2007年10月27日

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適当RPG【3rd edition】リプレイ




【第3部】 クルセイド・ウォー・ダンジョン


第11話 SIDE-B VS不死の女帝

  ジャド おいしいところをもっていく




イザベリー : 「きゃー。ばいぜんさまあん」
GM : キモッ(笑)
ゼファーPL : こんなのだったっけ?(笑)
イザベリー : 「ほーほっほっほ。あたしのバイゼン様に協力を仰ぎたいなら靴をおなめ!」
GM : だからなんで女王様?(笑)
イザベリー : アリス様と被りますね(笑)
ユーゴ : アリスでもない(笑)
GM : それ以前の問題でイメージ違いすぎる(笑)
GM : すまん。なんだか不安がむくむくと湧き上がって来たんだが(笑)

 2つのパーティで同時に2つのボスを攻略、同じターン数で倒さねばならないという、クルセイド・ウォー・ダンジョンの最下層。
 しかしそこには、違う意味で暗雲が垂れ込めていた……(笑)



今回の参加メンバー

バイゼン 侍 LV9 HP59 MP23 TP10
 ライバルパーティのリーダー。

ジャド 忍者 LV8 HP41 MP30 TP9
 ジュレイの忍。カイマ、ニイと因縁アリ。

ピピン 戦士 LV7 HP41 MP0 TP8
 近衛兵からバイゼンパーティに編入。

イザベリー 吟遊詩人 LV7 HP36 MP27 TP8
 バイゼンに心酔する吟遊詩人。ツンデレ?

ユーゴ 司教 LV7 HP32 MP50 TP8
 目立てないのが特徴の司教。




◆Scene01◆ イザベリー、ジャドに萌える?

 2つのパーティで同時に2つのボスを攻略、同じターン数で倒さねばならないという、クルセイド・ウォー・ダンジョンの最下層。
 今回はバイゼン側。プレイヤーの面々が、バイゼンパーティのキャラクターを1人ずつ担当することになっています。そして今回は、バイゼンパーティのキャラクターをプレイするための練習風景から始まります。


イザベリー : 「あら、ジャドじゃない? あのニイとかいうチンチクリンを追い回してばかりいると思ったら、たまには仕事もするのね」
ジャド : 「俺の仕事は闇の仕事なんでね、お嬢ちゃんにはよく見えねえのさ、ケケッ」
ユーゴ : 「イザベリー…穏便に行きましょう、穏便に」
イザベリー : 「変態の仕事の間違いなんじゃないの? あー、それともストーカー」
ジャド : 「やれやれ、潔癖症のお嬢ちゃんにも困ったもんだ」
ユーゴ : 「二人とも、その辺で。…ところでウォーダンジョンのボスについてですが」
イザベリー : 「つーかさっきから五月蝿いわねユーゴ」
ユーゴ : 「それより、あちらのパーティが……」

ユーゴ : ……しまったああああ、サードパーティって、他からどう呼ばれてるかわかんねえ。
GM : アリス様と愉快な下僕ども?(笑)
アリス : アリスはそんなに前に出てないと思うけどなあ(笑)
ユーゴ : たしかにユーゴはアリスと一番面識あるけども!
アリス : いや、そう思わせろ(笑)
ユーゴ : ファの迷宮を開放した例のパーティ、とかかなあ。


イザベリー : 「でぇ。あの牛女のパーティがどうしたってのよ?」
ユーゴ : 「え…ええ…(牛女……)。この間あのダンジョンについて調べものをしていたら、彼らからも情報を得られたものですから」
イザベリー : 「……アンタ。あーゆーのが好みなの? 趣味ワル」
ユーゴ : 「趣味といわれましてもね……(苦笑)」
バイゼン : 「いい加減にしないか、イザベリー。仲間内で争ってどうするんだ」
イザベリー : 「は、はぁい。バイゼン様がそう仰るんならぁ…」
ジャド : 「……ケケ、借りてきた猫みてえだな」
バイゼン : 「お前もだ、ジャド。感想はユーゴの話を聞いてからにしろ」
ユーゴ : 「背後関係は省きますが、ウォーダンジョンの最深部のボスは、両方とも同時に倒さなくてはならない、と」
バイゼン : 「にわかには信じられんような話だったがな……」
イザベリー : 「でもお、信用できるんですかァ? その情報ぅ。まさかバイゼン様をハメる罠だったり、なんてことぉ」
ユーゴ : 「ファの迷宮を力技で突破しなかった彼らの情報ですから、ね」
イザベリー : 「むう。確かに、あいつら実力無さそうなのに、ワル知恵だけは回るみたいだし」
ジャド : 「悪知恵の方こそ回らなさそうだがねえ」
イザベリー : 「じゃー、よっぽど運がいいんだわ」
バイゼン : 「案外何も考えていないから、敵対してる相手の話でも聞けるのかもしれんな……」
ジャド : 「そういうこった。なら、その運に乗せてもらうのも手だと思うがね、オレは」
イザベリー : 「美味しいトコだけいただきっ。てワケね」
ユーゴ : 「では…彼らの案に乗ってみても?」
ジャド : 「オレはいいと思うぜ」

イザベリー : なんかジャドが萌え…じゃなくて、いいやつに見えてきた…(笑)
ユーゴ : 萌えwwww
ジャド : 何故だ(笑)


イザベリー : 「バイゼン様はぁ、どう思われるんですかぁ?」
バイゼン : 「どちらにしろ倒さねばならん相手だ。多少条件が変わるだけでやることは変わらん。ならば、やる価値はあるだろうな」
ユーゴ : 「ならば、決まりですね。ピピンがまだ城から戻ってきませんが…彼ならこの方法に賛成してくれるかと」
イザベリー : 「バイゼン様がそう言うなら、あたしもサンセ。普段指摘されても気づかないスポットの当たらない日陰のような男とは思えないわ」

ユーゴ : ヤバイ。いつもののりで影の薄さをネタにした自爆ギャグしそう(笑)
ジャド : 汝の為したいように為すが良い(笑)


イザベリー : 「うじゃ。ユーゴが噴火する前にかいさーん」(笑)
ユーゴ : 「あ……」
イザベリー : 「ぴゅー(笑)」
ユーゴ : 先に解散されちゃったので更に影が薄くなった(笑)
バイゼン : 「良し。いつも通りに、お互いに協力し合えば、我々に勝てぬ戦はない。明日も頼むぞ、ユーゴ、ジャド」
ジャド : 「へいへい」
イザベリー : (窓がかぱっと開いて)「はぁいジャド様! イザベリーはどこまでもご一緒しますぅ!」

GM : ジャド様かよ!(爆笑)
ユーゴ : ああーーーーwwwwwwwwww
ユーゴ : よりによってジャドwwwwwwwwwwww
イザベリー : やっちまった!(笑)
ジャド : なんでジャドやねん(笑)
イザベリー : 中の人の萌えに汚染された!
GM : ジャド萌えだったのか……(笑)



イザベリー : ……というわけですいません。さっきの台詞バイゼンに変更で(笑)





◆Scene02◆ 本日の言霊

カイマ : 今日はライバルパーティーですなっ。
クレース : ダンジョン内では遭遇しないでしょうね、お互い。
ゼファー : 罠×3でアッサリ行ってしまいたい(笑)
カイマ : 奇跡を起こすんだ!
クレース : 雑魚に一回ぐらい会いたいですね。感覚がつかめていない。



 ロールプレイ練習を経て、ダンジョンに潜る日がやってまいりました。さて、ここでお知らせです。キャラクターの担当は、このような形になっております。



バイゼン=ゼファーPL
ジャド=アリスPL
ピピン=ニイPL
イザベリー=カイマPL
ユーゴ=クレースPL


GM : んでは、ライバルパーティによる、クルセイド・ウォー・ダンジョンの9階となります。
GM : このダンジョンのラスボスであるところの「不死の女帝」ルーザレア、そして「聖騎士王」ヨハネ=アウグスティヌスは……「同時に倒さねばならない」という情報を、アリスのパーティから聞きました(笑)
ジャド : なんで様なんだ(笑)
イザベリー : あの牛女様パーティも少しは役に立つのね(笑)
バイゼン : なぜ悪口に様をつける(笑)
イザベリー : ……それが決まりではないの?
ジャド : どんな決まりだ、それは。
ピピン : 「今回はナギたちのパーティと共同戦線なんだな」
イザベリー : 「出し抜くわよ!」
ピピン : 「出し抜いてどうするんだ。同時に倒すのに」

 ともあれ、ボスのもとに辿り着くにはダンジョンを突破しなければならないのはいつものことです。



■玄室A
GM : 魅惑の宝の罠です。イザベリー、ジャドのどちらかが罠を解除したまい(笑)
イザベリー : 「ここはジャドに譲ってやることにするわ!」
ジャド : 「……めんどくせえなあ」(コロコロ)55(笑)
GM : 無駄にたけえ(笑)
ジャド : 無駄すぎる……(笑)
イザベリー : なんという無駄ッッ!
バイゼン : 流石だな(笑)

■玄室B
GM : 猛毒ガス爆弾の罠です。敵が出ねえ(笑)
ジャド : じゃ次はイザベリーに解除してもらおうか。
イザベリー : 「よ、よし、やってやろうじゃないのよ!」
ジャド : 「頑張れよー、バイゼンの旦那が見てるぜー」
イザベリー : (コロコロ)25で解除! 「解除したわよ! やりましたよバイゼン様ー!」
バイゼン : 「ああ。良くやってくれた」(笑)

■玄室C
GM : ほんとに罠×3かよ(笑)
バイゼン : 予想通りになったな(笑)
イザベリー : やったわ!(グッ)
GM : どうかなー? テレポーターの罠だぜ?(笑)
ユーゴ : まずいですよ…
イザベリー : 罠も華麗にはずしてやるわよ!……さぁ行けジャド。
ジャド : 面倒な罠出しやがって……(コロコロ)17で成功だよな……?
GM : ボーナス+9足してなくね(笑)
ジャド : おっと、足したつもりだったが(笑)
ピピン : 今忍者技能使わないで素人っぽく解除しなかったか?(笑)
ジャド : ま、成功は成功だ。
イザベリー : あんたにしちゃあよくやったわね。
GM : ジャドにツンデレかよ!(笑)
ユーゴ : うむ、何故かイザベリーがツンデレになってる。
ジャド : あかん……ジャド×イザベリーのフラグが立てたくなるじゃないか(笑)
イザベリー : なんて最悪な(笑)
GM : ひどいカップリングだ(笑)
ジャド : あまりにもイザベリーがツンデレ過ぎるからだ……(笑)
イザベリー : そうなの!? あかん。を捨てねば。



◆Scene03◆ ヤンデレなる不死の女帝
バイゼン : 「さて、気を引き締めていくぞ」
ジャド : 「気を引き締めんのはいいけどよ、あっちが来てねえんじゃ意味ねえんじゃねえの?」
GM : 最奥部には、2つの大きな扉があり、ひとつは錆色、もうひとつは金色で十字架がでんとくっついている。
ユーゴ : 「そういう、ことですか……」
イザベリー : 「わっかりやすいわね……」
ピピン : 「ふーん。じゃ、ここでナギたちを待つとするか」
GM : しばらくすると……アリス様のパーティがやってくる。この時のやり取りは今回は省略(笑)で、話し合いの結果、バイゼンたちはルーザレアに挑む、でいいかな?
ユーゴ : オーケイです。
GM : では……突入した。中は……むっとするような腐臭に満ちた、地下墳墓の世界。
ジャド : 「こりゃまたわかりやすいねえ」
イザベリー : 「キィィ! あの牛女、これがわかっててこっちをあたし等に押し付けたのねっ、許すマジ」
ジャド : 「怒るときにも様かよ……」
GM : 青い礼服をまとった、青白い女性の姿と、これまた青白い光を放つ球体が……5つ。
ルーザレア@GM : 「……お前たちからは身の毛もよだつ生者の臭いがする……」
イザベリー : 「生きてるんだから当たり前じゃないのよ」
ジャド : 「こっちにしてみりゃ死人の腐臭の方が耐え難いがね」
ルーザレア@GM : 「……この聖地はわらわと、わらわが永遠の愛を誓ったあの方のもの。誰にも渡さぬ!」
イザベリー : ヤンデレだ。
バイゼン : 「やはりこちらの言葉は届かんか……」
ユーゴ : 「今争っている相手が…誰なのかもわかっていないようですね」
ジャド : 「難しいこと考えずによ、ぶち殺せばいいんだろ?」
ピピン : 「向こうと同時に倒す。方針は決まっているんだ。やるしかない、だろ」
イザベリー : 「ぶったおすわよ!」
ルーザレア@GM : 「わらわを倒す? やれるものならやってみよ!」
バイゼン : 「良かろう。お前をこの世に縛り付ける呪縛を……斬るッ!

イザベリー : 「キャー!バイゼン様かっこいいー!」(ドンドンパフパフ)


GM : 戦闘開始。敵はルーザレア、ウィルオーウィスプ×5!

不死の女帝ルーザレア BL13 BP13 MR80 HP160
【不死の力】 アンデッド。白兵戦で与えた実ダメージ分、HPを回復する。
【吸精5】 ドレイン能力。白兵戦の間に限り、5D6だけ戦闘判定の達成値を奪い、自分のMRに加えることができる。
【傀儡の技】 ターン終了時、倒された雑魚敵を1D6体蘇らせる。1セッションに3回まで。
【親衛隊】 常にウィルオーウィスプを(パーティの人数)体連れている。

ウィルオーウィスプ ZL10 MR20 【不死の力】【幽体】【魔法障壁】【麻痺】



ユーゴ : 「雑魚がうっとおしいだけでイヤな特殊能力も少ない分、こちらのほうが楽ですが……向こうに合わせると、3ターン目ぐらいに調整する必要があるでしょうね」
イザベリー : 「めんどくっさいわねぇ」
ジャド : 「難しいこと考えずにぶっ殺しゃいいんだろがよ、心配性が。ハゲるぞ」
イザベリー : 「で、どーすんの」
バイゼン : 「目標通り3ターンで決めるぞ
イザベリー : 「はい、バイゼン様!」



◆第1ターン◆ ウィスプを逃がせ!
ユーゴ : 《光の鎧》は必須、でしょうが……
バイゼン : ユーゴ以外で、誰か《光の鎧》使えるか?
GM : イザベリーができるよ。野伏あがりだから。
ユーゴ : そうなんだ!
イザベリー : あ、そーみたい。できるわよ! 超MP食うけど!(何)
ジャド : なけりゃキツいんだから泣き言言うな。
イザベリー : しゃあないわね! 使ってやるわ。《光の鎧》、じゃきこーん。
ルーザレア@GM : 「おおお、なんという禍々しき光じゃ。あなかたはらいたし!」
GM : 敵側は特に、芸はない。全員白兵戦の構え。
ピピン : 俺も特に芸はないから白兵戦の構えを取っておこう。
イザベリー : いや、あたしにMPポーション使え(笑)
ピピン : 使う、使うよそれは(笑)
ユーゴ : 《邪霊退散》で追い払った場合【傀儡の技】はどうなるんだろうという、疑問が(笑)
GM : 退散だと「逃亡」した扱いになるから、倒された扱いにはならない。
ユーゴ : TP2、入れて《邪霊退散》を(コロコロ)……(笑)
バイゼン : どうした、ユーゴ?
ユーゴ : 達成値20、2体しか追い払えない(苦笑)
ウィスプ@GM : 「きゃっひゅーーーーーん」(2体逃げた)
ジャド : あとは旦那の《邪霊退散》、と。
バイゼン : オレの魔術判定1Dだからな……、TP3点使おう。(コロコロ)すまん。2足りなかった、28だ。
GM : それでも4体飛ばされたか……きっつー(笑)
イザベリー : さすがバイゼン様! カッコイイ!
GM : しっかし……今回の白兵参加者は、死を覚悟しないとやばくね? ウィスプが1体でも残った場合(笑)
ジャド : なら《狙撃》だな(コロコロ)
ピピン : その心配は杞憂に終わりそうだ。
ジャド : 22っと。
GM : ウィスプ全滅とは……(笑)
イザベリー : フン、あんたにしちゃあ上出来よ!

GM : 本気でツンデレにしか見えない件(笑)
イザベリー : 素直に誉めたくないだけなのに…(笑)
ジャド : それがツンデレなんだっ(笑)


バイゼン : 「白兵だな。ジャド、ピピン、頼むぞ」
イザベリー : 「アタシは?」
バイゼン : 「いけるか?」
イザベリー : 「バイゼン様のためなら!」
バイゼン : 「分かった。気をつけろ」
GM : イザベリーも今回参加か。ルーザレアはBPを5点入れてきます。
ルーザレア@GM : 「……おおおおのれ。生者ふぜいがぁぁぁぁ」
ジャド : 「五月蠅えよ、年増の死人風情がよ」

ジャド : じゃば、ぶっ殺。5D6にTP3、8D6。(コロコロ)ま、所詮46止まりだ。
ピピン : (コロコロ)こちらは47で。「貴様を屠る、この俺の一撃ッ!」
イザベリー : (コロコロ)32よ。


ジャド : 合計125だな。
GM : 退魔の虹水晶をジャドが持ってたよね? 吸精のダイスが1個だけ減る。
ジャド : おう、持ってるぜ。
GM : ルーザレアの達成値は101。但し【吸精5−1】で振った4個分の修正、15が加わる。
ジャド : ルーザレアは116か。
GM : そっちは125か……マイナス15して110だね。
バイゼン : 敵の6オーバーか。
GM : 110対116。こちらがかろうじて6上回ったが……ダメージ通らんな(笑)
ピピン : 《光の鎧》のおかげだな。
イザベリー : かちーん。敬いなさい(笑)
GM : ターン終了時に【傀儡の技】を使用。ウィスプが1体生き返る。
ジャド : ま、これはこれで予定通り。



◆第2ターン◆ ケケケのジャド郎
GM : 2ターン目です。
ユーゴ : さてどうするか……
イザベリー : また《邪霊退散》を使えば、ウィスプを消滅できるわね。
ジャド : ユーゴが《邪霊退散》かけて、バイゼンの旦那は白兵参加、と。それでいいんじゃね?
ユーゴ : 《邪霊退散》をかけてきます。(コロコロ)達成値は無難に16、ウィスプ消えました。
ウィスプ@GM : 「ぷっしゅーーーーん」(逃亡)
GM : バイゼンは、サムライスピリッツがあるから、補助魔法かけるとお得だよ(笑)
バイゼン : 《魔力付与》の効果が倍になるんだったな。オレは自分に《聖なる刃》だ。
イザベリー : アタシ、自分に《魔力付与》するけど。
ジャド : バイゼンの旦那に補助は集中すべきだろ。
イザベリー : あたし装備が閃きの短剣だから、《魔力付与》かけないと戦力にならないのよね(笑)
イザベリー : 2D→6Dになるから
ジャド : ああ、なる……
ジャド : オレはこのターン《闇討ち》ねらうぜ。隠れて、次のターンでがっつり狙うぜ。(すっ……)

ユーゴ : なんかホントにこのジャドがかっこよく見えてきたなあ(笑)
イザベリー : 信じてしまいそうなジャド…
GM : あんまり、イヤミな口調ないからなぁ(笑)
ジャド : ……いや、いちいちケケケ打つの面倒なんだよ(笑)
ピピン : リプレイ化するときには全ての台詞の頭にケケケッってつけてやるー(何)
イザベリー : ケケケのジャド郎



 ……結果はご覧のとおり、いちいちつけなかったわけですが(苦笑)
 いちいちケケケ打つの面倒なんですよ(笑)
 ――――そして白兵戦の時間がやってきました。



バイゼン : TP3点使用。(コロコロ)お、そこそこ行った。63だ。
ピピン : TP2点で。「喰らえッ!クリティカルランス!」(コロコロ)43
イザベリー : がっつりぶつかるわよ。自分に《魔力付与》して、《不意打ち》して(コロコロ)51よっ。バイゼン様見ましたかー!


GM : んーむ……今回は、ルーザレアはBP4点使う。(コロコロ)ぐ。今回は不調か。基本が92で、【吸精】で10点しか吸えない。
GM : 合計157だね。10点減って147対102。そちらの45アップ。
イザベリー : よおしっ
GM : ルーザレアに45ダメージ。残りHPは115だ(笑)

ジャド(闇討ち待機中) : (ククッ……)





◆第3ターン◆ バイゼンパーティ、爆発
GM : 3ターン目。雑魚は全部逃げたので、復活は出来ない。
ピピン : さて、ジャドのヤツにおいしいところを全て持っていかれそうな気がする第3ターンか。
ユーゴ : 攻撃魔法飛ばすよりも、全員に補助魔法をかけて白兵で決めたほうがよさそうです。わたしはピピンに《聖なる刃》。
イザベリー : バイゼン様に《魔力付与》よ!
バイゼン : イザベリーの付与は誰か他に使ってやってくれ。オレは狂戦士の兜を使う。
ピピン : なら、俺にかな?
イザベリー : ピピンにいー?(笑)
ピピン : なんだよ、さっきハイMPポーション使ってやっただろ。
イザベリー : ううっ、しゃあないわねっ
イザベリー : ピピンにふよふよ〜
GM : シオンになっとる(笑) ふよふよするなぁー!(笑)

GM : では白兵! 今回もルーザレアはBP4点使って白兵です。
ユーゴ : 今回はわたしも白兵に出られます。TP4点使用。(コロコロ)こちら43
ピピン : よし。本領発揮だ。いくぜ!TP3点投入。(コロコロ)55ッ! 「我が道突き進み、突きのめす!」
イザベリー : あたしは不意打ちでTP3っ。いっくわよー!(コロコロ)ふぇええええいく!(コロコロ)危なかったわ。53
バイゼン : 好し。行くぞ!(刀を肩に担ぐ)残りのTP4点、全てつぎ込む。(コロコロ)53だ(笑)


GM : バイゼンがここ一番で悲惨な件。バイゼンとイザベリーが一緒だ(笑)
イザベリー : ば、バイゼン様とおそろっ

 そして、満を持して登場したジャドが《闇討ち》に加えてミストスラッシュで現われます。



ジャド : それじゃ……《闇討ち》のミストスラッシュにTP4点、っと。ケケケッ
ジャド : 10Dに+4、んでもってクリティカルが4に。(コロコロ)……だ、ダイス目が悪い……69だとぉ……


GM : 273か……。こちらの基本は99、吸精で13吸った。260対112。148アップで撃沈!
ピピン : よっしゃああああぁぁぁぁ!!!(ガッツポーズ)
ルーザレア@GM : 「……ぁぁぁああああぁぁぁ、ヨハネさまァァァァァァァッッ!!??」
ユーゴ : 「ヨハネ…おそらく、今頃は…」
バイゼン : 「皆。良くやってくれた」
イザベリー : 「やりました! バイゼン様!」
バイゼン : 「ああ、良く修練したな……偉いぞ」(笑)
イザベリー : 「きゃあきゃあ、ありがとうございますっ」(笑)
GM : 果たして、ここで散ったルーザレアの魂が安息を迎えられたかは……今の時点ではまだ分からない。
ユーゴ : 「ふう、なんとかなりましたね…あとは、あちらのパーティの健闘を祈るばかりです」
ジャド : 「ま、どうなろうがオレは知らねえがね」

イザベリー : …やはりジャドに萌えてしまうんですが。
GM : 理解できん(笑)



 そんなジャドが宝物判定で「不死王のダイヤモンド」を出して、SIDE-B(バイゼンサイド)のセッションは終了しました。次回は同時に戦っているSIDE-A(アリスサイド)です。



バイゼン : しかし、こっちパーティーは、すごい攻撃力だな(笑)
ユーゴ : あっちも忍者・騎士・狂戦士で負けてないはずなのに(笑)






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