**1996年の記録**
月日 地域 山名 コース コメント
1月2日 阿武隈 日山 登山口〜山頂 山頂は広く、3つの神社・3つの鳥居がある。
展望台も設けられ、大型双眼鏡からのぞくと、蔵王・吾妻連峰安達太良の山々が大きい。
1月7 東秩父 笠山・堂平山 切通BT〜笠山山頂〜七重峠〜堂平山〜白石峠 登山道が乾燥して、埃っぽいのには閉口した。
堂平山の天文ドームの脇、芝生の上でしばし昼寝をとった。
1月14日 群馬 桐生・吾妻山 吾妻公園〜トンビ岩〜山頂〜松村峠 出だしから、意外と急峻で岩場・ロープなどもあるが、
たどり着いた頂上からは、桐生市街とかわいらしい近場の山々が眺められる。
1月28日 奥多摩 三頭山 都民の森〜鞘口峠〜山頂 雪道の往復。頂上から大きな富士山と、それに従う杓子山・高川山・三つ峠山がくっきりと見える。
下山後、三頭大滝往復するが、滝は青く凍っていた。
2月8日 東秩父 大霧山 橋場BT〜粥新田峠〜山頂〜桧平〜経塚BT 前回訪れた時より、寒さ厳しい。風が強く体温を奪われる。
桧平のほうが、風を避けられて休憩にはよろしい。
2月11日 丹沢 鍋割山 二俣〜後沢乗越〜山頂〜小丸〜二俣 土壌保護のため、いたるところに立ち入り禁止のロープが張られている。
相模湾と富士山を望める山頂。
2月18日 奥武蔵 日向山 芦ケ久保駅〜日向山 前夜から都心は大雪だったため、予定を変更。
トレースのない、ふかふかのパウダースノーを歩く。
丸山まで向うも、途中で引き返す。
3月10日 奥武蔵 伊豆ガ岳・子の権現 正丸駅〜大蔵山〜伊豆ガ岳〜天目指峠〜子の権現 福寿草・節分草の花が咲いていて、早春の息吹を感じる。
初めて軽アイゼンを着用し、その威力に驚いた。ガシガシ登れる!
3月20日 奥武蔵 蕨山 名郷〜蕨山〜藤棚山〜河又 ドライ・凍結・ぬかるみ、3種ミックス登山道にややてこずる。
下りの尾根道は雑木林が美しい。
3月24日 箱根 南郷山・幕山 幕山公園〜大石ヶ平分岐〜南郷山〜幕山 幕山は梅と椿の花で賑やか。初めてクライマーが岩を登っているのを見た。
背丈ほどあるハコネダケが、道の両側を壁のように連なっていて、あまり気持ち良いものではない。
3月31日 山梨 石老山 顕鏡寺〜石老山〜大明神〜ふるさとの森 歩いていると、汗をかくくらいの暑さを感じるようになった。
顕鏡寺には巨木・奇岩が多い。
大明神展望台から、相模湖・中央高速・高尾山の眺めがよろしい。
4月21日 奥多摩 笹尾根 仲の平BT〜西原峠〜槙寄山〜笛吹峠〜日原峠〜浅間峠〜上川乗BT まだ新緑には早く、残雪が所々に目立つ。
ヘリコプターからスピーカーで「火の用心と遭難防止」の呼びかけをしている。
麓近くでキブシの花を見かけた。
4月28日 丹沢 大群山・加入道山 西丹沢自然教室〜犬越路〜大群山〜加入道山〜白石峠〜用木沢出会 美しいブナ林が多いところ。
ブナの新芽やバイケイソウの若葉が瑞々しかった。
下山後は、明日の登山に備え、自然教室の駐車場にて、車中泊。
4月29日 丹沢 桧洞丸 西丹沢自然教室〜ゴーラ沢出会〜桧洞丸 急坂の連続で、ぐんぐん高度を上げていく。
こちらもブナやミズナラなどの大木が多い。
富士山や南アルプスの展望。
山小屋泊の人に聞くと、昨日は布団一枚に3人で寝たとか・・・。
5月4日 奥久慈 八溝山 登山口〜金性水〜八溝山〜茗荷分岐〜池の平〜日輪寺 標高は低いながら、山の裾野がなだらかに広い。
水戸光圀も絶賛の金性水は、確かに美味い。
山頂にはコンクリート製のお城の形をした展望台(有料)
5月12日 奥多摩 三頭山 都民の森〜大滝〜ムシカリ峠〜山頂〜鞘口峠 新緑真っ盛り。山野草の花もたくさん見られた。
逃亡したオウム信者を追って、警察が山の中まで捜索していた。コワッ。
5月19日 奥多摩 本仁田山 奥多摩駅〜安寺沢登山口〜本仁田山〜大ダワ〜大根の山の神〜鷹ノ巣駅 本仁田山へは一直線の尾根を急登で、厳しい。
大ダワから川乗山へ向う予定だったが、天候に不安あり、下山することにした。
変更コースが、途中で崩れていて緊張する。
5月26日 奥多摩 鷹ノ巣山 東日原BT〜稲村岩〜鷹ノ巣山〜六ッ石山〜奥多摩駅 稲村岩尾根は激しいアルバイトを強いられるが、充実感はある。
下りの石尾根も、奥多摩駅まで歩き応えがあったが、伸びやかで明るく、気持ちの良い道。
翌日、筋肉痛のまま、バトミントンをしていてふくらはぎに「肉離れ」を起こしてしまう。
7月20日 群馬 尼ヶ禿山 センターハウス〜玉原湿原〜尼ヶ禿山 肉離れから2ヶ月、山に行けなかったので、リハビリを兼ねた軽い山行。
以前なら鹿俣山と併せて登っていたところだが、のんびり時間をかけ、無理せずに歩いた。
7月28日 奥日光 切込・刈込湖 光徳〜切込・刈込湖〜湯の湖〜光徳 リハビリ続行中。
あまり厳しい登りのないコースを、ゆっくり歩くことを目的にする。
8月4日 会津 二岐山 御鍋神社〜ブナ平〜山頂〜二岐山登山口 山小屋利用で山中泊できるほど体力回復していないので、会津の日帰り登山を3日続けることで、夏休み山行の代わりとした。その手始めの山。
若いブナの純林が非常に美しい。
8月5日 会津 小野岳 林道終点〜小野岳山頂 こちらもブナの美しい山。
途中、眼下に神秘の伝説がある沼尾沼が見える。不思議な水の色をたたえている。
8月6日 会津 駒止湿原   本当は博士山に登る予定だったが、天候不安のため中止。駒止湿原の散策に切り替える。
一般の入り口とは反対の方から入った。
8月18・19日 会津 会津駒ケ岳 中土合公園〜登山口〜駒の小屋〜山頂〜小屋(泊)。
小屋〜大津岐峠〜キリンテ〜中土合公園
チングルマの大群落。ハクサンコザクラの大群落。
駒大池の湖面に浮かぶ白い雲。
かすかに見えた富士山。朝の雲海。
どれもこれも、楽しい思い出。
下山路では、稜線上に湿原や池塘があって、面白い。
ブナの深い森をのんびり歩く幸せ。
9月1日 上信 湯の丸・烏帽子岳 地蔵峠〜湯の丸山〜烏帽子岳〜地蔵峠 マツムシソウやワレモコウなど、夏も終わりかけの花々。
雲の白さ、空の青さが際立つ。
9月8日 上信 四阿山 鳥居峠〜的岩〜山頂〜花童子宮跡〜鳥居峠 マツムシソウ・アサマフウロ・ウメバチソウなどの花。
山頂からはバラキ湖・田代湖・レタス畑が見下ろせる。
彼方には、北アルプスの山々。槍の鋭峰も分かった。
9月15・16日 会津 三ッ岩岳 登山口〜黒檜沢〜避難小屋〜山頂〜避難小屋(泊)〜窓明山往復〜登山口 去年黒檜沢に新しく架けられた橋が、半壊していた。積雪か雪崩のせいだろうか?
登山靴のコバから浸水して、下山すると両足が完全にふやけて、マメを作ってしまう。
9月23日 尾瀬 燧岳裾野 御池〜燧裏林道〜温泉小屋〜見晴〜白砂峠〜沼山峠 初めて尾瀬に進出。といっても、夜行日帰りで、頂上を踏むのではなく、燧の周りをぐるっと一回り。
草紅葉と、ブナにからまるツタウルシの紅葉を楽しむ。
9月29日 日光 男体山 ニ荒山神社〜山頂〜志津小屋〜三本松〜バス(竜頭の滝で下車)〜ニ荒山神社 険しい登路。随所に砂防工事現場を見る。
頂上からは、360度の大展望と、眼下に箱庭のような奥日光。
帰りのバスが渋滞で動かず、途中下車して中禅寺湖畔を歩いて戻る。
たびや食堂で夕食。
10月6日 新潟 守門岳 二口登山口〜保久礼小屋〜大岳〜青雲岳〜守門岳〜登山口 日本海側のブナ林はさすがに一味違う美しさ。見とれてしまう。
長く険しい下り坂で、膝を痛めてしまい、足を引きずりながら戻る。
10月10日 群馬 本白根山 ロープウェイ駅〜山頂 山頂で休んでいると、地面からプチプチ音がする。朝陽を浴びて、凍結した地面がはじけ解ける音だった。
10月27日 奥秩父 笠取山 作場平〜笠取小屋〜山頂〜水干〜馬止〜一休坂〜作場平 ブナやミズナラの葉が落ちて、明るい登山路。
多摩川源流である水干は本当にわずかの水滴から始まっていた。
馬止の先で土砂崩れ有り、一休坂まで戻って下山す。
東京都の水源の森となっていて、水道局員にアンケートを求められた。
11月10日 群馬 伊香保森林公園・二ッ岳 公園管理棟〜オンマ谷〜雄岳・雌岳〜管理棟 野生のリスと遭遇。
オンマ谷で、マユミの赤い実がいっぱい。
11月17日 奥多摩 鷹ノ巣山 東日原BT〜稲村岩〜鷹ノ巣山〜石尾根〜六ッ石山〜奥多摩駅 本年5月に鷹ノ巣山へ行った翌日、肉離れをおこしてしまった。自分の中でその決着をつけるため、再度鷹ノ巣へ登った。
でも、そんな個人の思惑とは無関係に、山の懐は大きかった。
11月23日 群馬 浅間隠山 二度上峠〜山頂 登りで霜柱をザクザクと踏み、下山ではぬかるみに悩まされる。
12月1日 奥多摩 三頭山 大平入口〜西原峠〜大沢山〜三頭山〜鞘口峠〜都民の森 風強く、冷たい。雪が風に飛ばされてくる。
槙寄山からは真っ白で三頭山は見えず。
山頂につく頃には天気回復し、藤さんも見える。
12月15日 東秩父 鐘撞堂山 円良田湖〜鐘撞堂山 付近には五百羅漢像、普賢・文殊を従えたお堂があり、信仰色強い。
12月22日 山梨 石割山 山中湖中宿BT〜石割神社〜石割山頂〜大平山〜山中湖 山中湖を従えた富士山が大迫力。
行く筋も踏み跡が乱れ、かなり荒れた登山道が痛々しい。
         

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