークのおじさんは…ディドロに、騙されて連れてこられて…ずっと従っていた。邪悪なフェニックスが森を焼き払い、エルダーエントのおじいちゃんも、尽きることのない憎しみに突き動かされていた…」
ゼファー : 「ディドロ…、さっきフェニックスもその名前を口にしてたな…。誰か、そのディドロって名前に心当たりないか?」
ニイ : 「まだ、名前しか聞いたことない……」
カイマ : 「アヒル様が言ってたな。迷宮を作ったとか」
妖精ファ@GM : 「記憶が戻った今…みんなの誤解を解いて回ろうと思う。そして…優しい心を持った皆さんに、せめてものお礼として…あなた達を助けてくれる人を呼んであげるね」
カイマ : 「助け…?」
妖精ファ@GM : 「ちょっと気まぐれでとっつきにくい人だけど…きっと、役に立つから…」(微笑んで)
GM : ファはにっこりと微笑んで、そのまま消えていった。
カイマ : 「……よかったな」
GM : 「心優しき迷宮」をクリアしました!!

カイマ : 迷宮商人がくるのかな。
クレース : あー、迷宮商人(笑)



 そして経験値の算出。今回は迷宮のクリアボーナスもついて大盤振る舞いの、サードパーティ初の100点オーバーの経験値でした。
 迷宮商人については登場するのをお楽しみに、と言っておきましょう。


GM : 心優しき迷宮クリアの特別ボーナスとして24点が追加で経験点出ます。つまり…1人あたま118点(爆)
カイマ : をぶ
ニイ : うわ。
ゼファー : すげー(笑)
ニイ : 転職まで320点で足りるところが、412点に(爆)
ニイ : その分また遅れを取ったーー(笑)
カイマ : ニイ、GMやるしか(笑)

 こうした流れから、プレイヤー達のGMラッシュが始まったりするのですが、それはまだ後の話なのでした。





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