**1995年の記録**
月日 地域 山名 コース コメント
1月3日 奥武蔵 日向山
丸山
芦ケ久保〜日向山〜丸山〜芦ケ久保 丸山の山頂展望台から、360度の大パノラマを楽しめた。八ヶ岳・浅間山・北アルプス・日光の山々が雪を抱き、白く輝いていた。
1月8日 西丹沢 菰釣山 道志の森〜城ヶ尾峠〜山頂 初めて丹沢に足を踏み入れる。丹沢の中でも低山を選んだつもりだが、意外と急峻なので、ビックリ。
1月15日 西丹沢 大群山 日陰沢〜犬越路〜山頂 犬越路は明るい峠だったが、汗を拭いた手拭いを乾かそうとしたら、半分凍っていた。
2月11日 都内 奥高尾 和田峠〜陣場山〜景信山〜高尾山 奥高尾を縦走する。雪道と激しいぬかるみが交互に現れて、結構てこずる。要所要所に茶屋があり、餅つきをしているところもあった。
2月19日 奥武蔵 大持山・小持山 名郷〜妻坂峠〜大持山〜小持山〜武士平〜大神楽橋 大学の先輩と初めてペアで登山した。
峠からは雪道の急登。小持山からは厳しい下り道。先輩と一緒でなければ、選択しなかったコース。
3月12日 西上州 大桁山 富岡市キャンプ場〜山頂 2月の大持・小持に懲りて、かなり軟弱な山へ向った。行程の大半が林道と階段。でも山頂からの展望は良く、真っ白な八ヶ岳・西上州の奇峰を眺められる。
4月2日 山梨 百蔵山 大月総合グラウンド〜山頂 登山口付近にまで真新しい住宅が押し寄せていた。
山頂からは、眼下に桂川の流域・中央高速を見下ろせ、彼方に道志・丹沢の山並を眺められる。
4月9日 群馬 十二ヶ岳 林道終点〜入道坊主〜山頂 鑷沢(ケヌキサワ)という珍しい名前の沢に沿って登る。風もなく穏やかな日で、山頂から榛名・谷川が見えたが、それ以外は春霞の中だった。
4月29日 群馬 上州三峰山 河内神社〜山頂 荒船山のような山容。平らな頂上台地には赤松の老木奇木が多い。ブナの巨木に守られるように、その根元にカタクリがひっそりと咲いていた。
下山すると、神社の祭礼をしていて、車が動かせなくなっていた。トホホ。
5月3日 阿武隈 大滝根山 鬼穴〜山頂 小糠雨の山行。意外とブナの木が多く、しっとりと美しい森だったが、山頂には自衛隊のレーダー基地があり、立ち入り禁止。
5月3日 阿武隈 高柴山   完全に園地化した山。真っ白にガスって、展望台に上っても何も見えず。
5月4日 阿武隈 蓬田岳 登山口〜山頂 連休山行ではじめて天気が回復。あまり期待しないで登った山だったけど、気に入った。麓からの容姿も美しい。
5月14日 奥多摩 浅間嶺 浅間尾根登山口〜浅間嶺〜時坂峠〜仏沢の滝 かつての交易路で、馬頭観音なども見られる。小菅と五日市の物資が往来し、その取次ぎ場だった旧家が残っている。新緑が美しかった。
5月21日 伊豆 天城山 登山口〜万次郎岳〜万三郎岳〜四辻〜登山口 太平洋と富士山と南アルプスの3点セット展望が広がる。万三郎岳からは満開のシャクナゲの中を下る。登山道に覆い被さるようなシャクナゲに圧倒される。
5月28日 群馬 鹿俣山・尼ヶ禿山 センターハウス〜ブナ平〜鹿俣山〜玉原越え〜尼ヶ禿山 雪が消えたスキー場のゲレンデは荒涼とした場所。
玉原湿原では、真っ白なタムシバと赤いツツジの花が競演している。
6月11日 山梨 黒川鶏冠山 柳沢峠〜六本木峠〜山頂〜柳沢峠〜三窪高原 梅雨晴れの中、うるさいほどの蝉の鳴き声。
6月18日 足尾 袈裟丸山 登山口〜寝釈迦〜小丸山〜山頂 不思議な寝釈迦像。北枕で西を向き右脇を下にして横たわっているとのこと。賽の河原でツツジが満開。変化に富んだ登山道で登り応えがある。
6月25日 日光 日光白根山 菅沼登山口〜弥陀が池〜山頂〜五色沼〜金精峠〜登山口 ロープウェイがかかる前の登山。堂々たる巨躯の山。
山頂はガスの中で、展望はなかった。
静寂の五色沼。国境平手前での雪渓下りに難儀する。
7月16日 北八ヶ岳 双子池 大河原峠〜双子池〜亀甲池〜大河原峠 蓼科山に登る予定だったが、雨のため予定を変更。
池と森めぐりで、のんびり過ごす。
7月23日 上越 平標山・仙の倉山 登山口〜松手山〜平標山〜仙の倉山〜山の家 富士山が意外と大きく見えるのに驚き。仙の倉から山頂からは、360度、山という山は全て手にとるように見渡せる。
天気は良かったが、日差しを遮るものなくて、熱中症気味。
7月30日 群馬 上州武尊山 東俣駐車場〜三合平〜セビオス岳〜山頂 ブナの森を登る。ぬかるみが多くて、泥だらけになる。
この日も天気が良く、山頂からは多くの山を展望できた。
しかし、暑い!
8月6日 上信 黒斑山 車坂峠〜表コース〜山頂〜中コース クルマユリ・マツムシソウなど夏も終わりの高山植物が咲いている。
鉄骨造りの避難小屋は、噴火と雷を避けるためだという。
8月20日 秋田 秋田駒ケ岳   予定では乳頭山へ縦走するはずが、雨のため断念。雨の中、誰もいない頂上避難小屋に一人で泊まったのは怖かった。
8月22日 秋田 乳頭山   乳頭温泉からの往復。秋田のブナは美人ブナだった。
乳頭温泉も良かった。
出来れば千沼が原に行きたかった。
9月10日 群馬 鍋割山 箕輪駐車場〜荒山高原〜鍋割山 露のついた笹薮の通過で、びしょぬれ。
山頂は真っ白なガスに包まれ、何も見えない。
9月15日 上越 三国峠自然歩道 R17〜旧三国街道〜三国峠〜長岡藩士の墓 三国山にも登る予定が、雨のため断念。旧三国街道巡りとなる。
9月23日 南会津 三ツ岩岳 登山口〜黒檜沢〜避難小屋〜山頂 初めての南会津の山で、雰囲気にすっかり魅せられる。
ブナもきれいだが、オオシラビソの甘い樹香に一撃され、
それが当HPの名前の由来となる。
10月1日 群馬 白根山 ロープウェイ駅〜本白根山〜鏡池 芳ヶ平も歩いてみた。ナナカマドの紅葉が見事だった。
本白根でも紅葉・黄葉と笹原、更に火口壁の色の対比がすばらしかった。
10月10日 奥日光 切込湖・苅込湖 光徳〜山王峠〜切込湖・刈り込湖〜湯の湖〜赤沼〜光徳 静かな切込・刈込湖と、対照的な湯の湖の賑やかさ。
小田代ヶ原付近の森が美しい。
10月15日 上越 白毛門 登山口〜松ノ木沢の頭〜山頂 麓ではまだ緑だった葉が、登るにつれ紅葉・黄葉に変わっていく面白さ。
午前中早い時間なら、谷川の大岸壁が絶好姿を見せてくれる。頂上からの展望も素晴らしい。
10月22日 西上州 荒船山 内山峠〜艫岩〜行塚山 全山が紅葉している。頂上台地をのんびり散歩できる幸せ。
11月3日 奥秩父 妙法ヶ岳 ロープウェイ駅〜妙法ヶ岳〜霧藻ヶ峰 ロープウェイを使わずに登ると、修行の滝や女人禁制の名残のお堂などが見られる。
紅葉もきれいだったが、帰りに使ったロープウェイは行列で45分待たされた。
11月5日 奥秩父 熊倉山 駅〜営林署小屋〜山頂〜日野駅 駅を出たところで時計がストップ!困っていると、別の単独行の男の人から「一緒に登ってくれませんか?」と、お願いされる。
互いの利害が一致して、思わぬ道連れ登山となった。
麓の寺沢集落で、村人に柿と柚子をもらう。
11月19日 奥武蔵 棒ノ折山 小沢BT〜小沢峠〜山頂〜河又 名郷行きバスは満員だったけど、小沢で下車したのは、私一人だけ。
峠から山頂までは静かな山行だったが、頂上は賑やか。
霜柱をザクザクと踏みつけながら、歩いた。
12月10日 東秩父 大霧山 橋場BT〜粥新田峠〜山頂〜桧平〜経塚BT 冬晴れの中、山頂からの大パノラマが素晴らしかった。
大持山から日光の山々まで、手に取るように見渡せる。 
         

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