2007年11月09日
2007年11月16日

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適当RPG【3rd edition】リプレイ




【第3部】 クルセイド・ウォー・ダンジョン


第11話 SIDE-A VS聖騎士王

  ゼファー 理想の騎士道




GM : 今日はバイゼンのパーティと「同時に」クルセイド・ウォー・ダンジョンを攻略しようと約束した日です。
GM : すでにバイゼンたちは先行していますが……実は出発より少し前に、何者かにプスッとやられて体調を崩しました。カイマが(笑)
クレース : 「……色んなところで狙われてるな」
ニイ : 「カイマ……今日は止めた方がいい。……不調なのは、見ればわかる。そんな状態で潜ったら」
カイマ : 「……気にするない。バイゼン達が先行している以上、行かぬわけにはいくまい。俺もここの一員だろ?」
ナギ@GM : 「……カイマ殿……」
ゼファー : 「ま、本人が大丈夫だってんだ。なら、大丈夫だろ?」
アリス : 「……ぶっ倒れたら置いていきますからね」
カイマ : 「ああ。俺のことは置いといて、先を急ごう」
ニイ : 「……つまり、カイマのことは置いて、行く?」(違)
クレース : 「話の流れとしてはそうとも取れるが…」(笑)
カイマ : 「ごめんすまん言い方を間違えた置いていかないでクレナサイ(汗)」

アリス : カイマの屍を越えていけ(何)
GM : 2年で死んでしまう(笑)


GM : 註:今回のキャラクター描写はあくまでもフィクションです。実際の人物・団体・中の人とは一切関係ありません。

 本当は、カイマのプレイヤーが風邪を引いてダウン気味なのでした(苦笑)





今回の参加メンバー


アリス
狂戦士/レベル7
HP53 MP0 TP8

ゼファー
聖騎士/レベル7
HP49 MP36 TP8

ナギ
妖騎士/レベル7
HP46 MP29 TP8


クレース
魔導師/レベル7
HP39 MP36 TP8

ニイ
忍者/レベル7
HP34 MP40 TP8

カイマ
魔導師/レベル7
HP31 MP39 TP8






ポンペイ
カイマの使い魔
   
バイゼン:ライバルパーティのリーダー。侍。
ジャド:ジュレイの忍。カイマ、ニイと因縁アリ。
ピピン:近衛兵からバイゼンパーティに編入。
イザベリー:バイゼンに心酔する吟遊詩人。ツンデレ?



◆Scene01◆ カイマ 絶不調

 バイゼンのパーティはすでに先行しています。早速ダンジョンに潜ります。



ニイ : 「……足手まといになると思ったら、自分で戻って」と転移の腕輪を渡す。
カイマ : 「いや、自分で使えるからいい」


GM : では、クルセイド・ウォー・ダンジョンの9階でっす。

ニイ : (コロコロ)そして早速最初は2の玄室でイベント…5。
カイマ : ……おおっと?
GM : 魅惑の宝の罠+ウィルオーウィスプ×6体が奇襲(笑)
ニイ : 罠解除に回ると、スティング効果は発動しませんか?
GM : あ、スティングあるんだっけ?
ニイ : うん。持ってる。
GM : スティングを使えば、奇襲は無条件で防げる。これは特に行動消費するとは書いてないので。
ニイ : なら。スティングチカラで敵をいち早く察知して、奇襲は未然に防ぎました。
カイマ : 「……つっても、ウィスプが6だぞ?」
ゼファー : 「《大地震》で押してけば良いじゃねえか」
カイマ : 一部屋目だし、温存したいのが本音だが…
ニイ : 「大丈夫というなら、この戦闘で証明してみせて」(何)
ゼファー : 「ニイも言うようになったじゃねえか」(笑)
アリス : 「やるっきゃないでしょ」
カイマ : 「……きばるか」(笑)
ゼファー : 「当たり前だ。今日の相手は聖騎士王だぜ?」(笑)
カイマ : 「やけにはりきるじゃないか」
ゼファー : 「かつては英雄と呼ばれた人が、悪人の手先にさせられてんだ、殴ってでも止めなきゃいけねえだろう」
カイマ : 「……フ、お前らしいな」
GM : では、奇襲はなくなって、罠+ウィスプ×6!

ウィルオーウィスプ ZL10 MR20 【不死の力】【幽体】【魔法障壁】【麻痺】


ナギ@GM : ナギも《大地震》使っとく?
カイマ : それがよさそうだな。
ナギ@GM : ドラグニルにより……魔法を使いつつ攻撃可能!(コロコロ)達成値22! 1体仕留めたであります!
カイマ : ぐおおお!? プレッシャーが! プレッシャーが!
カイマ : TP1点使って《大地震》。(コロコロ)
カイマ : ……にじゅうに
ナギ@GM : ちなみにTPは1点も使ってないでありま……か、カイマ殿?(笑)
カイマ : なぎと、おなじ…
カイマ : 修正も俺のが高いしな!(涙)
ナギ@GM : やはり、まだ体調不良のキズが癒え切っていないのでありますな!(笑)
アリス : ……やれやれ。
ニイ : ……君は今、泣いていい。
クレース : あと4体は厳しいな…
ゼファー : クレースもやってくれ(笑)

 クレースの《大地震》でさらに1体が落ちます。そこにゼファーが《狙撃》を入れてさらにもう1体。ニイが《狙撃》しないのは、罠解除に動いているためです。
 そちらも問題なく解除できました。
 そして、残り2体となったウィルオーウィスプは最早敵ではありませんでした。





◆Scene02◆ 今日もいつものボーナスダイス

ゼファー : (コロコロ)悪い。1(笑)



 そしてダンジョンレベルが1つ下がりました(爆)


ゼファー : イベントも1(笑)
GM : また魅惑の宝の罠(笑)
アリス : おーい(汗)
ニイ : 《七つ道具》で罠解除へ、と(コロコロ)
GM : 失敗してね?
ニイ : TP使って振り直し(笑)(コロコロ)32で爆裂的解除。
GM : 今度はむだにたけえええ(笑)
クレース : 波がおかしいな、今日は(笑)
ニイ : (コロコロ)でもボーナスは5−4−…(笑)
GM : ♪あの忍者のボーナスダイスいつも1〜
ニイ : どらぐそーど(4000G)……るーるる〜
カイマ : 「う、歌ってない! 歌ってないぞ俺!?」(キョロキョロ)



◆Scene03◆ かすかな希望
GM : 今日はゾロ目が多いな……ゴースト4体が奇襲。
ニイ : 問題ない。スティング2回目の奇襲察知。
カイマ : スティング様様だな…
GM : うーむ。奇襲が意味なくなってしまうな……(笑)
クレース : 本当にな…
ニイ : そのための能力ですし(笑)
ニイ : 奇襲防御が使えないスティングなんて、最強の短剣ですよ?(何)
最強の短剣@GM : 「ど、どういう意味だァー!?」(笑)
クレース : 「そのまんまの意味」
ニイ : 「そう。そのまんまの意味」
書置き@GM : たびにでます。さがさないでください ――さいきょうのたんけん
ニイ : 私の持ち物欄の最強の短剣が…去った(何)

アリス : ……いっそ、最強の短剣からサイキョーの短剣に改名すれば(何)



最強の短剣 info:余裕ッス!


ニイ : 実はすでにそんな感じだった罠(笑)

 この後のルール改訂で、スティングの奇襲防御は1セッションに1回だけとなりました(笑)



ゴースト ZL9 MR24 【不死の力】【幽体】【麻痺】【吸精2】


カイマ : よし、今度こそ名誉挽回だ。《爆裂究極》。(コロコロ)よし、今度は37。倍にして74ダメだな。
ニイ : 74もダメなんて、ダメダメっぽい(違)
クレース : ダメそうだ…
カイマ : ぐはあ!?
カイマ : お、俺なんてダメダメだぁー
GM : ……3体吹っ飛んだが(笑)

 さて、白兵戦。と言っても残りMR24が1体だけです。それはもう、振るまでもなくフルボッコ。


アリス : (コロコロ)57

 ね。



 そして宝物判定へ――――


カイマ : 自信を取り戻すために一つクレ(コロコロ)…2と1。何もなし。
ナギ@GM : カイマ殿が泥沼に……!(笑)
カイマ : …こ、こ、ここまで悪ければ、あとは好転するだけだ!
ゼファー : (コロコロ)カイマに勝ったぜ。3−1で何もなし!(笑)
ニイ : (コロコロ)23でボーナスへ。
ニイ : (コロコロ)2−3−……orz
ニイ : 豪華な革鎧(1500)
GM : しょぼっ!(笑)
ニイ : ……orz

クレース : この2人と、それに対抗してる1人を連れての対ヨハネかと思うと不安が。
カイマ : 行くぜ野郎どもっ、これ以上の泥沼は、ナイ!



ニイ : あ。訂正! 10層だったので、希望の胸当て4000Gです。
GM : かすかなー希望がー(笑)
ニイ : これが……希望。



 そんなかすかな希望(何)を胸に、一行はついに目的地へ。





◆Scene04◆ 合流。そして
GM : んでは……しばらく進むと「……遅かったな」と、バイゼンら5人がボス部屋の前でたむろしています。
ピピン : 「よ。遅かったなナギ」
ナギ@GM : 「遅れて申し訳ないでありますピピン殿!」
ゼファー : 「ヒーローは遅れてやってくるもんだぜ!」
ジャド@GM : 「けけっ。まあ口じゃあ何とでも吠えられらぁな」(笑)
ニイ : 「………」
イザベリー : 「ほーほっほっほ。所詮あんたら三下とあたし等じゃ格がちがうってのよ!」
ナギ@GM : 「……イザベリー殿、なんかキャラ変わった?」(笑)
イザベリー : 「わ、悪かったわね! キャラの流行は変わりやすいのよ!」
アリス : 「まあ、無駄話もなんですから……ちゃっちゃと済ませてしまいましょう」
ニイ : 「……やることは、わかってる」(こく)
バイゼン@GM : 「……で、どうする? お前達はどちらに挑むつもりだ?」
ゼファー : 「俺たちは……、聖騎士王とやらせてもらう」
クレース : 「こう言ってきかんのだ」
ゼファー : 「悪りい、皆。けど、どうしても聖騎士王とは戦っとかなきゃいけない気がするんだ……」
バイゼン@GM : 「……そうか。ならば俺たちは不死の女帝を倒しに行く」
カイマ : 「そちらは頼む。こちらも最善を尽くそう」
バイゼン@GM : 「3ターンで決着をつける。……それ以上の話は終わってからだ」
ニイ : 「……3ターン、ね」
クレース : 「同じタイミングで…だな」
GM : バイゼンらは、おどろおどろしい不気味な扉をくぐっていった。で、残された扉は神々しい十字架のついた扉。
クレース : 「これまで遭遇してきた連中には似合わない扉だな…」
ゼファー : 「んじゃ、俺たちも行くか」
カイマ : 「おう」
アリス : 「では……」
ゼファー : バーンと扉を開ける。



◆Scene05◆ 騎士
GM : では……扉をくぐると、豊かなあごひげを蓄えた鎧姿の初老の男が、奥に鎮座しており、威圧感を覚える。彼の周囲には正装した騎士たちがずらりと並んでいるね。
ヨハネ@GM : 「我が聖地を汚す者……邪教徒どもめ」
ヨハネ@GM : 「だが、いかなる劣勢にあろうと、我ら神に仕える騎士は決して背を見せぬ! 退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ!!
ヨハネ@GM : 「邪教の使徒が幾万の刺客を放とうとも、我らはその全てを打ち滅ぼし、神への忠義を示さん!」
GM : ヨハネ以下、聖騎士の一団は一様に剣を抜き、眼前に掲げて……一礼する。
ゼファー : 「さっそくそれかよ……」
クレース : 「まともな会話が出来るかと期待してきたが…」
ニイ : 「貴方もやはり。これまで戦ってきた十字軍達と同じ……」
アリス : 「ま、想定の範囲内でしょう」
ゼファー : 「…………。それが本物の騎士ってやつなのか……?」
ニイ : 「ゼファー……。ゼファーの声は、届いていない」(首を横に振りつつ)
ゼファー : 「俺が求める騎士は……、ただの幻想だってのか……」
カイマ : 「アレが本物の騎士に見えるなら、お前もその程度だな」
クレース : (実はホントに幻想だからどうしたものか…笑)>テオ語録
アリス : 「さて……幻想にするか否かはゼファー次第でしょう?」
ゼファー : 「………………」
カイマ : 「お前の信じるものは何だ? 格好良さや、儀礼か?」
カイマ : 「お前の中にある騎士を、信じてみろよ」
ゼファー : 「俺の思う騎士は、唯の騎士ゴッコなのかも知れないぜ……?」
カイマ : 「……じゃあ、今のお前はなんなんだ? 少なくとも俺は、今のお前になら安心して背中を預けられる」
ゼファー : 「ヘッ。お前にそんな事言われるなんて、痒くなってくるぜ」
ヨハネ@GM : 「いざ、尋常に勝負!」 敵は聖騎士王ヨハネ、そしてパラディン×6!
GM : パラディンらは全員《破邪の光》の構え。
ゼファー : 「俺は……」
カイマ : 「……たく。全力全開で護れよ、テオみたいにな」
ゼファー : 「偽物だって、構わねえ。守りたい気持ちと、信じてきた道は本物で本気だ……」
クレース : 「最悪、語録とやらの言葉が嘘だとしても、お前はそれを実際に行動してきたのだからな…時にやかましいぐらい」
ゼファー : 「『テオ語録』に書いてあったのは嘘なんかじゃねえよ。テオの言葉に後押しされてやってきたら、こんな頼もしい仲間が持てたんだ……」

聖騎士王ヨハネ BL13 BP13 MR50 HP70
【神々の力】 神族。1ターンの間に敵にかける魔法と白兵を行える。魔術判定は3D6+BLで計算する。また、全ての判定ダイスが「強打」扱いとなる。
【凶暴化】 バーサークまたは変身する。白兵戦の間に限り、MRを2倍で計算する。
《快癒》 自分のHPを全快する。
【親衛隊】 常にパラディンを(パーティの人数)体連れている。

パラディン ZL10 MR30 【神々の力】《破邪の光》【身代わり】




 戦闘、開始です。





◆第1ターン◆ 倒しすぎ
ゼファー : 雑魚を1ターン目で潰しとかないと、後がきつくなるかな?
ニイ : 【身代わり】があるから、潰してしまわないと。
カイマ : 俺は《爆裂究極》という選択肢しかねぇな……
クレース : こちらも初回は《爆裂究極》のみ。
GM : ナギも《絶対零度》にしようか?
ニイ : 取りこぼしを《狙撃》、かな……
カイマ : TP4点で《爆裂究極》。(コロコロ)58時点で「ファミリア:エアージャイアント」発動。1を6に変換。
カイマ : 「此処に刻みし最後の朱、黄昏に染まりし汝が躯。永劫の炎を眼に刻め!――爆裂究極っ!」 達成値89
カイマ : 達成値89の、倍にして178ダメージっ!
ニイ : ……倒しすぎ(苦笑)
ゼファー : パラディンほぼ壊滅してんじゃねえか(笑)
アリス : 一応3ターン持たせないと駄目なんですよ(笑)
GM : パラディン3体が【身代わり】を使用。それぞれ1体ずつをカバーし、3体生き残らせる。
ニイ : おおう。
カイマ : 「……ぜーはー。後は任せた」
クレース : こちらも全力で《爆裂究極》で…(コロコロ)47で2倍の94ダメージだ。
GM : うーむ、1体が【身代わり】、残るパラディンは1体だけ。
クレース : 雑魚は今のうちに潰しておきたい(笑)
ナギ@GM : 「では、パラディンに《戦姫の槍》で」(笑)

 パラディンは全滅しました。


ヨハネ@GM : 「我が同胞たちよ……一足先に天国で待っているのだ……我もすぐに行こう……!」
GM : ヨハネはいちおう、味方にかけるタイミングで自分に《快癒》。ちょっと食らってたのでHPは回復させておく(笑)
ニイ : これで敵のMRは100スタート…
カイマ : 問題は、このターンでヨハネを思わずアリス様が踏み潰してしまわないかどうかだ。
ニイ : さすがにアリス様でも踏み潰すのは無理かと(何)
ニイ : 通常で100、HPが70。170以上出すと間違って倒しちゃう危険性が発生する(苦笑)
ゼファー : TP入れなきゃ170とか行かないだろう……。
カイマ : まぁ、BP分もあるが。波的にはかなり手抜きせんと。
ニイ : TPは入れない方向で。《不意打ち》も使わない。
アリス : 白兵参加者は?

ナギ@GM : ノ
ゼファー : ノ
ニイ : ……ノ


GM : んでは、白兵です。ヨハネはBP5点を使用……(コロコロ)67×2=134と出た。

ナギ@GM : (コロコロ)ナギは22
ゼファー : (コロコロ)ノルマクリアー。26だ(笑)
ニイ : (コロコロ)ぜんぶ3以下…(笑) で、19でした。
カイマ : マテ(笑)
GM : やる気のなさがにじみ出ているぜ(笑)
カイマ : …手加減しすぎたな(笑)
ニイ : アリス様がんばってー。
アリス : いまどんだけー
ニイ : 67で、相手のちょうど半分(笑)
アリス : バーサークしますか。TPも2入れときましょう(苦笑)
アリス : (コロコロ)57しかない(苦笑)
GM : 10アップか……ダメージ通らんな(笑)
ニイ : 1ターン目に負けるのは織り込み済み。
カイマ : ……このパーティの柱は本当にアリス様なんだと、今実感した。





◆第2ターン◆ 勝ってはいけない
GM : では、次のターン。
ニイ : 強化魔法と《闇討ち》セットのターン…?
ゼファー : 確実な感じなのは、このターンの白兵で減らして次のターンに全力で魔法撃ちこむ。でもそれはカッコ良くないので自分に《魔力付与》(笑)
カイマ : ニイに《魔力付与》! 受け取ってくれー
ニイ : ……受け取った。で、《闇討ち》セッティング。
ナギ@GM : 「小官は《超高揚》でー」
クレース : アリスに《魔力付与》を。
アリス : 受け取りましたわ、あなたから(何)
カイマ : あかん、合体攻撃が来るぞ!?(何)
GM : んで、2ターン目の白兵、でいいの? ちなみに敵であるヨハネは74×2=148です。
アリス : 今回の目標値は150としましょうか(笑)
カイマ : いってらっしゃいませお嬢様方!

ニイ : わたしは闇のとばりの中でー
ナギ@GM : (コロコロ)ナギは25(笑)
ゼファー : (コロコロ)45点だった
アリス : 10D+26ですか……ふむ。TP2点入れましょ。それでもどうかなあ。(コロコロ)ぎゃー(笑)一個も回らない……61
ニイ : それだけ振って……(苦笑)


GM : 敵の17アップ。……か?
ゼファー : 別に問題ない(笑)
アリス : 3ターン目が本気で勝負になりますが。



◆第3ターン◆ アリスパーティ、爆発
カイマ : よし、3ターン目だ、本番だ!《弱体化》ァー!
カイマ : TPを3ぶっこむぞ!(コロコロ)く、さほど高くもないが23減らしたぞ!
ゼファー : それだけ減れば十分だ!
ナギ@GM : 「自分に《精神高揚》ー」
クレース : ナギに《聖なる刃》で。
ナギ@GM : 「感謝であります皆さん!」
ゼファー : 「さあ、お前も呪縛から開放される時だ」
ヨハネ@GM : 「たとえ最後の一人となろうとも、魂は折れぬ! それこそがまことの騎士なり!」
ゼファー : 「そいつは同感だ……。けど、勝つのは俺たちだ。アリス! 力を貸してくれ!」 アリス姉ちゃんに《聖なる刃》
アリス : 「その魂もねじ曲がってしまえば、意味はない!」 TP4入れて……14D+26、強打、と。
ニイ : TP4点+ミストスラッシュ、合計で16D+8の、4以上でクリティカル。
ゼファー : TP4点+《不意打ち》で10D+15。
クレース : 実は自分も《超高揚》がかかった状態で出られる…(笑)

 最終ターンの白兵戦の火蓋が切って落とされました。最早、勝つか負けるかの問題ではありません。このターンで勝てるか勝ちきれないか、です。



GM : ヨハネは残り3点をつぎ込むが……焼け石に水だろうな(笑)
GM : (コロコロ)35×2=70しかない(笑)


アリス : 回せ回せダイスを回せー
ゼファー : (コロコロ)ダイスが増えると微妙になる。59点(笑)
ナギ@GM : 「TP4点+超高揚で1点、聖なる刃で強打ー」(コロコロ)振りなおす(笑)
GM : (コロコロ)振りなおして正解でありました! 3個ダイスが減っても達成値71!
ニイ : 「……一撃で、倒す」(影から現われて、斬りつける)
ニイ : 「……超忍法 影の舞」(コロコロ)158(笑)
カイマ : ……これは、すげえ(笑)
ニイ : ……私ひとりでも倒せてる?
アリス : (コロコロ)ニイがすごい……こちらは111
ゼファー : こっちの合計399!(笑)
GM : 399対70……クレースなしでいいの?(笑)
クレース : いい(笑)
ニイ : 400記録のためには振ってもらうのがいいのでは?(笑)
アリス : 大台に乗せたい(笑)
カイマ : 新記録のために(笑)
クレース : あ、なら…(笑)
クレース : (コロコロ)控えめに13(笑)
ニイ : それでも412(笑)
ゼファー : 412対70(笑)
GM : 412対70! 342ダメージ与えて吹っ飛ばした!

ニイ : ……342ダメージて。
クレース : フルボッコすぎる(笑)
ゼファー : いや、まさかあんなに白兵が爆発するとは(笑)


ゼファー : 「でやあぁぁぁぁー!!」
ヨハネ@GM : 「……ルー……ザ…………」(消滅)
カイマ : 「やったな…」
ニイ : 「………」
ゼファー : 「天国で仲良く出来ると良いな」
アリス : 「また、来世……」




   ヨハネ!
   ルーザレア……もう一度、その姿をこの目に写せるとは…………









◆Scene06◆ 魂の形

GM : 一方、ちょうど向こうでも勝ち鬨が上がっていた。


カイマ : 「…救えた。のだよな」
ニイ : 「……わからない」
クレース : 「可能性を潰さない、という程度だが」
ゼファー : 「あったりまえだ! 英雄を継ぐものが倒してやったんだ。バッチリに決まってんだろ」
アリス : 「まあ、一つだけわかっているのは……」
アリス : 「くそったれのディドロの思惑には乗らずに済んだ、と言うことでしょうか」
ゼファー : 「アイツの悔しがる顔が目に浮かぶぜ」(笑)
???@GM : 「……くそったれとは随分ですねえ」
アリス : 「随分と控えめな表現のつもりでしたけれど?」
カイマ : 「ディドロ……」
クレース : 「やれやれ…『こちら』に顔を出してくるとはずいぶんと好かれたものだな」
ディドロ@GM : 「まったく……どこの誰から聞いたのか分かりませんが、あの者たちの魂を結びつける方法を、このような形で実現してしまうとは」
ディドロ@GM : 「あの二人の恋人の魂は、未来永劫悲劇に彩られてこそ、美しく記憶にとどめられるというのに。実に、嘆かわしい」
ゼファー : 「人間舐めんな。ってことだ」 油断なく剣を構えてる。
カイマ : 「手前勝手なやつだ」
アリス : 「悲劇がお好みなら、自分で演じる方がよろしいですわよ?」
ディドロ@GM : 「そうですね。……少々予定が食い違いましたので、2つほど罠を仕掛けさせていただきました」
ディドロ@GM : 「1つはすぐに分かることでしょうが、もう1つは……ま、これもいずれ明らかになるでしょうね」

ニイ : 「……2つあった《魅惑の宝》の罠なら両方解除した」
カイマ : 「いや、それとは別だと思う」
ニイ : 「…そうなの?」
カイマ : 「そうだ」
ニイ : 「じゃあ何?」
カイマ : 「………(しまった、何だろう)」


ディドロ@GM : 「何にせよ、おめでとうございます。あなた方は我が仮住まいたる『迷宮組曲』に招待される資格を得たのです!」
ディドロ@GM : 「あなた方の力を出し尽くし……死に彩られる日を……心待ちにしておりますよ」
カイマ : 「誰が死ぬかー!!」
ニイ : 「もう、いない……」
GM : ディドロの気配は消えた。そして……
GM : ヨハネのいた場所には一本の杖と……奥の寝台には、小さな砂時計のようなものが置いてある。
GM : 杖は「癒しの杖」だね。
クレース : 「砂時計…?」
ゼファー : 「何だコレ?」
GM : 砂は、キラキラと輝く夜空のような不思議な黒で、ところどころ銀の輝きが見える。砂時計の底には、文字が彫ってあるね。
GM : 「二人の永久の愛を祝して。瞬きの刹那を振り返る心の木漏れ日を」
カイマ : 「……」
GM : 「時の砂」を手に入れました。
カイマ : 「ヨハネとルーザレアの思い出、か」
ニイ : 砂が落ちきっているなら、逆にして置いたら何か起きるかな?
GM : 少しだけ時間が戻ります。ダンジョンダイスに関するダイスを、TP1点と引き換えに振りなおすことができる。

ニイ : それは、今まで一番実装されてほしかった機能!?(笑)
カイマ : …なんて便利なんだ!
クレース : 欲しかったな…(笑)
カイマ : これで1−6とか1−5とかも回避できるのだな!
ニイ : 3回潜りなおす必要がなくなる(笑)
GM : つー訳で、これがグッドエンドの特別ボーナスアイテムです(笑)
GM : 何度でも使える消費アイテム扱い。
カイマ : 便利だ、便利すぎる。



 さて。ニイは宝物判定の結果、聖騎士の魂を手に入れました。


ニイ : 「ゼファー…これ」 と、ゼファーに聖騎士の魂を見せよう。
ニイ : 「……これが聖騎士王の魂の形」
ニイ : ちなみに昇華した聖騎士王を象徴するようにきらめいているということで(何)
GM : うん。最初は背中に大きな傷がついていたけどね。
GM : 暖かな光が降り注ぎ、少しずつその傷が塞がっていく。
GM : 寄り添うような形で、傷跡にハート型の、淡いピンクの装飾が残る。
ゼファー : 「綺麗だな……」
ニイ : 「……うん」
ニイ : 「……死者の魂の安息なんて、私は考えてもいなかった。けど、ゼファーのしたことは、無駄じゃなかった」
ゼファー : 「誇り高き聖騎士王の魂に誓う……。必ずや迷宮を突破して、城塞を開放してみせると」

ニイ : けれどもその魂は《舌先三寸》で売られる運命……(爆)
GM : なんという(笑)





◆Scene07◆ ディドロの罠
バイゼン@GM : 「……その様子だと、首尾よくやったようだな」
クレース : 「そちらもな」
バイゼン@GM : 「まずは一息つこう。凱旋し、またひとつの迷宮が我らの手によって解放されたことを、城塞の民にも知らせねばならん」
アリス : 「さて……これでなにかが動き始めそうですけれど」
ニイ : 「迷宮組曲。2つの罠…」
クレース : 「片方は、すぐにわかる…」
アリス : 「ならば、今はまだ考えずにおくべきでしょうね。それもあんにゃろめの策かも知れませんし」
GM : そうして、バイゼンらとアリス様のパーティが同時に帰還すると。
GM : 城塞の町並みは、どんよりとした雰囲気に包まれており、ブリスの居城では衛兵たちが重苦しい面持ちで警備をしている。
衛兵@GM : 「バイゼン様。それに……アリス様ほか諸々の皆様方」
ゼファー : 「なんだ……、この雰囲気……」
アリス : 「……何か、ありまして?」
衛兵@GM : 「……こちらへ。折り入ってお伝えせねばならぬことが」
GM : 謁見の間に通される。しかし……玉座には誰もおらず、側にたたずんでいるのは、ティアだ。
ニイ : 「……まさか」
ティア@GM : 「……悲しいお知らせがあります。ブリス女王が、倒れられました」
クレース : 「どういう…」
アリス : 「……これが、罠ですか」
ティア@GM : 「全身を……無数の触手に蝕まれ、昏睡状態です」
ニイ : 「触手……」
ナギ@GM : 「なっ…………!?」
GM : といったところで、引き(笑)
クレース : すごい引きがきた!?



◆オマケ◆ JOJOか星矢か格ゲーか
ニイ : 私の中にはもう、イバラのスタンドに覆われたホリィさんしか浮かんでこない……(何)
アリス : ……言われてみれば(何)
ニイ : 助けるためにはエジプトにいるディドロを(何)
アリス : 心臓に矢ならヤバかったですけれど(何)
アリス : 十二時間で迷宮組曲を突破しないといけなくなる(何)
ニイ : それはキツイ(笑)
クレース : それは厳しい(笑)
ゼファー : アリスローリングクラッシュでトドメだ(笑)
GM : アリス流星斧とか、アリス彗星斧とかあるんだね!(笑)
アリス : こわいこわい(笑)
クレース : アリスローリングクラッシュが違和感ない
アリス : 回転方向は違いますが。
ゼファー : 相手の両足を掴み、回転して投げ飛ばす奥義です(何)
アリス : それはジャイアントスイングと言いませんか。リングアウト狙いますよ(何)
GM : スクリューアリスドライバーとかで、立ったまま敵を吸って体力を1/3奪う(笑)
クレース : 1/3で済むダメージだったかな、あれ(笑)
GM : 3発くらったらKOって最強ダメージですよ。格ゲーの中じゃ(笑)
アリス : 「わたしは くろき サイクロン」(何
ゼファー : それにしても、今日はやりたいことが色々出来たので大感謝です(笑)
ニイ : 思いついたから振ったけど、聖騎士の魂を売りにくくしてしまいました(笑)
アリス : でも売る(笑)
ニイ : せめてゼファーの《舌先三寸》で(笑)
ゼファー : 聖騎士王の剣と抱き合わせで売ろう(笑)
GM : 予想はついてたが弱かったなー聖騎士王は(笑)

 この後聖騎士王のデータはMR50→60 HP70→140に変更されました。





◆Scene08◆ 聖騎士の魂

ニイ : 大魔導師の杖に《舌先三寸》していいですか?
カイマ : カイマとクレースはもう持ってますし。それより癒しの杖、欲しいかも(笑)



 さて、物語はすごい引きで続きましたが、TRPGには事後処理が残っています。経験値の計算とか、何を売って何を残すのかとか。


ゼファー : 手に入れたものの、一体どんなものなのかが判らない『聖騎士の魂』(笑)
クレース : 「おうじょのあい」みたいなもんだと(笑)
ニイ : 聖騎士の魂はゼファーにおまかせー(笑)
ゼファー : うわー。持っときてー(笑)
GM : 基本的に、宝物は全部装身具扱いで装備は可能ですよ。
ゼファー : 効果がないだけでしたっけ?
GM : そうです。あと、【強奪】対策。
ゼファー : 聖騎士の魂をうばわれた! ゼファーはやさぐれた(笑)
ニイ : 装備した効果を設定してもらいますか?(笑)
カイマ : かっこいいポーズをすると、光ります。
GM : で、聖騎士の魂はホントに売らないんですか?(笑)
ニイ : 雰囲気でもったなくなっただけ(笑)
GM : 売れば一人あたま8883Gの収入っすよ?(笑)
ゼファー : ……仕方ない。魂を売り渡そう(笑)

GM : * たましい を うった! *


クレース : なんかイヤな表記が!
GM : つー訳で、一人あたま8883Gの収入です(笑)
カイマ : 魂を売ったかいがありましたね。げへへ
ニイ : 問題は、何にたましいを売ったかですね(笑)
ゼファー : 理想の騎士道に(笑)

 どう表現しても面白くなってしまう一幕なのでした。






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